富里市議会を傍聴
昨日お知らせした予定通り、今後の議会改革の議論の参考にできればと考え、今日は午後1時から富里市議会の一般質問を傍聴しました。
この富里議会を傍聴する試みについて、議会運営委員会のメンバーと私が所属する会派のメンバーにも昨日案内をしたところ、昨日の今日という急な案内にもかかわらず、石渡議長を含めて9名の議員と事務局職員2名が他市の議会運営を直接見ようと傍聴に来てくれました。
さて、成田市議会と異なる主な点として、以下が挙げられます。
- 代表質問制がある
- 市役所ロビーのモニターで議会を生中継
- 一問一答方式の質疑
- 各委員会の公開
この中で今日特に参考にしたかったのが一問一答式という質問の方法です。成田市議会の一般質問は、議員個人に最大60分の時間と合計3回までの質問が認められ、一括質疑一括答弁で行われています。
この一括質疑一括答弁とは、質問したい事を内容の違いにかかわらず全て質問して、答弁もそれらの質問に対してまとめて一度に返って来るというものです。これに対して一問一答式とは、項目ごとに一つの質問するとそれに対して答弁があり、また同じ内容について質問をして答弁を求めるというもので、通常質問回数の制限はありません。
この一問一答式が最近の議会で多く取り入れられるようになり、成田市議会としてもインターネット中継などを睨みながら、わかりやすい議会を目指すためにも、質問のあり方について議論をしているところです。
私としては、議論が深く掘り下げることが出来て、かつ他の聴いている人にも論点が解りやすい一問一答式の採用を目指しています。今日の傍聴で、質問する議員と答える執行部の間に、より緊張感が生まれるという利点も改めて感じる事が出来ました。
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