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2007年7月16日 (月)

またも新潟 地震の恐怖

「16日午前10時13分頃、甲信越地方で強い揺れを感じました」と携帯メールを受信。そのころ私は、公津の杜ユアエルム内で「ユネスコと世界遺産展」の準備中でした。午後1時からのセレモニーに間に合わせるためメールの内容もあまり気にせず作業を続けていたところ、震度や被害の拡がりがその後明らかになってきました。

新潟での地震といえば、3年前に発生して大きな被害をもたらした新潟中越地震を思い起こす人が多いことと思います。あれからわずか3年という短い周期で新潟中越を中心に震度6強の大きな地震が発生したことに驚きを覚えるところです。

私は、大学で建築物の地震応答解析を主に研究していた経験があります。当時は、何も気にせず過去に発生した大地震の地震波を入力データをとして解析を行っていました。その中の一つが昭和39年に発生した新潟地震であり、3年前の地震の際には新潟での大地震発生が約40年という周期であるのかと当初感じました。しかし今回はわずか3年の周期で大地震が発生し、大きな被害をもたらしています。

地震に慣れているわが国ですが、地震のエネルギーは凄まじく、特に地震波と地盤の関係、また建物固有の持つ性質の関係によってその被害は大きく異なります。そのため、いわゆる直下型でなく、震源地から離れているからといっても安心できません。事実、今回も震源地からの距離と揺れの強さは比例しない結果となっています。

幸い、成田地域では過去にも大きな地震を経験したことはありませんが、今回の地震と同様、直下型ではなくて震源地から離れていても地盤と地震波の関係で大きな揺れを発生することがありますので、備えが必要です。また、地震をはじめ自然災害に対する備えは、事前に行うことが今後も難しいことから、いざ災害が発生したときの被害を最小限に抑える努力が日ごろから必要で、行政の役割も重要です。

未だ今回の地震の被害の詳細は、明らかになっていませんが、被災された方々やその地域の皆さんに心からお見舞いを申し上げるとともに、事前災害から市民の生命財産を守る政策の重要性を再認識しました。

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