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2007年6月29日 (金)

議会閉会中も会派で勉強会

20070629194456 議会が閉会してほっと一息と行きたいところですが、今日は議会中に予定していた会派の勉強会を市内のホテルの一室を借りて開催しました。私の所属する政友クラブでは、議会中には最低1回の全体の勉強会を開催しています。

本日のテーマは、議会改革と医療制度の現状と今後についてで、会派の政調会が担当して設定してくれました。

議会改革については、多くの課題を抽出し、その中で短期的に結論を出すものと、今しばらく検討を要し中期的に取り組むべきものに分類し、それぞれの意見を出し合いました。しかし、やはり議員、同じ会派とは言えどもそれぞれ様々な視点から異なる意見を持っており、多くの課題が検討作業を続けることになりました。この議会改革については、私としても出来る限り精力的に進めていきたいと考えている一つですので、着実に結果を出せるように努力していくつもりです。

医療制度に関しては、成田市医師団の役員の方を講師として招き、国の医療制度改革についてや成田地域の現状の問題や今後の取り組むべき課題について、様々な資料を基に説明を受けることが出来ました。

成田地域の医療水準を上げることは、私たち会派としても優先順位の高い内容です。しかし、医療と一言で言っても私たちの視点と実際に医療を提供する医師のおかれている環境や求める医療環境の違いがあり、自治体として短時間に医療水準を上げることの難しさも理解したところです。

いずれにしても継続的に努力をして、医療を提供する側と受ける側の考え方の距離を縮める重要性を理解しましたので、今後も真摯に医師側の意見を聞く事も大事にしたいと考えています。

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2007年6月28日 (木)

6月議会閉会

Img_0440_1昨日、20日間の会期をもって6月定例議会が全議案が可決、同意され閉会しました。今回の通常国会とは異なり、会期の延長はありません。成田市議会でも臨時議会の時など会期の延長は何度かありますが、地方議会の場合、会期の延長が必要となる事は希です。

今回の議会は、議案数も少なかったため比較的円滑に日程が過ぎたように思います。特徴としては、各常任、特別委員会が改選後はじめての構成となって事で、新鮮に感じたことです。私が委員長を務める議会運営委員会も始めての定例議会となりましたが、ふり返ってみればスムーズな議会運営が出来たのではないかと思います。

しかし、何点か執行部の議会に対する配慮が欠けている点があり、事前に報告すべきと思われる内容がありました。今回は、選挙が有ったため執行部も6月定例議会までに発生した内容を適時に報告することが難しかったのかもしれませんが、今後改善を求めていきたいと思います。

議会運営委員長としての初仕事を終えた思いもありましたが、議会運営委員会としてはじめて閉会中の継続審査を議長に申し入れするなど、議会改革へ向けた一歩をようやく踏み出したところで、これからのやるべき課題に向けての思いが増した最終日となりました。

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2007年6月26日 (火)

空港会社に新社長 手腕に期待

成田国際空港株式会社の新社長に森中小三郎氏が就任しました。はじめての民間出身の社長と言うことで、人選時には様々な意見も官邸に寄せられましたが、私としては民間出身の新社長に期待したいと思います。

これまでの歴史を踏まえた上で、商社で培った経験や実績を活かして、会社としての組織のあり方、将来戦略などにその手腕を発揮して頂き、空港の発展が地域に好影響を与えてくれることを臨んでいます。

未だに、これまでの国土交通省出身者でない民間人が社長になってということで、空港周辺の地域振興策などに対して懸念する声も聞かれるところですが、今や成田空港の存在は地域と密接に結びついており、地域を無視した会社運営が成り立たないことを社長であれば周知していることと思います。

確かに、これまでの流れと異なる人事が行われたことで、地元に要らぬ心配の声が多く挙がったことは事実です。しかし、新社長が就任した現在においては、持っている力を成田空港のために傾注して頂ける環境をつくることに地元としても協力すべきであると思います。

幸いにも、前社長の黒野氏も役員として残られていますので、これまでの成田空港の歴史的経緯なども踏まえながら、厳しい空港の競争時代に突入していくこれから、森中社長のもと、新たな成田のステージへ向けて空港と地域が発展することを臨むだけです。

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2007年6月24日 (日)

人口争奪戦

今日は久しぶりに東京都心へ出かけました。わずか数時間でしたが、世界的な大都市として更に発展を続けているように感じます。

日本経済が戦後最も長い景気回復期間を続けている現在、特に東京では都市のいたるところでその雰囲気が感じられ、特に幾つもの建設中の高層マンションが私の目を引きました。

既に人口減少期に入ったわが国において、大都市圏への人口流入は地方の人口構造に直結する問題であることを意味します。過去には都心からの人口流出もありましたが、ここ数年は、都心回帰の傾向が強く、地方において人口の流出が問題となっています。これは、地方にとって見ると既に人口の争奪戦が始まっていることを意味し、地方都市にとって定住人口を如何に確保あるいは増加させるかが重要な課題となっています。

さて、成田市もこれまでは空港の恩恵に預かり発展を続けてきましたが、都心と共に発展する地域からは外れている地理環境にあることを考えると、人口争奪戦に備えた対策が求められることはいうまでもありません。いわゆる都市間競争が現実に始まっている事を理解しなけらばなりません。

成田市は、空港の存在によって今後都心との交通アクセスが順次整備され、都市としての機能が充実することが約束されています。しかし、鉄道や道路は線で結ばれるため、都心と成田の間にある都市も当然に交通利便性が向上する訳で、更に都心との距離は成田よりも短く、都心回帰の現状の傾向からすれば成田よりも優位であるとも考えられるのです。

このように、久しぶりに発展を続ける東京都心を見て、成田の都市としての将来のあり方を考えさせられた1日でしたが、他の都市の状況など絶えず目にすることも重要であると感じた1日でした。

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2007年6月22日 (金)

成田地域の新たな合併の現状

今日はようやく梅雨らしい天気になりました。梅雨入り宣言後夏の陽気が続いていましたので、気温が下がってお湿りのある今日が非常に過ごしやすく感じました。

さて、議会はいよいよ終盤で委員会日程の最後に総務常任委員会が開催されました。午後2時に開会して5時まで約3時間、それでも若干時間の不足を感じる内容でした。他の委員会に比べると、総務常任委員会は付託される議案も多く、毎回時間を要する委員会です。特に今議会は、一般会計の補正予算があり、具体的な事業が示されていましたので、質疑も多かったように思います。

委員会終了後に、幾つかの報告があり、その中で「成田地域合併・まちづくり研究会について」という資料が配付されました。成田地域の合併に関する研究といっても、なぜ下総・大栄との合併後間もない時期に、そのような組織が立ち上がっているのか不思議に思われる方も多いことと思います。

これは、千葉県が進めるいわゆる第2次合併構想で、成田市、富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町の2市4町の合併の枠組みが示されているため、今後の研究会的な組織を立ち上げたものです。

しかし、現実には合併機運は低く、特に成田市にとって合併後間もないと言うこともあり、市長をはじめ多くの議員が慎重な姿勢を取っているのが現状からすると、具体的な合併議論に至るまでにはかなりの年月を要するものと思います。また、多くの市民からも安易な2次合併を望まない声も寄せられていることから、私としても成田市と周辺地域のあるべき将来の姿について研究しながら対応して行きたいと思います。

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2007年6月20日 (水)

5番街を視察

20070620155434本日は空港対策特別委員会があり、委員会終了後、他の議員と共に成田空港第2ターミナルビル内に4月オープンした免税店モールの視察に行きました。お忙しい日程の中、小泉市長も同行され、市長が議員時代以来久しぶりのツーショットとなりました。この免税店街モールは、成田空港の誇る施設の一つで、「ナリタ5番街 Narita 5th Avenue」と言う名称です。

成田空港では、順次ターミナルビルの改修や航空会社の再配置など行い、旅客の利便性向上に努めてきましたが、この5番街もその代表的な施設の一つです。5番街と言えば、多くのブランドショップが軒を並べるニューヨークの5番街 5th Avenueを連想させますが、5番目の免税店モールであることが本来の命名のようです。

成田空港が民営化され、空港会社としても様々な事業に力を入れ収入を確保しようと努力している姿が見えます。

久しぶりに空港の制限エリア内に足を踏み入れましたが、夕方便の出発を待つ人々が多く目に付き、海外旅行を待つ人々が羨ましく思えました。

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2007年6月19日 (火)

給食費・保育料 悪質滞納者には法的措置

本日は、所属する教育民生常任委員会が開催され、付託された下総中学校の工事請負契約について審議を行いました。委員会としての結果は、全員賛成により可決すべきものと決まりました。

議案の審議終了後、委員会の所管事項に対する質疑があり、昨今問題となっている給食費や保育料の滞納者に対する今後の対応について説明がありました。この件は、過去私も議会で取り上げ、行政として取るべき対応について求めた経緯もあります。

他の自治体でも、税金をはじめ各種の利用料や使用料の滞納者問題について議論され、悪質な滞納者には法的な措置も執られるようになっています。しかし、これまでの成田市では、給食費や保育料に対して法的な措置まで視野に入れていませんでしたので、5年間を経過して払う義務が無くなったケースも多くあります。

本日の説明では、ようやく成田市でも悪質な滞納者には、断固とした態度で臨む姿勢が始めて明確に示されました。

最近の保護者の言動や行動が問題視されてきていますが、真面目に義務を果たしている大多数の市民と、悪質に滞納している一部の市民が存在することは許されるべきではありません。

今後の成田市の具体的な行動を見守っていきたいと思います。

尚、委員会の日程に入り、3日目を迎えた本日の教育民生常任委員会がはじめて委員全員クールビズで臨んだ委員会となりました。

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2007年6月18日 (月)

市営墓地 拡張へ

本日は、建設水道常任委員会が開かれ付託された議案の審議がありました。その中で、市営墓地である「いずみ聖地公園」の拡張事業について説明がありました。

「いずみ聖地公園」は、成田市の人口増加に対応するために昭和40年代後半に計画され、現在3235基のうち残っているのが僅か1基という状況で、数年前から拡張整備が望まれていました。

既に土地の買収も整ったことから、今議会の補正予算に工事関係費が計上され、夏以降に工事に着手する予定です。今後順次整備を進め、全体で新たに2,500基を整備する計画です。

現在の成田市の人口は、約12万2,000人。空港関連により多くの人々が成田市に住居を構え増加してきましたが、安心して成田市で生活出来る環境づくりを行政として後押ししていかなければなりません。

この墓地の整備も大きな額の税金を投入する事業でありますが、市民にとっても重要な施設であると認識することから、今回の補正予算と事業そのものに対して賛意を示したいと思います。

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2007年6月17日 (日)

特別委員会の所属は空港対策

8日から始まった6月議会も20日間の会期のうち、丁度半分を過ぎて、今週はすべて委員会が開催される日程です。各常任委員会の所属は、議会便りが発行されましたのでご存知の方も多いことと思いますが、14日に3つの特別委員会(成田市議会ホームページ)をつくり議員の所属も決定しました。

私の所属は、今期も空港対策特別委員会(通称 空対)です。この空対では、騒音問題をはじめとする空港周辺の問題や振興策、また、最近特に羽田空港の再国際化に向けて大きな動きがある事などに対して、成田空港を首都圏の国際基幹空港としてその地位を維持することに対しても、地元自治体の責務など議論していかなければなりません。

これまで羽田空港の国際線については、概ね2000km以内の範囲とされていましたが、需要のある長距離便(欧米線など)も視野に入れる考え方が浮上しています。また、羽田空港の国際化に対しては、首都圏のみならず全国的に見てもその方向性を支持する声が強い現実もあります。

このような状況の中で、成田空港を擁する成田市としては、空港の発展がこの地域にとって欠かせないと言う現実を直視し、あらゆる問題に対応していくことが必要な時期です。

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2007年6月15日 (金)

議会改革 その2インターネットの活用

昨日までの一般質問が終了し、本日より議会は委員会日程に入り、午後2時から経済環境常任委員会が開催されました。

さて、この場でも今期の議会改革への取り組みについて何度か触れていますが、その1の「会議時間」についてに続き、議会の公開という観点からインターネットの利用について議論を進め、出来るだけ早い時期にインターネット中継を実現したいと考えています。

成田市議会では、既にケーブルテレビでの録画放映を一般質問の第一質問と答弁に限って、さらに最大27分を限度として実施しています。しかし現状の成田市のケーブルテレビは、住宅地の限られた地域にのみ配信されており、情報の格差が生じています。

これに対して、インターネットはケーブルテレビに比べて遥かに配信できるエリアが広がること、更に自由な時間に見たい議員の質問を選択することも可能なことなど利便性が向上すると確信しています。

今後実施に向けて議会内で議論を深めて、市民の多くの皆さんに議会の状況をお届けできるように努力してまいります。

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2007年6月14日 (木)

続 米作り

200706141030245月10日に行った田植えから約一ヶ月が経過しました。過去の記事を読んでいただいた方はご理解いただけるかもしれませんが、田植えといっても保育園児と植えた特設の田んぼです。

一時その生育に不安を持ちましたが、今のところ順調なようです!?

食育が叫ばれている昨今、私が役員を務める保育園では、様々な試みを行っているところで、玄米のご飯を給食に採用したりしています。

これからの 稲の生育次第ですが、実りある秋には、私たちの特設の田んぼにも当然に大きな実りがあることを期待しているところです。 

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2007年6月13日 (水)

大学誘致 新聞記事と現実の隔たり

昨日の一般質問のやりとりで大学誘致に関する内容がありました。そして本日の新聞に「成田に環境大構想」と報道されました。

成田市はこれまで大学誘致に関して積極的な姿勢を示してはいましたが、具体的な動きはありませんでした。市民や議員からも、大学誘致に関しては、要望がくり返されてきましたが、1970年代頃から都内の有名大学が郊外へと積極的にキャンパスを求めて進出した頃や、過去多くの新設大学が設立された頃から比べると、地方にとって大学誘致は難しい課題となっています。

最近では、総合大学ではなく単科大学や専門的な内容の大学の新設が地方でも見られるところですが、少子化に伴う学生数の減少により大学経営も非常に厳しく、地方にとって大学誘致は益々厳しい環境になっています。

さて、この新聞報道を見ると、いよいよ成田市に大学構想が具体的に浮上し、あたかも現実味を帯びているかのように感じてしまう方も多いのではないかと思いますが、現状の成田市の状況とは大きく差があります。市長もかねてより政策の一つとして掲げて活動してきたのも事実ですが、具体的な話となると多額の財政負担が求められるため慎重にならざるを得ません。

私自身も高等専門学校の新たな誘致に関しては、成田市にとって有益と考えるところですが、将来にわたっての見通しを確実に行った上で、成田市に相応しくまた成田市の独自性を打ち出せる高等教育機関として何がよいのか、真剣な議論を展開しなければならないと考えます。

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2007年6月12日 (火)

議会への関心

本日も無事一般質問2日目が終わりました。4人の議員が登壇し、地域に限った内容や市全体にかかわる内容などについて執行部に対し質問が浴びせられました。

いつもと変わらない一般質問の日程でしたが、私なりに違っていたと感じたことが一つあります。それは、傍聴者がいつもより多かったと言うことです。と言っても、お目当ての議員の質問が終わると、同時に傍聴席からいなくなってしまう方々も多かったようです。

議会の傍聴に平日の日中訪れることが出来る人は限られていますが、折角の機会ですので、一人でも多くの議員の質問を、あるいは一つでも多くの質問と答弁を聞こうと思ってもらえるようになることが理想です。

現在の政治離れは、様々なことが複雑に影響していますが、成田市議会として取り組み改善できることに努力して改革を実行していきたいと考えます。

明日と明後日、2日間の質問が続きますが、議会の魅力をどのようにつくれるのか、市民にとってより身近で傍聴してみたいと思う議会とはどのような議論の場であるのか、考えながら議員の質問に耳を傾け、傍聴者の動向も気にしてみようと思います。

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2007年6月11日 (月)

一般質問始まる

本日より6月定例議会の一般質問が始まりました。一般質問初日の今日は、4名の議員からそれぞれ通告された内容について質問がありました。一般質問は、議員に与えられた権利で一人最大60分の持ち時間で3回まで質問することが出来ます。

自分で質問する時は、その内容について時間を費やして調査するため、行政の問題点などが改めて見えて来ることがあります。あるいはその一方で、問題であると思っていたことが、実は既に執行部において対応策が検討されていたり、解決されている事などもあります。

本日も、それぞれの議員から課題や提案がありましたが、私にとってはそれらを聞くことで行政の現状を知ることが出来る貴重な機会でもあります。そして、自分の知識の確認あるいはそれらを結びつけ自分の政策との整合や融合を図ることが可能です。

本日を含めて4日間、14日まで各4名の議員が一般質問に登壇しますので、それぞれの議員の質問に耳を傾け今後の活動に活かしたいと思います。

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2007年6月10日 (日)

成田市消防操法大会 優勝旗返還

Photo_2  本日成田市消防操法大会が北羽鳥多目的広場で開催され、昨年優勝し1年間預かっていた優勝旗を小泉市長に返還しました。

昨年より合併して消防団が増えた関係上、大会への出場は3年に一度となったため、今回は優勝旗を返還することのみが役割でした。消防団員としての活動も本来であればそろそろ引退の時期ですが、新人が思うように入団していないため、今年から再び平の団員に戻り活動を続けています。

さて大会の結果は、ポンプ車

  1. 並木町
  2. 伊能
  3. 本町・東町・田町

小型ポンプ

  1. 飯田町
  2. 前林第2
  3. 土室

各部とも大会に向けて、連日連夜訓練に励まれてきた事と思います。昨年私も地元消防団の代表として優勝させていただきましたので各消防団のご苦労の一端を理解するところです。優勝した2チームは、7月1日に今回と同じ会場で開催される印旛支部大会に成田市の代表として出場しますので、これから更に厳しい訓練が続くことになりますが、優秀な成績を納め県大会へ駒を進めていただきたいと願うものです。

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2007年6月 9日 (土)

つかの間の笑い 不動寄席

今日は、いくつかの行事の合間を縫って、落語を聴く機会を得ました。青年会議所関係の友人や後輩達が「金原亭馬生」師匠を成田山参道沿いの梅屋旅館にお招きし、「不動寄席」として開催したものです。

梅屋旅館での落語「不動寄席」は、私が青年会議所に所属していた時に、青年会議所の事業として開催した事もあり懐かしさを感じました。3年前の「不動寄席」でも「金原亭馬生」師匠をお呼びしましたので、当時事前の打ち合わせから開催まで青年会議所メンバーと苦労した事も思い出しながら楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

落語の根強い人気は普遍なようで、各地から多くの人々が楽しみに来ていました。成田という観光にも力を入れている土地柄、人々が訪れてくれる魅力を常に創る努力が欠かせません。都市間の競争が激しくなる中で、観光客についても争奪戦が繰り広げられています。市民が自ら創意工夫し、都市としての魅力を高めることに貢献していることには、行政としても積極的に支援することが必要であると実感しました。

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2007年6月 8日 (金)

成田市議会もクールビズ

いよいよ6月定例会が本日より始まりました。本会議において議案が上程され、その後全員協議会、議会運営委員会協議会が開催されました。いつもであれば定例会初日は、午後1時に開会しその後の予定もスムーズに進みますが、改選後始めての定例会、しかも初日と言うこともあり、全日程を終了したのは午後5時でした。

さて、懸案となっていた特別委員会の設置についてもこれまで通り3つの委員会を設置する事を確認し、14日の本会議において委員会の設置、委員の選任、正副委員長の選任を行うことが決まりました。

また、地球温暖化問題に市議会としても対応するため、市議会の委員会はノーネクタイとする申し合わせを行いました。しかし、本会議については、上着を脱ぐことは可能として、ネクタイの着用を義務づけるものとしました。

成田市議会の会議規則には、服装について規定していませんが、議員は議会としての品位を重んじなければならないと明文化されています。来週後半から始まる委員会にどのような服装で各議員が出席するのか楽しみなところですが、一方で成田市議会として品位を保つ努力もしていかなければなりません。

既に議会運営委員会として、各委員会の一般への公開を検討する事としましたので、近い将来(今年は無理ですが)、一般の市民の皆さんが各議員のクールビズファッションを見られる日が来るものと思います。

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2007年6月 7日 (木)

年金不安

年金の問題が続き、国民の多くに不安を与えています。昨日の報道によれば、年金保険料の納付記録で、これまで該当者不明とされていた5000万件に加え、新たに1430万件が該当者不明のまま残っていると判明しました。

年金システムの将来への不安が過去に大きく議論されましたが、連日年金の問題が明るみになるにつれ、もっと根本的かつ重大な過失が社会保険庁にあったことが判ってきました。先進国であり、世界でも生活しやすい国家として知られるわが国日本ですが、義務を果たしたにもかかわらず、権利として支払われるはずの年金が国家の怠慢によって受給できない事態が発生していることは、国民への責任を果たせない国家として見られても仕方ありません。

年金システムの将来推計は、出生率が大きく左右するわけですが、昨年の出生率が1.32と改善した報道もあったばかりです。しかし、将来への明るい報告があっても、年金システムの根本に問題があっては、まったく無意味です。国家の基本は国民です。国民の幸せと生活の安定が無ければ国家の繁栄はありません。

今後、現在の問題に対する国の責任が果たされ、早急に年金に対する不満と不安を払拭する努力を求めて行きたいと思います。

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2007年6月 5日 (火)

ユネスコの寺子屋運動

今日は、近隣のユネスコ協会で組織する印旛ユネスコ協会連盟の会議があり、共同でカンボジアに建設中の寺子屋について協議しました。寺子屋と聞けば江戸時代に庶民の教育の場となっていたことは、日本人の誰もが知っていることです。この寺子屋と言う考え方を世界平和に結び付けようとして活動しているのがユネスコの世界寺子屋運動です。

世界の恒久平和を目指す上では、人種や宗教の違いから生ずる摩擦を減少させる必要があり、文字の読めない人々に教育を受ける機会を提供し、相互理解が可能な環境を作ることが必要です。しかし、アジアを中心にいまだに世界でも約10億人の人々が文字も読めず、教育を受ける機会にも恵まれていません。

成田ユネスコ協会でも寺子屋運動を実践し、昨年度はカンボジアのアンコールワットに近いシェムリアップ地区に寺子屋を建設するため準備を進めてきました。そして今年7月30日に完成の式典が急遽開かれることとなり、その対応について本日協議しました。

結果的には、7月30日の式典に何人かが参加することとして、来年の2月ごろに改めて参加者を募集してスタディツアーを行う方針を確認しました。

カンボジアへは、過去にも別のボランティアで4度行ったことがありますが、アンコールワット周辺は特に観光による開発が進み様相が一変しているようです。来年のスタディツアーに参加できる機会を得られれば、カンボジアの復興について知ることが出来そうです。

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2007年6月 4日 (月)

6月議会開会間近

週が明け、いよいよ今週金曜日から6月定例議会が始まります。小泉市長としても始めて自らの具体的政策の実現に向けた初の議会となります。特に、空港対策部の名称変更や、観光に照準を絞った担当課の創設は市長の強い思いがあるようです。

さて、これに対して議会は、特別委員会の設置が予定されています。特別委員会は常任委員会と異なり、その設置目的(限定した審査内容)と期間をあらかじめ設定した上でつくられるものです。しかし、成田市議会では継続的に議論する委員会として、常設的な運営がなされてきています。

今回も空港関連や交通網関係など、成田市が直面する課題に対して特別委員会の設置が求められるものと予想しています。今週は、これらの内容について事前の議論が徐々に活発化しそうです。

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2007年6月 2日 (土)

議会改革検討 具体案その1

少しずつ、出来ることからと今期なすべき改革として、議会改革を目指しています。地方分権が進み、地方議会のあり方が真剣に議論され改革の必要性が求められているためです。

議会改革は、選挙の際も政策の一つとして掲げさせていただいた内容です。12年前の初当選から議員定数削減を訴え行動してきたのもその一つです。現在は、下総、大栄との合併直後であり、市域の拡大、更に人口も増え、新市建設計画の実行を確実に行う必要があることから、定数の議論については少し先送りにさせていただいています。

さて、議会の運営について定めた成田市議会会議規則がありますが、この中の内容に「会議時間は,午後1時から午後5時までとする」となっているため、午前中に本会議を開くことが出来ません。このため議会の日程が多く必要となっています。

この会議時間の決定は、成田市誕生の時のものでそれ以来変更されていません。当時は、交通網も未発達であった事などもあり、多くの自治体で午後から本会議が開かれることが通例であったようですが、現在は午前中から会議を開けるように定めてある自治体が多く存在します。

成田市議会は、古い伝統をこれまで重んじてきましたが、いよいよ真剣に改革を進めなければならない時期に来ています。出来ることから確実に!

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