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2007年7月31日 (火)

子育てと家事 そして政治活動を両立

今日の本格的な始動は午後からとなりました。現在妻が短期大学の通信教育を受け、資格取得を目指しています。妻としては2度目の短大ですが、通信教育とはいえ一定の単位を取得するために直接講義を受けなければならず、まさに今がその期間で、3歳と10ヶ月の二人の子どもの面倒や家事の一部を私が担当しています。そのため、今日の午前中は家のことで終わってしまったのです。

午後からは議会事務局へ行き、議会運営委員会で扱っている議会改革の内容について打ち合わせを行いました。特に現在の閉会中を利用して精力的に検討を進めたいと考え、近隣市議会の視察を計画しました。予定としては、8月6日に草加市議会と流山市議会を視察し、一般質問のあり方や委員会の公開、インターネット中継など優先的に取り組みたいと考えています。

その後3時からは、政策集団「夢の会」のメンバーと参院選の結果についてや自民党千葉県連の動きなど情報交換と8月の活動内容について話し合いました。

いよいよ明日から8月です。梅雨明けの発表も無いまま真夏の時間が過ぎていますが、今しばらく家事に追われながら活動を続ける日々が続きます。

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2007年7月30日 (月)

安倍首相続投への批判

参院選挙から一夜明けて、どこのテレビ局も夜まで様々な特集を組み、選挙結果と今後の国政の動向について取り上げていました。その中で特に目立ったのが安倍総理の続投に対する賛否です。

小泉政権を継承し、わずか10ヶ月でこの苦境に直面していますが、前回の総選挙で自民党が大勝した事がうその様です。ただ、安倍首相の政権の舵取りそのものには批判の声もそれほど大きいものでなく、小泉政権時代に表に出てこなかった影の部分が年金問題や格差社会、閣僚の不祥事などとともに一気に噴出し、政権に固執する自民党への不満に変わったように見えます。

自民党内部からは、「今回の参院選は政権の信任投票ではない」などと言う意見が多く聞かれますが、国民はそのような説明に果たして納得できるのか疑問にも思えます。事実、選挙戦では、「安倍を選ぶのか小沢を選ぶのか」街頭でよく聞かれたフレーズです。

私は、自民党の地方組織でしか活動していませんので、党本部の内部について知る由もありませんが、確実に自民党離れが広がっていると感じています。この状況の中で安倍体制の継続は、今後の自民党にとって良い方向となるのか不安を感じています。

ただ、ポスト安倍といわれている方々も、この場においては及び腰なのかも知れません。

自民党員でありながら、今日は少し辛口でした。

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2007年7月29日 (日)

参院選与党惨敗

参院選の開票作業はまだ続いていますが、既に各報道によると自民37、民主60が予想されています。与党、特に自民党に大きな逆風が吹く中で予想されていた数字の範囲でもあります。しかし、もしこの予想が現実のものとなると、今後の国政の運営や行方が心配になります。既に続投を表明している安倍首相ではありますが、国民の意思というものを考えなくてはならないのでは!?

投票率も前回に比べて少し上がりました。政治に無関心が年々増えて、選挙の投票率も低下傾向にありましたので、この点については少し安心したところです。成田市内の投票率を見ても、他の選挙に比べて参院選への関心が高かったことを裏付ける結果も見ることが出来ます。特に全国で、期日前投票が1000万人を越えたと言うことです。夏休みに入っての日曜日でしたから、実際の投票率にどのような影響があるのかも心配していたところですが、期日前投票制度が有効に受け入れられてきた現れでもあるのではないでしょうか。

今回の参院選の結果が、直接成田市政に大きく影響を及ぼすことはありませんが、あと数時間で最終的な結果も出るものと思いますので、もう少しテレビの前で過ごすこととします。

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2007年7月28日 (土)

千葉県消防操法大会と参院選最終日

本日は消防操法大会の千葉県大会当日であったため、印旛支部の代表として出場した並木町・飯田町消防団の応援に行きました。両消防団とも、地元の夏祭りと今日の大会が重なり、毎日の消防の訓練とお祭りの準備で追われていたようです。

ちょうど1年前を思い起こせば、私も同じ境遇で、地元消防団の責任者として三里塚祇園祭りの当日に千葉県大会に臨んでいました。団員の多くが祭り関係者であったため、大会行事終了後は地元に飛んで帰った記憶があります。

大会の結果は、

ポンプ自動車の部

  1. いすみ市(153点)
  2. 浦安市(152点)
  3. 大網白里町(144.5点) 
  4. 八街市(142.5点)

 10. 成田(並木町)

小型ポンプの部

  1. 我孫子(78点) 
  2. 富津市 
  3. 印旛村 
  4. 成田(飯田町)

並木町・飯田町両消防団の暑い夏が終わりました。

20070728122759その後は、千葉県消防学校を後にして、参院選の白須賀候補の応援演説に小池百合子防衛大臣が成田市内に来るということであったので、仲間とともに街頭演説が行われたボンベルタ前に向かいました。

ボンベルタ前に到着したのが12時10分で、既に街頭演説が始まっていましたが、候補者本人や小池大臣の演説には間に合うことが出来ました。

急な事にもかかわらず、非常に暑い中、私が誘った方々も足を運んでいただきました。

長いようで短かった参院選の運動も本日で終了しましたが、自民党不利のまま投票日当日を迎えることになった不安を感じながらこの書き込みを行っています。

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2007年7月27日 (金)

午後からの半日 すべてを育児に

今朝は、ボーイスカウトの隊員が4年に一度のキャンプへ出発するため、中央公民館での見送りを行いました。本日現在、関東地方は梅雨明けしていませんが、ここ数日蒸し暑い日が続いています。ボーイスカウトが向かったのは、群馬県の高原ですので、快適な気候の中ですばらしい思い出がつくれることを期待して見送りました。

その後、午前中は出来る限り事務的な作業を行いました。というのも、今日は、私が理事長を務め、妻が職員として勤務し、二人の子どもを預けている保育園の「納涼祭」当日でした。この「納涼祭」当日は、午前で保育終了、しかし職員は総動員で夕方からの納涼祭の準備、と言う事になると子どもの面倒は私しか見ることが出来ません。

そこで、午後から妻が戻った夜9時まで、二人の子どもの面倒を一手に引き受けました。普段から、出来るだけ子どもと接し、育児の中で出来ることは手を出しているつもりでしたが、やはりそれも一部であると言うことに気がついた半日です。

少子化が議論され、様々な経済的応援策が現実に見られる最近です。しかし、あるべき姿として議論されつつも、現実味を帯びない育児と仕事の両立ができる社会の実現こそ、重要であるということを身をもって体験した日となりました。

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2007年7月26日 (木)

空港関連の勉強会に参加

「アジアゲートウェイ構想と成田空港の役割:最近の成田・羽田をめぐる議論」と題する、成田空港対策協議会の勉強会が開催され参加しました。講師は、明治大学の戸崎 肇氏で、最近の羽田空港の国際化推進の議論に対して、これまで日本の国際拠点空港として位置づけられてきた成田空港の今後や、両空港の共存についてなど様々な角度からの意見を述べておられました。

戸崎先生は、航空会社勤務の経験もあり、航空政策に精通しているのは勿論、交通政策全般の専門家として知られています。

今日の講演の中で私が特に興味を持った内容は、

  • 羽田は近距離便、成田は長距離便という区別が理想などと言われているが、航空会社のアライアンス化が進んでいる現在、航空会社の経営効率を考えた場合問題がある
  • アジアの大規模空港整備に目を奪われがちだが、日本は、同じ競争の土俵に乗る必要は無く、独自性を求めるべきである
  • 成田と羽田の今後については、一体的運用を行うか、あるいは競争相手として互いに競うかという両論が存在する
  • 羽田ー成田間のアクセスを本格的に議論すべきで、リニアモーターカーの実用化も考えられる

最後に成田空港の歴史的背景が風化してきている現状を理解し、忘れ去られることの無い努力をする必要があるという指摘がありました。また、成田空港にとって厳しい意見がある今だからこそ、成田が地域をあげて議論し努力できる「千載一遇の機会」であるとの意見に少し応援をもらったような気がしました。

羽田ー成田間のアクセス問題で、地下深く整備する大深度リニアモーターカーの構想が現実になって欲しいと個人的には強く思っています。技術の日本を世界に示すためにも!

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2007年7月25日 (水)

お祭り準備着々と

20070726094426 昨日と今日の天気からすると梅雨明けか?と思いましたが、まだ梅雨明けは先のようです。そんな中、来月4、5日に開催される地元三里塚の祇園際の準備が進められています。既に中心部にはお祭りの提灯が飾られ、また今年も祭のシーズンが来た事を実感しています。

祇園際の準備は、それぞれの役割があります。街の飾り付けなどの他に子どもたちを交えた踊りやお囃子の練習も当日を迎えるまでの大事な準備のその一つで、その練習が今日から本格的にはじまりました。神社に近い我が家では、お囃子の音が良く聞こえて来ていました。

決して大きなお祭りではありませんが、私の地元三里塚では最も大きな行事ですので、私も毎年必ず参加しています。

今日の日中には、このお祭りに小泉成田市長も出席したい旨の話がありました。普段は中心部から離れているためか、あるいは広い成田市だからか、私の地元で市長にお会いする機会は限られていますが、地元の実情を知って戴く意味でも歓迎です。

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2007年7月24日 (火)

公津消防分署着工 更に延期

6月議会で補正予算化され、いよいよ本格的な工事が始まると思われていた(仮称)公津消防分署の着工時期が更に延期されることになりました。

この公津消防分署は、昨年8月に入札が実施され落札した業者との間で昨年の9月議会で契約が成立していましたが、その後請け負った業者から予算が合わないことを理由に工事の着工が延期され、最終的には契約解除となったものです。

契約解除に至るまでの問題は、設計業者の過失、設計に不備があったにもかかわらず発注した成田市、予算を算出し応札しておきながら数ヶ月後に予算不足を訴えて着工しなかった業者、この3者全てに問題点が存在します。

先の6月議会では、設計内容を一部変更し、それに伴う予算の不足分を補正し、議会としていよいよ着工の運びとなることを望んでいました。

ところが6月20日に施行された建築基準法の改正に伴い新たな構造計算が必要となったため、更に工事着工が約半年延期されるとの発表が7月23日付で正式に行われたのです。

建築基準法改正の主な内容は、姉歯元建築士による耐震偽装の問題に端を発し、構造計算を巡る議論が続けられ、新たな基準が設けられたものです。この法律改正については、既に数ヶ月前から明らかにされており、6月20日以降に着工する一定の要件の建築物については注意が必要でした。

公津消防分署は、今回の法律改正によって改めて構造計算が必要な建築物に該当し、建築確認申請そのものを取り直す必要が生じてしまったのです。

実は、私がこの件を知ったのは今月初め。もっと早くこのブログで明らかにすることも出来ましたが、市の最終方針や具体的スケジュールが出るまで公表を控えていました。

6月20日と言えば、6月定例議会中であり、27日に最終日を迎えるまでに執行部からは何らそのような説明が無かったことは、成田市の対応として疑問を持たざるをえません。

今回の一件で感じたことは、公共事業の発注者としての責任を成田市が重く感じていないのではないかと言うことです。既に入札改革については、抜本的な見直しを行ったところですが、発注者としての義務を果たせる技術力と情報力が成田市には足りないようです。

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2007年7月23日 (月)

議会運営委員会開催

本日午後2時より、議会運営委員会を開催しました。都合により委員1名の欠席がありましたが、議会改革について今後取り組むべき項目について確認しました。

各委員からは既に、具体項目に対する考え方なども示されましたが、内容が多岐にわたりかつ検討に時間を要すべき内容が多いため、個別の議論については次回以降から本格的に行う予定です。

検討内容の中には、一般質問の方法についてや本会議場及び委員会室の改修も含まれていることから、急遽来月3日に様々な取り組みを行っている他市の議会を視察することに決定しました。

私個人としては、目指すべき議会像があるためその方向性を目指したいと考えているところです。しかし、本日はじめて議会改革の具体内容について公式な場で議論を始めて、議員個々に様々な意見がある事を改めて認識し、平坦ではない改革への道のりを実感したところです。

これまで個人の政策として掲げてきた議会改革を、成田市議会の改革として実現するため、努力を続けていかなければならない日々がしばらく続きそうです。

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2007年7月22日 (日)

「ユネスコと世界遺産」展 成功裡に終了

20070722180213今日もいくつかの行事に参加し1日を終えました。特に昨日に続き、地元地区での夏祭りでは、イベントに地元の「華緒会」という女神輿のお囃子グループが招待されており、助っ人として参加しました。この「華緒会」のお囃子は、約10年前ころから私の主導によって徐々に組織され、三里塚祇園祭りに参加しています。最近では、小学生や中学生も一緒になってお囃子を奏でています。正直言うと、完成度はまだ今ひとつのところもありますが、みんな一生懸命練習を重ねています。

その後、ユネスコ協会が主催していた「ユネスコと世界遺産」展の最終日であったため、公津の杜ユアエルムで片づけを行いました。準備の時には、かなりの時間を要しましたが、参加者が力をあわせて効率よく約2時間で片づけを終了できました。

20070722190815常日頃から、成田ユネスコ協会の存在や活動内容が知られていないと悩んでいましたが、展示会期間中この1週間は、3,000人を超える方々が足を止め、掲示したパネルを興味深く見ていただき、ユネスコへの理解が拡がったものと思います。

今回の試みは、ユネスコ協会としてもはじめてのことで、どのような効果や反応があるのか心配していたところですが、ユアエルムさんのご協力もあり、主催者側としては十分な手ごたえを得ることが出来ました。

議員としての活動のほかにも、このようにボランティア的な活動に日々追われている毎日ですが、政治的な面だけでなく幅広い活動が成田市発展に寄与すると確信していますので、今後も活動を続けて生きたいと思います。 

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2007年7月21日 (土)

行事目白押しの土曜日

昨夜の帰宅が遅かったため、少し睡眠不足でしたが、朝7時30分から政策集団「夢の会」の打ち合わせ会議に参加しました。朝食をとりながらの打ち合わせで、メンバー6人のうち忙しいにもかかわらず5人が参加し、今後の政治団体としての活動内容や目前に迫った八街市議会議員選挙への対応を話し合いました。わずか1時間という短時間のため、詳細まで結論を得ることは出来ませんでしたが、今月末に改めて成田市内で会議を持つことになりました。

その後は、来月初旬に開催される三里塚祇園際の準備のために一旦帰宅し、準備作業で使用する資材の運搬を行いました。

午後は、宴席を掛け持ち、夕方からは招待を受けていた西三里塚の夏祭りに出席しました。

途中、携帯に支援者から電話をいただき、例年出席していた行事が今日であったことを知らされましたが、既に午後8時近くで開催場所までの距離を考えても、行く事が不可能であると判断したため丁重にお断りした次第です。

例年様々な行事が重なるこの時期、スケジュールの管理を怠ると今日のようにじたばたしてしまいます。明日もまた既に同時刻にスケジュールが入っているなど忙しい日程が続きますので、事前に予定をもれなく把握し時間に無駄の無いように活動をしていきたいと思います。

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2007年7月20日 (金)

成田市議会 改革の道のり

成田市議会で初となる議会閉会中の議会運営委員会を、来週23日に開催します。地方議会の改革の必要性が叫ばれ、各地において具体的な改革を実践している中で、成田市議会は、改革への議論が進んでいませんでした。しかし、現状の成田市議会は、地方分権の流れが加速するにつれて、幾つかの弊害も出てきているところで、改革を推し進める必要に迫られています。

昨日まで議会事務局職員と検討する項目を抽出したところ、20を越える内容がありました。この項目の中には、短期的、中長期的に議論を要するものが含まれ、比較的早期に実践出来る内容もありますが、逆に結論を出すまでにかなりの労力を要すると思われる内容も含まれています。

幸いにも、今のところ議会運営委員会の委員の方々も改革の方向性についてはご理解戴いていますので、委員長としての責任を果たせる今期の前半に集中的に取り組んでいきたいと考えています。

議会改革は、市民に見えにくい部分でありますが、成田市発展に欠かせない内容であると信念を持って進めていきたいと思います。

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2007年7月19日 (木)

選挙制度 比例代表非拘束名簿制について

参院選も公示から1週間を過ぎ、いよいよ後半戦です。序盤戦までの世論踏査の結果が既に報道され、依然として自民党に厳しい風が吹いている状況は変わっていないようです。

さて、現在の参議院の選挙制度は平成12年に改正されたものですが、比例代表の非拘束名簿制の導入によって選挙手法も大きく変化しています。そもそも比例代表制を導入した経緯の中に、全国区選挙の問題点があったと記憶していますが、現在の非拘束名簿式はまるでかつての全国区選挙のようです。

非拘束名簿制によって、候補者は政党名よりも個人への投票をお願いする戦いを組織などを通じて全国的に展開しています。既に私も、同じ自民党の候補者でありながら、5人の方から自分の名前を書いて欲しいとのお願いが直接、間接問わずありました。

この政党名を記せず、個人名を優先する選挙とかつての全国区制の選挙との違いを有権者の皆さんは理解出来るでしょうか。

選挙制度は、その国の政治体制や民主主義のあり方を比較する上で重要な内容であることは言うまでもありません。その選挙制度は、当然に短い期間で変更されるべきものではないと考えます。しかし、これまでも何度も大きな改正があったにもかかわらず、更に未だに現在の制度を批判する声が止まない状況を考えると、我が国にとって今後も常に議論をしていかなければならない課題なのかもしれません。

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2007年7月18日 (水)

成田市の悪しき伝統 横並び主義

16日に発生した新潟中越沖地震の被害拡大が続いています。今日になって残念ながら死者10人を数えました。また、依然避難所生活を強いられている方々も約5000人と聞きます。犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々にもお見舞い申し上げます。

さて、最近では災害によって多くの被災者が発生した場合など、自治体間で支援物資を送る例が見られます。成田市でも記憶に新しいところでは、3年前の新潟中越地震の際、地震発生後3日目に支援物資を市の職員が直接現地へ届けた経緯があります。

そこで、地震発生から3日目となった本日、今回の成田市としての対応について問い合わせてみました。すると、今回は3年前の地震に比べて被害の規模が小さいので今のところ早急に対応する予定はないとのことでした。また、他の近隣自治体の動向を見ながら対応していくとの判断が本日されたようです。

災害発生後、被災地では様々な混乱があるため援助物資の提供や輸送については、単に物資を送るのではなく、受け入れ側の事情など一定の配慮をすることが必要であるとは言うまでもありません。しかし、成田市としての判断が、他市の動向如何によって決定されるかのような考え方が示されたことに不満を感じました。

これまで成田市では、とかく他の自治体の動向などを重視しながら自らの施策の方向付けを行ってきたことが往々にしてあります。今回もその成田市の考え方を基本としているようで、自ら積極的に被災地の情報を収集し独自の判断を行うといった姿勢が残念ながら感じられません。

市民第一優先の行政であることは重要ですが、その市民が誇りを持てる自治体であることも重要であると考えます。それには、これまでの成田市の受身の姿勢を捨て、積極的な独自判断によって施策を推し進める姿を常に見せることも必要なのではないでしょうか。

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2007年7月17日 (火)

「ユネスコと世界遺産」展 是非ご来場を!

20070716130055  昨日、新潟中越沖地震の関係でお知らせすることが出来ませんでしたので、1日遅れですが標題の件についてご報告したいと思います。

私が事務局長を務める成田ユネスコ協会の主催で、公津の杜のユアエルムを会場に、「ユネスコと世界遺産」展を昨日より開始しました。期間は、22日(日)までで、入場無料です。

主な展示内容は以下の通りです。

  • ユネスコについて
  • 日本の世界遺産
  • 世界にある代表的な世界遺産
  • 市内の小中学校を対象に身近な地域遺産を題材とした絵画展の優秀作

20070716130231本日は、初日であったため午前9時から準備をはじめ、午後1時のオープニングセレモニーとなりました。そのオープニングセレモニーでは、成田市立西中学校吹奏楽部の演奏があり、花を添えて頂きました。

連休最終日でしたが、買い物のついでに多くの方が足を止め展示物を見て頂き、主催者としても嬉しい限りです。期間中は、ユネスコについてのクイズも実施し、参加して頂いた方には心ばかりですが景品を差し上げていますのでこちらも是非ご参加頂ければと思います。

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2007年7月16日 (月)

またも新潟 地震の恐怖

「16日午前10時13分頃、甲信越地方で強い揺れを感じました」と携帯メールを受信。そのころ私は、公津の杜ユアエルム内で「ユネスコと世界遺産展」の準備中でした。午後1時からのセレモニーに間に合わせるためメールの内容もあまり気にせず作業を続けていたところ、震度や被害の拡がりがその後明らかになってきました。

新潟での地震といえば、3年前に発生して大きな被害をもたらした新潟中越地震を思い起こす人が多いことと思います。あれからわずか3年という短い周期で新潟中越を中心に震度6強の大きな地震が発生したことに驚きを覚えるところです。

私は、大学で建築物の地震応答解析を主に研究していた経験があります。当時は、何も気にせず過去に発生した大地震の地震波を入力データをとして解析を行っていました。その中の一つが昭和39年に発生した新潟地震であり、3年前の地震の際には新潟での大地震発生が約40年という周期であるのかと当初感じました。しかし今回はわずか3年の周期で大地震が発生し、大きな被害をもたらしています。

地震に慣れているわが国ですが、地震のエネルギーは凄まじく、特に地震波と地盤の関係、また建物固有の持つ性質の関係によってその被害は大きく異なります。そのため、いわゆる直下型でなく、震源地から離れているからといっても安心できません。事実、今回も震源地からの距離と揺れの強さは比例しない結果となっています。

幸い、成田地域では過去にも大きな地震を経験したことはありませんが、今回の地震と同様、直下型ではなくて震源地から離れていても地盤と地震波の関係で大きな揺れを発生することがありますので、備えが必要です。また、地震をはじめ自然災害に対する備えは、事前に行うことが今後も難しいことから、いざ災害が発生したときの被害を最小限に抑える努力が日ごろから必要で、行政の役割も重要です。

未だ今回の地震の被害の詳細は、明らかになっていませんが、被災された方々やその地域の皆さんに心からお見舞いを申し上げるとともに、事前災害から市民の生命財産を守る政策の重要性を再認識しました。

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2007年7月15日 (日)

各地で夏祭り

20070715085138_2先週成田祇園祭が終わり、いよいよ成田の夏祭りシーズンがやってきました。台風の影響であいにくの天気ですが、今日もいくつかのお祭りが行われています。

市内の八代地区の八坂神社も本日が祭礼当日で、午前8時30分より神事が執り行われました。しかし悪天候のため、昨日まで折角準備をしたにもかかわらず、お神輿の渡御も予定を変更せざる得ないとの事で、特に子ども神輿は地区内を回らずに終了せざるを得なかったようです。

しかし、地元にとって大事な年に1度のお祭り。地元の神輿保存会の皆さんは、雨の中でも威勢良くお神輿を担いで神社を出発しました。

20070715091011_1例年であれば私も祭り姿で参加するところですが、本日は他の行事と重なっていたため、神社からお神輿の出発をお見送りして失礼させていただきました。

今日はこれから、他の行事へ参加し、また明日から公津の杜のユアエルムで開催される「ユネスコの世界遺産展」の準備を夜間にしなければならず、忙しい日程をこなす予定です。

現在、一旦自宅に戻っています。時間は午前10時50分

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2007年7月14日 (土)

自民党成田市支部の総会に出席

現在17時。台風が九州を直撃し、明日に欠けて関東地方にも接近する恐れが強いようで、先ほど携帯のメールに「消防団員は連絡の取れる体制でいるように」との指示が有ったところです。既に九州地方では、大雨と台風の直接的な被害によって災害も発生しているようなので、今後の警戒が必要です。

この台風の影響もあって、朝から雨が続く中、平成19年度の自民党成田市支部の総会が午後2時から開催され、その後懇親会にも出席して、今現在いったん事務所へ帰ってきたところです。

参院選のまっただ中ですのでやはり話題は、千葉県選挙区の定数3に対して、自民党公認候補2人が共に議席を獲得出来るかが焦点でした。総会後の懇親会では、2人の公認候補も忙しい中にもかかわらず会場に顔を揃え、それぞれの政策や決意を直接訴えました。

自民党への逆風がやみません。このままこの流れが29日の投票日まで続くようであると、自民党にとっては厳しい結果が予想されます。身近な人々に自民党への応援をお願いしても、厳しい反応が返ってくる今回の選挙です。

小泉政権時代は、小泉純一郎に対する国民的人気によって自民党も着実に議席を獲得してきました。しかし、いつかは必ず自民党に厳しい時が来るとも予想していたところです。

政治は日々動いています。また社会の目まぐるしい変化によって、時に政治が追いつかない場面も多々見られる昨今です。しかし、責任を持って国を導くことが出来る政党は自由民主党であると信じていますので、微力ではありますが29日の投票日まで頑張っていきたいと思います。

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2007年7月13日 (金)

「夢の会」打ち合わせ

20070713150702今日は久しぶりに政策集団「夢の会」のメンバーが全員集まり、来月告示される八街市議会議員選挙への対応について協議しました。八街の市議選には、「夢の会」のメンバーである山本義一市議が4期目の挑戦をします。そこで、同士としてどのような応援体制をとるか協議し、またその他にも参院選の分析や情報交換を行い、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

「夢の会」は、旧印旛郡の成田、佐倉、八街、富里、印西、栄出身の市会議員4名、県会議員2名を構成員として、自治体間の情報交換や、研修、広域的な政策の立案などを行っています。既に発足から10年近く経過したところで、今年は団体として政治的な活動を本格的にスタートさせようと検討しているところです。

日ごろは、議員としてそれぞれの自治体内の活動が主となりがちですが、定期的にこの「夢の会」を開催することで、情報や知識を得ることに役立っています。今後も同士としての結束の下、それぞれの自治体は勿論のこと、印旛地域全体の発展のためにも努力を続けることが重要であると考えています。

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2007年7月12日 (木)

学校の遊具総点検実施中

昨日、友人から「小学校の遊具か使用禁止になっている」との電話を戴きました。使用禁止の理由を更に聞いてみると、安全性が確認出来ないものについて教育委員会が使用禁止としているようだとのことでした。

そこで、今日改めて教育委員会に問い合わせてみました。説明では、今年度遊具の点検について予算化し、現在点検を実施中であるとの事でした。ところが、実際に点検を行っていくと思ったよりも多数の遊具の安全性が確保出来ず、使用禁止となっているものが数多く発生しているとのことで、安全に使用出来るように改良などをするのに多額の予算も必要となるとのことでした。さらに、よく見かけるPTAや卒業記念等として自作で設置した遊具については、その多くが基準に合わないため撤去しなければならない可能性があるとのことでした。

間もなく夏休みとなり、学校生活での遊具の使用は暫く無くなりますが、このままでいくと9月の二学期以降も使用出来ないという事態が発生しそうです。

今後、9月の議会へ向けて補正予算を計上するかなどの議論が行われるものと思いますが、教育委員会に対して、学校生活や一般の利用に出来る限り支障がないような対応を要望したところです。

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2007年7月11日 (水)

明日 参院選公示

いよいよ明日、参院選挙が公示され17日間の選挙戦に入ります。千葉県選挙区では、今回定数が1増えて3に対して、8人が立候補する見込みだそうです。

既に世論調査によると、今回の選挙への有権者の興味は、3年前の前回を上回っているという結果が報道されています。しかし、投票率にこの結果が果たして現れるのか、また17日間という短くて長い選挙期間中の各党の動きなど、まだまだ想像することも難しいところです。

私も本日は早朝からJR成田駅西口で自民党候補者の応援の辻立ちを行いました。その時に、やはり自民党に対する反応の悪さを肌で感じ、また実際にはっきりと応援しないと言う言葉も浴びせられました。

自民党にとって逆風である事は理解しつつも、重要な今回の選挙、自民党に党籍を持つものとして責任を果たさなければなりませんので、最後まで応援を続けるつもりです。

なお明日12時、千葉県庁前に安倍総理が応援演説に来るそうです。それだけ千葉県選挙区の厳しさを物語っているのかもしれません。

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2007年7月10日 (火)

新規採用試験 受験者数約350人

去る7月1日、平成20年4月1日付上級及び技術系職員の新規採用試験がありました。この試験は、印旛郡市職員採用共同試験として毎年実施され、1次試験という位置付けです。

この試験では、一般行政職20名程度、技術系土木5名程度、技術系建築若干名の採用予定に対し、何と成田市志望者約350人もの受験がありました。

ここ数年公務員志望も増加し、益々狭き門となっている傾向もあります。特に目立ってきているのが、4年制の大学を卒業後、公務員試験に対応するため専門学校へ通った後に採用試験に挑戦している例などです。これは、大学で学ぶ内容だけでは公務員試験に合格することが難しくなっている事の表れです。

1次試験の結果を参考に受験者を選抜し、2次試験は成田市独自で行うこととなります。そして最終的に、選ばれ限られた人材のみが晴れて来年の4月、成田市職員として採用されることになります。

このように厳しい試験を通過してくる職員の皆さんですが、本当に公務員としてまた、成田市職員として有益な人材に成れるかは、今暫くその成長を見ることとなります。また、いくら優秀な人材を採用しても、適切な人材の養成制度と人事制度が機能しなければ意味がありません。このことは、ここ数年議会において訴え続けてきたところですが、先進的な人事制度と比べると成田市の現状に不満を持たざるをえない部分が多々あります。

来年4月に素晴らしい資質を持った人材が、成田市発展のために、また市民のために成田市職員と成られることを期待すると共に、持っている力を存分に発揮出来る体制を整える必要性も継続的に訴えていきます。

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2007年7月 9日 (月)

当たり前を見直す

先週終わりに、会派外の新人議員から議会運営委員長として要望したいことがあると電話をもらい、今日議会運営にかかわる要望を戴きました。具体的な要望は3点で、主に執行部から提案される議案の説明について、もっとより詳しく丁寧な説明を文書として作成して欲しいというのが主な内容です。

この内容に対して、最初は今の内容で何か不備があるのかと考えていましたが、話をよく聞いてみるとなるほどと思う部分もあり、検討の余地も有るのではないかと考え直した次第です。

既に議員活動12年を超える私としては、当たり前の議会運営が、新鮮な目から見ると当たり前ではないという事実があることを改めて感じました。

この6月末から議会運営について、改革を行うべく議論を開始しているところですが、私の考えている内容の他にも改善すべき点が有れば、真摯に耳を傾けて議論のテーブルにのせて行きたいと思います。

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2007年7月 8日 (日)

家族と過ごす

今日で祇園祭3日目。心配していた天気予報も外れて、今年の成田祇園祭は天候に恵まれました。ここ数年、祭見物の人出も大変多く、特に夜間は山車や屋台の運行に支障を来すのではないかと思うくらいです。しかし、成田という土地柄、市外からも多くの人々が訪れてくれることは、都市としての一つの力であり、魅力です。成田市として持つこの力を更に伸ばすために、行政としても可能な支援を行っていく必要性を感じました。

さて今日は、祇園祭を早々に切り上げて家族と共に1日過ごす時間に当てました。久しぶりに家族と過ごすゆっくりとした時間は、議員としての立場を忘れて一人の夫になり父親となります。毎日顔を合わせている家族でも、充分に会話する時間がなかったりして、お互いの変化に気が付かないこともあったようです。

特に子どもについては、実際には体重が思っていたよりも重く、また長男は、会話が段々と上手くなってきていると思わせる瞬間を何度となく味わう事が出来ました。

我が家では、まだまだ子育てが大変な時期で、今暫く慌ただしさも続くと思われます。忙しさを理由に父親としての役割を疎かにせず、これから迎える本格的な夏、議員としての活動と夫として父親としての役割の両立を目指したいと考えた一日でした。

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2007年7月 7日 (土)

自民更に逆風か 赤城農水相の事務所費

週があけるといよいよ参院選が公示され、選挙戦に突入します。市民の方々とお話しすと、年金問題や事務所費、久間防衛相の辞任など、自民党に関係する報道が続いているため今回の選挙については、一定の関心があるようです。

しかし、多くの方のお話をよく解釈してみると、各党の政策よりも与野党の議席がどう変化するのか、あるいは安倍首相が続投できるのかなど単に選挙結果についての興味を多く持たれているように感じます。

そして、今日になって新たに、赤城農水相の事務所費問題が大きく報道されています。赤城農水相といえば、事務所費をはじめとして多くの疑惑を残したまま自殺した松岡農水相の後任です。本人ならびに首相のコメントでは、問題ないとの事ですが、大きく報道されていることから今後の展開が気にかかるところです。また、仮に事務所費の処理に問題が無いとしても、国民の目線からは理解しがたい「政治とカネ」の負のイメージが強くなり、選挙での投票率や投票行動にどのような影響があるか心配しています。

私は、現在個人として自民党籍を持ち、地元の支部でも役員を務めています。当然に自民党候補を応援する立場にありますが、既に強い逆風を感じていました。そこに来てまた新たな赤城農水相の報道があり、今後の選挙戦を戦っていく上で頭の痛いところです。

政治に対して興味と関心を持って、どんな選挙でも必ず投票すると言う人もいれば、今まで一度も選挙に行ったことが無いという極端な人もいます。現在の報道を見ると、投票率の低下も避けられないところですが、是非一人でも多くの皆さんに重要な国政選挙である今回の参院選に投票してもらい、まじめに働いている多くの自民党公認候補へのご支援をお願いするものです。

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2007年7月 6日 (金)

「守ろう地球のたからもの 世界遺産」

いよいよ今日から成田の代表的な夏の風物詩、成田祇園祭が始まりました。梅雨時のお祭りなので、毎年天気が心配されますが、晴天は望めないものの3日間のお祭りの期間中、雨の心配はそれほど無いようです。

お祭り初日となった今日、午後からは市役所でユネスコ協会と教育委員会が共催した「守ろう地球のたからもの 世界遺産」講演会に出席し、司会を務めました。

ユネスコでは、毎年講演会を開催していますが、参加者を募るのに苦労しています。しかし、今回は教育委員会との共催となり、成田市生涯大学院の講座にも指定されていたことから、約130名の方々に参加していただくことが出来ました。

講師には、(社)日本ユネスコ協会連盟の事務局長を務めた経歴を持つ、岡田 茂氏をお招きしました。講演では、ユネスコの歴史、日本とユネスコとの関係などについてお話があり、続いて世界遺産、国内の世界遺産、また6月末に世界遺産登録が決定したばかりの石見銀山についても触れてご講演をいただきました。

ご講演の後、質疑の時間では、富士山の世界遺産登録の可能性について質問がありました。私もユネスコにかかわり年月が経ちますが、これまでの認識と異なることがその質疑の中で一つ理解できました。

富士山の世界遺産登録に向けては、様々な努力がされているところですが、これまでのゴミ問題に加えて、環境の観点からすると更にもう一つ問題があるとの事でした。それは、世界的に有名な山の中で、山の中腹までガソリンなどを用いた自動車が登る事が出来る山は世界的に見ても珍しく、環境保全の観点でから見れば理解しがたいという点でした。

議員と言う仕事柄、ざまざまな学習の機会に恵まれます。政治のことに関することの他にも、知識や経験を更に向上できるように今後も市民が直接関係する活動にも積極的に参加することの重要性を認識したところです。

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2007年7月 5日 (木)

人口減時代と都市の発展

今日は、千葉県のユネスコ関連の会議のため、久しぶりに柏市に行きました。これは、10月末に開催されるユネスコ関連の大会が、柏市にある麗澤大学のキャンパスの一部を借りて開催されるために、事前の打ち合わせを現地の下見を兼ねて行うものでした。

麗澤大学の訪問は今回がはじめてでしたが、その施設の充実度に驚かされたとともに、自治体として高等教育機関を有する羨ましさを柏市に感じました。

柏へ向かう途中から、徐々に都市化された地域が増加し、住宅地の造成や集合住宅の建設が続いている状況が目に付きました。その時に、これまでも感じていたことではありますが、改めて今後の人口動向について考える機会となりました。

それは、人口減少時代に入り、既に将来は年々人口が着実に減っていくことが事実として認識されています。しかし、都市部を中心に住宅の供給が続いている現状は、人口が増加する大都市周辺部へ地方から人口が流出し、都市と農村部の格差が益々拡がっている事実を示しているものと言えます。

日本は、現在長期の景気拡大局面にありますが、国の細かな部分に目を向けると多くの問題が山積みされていることに気がつきます。しかし、膨大な借金を抱えてしまった国は、その債務ばかりに目を奪われ、将来のために何をすべきか考える事を後回しにしているのではないかと思うことさえあります。

地方分権によって、地方の本来の自治を確立するという題目は理解できるところですが、確実に人口が増加している都市を見ると、その一方で衰退している都市があることを実感している昨今です。

成田市も既にいわゆる都市間競争、言い換えれば人口争奪戦に参戦しています。これが理想であるかどうかは、国の政策として正直疑問に思うところですが、自治体経営と言う観点からは、おかれている現状を認識して政策を打ち出さなければなりません。

今日の柏市訪問は、成田市としても、現状の認識と今後の戦略的な都市の発展について、真剣に考えて行かなければならない時期に突入していると実感させられた1日となりました。

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2007年7月 4日 (水)

選挙の「公示」と「告示」 その違いは

1週間選挙日程がずれたことにより、全国でも様々な影響が出ているようです。特に、花火大会や夏祭りなどの開催に伴って、投票所周辺の交通が規制されるため、行事の開催そのものについて検討しなければならない事例もあるようです。

さて、既に参議院選挙に向けての実質的な選挙運動は始まっていると言えます。私も、今日の夕方は、市内ホテルで開かれた比例区に立候補を予定している藤野公孝参議院議員の励ます集いに参加してきました。藤野代議士は、旧運輸省出身で運輸・観光政策のプロであることから、前回の選挙の際も成田地域で応援態勢をとった経緯があります。

藤野公孝代議士の紹介には、前回の衆院選でいわゆる小泉チルドレンとして愛知から立候補して当選した料理研究家の藤野真紀子代議士の夫と説明した方が解りやすいかもしれません。今日も、愛知から奥さんが遅れて駆けつけ、会場に参加した方々も候補者本人よりも奥さんへの視線を多く向けていたように思います。

今回も成田地区では、最近の成田空港の国際空港としての地位低下の懸念もあり、成田空港の歴史的経緯を知り、かつ成田空港の重要性を認識している藤野氏を応援しようと組織が立ち上がりました。そのためか、出席者の多くは、空港関連企業の職員が目立ちましたが、今後一般の人々への浸透が課題と感じたところです。

さて、ここからが本題ですが、選挙の際に「公示」と「告示」という言葉が使われます。私もあやふやに使っていましたので、改めて調べてみました。

選挙の期日(投票日)の公的な告知には、「公示」と「告示」の2種類があることは事実で、使われ方が違い、「公示」は天皇が行う国事行為で、「告示」は選挙管理委員会が行うものなのです。

つまり、「公示」は、衆議院議員の総選挙と参議院議員通常選挙に際して行われる告知のことで、内閣の助言と承認に基づいて天皇が行い、「告示」とは、国会議員の再選挙や補欠選挙、地方選挙の際に行われるものです。これで解るように成田市議会議員選挙の際は「告示」です。

今まで当然のように使っていた言葉でも、改めて考えてみると充分に理解せずに使用していることもあります。そんな事も知らなかったのかと言われるかもしれませんが、疑問に思ったことについて改めて研究調査する意識が重要であると思いますので、今後も議会活動においてはその思いで行動して行きたいと思います。

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2007年7月 3日 (火)

今日は広い成田を改めて実感

梅雨らしくないと先日思っていた矢先、今週に入って梅雨空が続いています。ここ数年は、梅雨後半になると雨量が多くなり特に局地的に大雨になることが多いようで、これも地球温暖化が影響しているとも考えられているようです。今年も夏本番前のこれから、大雨にも注意が必要となるかもしれません。

この梅雨空の中、今日は午前中に市役所でユネスコの打合せを済ませ、政策集団「夢の会」の議員と昼食を共に意見交換しました。近隣の市議会でも、議会の運営方法がかなり異なることを実感すると共に、成田市議会の議会運営上の問題点や今後の議会改革の方向性などについて考えさせられる事となりました。

その後は、合併により新しく成田市となった地域から戴いた要望について、現地確認を行い、その足で再び市役所の担当課へ伺いました。また、市民と市との間で懸案となっている問題についても担当課へその後の進捗状況について確認を行いました。

合併により成田市の面積は1.6倍になり、選挙の際もその広さを実感したところですが、今日走った車の走行距離は約100kmに達し、改めて大きくなった成田市を実感したところです。また、未だに道路事情や情報インフラなど同じ成田市とは言え格差の大きい現状を再認識すると、今後の市政の様々な課題に対する取り組みも優先順位が必要であると考えさせられた1日でした。

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2007年7月 1日 (日)

三里塚浅間神社祭礼に協力

いよいよ7月を迎えました。梅雨らしい日もありますが、まだまだ本格的に雨のシーズンという印象ではありません。

さて、7月1日といえば富士山の山開きです。今年は、暖冬だったために太平洋側にある富士山では、例年よりも雪が多かったそうで、山頂までの登山道も多くの残雪のため山開きに間に合うか心配されていました。しかし、どうにか今日の山開きに間に合い、多くの人々がご来光を拝みに山頂を目指したようです。

私の住む地元三里塚にも富士山ゆかりの浅間神社があり、7月1日の山開きに合わせて祭礼を実施しています。今年は、120年ぶりに改修工事が行われ、6月30日に竣工式が執り行われました。

ここ数年、地元町内会が尽力して祭礼も少しずつ大きくなってきています。昨日が宵宮、本日が祭礼と言うことで、地元の消防団として模擬店を出店し協力しました。

模擬店では、三里塚名物であったジンギスカンを多くの人々に知ってもらおうと企画し、約100食くらい売上げましたが、素人集団ですので、やはり大きな赤字。なかなか思うようにいかないと実感しましたが、協力した消防団員一同、疲労と充実を味わったのではないかと思います。

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