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2007年10月31日 (水)

決算特別委員会 初日

現在午後7時20分、たった今、今日から始まった決算特別委員会の初日を終え市役所から戻ったところで、珍しくこの時間にブログに書き込みを行っています。

今日の決算委員会は、午前10時に始まり午後6時20分過ぎまで一般会計の各費目について審査を行い、明日も午前10時から残りの一般会計と特別会計について審査する予定です。

昨年の決算委員会では、成田市と下総、大栄両町の決算がそれぞれ別の議案として審査されましたが、今回の決算委員会で審査している平成18年度の会計は、合併後初めて一つになったものであるため、過去に私が経験したボリュームをはるかに超えた内容が含まれています。

日頃議員とし活動してきた中で、市の全体的な内容を把握しているつもりではありましたが、一日目の審査を終えて、合併によっての影響や各種事業の変化など、新たな知識として得られた内容が数多くありました。特に他の議員の質疑を聞くことで、理解が深まったり、新たな内容を知ることができるなど、委員会に所属して有益であると思う内容も多々ありました。

ただ、執行部の答弁の中には、内容や数字に疑問を覚えるようなものもありました。しかし、それが訂正されないまま本日の委員会が終了したことで、私自身の認識を改めなけれなならないのか、と少し戸惑う事が残った1日です。

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2007年10月30日 (火)

地元の要望に同行

午前中から昼食をはさんで、観光協会の会議に出席しました。議題は、成田山開基1070年祭の行事についてで、10年前の1060年祭で行った提灯行列や提灯神輿パレードを行うかについてでした。今日のところは、提灯神輿パレードは見合わせる事として、4月28日の夕方から夜に提灯行列を行う事が決まりました。

来年はこの1070年祭の他に、成田空港開港30周年の節目でもあり、空港関係の行事との兼ね合いも話題となりましたが、今のところ空港開港30周年についての行事の情報は無いそうです。

Img_0517その後市役所へ移動して、三里塚記念公園の整備と三里塚の歴史を伝承するための組織の準備を進めている地元三里塚の方々と合流し、小泉市長に面会しました。

地元の三里塚の方々からは、「地元としても努力していくので、市として積極的な支援をお願いしたい」との要望があり、それに対して市長からも深い理解を頂きました。

これにより、いよいよ皇室ゆかりの三里塚記念公園の整備が進むことを私としても願っています。

さて、明日からは平成18年度会計の決算特別委員会が開催されます。事前に各委員から多くの質問項目が通告されているようですので、初心に戻って各委員の質疑に耳を傾けたいと思います。

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2007年10月29日 (月)

新たな問題

現在は9月議会と12月議会の間で、議会はありませんが何かと動きが出てきています。過去と比べると、議会と議会の間のいわゆる閉会中の委員会等の活動が活発化してきているように思います。ここ最近でも、新清掃工場施設整備特別委員会、空港対策特別委員会、議会運営委員会、教育民生常任委員会の公式・非公式な会議が予定されています。

これまで議員は、議会の無い時は何をしているのかなど疑問に思う声もありましたが、各種の行事への参加だけでなく、本来の議会としての活動も最近は特に活発になってきました。これは、議会改革を提唱する私としても望むべき方向であり、閉会中の議員同士の情報交換や協議が重ねられていくことで成田市の発展に寄与するものと思います。

9月議会にもさまざまな問題があり、議会側から執行部側へ様々な場を通して改善の要望を行ったところですが、ここにきて福祉関係に新たな問題がある事が明らかになってきました。

内容については正式な公表があってからこのブログを通じてお知らせしますが、何が原因で問題の発生が続いているのか、根本の問題を認識する必要が今の成田市にはありそうです。

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2007年10月28日 (日)

ボーイスカウトを応援しています

20071028093845今日は昨日に続いてユネスコの行事があったのですが、同じ日程で私が会長を務めているボーイスカウト第1団育成会の総会があり、出席しました。本来であれば、総会が無事終了するのを見届けなければならない立場ですが、他の行事の関係もあり途中退席となりました。

私の挨拶の中では、現在のボーイスカウトの抱えている問題、”子どもが集まらない”ことと伝統あるボーイスカウトの活動をこれからも守る必要性を自分なりの意見として述べました。

私の子ども時代には、周りに必ずボーイスカウトに入団している人がいて、常に勧誘を受けていた覚えがあります。またその頃は、私の地元でも子供会等の地域の活動が活発で、様々な行事を行っていました。当然そのような行事には親も含めて参加するのが当たり前で、地域の連帯感があったように思います。

しかし、最近ではこの地域の連帯感も薄れ、子どもたち同士の学校外での交流も少なくなって来ているのではないでしょうか。

今では、野球、サッカーを筆頭に各種のスポーツ、習い事、塾通いなどが子どもの活動の大きな部分を占め、大人も子どもも多くの選択肢から活動を選ぶ時代となりました。そして、さらに少子化の流れもあり、各団体とも子どもの獲得に苦慮しているようです。

ボーイスカウトに対する印象も大きく変化していますが、このような時代であるからこそ、多くの選択肢の中にボーイスカウトのような活動があることが重要で、その伝統と世界的な活動はもっと多くの人たちに理解をしてもらう価値があるものと考えています。

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2007年10月27日 (土)

ユネスコ研究大会で得たもの

20071027133650 今日と明日の2日間の日程で、関東ブロックユネスコ活動研究大会が柏市にある麗澤大学のキャンパスを会場にして開催されています。

初日の今日は、関東圏内の各ユネスコから代表者ら多くの会員が参加し、成田ユネスコ協会からも私をはじめ12名のメンバーが参加しました。

現在、ユネスコが抱えている問題などのシンポジウムをはじめ、青年層の活動や各地の活動事例の紹介などがあり、初日の日程を終了しました。

その中で、新たな知識やユネスコの歴史など自分自身で得たものが多く有りましたが、ユネスコに関する事の他に、英語教育についてのヒントを宇都宮大学の留学生との交流で得ることができました。その留学生はチェコスロバキアからアジア文化を学びに来ているそうで、母国語の他に日本語、英語、スペイン語を流暢に話しました。

そしていくつかの会話の中で(もちろん日本語です)、日本の英語教育の問題点について質問してみました。

すると、母国語のほかに言語教育をする場合、「その必要性についてまず認識させることが重要で、、例えば英語の場合でもどうして身につける必要があるのか理解させることがまず必要です」と話していました。確かに、自分の体験として中学校からの英語教育は、”受験科目である”という事が英語学習の第一の必要性であったように思います。

時代が変わり英語教育の必要性に対する認識も大きく変化しましたが、なぜ英語教育を推進するのかという理解は、教えられる側だけでなく教える側も明確にしていない現状があるという現在の問題点を認識した一日です。

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2007年10月25日 (木)

北千葉道路建設促進決起大会

20071025145325第4回目になる北千葉道路(印旛村~成田市間)建設促進決起大会が開催され出席しました。

北千葉道路とは、市川市から千葉ニュータウンを経て、成田市大山を結ぶ全長約45キロメートルの道路で、首都圏北部と成田空港を結びアクセスの向上が期待されています。

このうち今日の建設促進決起大会は、現在進められている印旛村若萩から成田市大山間の13.5kmの建設に対するもので、国、県、地元自治体関係者や事業の促進を後押しする関係企業、団体の方々が顔を揃えていました。

Mapheimen_2当初は成田新高速鉄道と一体的に整備するとされていましたが、道路の完成は鉄道の開通よりも遅れる見通しで、平成20年代半ば頃が目途のようです。

今日のこの行事には、地元として市長と、議長が来賓の立場で出席していましたが、あらかじめ各議員への案内もなかったためか、他の市議会議員の顔を見つける事は出来ませんでした。

成田市としても地域交通の大動脈となるこの道路は、必要不可欠で、商業施設が集積しているイオンショッピングセンター付近の慢性的な渋滞解消にもつながり、かつ地域の交通体系の抜本的な見直しも可能となり大きな期待が寄せられています。

しかし、大山から空港までは、現在でも通勤などの車で大渋滞が発生していますので、今後大山から空港までの間に 発生する北千葉道路の交通の増加分に対してどのように処理するのか、議論が本格的に必要な時期になってきています。

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2007年10月24日 (水)

地元の歴史伝承

地域固有の歴史をどのように伝承していくか、私の地元三里塚にとって大きな課題です。

三里塚といえば、高村光太郎や水野葉舟に代表される文人ゆかりの土地、畜産や獣医学発祥の地、そして現在の天皇陛下が皇太子時代には三里塚に滞在していたという皇室ゆかりの地でもあります。

しかし、インターネットで「三里塚」を検索すると、成田空港の反対運動が代表的な内容となり、いわゆる「三里塚闘争」の三里塚として紹介されています。実際に今でも三里塚といえば農民の反対運動の象徴と思う人々も多いのではないかと思います。

三里塚にとっては、この「三里塚闘争」もある面において貴重な伝承すべき歴史ですが、空港の建設が三里塚に決まる前の歴史についても、この土地に代々住む私としては、もっと広く多くの人々に知ってもらいたいと願っています。

そして今日は、そんな思いを持つ数人が世代を超えて集まる機会があり、在りし日の三里塚の面影を唯一感じられる「三里塚記念公園」の整備の必要性と、三里塚の歴史の伝承について議論しました。

空港の開港によって大きく発展してきた成田市ですが、私の地元三里塚は、御料牧場の閉場と同時に特にその影響を大きく受け、反対運動による影響もあって地域の伝統文化や歴史の継承が途切れてしまっています。

今やらなければ。

これまでの歴史を紐解くことが出来なくなってしまう危機感を覚え、会議に出席した全員が今後の努力を約束しました。

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2007年10月23日 (火)

合同ひもとき

防衛省の守屋前事務次官が商社から受けていたとされる接待の問題が連日報道され、新テロ特措法の審議への影響も避けられない情勢です。小池百合子前防衛大臣との確執が大きく報道され、その時は前大臣の唐突とも思える人事采配に批判も聞かれましたが、今のとなると当時の大臣の判断に軍配が上がりそうです。

20071023102628さて、ここのところ秋の行事が多いことをお伝えしていますが、今日は地元の三里塚小学校で合同ひもときが開催されました。はじめて来た小学校に最初は戸惑いがちの子供たちも、1年生から歓迎の踊りも披露され、慣れない場所での緊張も解けたようでした。

現在は、教育委員会が主催する形となっていますが、私の地元では地元の婦人団体が主体となって地域の子供たちの成長を地域でお祝いするという形が長年続いてきました。

しかし、成田市教育委員会が主催者となって行うひもときについては、地域の負担や参加率などを考慮し場合、来年以降継続するか未定との事で、時代の流れとはいえ伝統文化が忘れ去られる危惧を覚えます。

幸い、私の地元では今後も婦人団体などが独自でも継続していく意向もあるようで、その努力には頭が下がる思いです。 私もそのような活動には当然協力していくつもりです。

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2007年10月22日 (月)

斎場の問題

週明けの月曜日の今日は、何かと予定が入っていましたが、時間の合間を見て地元の知人の相談を受け、福祉関係部署へ同行しました。福祉関係に関する相談は、数多く寄せられますが制度が複雑かつ短期間に変化するため、直接市役所に問い合わせるようにしています。

日頃、公務員の対応の悪さなども耳にしますが、今日は担当課長と職員の方が真摯に市民の相談事に耳を傾け、対応してくれました。お陰で相談に来られた市民の方も、「胸のつかえが取れました」と喜んでいました。

成田市役所では約1200人の職員がはたらいていますが、他の行政機関と比べても親切丁寧な対応をしてくれているように思います。この場を借りて感謝したいと思います。

その後、現在進めている議会改革の具体的内容の打合せをこなし、夜には今後の成田市の情報化戦略のあり方について議論しました。

さて、今日は午前中に八富成田斎場管理運営連絡協議会が開催され、成田、富里、八街の3市の市長と議員が一同に会し会議が行われました。私は、この協議会のメンバーではありませんが、会議が始まる直前に今日の成田市から提案される議題に対する反対の意見が寄せられました。

急いで内容を確認すると、斎場が混雑しているため来年から3市の市民のみの利用に制限をするというものでした。結果的に会議では、成田市の提案に対して富里と八街は反対で、提案された原案が通らなかったそうです。

これは、会長を務める成田市が提案をしたにもかかわらず、他市の強い意見によって修正を余儀なくされたと言うことで、成田市の顔がつぶれたような形です。ましてや成田市の議員からも成田の提案を最後まで強く後押しする意見も無かったとのこと、議会側に今回提案した内容を明確に示さなかった事が成田市の中でも意見が分裂してしまった原因であると思います。

今後、斎場の利用制限の問題については、成田市側で富里・八街両市の意見を尊重しながら結論を出していくことになったそうですが、本来この様な協議会の場合、同一自治体内では歩調を合わせるべき執行部と議会側の隔たりを公式な場で露呈してしまったようです。

この今日の出来事は、議会側として今後の大きな課題の一つになったことは言うまでもありません。

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2007年10月21日 (日)

スポーツと文学

秋本番の時期、週末は行事が目白押しです。できるだけ多くの行事に足を運び、それぞれの地域や団体の活動などを見たいところですが、一つしかない体ですのでそうもいきません。私の知っている行事の他にも秋の晴天の下、様々なイベントが行われたようです。

20071021102839そんな秋晴れの今日、私は毎年恒例の八代スポレク大会に出席、というよりも参加しました。この大会は、八代地区のいわゆる運動会で、毎年この時期に開催されています。地域単位での行事の開催、継続が難しい声も聞こえてくる中で、この八代地区では毎年恒例化して開催を続けています。私も、毎年参加して地域の方々とのふれあいを楽しみにしています。今日は、3歳になる長男を連れての参加でしたが、実際に競技に参加したのは私だけで、見知らぬ土地の地域の運動会に息子は少し戸惑っていたようです。

その後八代を後にして一旦帰宅し、午後からは成田山書道美術館で開催されている(本日が最終日でした)「近代文学の至宝」という展覧会に出かけました。この展覧会は、日本近代文学館の創立45周年、開館40周年そして、成田分館の開館記念として開催されたものです。

この日本近代文学館 成田分館は、私の地元遠山地区に先月正式に開館したもので、市内新駒井野在住の日本近代文学館の役員が土地を寄付して建てられました。この役員さんからは、数年前から成田分館の計画の相談を受けていた関係上、今回の展覧会には是非行ってみたいと考えていました。

もともと私は理科系の大学出身で、高校時代もほとんど理科系の勉強が中心であったため、正直言ってあまり文学に詳しくありません。しかし、今日展覧会を訪れてみて、誰もが知っている著名な文学者の資料や直筆の原稿などが展示されており、興味を覚えました。

そして、読書の秋といわれるこの季節ですから、著名な文学者の作品の一つでも読んでみたくなるような展示内容で、分館とはいえ成田に文化的にも貴重な施設が出来たことを嬉しく思いました。

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2007年10月20日 (土)

「スカイカップ」 普段は草野球 今日は熱い議論

「スカイカップ」と突然聞いても何のことだか判らない方がほとんどだと思います。この「スカイカップ」とは、草野球の大会の名称で、私が大会会長を務めています。歴史的には、当初「小池まさあき杯」と称していた次期を含めると約10年を経過しました。とは言っても大会の規模も小さなものですので、参加してくれている各チームが協力してくれて、どうにかここまで続けている規模の大会です。

そんな小さな大会ですが、今日は、幹事チームの代表者の友人のお店、囲護台にある「空海」でこの「スカイカップ」のチーム代表による懇親会が開催されましたので出席しました。

草野球大会の懇親会ですので、野球に関する話題でほとんど終始するのかと思っていましたが、今日の話題の中心は、現在の政治情勢、仕事について、また家庭生活についてがほとんどでした。

この会話の中で、いつの間にか私たちの世代が現在の社会の中心になっていることに気づき、その責任も改めて痛感させられたような気がします。これは、経済的にもそして当然に政治的にもです。

社会において第一線で働いている私たちの世代にとって、今の社会や政治がどれほど不安定でかつ将来が不透明であるのかという事を直接議論の中から浴びせられ、小さな成田市という地域の政治にかかわる身分ではありながら、その問題の大きさを再認識させられました。

やはり、今なすべきこと、言うべきことを形に変えていく努力を常に続け、地域の発展と住民の幸福、そして国の繁栄を目指して活動を続ける意義がある事をお酒の席での議論ではありましたが、熱く語れる機会を持てた今日の懇親会は、ここ最近での大きな収穫の一つです。

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2007年10月19日 (金)

議会としての役割

昨日まで視察があったこともあり、今日は朝から議会関係の日程が詰まっていました。午前中には、所属する会派「政友クラブ」としての意見を、清掃工場関連の特別委員会の正副委員長に伝え、その後三里塚記念公園の整備に関する内容について担当課と打ち合わせを行い、午後からは11市の合同研修会に出席し、現在一旦戻ってこのブログの書き込みをしています。

20071019142501今日の研修会は、旧印旛郡と北総東部地区といわれる市議会議員の合同研修会で、講師に前我孫子市長の福嶋浩彦氏を迎えて成田市議会が当番となって開催されたものです。思い起こせば、初当選してこの議員研修会に参加し、議員として各地で活動している人達がこんなにいるのかと驚きを覚えた事を思い出しました。実はその思いが、その後の議員定数削減に向けた取組のきっかけとなり、現在の小泉市長とともに議会内の議論を喚起する努力を続けていた頃を懐かしく思います。

今日の研修会も西は白井市から東は銚子までの11市の議員が一堂に会し、研修会に続いて行われた懇親会は特に圧巻で、広い地域とはいえ地方議員の数の多さが指摘される所以を感じた次第です。しかし、すでに成田市をはじめ幾つかの市や町で合併によって実際の議員数、特に町会議員がかなり削減されており、地方議会の改革が進んでいます。

今日の福嶋氏の講演の中でも地方議会や議員の在り方について、自らが市長で会った経験を通して改革の必要性を説明され、私の現在の認識と共通する部分も多くありました。

さて、話を戻すと午前中に会派として新清掃工場施設整備特別委員会の正副委員長に申し入れた内容は、来年12月議会に上程される予定の、新清掃工場建設にかかわる契約についてで、新しいごみ焼却場を造るという大プロジェクトに対する発注形式に関しての内容でした。

私の会派としては、新しいごみ焼却場の建設工事の発注にあたって、一時の建設コストだけでなく、将来も発生するコスト、例えば焼却場を運転管理する業務などのいわゆる運営コストなどについても合わせて考えるべきであるという主張を持っており、その考え方に合う発注方式を求めています。

これは、最終的には市の税金の支出をトータルとして如何に抑えるかという視点に基づいており、同様の考え方が他市の事例でも見られる最近です。

このような議論を議会として活発に行い、議会側から発信、提案していく必要性が求められるこれからの時代に、責任ある議会を確立するために「政友クラブ」内では常に活発な議論を展開しています。

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2007年10月18日 (木)

視察を終えて

先ほど教育民生常任委員会の視察から戻り帰宅しました。今回の視察では、山口県山口市、萩市、島根県津和野町を3日間の日程で視察しました。それぞれの都市での視察内容については、別の機会に詳細に報告させていただきます。

さて、これまで12年間議員活動を続けている中で、国内外の多くの都市を視察する機会に恵まれました。しかし、最近では、地方議会の在り方が問われ、政務調査費と同様に視察についても批判する声が聞こえてきます。

これは、視察が本来の目的から外れているという指摘であり、視察不要論にまで発展する議論がありますが、視察本来の意義がよく理解されずに行われているところに問題があると思います。しばしば行政や議会そのものに対する批判もこのような議論と同じようにされることがある事は、非常に残念な事です。

今回の視察先では、江戸末期から明治にかけて歴史の表舞台に登場した長州藩の歴史にも触れる事ができ、その中で視察の意義について考える機会を得ました。

歴史的な話をすると、欧米列強の圧力が強まってきた江戸末期、幕府そのものの力も弱まり、国家の危機にあったことは知られていることです。そのころ、古くから教育に力を注いできた長州藩では、国家の危機に新しい国づくりの必要性を議論し、いわゆる改革の行動を行っていった歴史が存在したのです。

藩の財政も厳しい中で、鉄砲などを買うお金を流用して、若者数人を当時世界の覇権を握っていたイギリスへ留学させています。当時の時代から、当然国外へ出る事は許されず、ましてやそれを藩が行うなど考えられない時代背景です。しかし、国家の実情を憂い、人材を育てる事に徹したその姿勢は現在間違いなく賛意が得られていることです。

この長州藩の後押しで留学した人物が、その後各界において頭角を現し、日本の近代化に大きな貢献をしたことが知られています。また、倒幕運動に同じように加わった薩摩藩でも、同じように海外への留学を後押ししており、当時国内で得る事が出来なかった技術や文化を直接人材を派遣することで得ようとした努力が伺えます。

今回訪れた旧長州藩の江戸末期から明治にかけての人材育成について、いま私たちが行っている視察の意義とを結びつけるには若干の無理があるものとも思いますが、行政視察を行う意義の根底とは確実に結びつくものと考えます。

成田市議会では、常任委員会、特別委員会、議会運営委員会でそれぞれ毎年視察を行い、さらに任期中1度海外視察の機会が与えられます。

これらの視察を行う上で、今回視察て感じた視察の有効性について常にその目的意識を持って今後も行動していきたいと思います。そして、それが地域の発展につながりその延長上で国づくりにも貢献できるように、視察によって得られた経験や体験、知識を議会活動に結び付けていきたいと思います。

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2007年10月17日 (水)

文化を都市の武器とする山口市

教育民生常任委員会の視察1日目は、午前中を移動に使い、午後から山口市の「クリエイティブ・スペース赤れんが」を中心に文化関連施設を視察しました。
担当者との質疑のやり取りの中で、山口市の都市間競争の時代の生き抜き方は、山口にあって日本に無いものを創り出す事、つまり唯一性であるとの説明を受け、同感な思いを強くしました。
山口市が目指している唯一性とは、独自の文化を創り出して、それを山口から世界に発信するというもので、アーティストの支援体制の整備や音楽や映画などの滞在型の制作活動への支援にも力を入れているとの事です。
市の組織でも、文化関連を所管する文化政策課を市長部局に設置し、教育委員会の所管が一般的なのに比べて特徴的な点が見られます。
そして明治維新の舞台ともなったこの土地は、室町時代から続く高い教育水準を背景に、現代に至るまで多くの著名人を輩出してきました。
教育の重要性は言うまでありませんが、一朝一夕に教育や文化の水準を上げる事は不可能である事から、特に教育に関しては不断の努力を重ねて行く必要性を実感し、それが将来地域の力になることを視察を通して学ぶ事となりました。

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2007年10月15日 (月)

NARITA花火大会の残務

今日もNARITA花火大会の後片付けと残務に追われ1日が経ってしまいました。花火大会の会場となった八代地区の田んぼでは、桟敷席の撤去を中心に昨日に続いて会場の後片付けが行われました。

私は、実行委員長とともに、成田市や後援いただいた関係機関に御礼と事業が無事終了した報告を行いました。と言っても実は、まだまだ残務が残っているため、しばらくは花火大会の関係で時間を割かなければなりません。ただ、各関係機関からは、事業そのものに対する一定の評価を頂けたことは実行委員会としても胸をなでおろしているところです。

特に、このようなイベントの場合、警察との協議が重要で警察から様々な要望や改善を指示されます。しかし、苦情もほとんど無く、交通の混乱も最小限であったようで、大会としては成功裏に終える事が出来たと考えています。

さて、明日からは教育民生常任委員会の視察で山口県へ行くことになりますので、この活動日記の更新も現地から行う予定です。

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2007年10月14日 (日)

花火大会を終えて

今回で2回目となるNARITA花火大会が昨日終わり、今日はその後片付けがありました。昨日もこの大会についてお知らせしたかったのですが、帰宅が日を跨ぎ更に今日の後片付けが早朝の集合ということで、パソコンに向かう時間も無く今まで過ぎてしまいました

昨年の企画段階からこの花火大会の実行委員会に所属し、活動をしていきましたが、昨年と比べて様々努力をしてきた結果が市民はもとより、大会の会場に来場してくれた方々がどのような印象を持ったのか不安は尽きません。

花火大会自体は、事故も無く無事終了しましたが、数少ないボランティアによって今後どこまで継続できるか常に不安要素が付きまといます。

しかし、近い将来印旛沼の環境改善をはじめ、成田市にとって都市の発展に寄与できると信じて花火大会の継続に微力ながら協力して行きたいと思います。

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2007年10月12日 (金)

格差の現実

20071012162413 本来であれば、9月中に行わなければならなかったユネスコの学校訪問が今日ようやく終わりました。これは、ユネスコ活動への協力のお礼と今後の活動への参加を直接校長先生にお願いすると共に、日ごろの活動報告を行いユネスコへの理解を広めるために毎年行っています。

私の割り当ては、中学校3校、小学校7校の計10校で、全体の4分の一に当たります。数日掛けての学校訪問によって、成田市立の公立学校ではありながら、その特徴は様々であることや、成田市の面積の広さも改めて実感しました。

そして広さと共に実感したのが、地域の格差と共に学校そのものの格差で、施設面と規模の二つの大きな違いです。

施設面については、今後徐々に格差の解消が図られて行く方針ですが、ごく最近開校した学校と比較すると埋められない差があります。しかし、この施設の差よりも問題なのが学校の規模、児童・生徒数の差です。

このブログにも何度か書き込みましたが、この学校規模の格差はやはり成田市が抱える大きな問題の1つです。既に、一クラス2人、あるいは3人で授業を行っている現実が存在し、更に小規模校ではその傾向が将来も続くことが確実な情勢です。

小規模学校とはいえ既に100年以上の歴史を持つ小学校もあり、地域にとっては重要な学校として今も存在しているため、統廃合の議論も容易ではありません。

しかし、学校規模の差に代表されるこの成田市の地域格差に対して、今後どのように政策的に取り組んでいくか、既に重要な岐路に立たされている現在である事を学校の訪問を通して実感しました。

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2007年10月11日 (木)

新年度予算要望 会派として

Img_050010月も今日から中旬、平成19年度も折り返しとなり、今月末には平成18年度の決算審査を控えていますが、既に平成20年度予算への動きが徐々に始まっています。

私が所属する会派「政友クラブ」でも、9月中に会派としての新年度予算に対する政策、具体要望などをまとめる作業を進めてきました。

そして本日、市長、副市長を訪ね会派の要望事項を新年度予算へ反映してもらうように会派の会長、政調会長と共に直接要望を行いました。

「政友クラブ」は、現在議長、副議長を輩出し、その他に12名の議員が所属する成田市議会の最大会派です。当然に、最大会派としての責任を認識し、市民の立場に立ちかつ成田市の将来を考えながら政策を立案し各課題に対応しています。

最近、地方議会の会派に対する批判的な意見を述べる声も聞こえるところですが、議会という機関が市長を頂点とする組織に対抗するためには、過半数のまとまりが必要です。その意味において、政策的に共通点を持てる議員が会派を組織して活動する事は、重要であり、有効な事も多いと考えています。

今後も、最大会派としての責任を自負し、所属議員一丸となって成田市の発展を目指して活動できるように幹事長という立場を務めて行きたいと考えています。

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2007年10月10日 (水)

今日は傍聴席から 中学生議会

20071010160419今年で4回目となる中学生議会が今日開催されました。市内の公立中学10校と私立1校の計11校から24名の中学生議員が、成田市議会の本会議場で市長及び教育長に対してそれぞれ質問をしました。

質問は、中学生の視点で解りやすく簡潔で、何が聞きたいのか疑問点が明確でした。この事は、普段執行部とのやり取りを重視しがちで、傍聴者や一般の方の聞く立場に立って質問をしていないのではと自分を省みる事の一つとなりました。

しかし答弁は、質問が明確であるにもかかわらず、時折噛み合わない内容もあり、答弁する側にとっても、中学生の視点での質問に真正面から答える難しさもあったのかと思いますが、質疑のやり取りとして少し不満を抱きました。これはあくまでも傍聴者としての意見です。

中学生による議会は、他の自治体でも行われ珍しくありませんが、最も身近で生活に直結している基礎自治体の議会の重要性を、未成年の時に理解してもらうために有効である事は言うまでもありません。

私は、かつて教育委員会に政治制度の学習の一環として、身近な議会である市議会の見学などは出来ないかと非公式に要望した事があります。これは、私の経験からして国政については学習の機会があったにもかかわらず、身近にいる市議会議員や市議会の事についてはほとんど触れる事がありませんでした。

しかし、いざ自分が市議会議員として活動をしてみると、学校行事などに多く参加するにもかかわらず、子どもたちが市議会をどのように理解しているの疑問に思えてきたのです。

今日の中学生議会は、限られた生徒のみの参加でしたが、回を重ねていく中で議会の制度や議員の存在が、義務教育課程の中で理解されていくように今後も務める義務があることを実感しました。

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2007年10月 8日 (月)

政治と住民の距離

9月末から連休が多かったのですが、ようやく今日は家族とゆっくりとした時間を過ごすことができました。下の子どもが風邪気味だったので、久しぶりに長男と二人で出掛ける事にしたのですが、残念ながら天候に恵まれず、デパートのおもちゃ売場が今日の一番の遊び場でした。

そして夜には久しぶりに「TVタックル」を見ていると、各党の国会議員が出演し議論をしていました。この番組は、国会議員の生の考え方や議論が台本なしに交わされるため、日頃政治に無関心な層にも人気があるのではないでしょうか。

今日の話題は、臨時国会が中心で、特にテロ特別措置法や衆議院の解散時期など、また衆議院と参議院でいわゆるねじれ現象がある中での与野党の議論がありました。

とかく政治家は、住民から離れた存在に思われがちです。しかし、国会中継のような論戦はなく、今日の番組のように飾らない言葉で時には激しい議論が交わされる事は、それぞれの主張も理解できて国民との距離も近づくように思います。

現在地方議会も活性化が迫られ、住民に如何に身近な存在としての議会を確立するかが課題となっています。その中で、成田市議会も今日の「TVタックル」のように解りやすく台本のない議論が市民の目にもっと触れるようになれば、議会や議員に対する理解も進むのではないかと考え、現在進めている一問一答式の質疑や議会のインターネット中継・録画配信の導入などが改革として進むべき方向性であると確信しました。

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2007年10月 7日 (日)

新規道路建設 見直し必至

秋晴れに恵まれた今日は、先週から順延になっていた三里塚第一保育園、第二保育園の運動会に参加し、子供と共に競技に出ました。競技といっても、ままだ3歳の長男との参加でしたので、レクリエーション的な要素が強いものでしたが、いざスタートの合図の笛が鳴ると子供の手前もあって少しでも速くと本気になっていたその瞬間です。

運動会が今日に延びたため、当初予定していた「夢の会」のメンバーである大野 眞県議(印旛郡選出)の県政報告会には残念ながら出席できませんでしたが、夜は地元の道路建設の説明会に出席しました。

この新たな道路は、新駒井野区から畑ヶ田ー大清水を抜ける新設の道路で、成田市が地元の要望を受けて既存道路の渋滞解消に向けて計画し、昨年から具体的な検討に入っています。

今日の説明会は、市からの事前の案内があったわけではありませんが、地元の区長より参加を要請されたため、地元住民の反応を知るために参加しました。

既に関係する他の地区での説明会は終了し、良好な反応であったようですが、起点となる新駒井野区の住民の方々の反応は、ほぼ現計画に対して反対で、道路計画の根本的な見直しが必要な状況となりました。

説明に来ていた成田市土木課の職員も、地元の総意で要望された道路建設であるという認識でいた訳ですが、いざ住民の方々の厳しい反対意見を浴びせられ困惑気味でした。

しかし、実は私も当初この計画を知ったときから、起点となる新駒井野区の賛成を得ることの難しさを感じ、更に住民の方々からも反対の意見が多く寄せられていましたので、今日の結果は予想していたのも事実です。

さて、少しこじれたこの道路建設ですが、これから見直しの検討を行うこととなるため、地元の住民と市との間に入って調整する役割りが私に回ってきそうです。

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2007年10月 6日 (土)

成田市民運動会

20071006090347秋晴れに恵まれた今日は、成田市民運動会が開催されました。朝の開会式から閉会式まで、会場に留まり地元の三里塚小学校区の応援をしました。

綱引きでは、初戦でいきなりの横綱級の本城小学校区との対戦となり、隣の学区ということもあって微妙な立場での応援となりましたが、やはり結果は本城小学校区に軍配が上がりました。その後本城小学校区は、事前の評判どおり決勝まで順調に勝ち上がりましたが、昨年の王者の豊住小学校区に破れ準優勝という結果となりました。

地元の三里塚小学校区は、昨年玉入れで準優勝をした事もあり、今年こそ玉入れでの優勝を目指してきましたが、こちらも橋賀台小学校区の102個に4個負けて98個で2年連続の準優勝という結果に終わりました。

今年は、美郷台小学校区が加わり31小学校区が参加しての大会でしたが、小規模な学区もまたこの大会の経験が浅い下総、大栄地区の学区もそれぞれ練習を重ねてきたことが伺え、地域にとっても大きな行事の一つになっているようです。

ここ数年、市民運動会のあり方が大きく変化してきています。大きな成田市で、学区対抗のあり方や小規模校の負担など様々な問題が出ていますが、今後も工夫を凝らしながら市内の学区が一堂に会して行える市民運動会が続けられれば良いと考えた一日でした。

さて、これから本城小学校区と三里塚小学校区の打ち上げに参加してきます。

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2007年10月 4日 (木)

成田高校唐川投手 ロッテ入団が意味するもの

昨日、プロ野球のドラフト会議があり、注目選手の交渉権をどこの球団が獲得するのか興味のあるところでした。

最近では、プロ野球のテレビ中継も少なくなり、プロ野球人気も無くなってきているのかとも思えますが、他のスポーツと比べるとまだまだ根強さがあると思います。

さて、そのドラフト会議で私なりに注目していたことがあります。それは、成田高校の唐川投手が千葉を地元とするロッテに1位指名され、そのロッテが交渉権を獲得できるのかということです。結果は、ロッテと広島が1位指名し、抽選でロッテのバレンタイン監督が自ら交渉権を手にしました。今のところ、唐川投手もロッテへの入団に前向きなようなので、地元成田から地元千葉の球団への入団が濃厚です。

そこで、この出来事が意味するものという事が出てきます。ロッテが地元千葉の球団となってもう久しくなりましたが、東京圏にあるため地元千葉の球団と言ってもまだまだ関心が薄いのが正直なところではないでしょうか。

成田では、早くからロッテマリーンズ成田後援会が立ち上がり、地元の球団を応援する体制がつくられています。そして、その地元成田後援会が望むことは、ロッテマリーンズの2軍の本拠地を成田へ誘致したいとのことです。

実はこの話も先週末に聞いたことですが、成田後援会としてはその実現に向けて努力をしているようです。今のところ、そのような話があるという段階ではありますが、ロッテ側も現在の場所から移りたいという考えもあるようなので、双方の考えが合致すれば実現性が見えてきます。

そして、今回のドラフトで地元成田の唐川投手を1位指名し交渉権を獲得した事も、成田後援会にとって望んでいた最大の結果です。

私としても、地元の財政負担等の問題もありますが、成田としての都市ブランドを高める一環としても前向きに検討するべきことであると考えています。

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市役所の電話が盗聴される可能性

今日は、市民のある方から突然の電話が入り、「市役所の電話の会話が外部に漏れている」との指摘を受けました。まさか盗聴?とか、犯罪に利用される?などいろいろな事が頭の中を駆け巡りながら、すべての予定を切り上げて急きょ市役所へ向かいました。

すると、当初想像した有線電話の会話が盗聴されているのではなく、どうやらワイヤレス電話の会話が市販の無線機で受信できてしまうという事が分りました。

このような問題は、すでに一般的に確認されていたところでしたので、当初考えた最悪のケースと比べると正直かなり安心した思いです。

しかし、市役所内部と外部との会話が全く関係のない第三者に聞かれてしまう恐れがあるということに対して、早急な対策が必要であることは言うまでもありません。これまで過去にもこのような懸念があったのですが、市の内部としての対策は取られていなかったようです。重く考えていなかったのでしょう。

そこで、現在市役所内でワイヤレス電話を使用している部署にはどのようなところがあるのか、実際にワイヤレス電話を使用しいる市民課の職員に聞いたところ、市民課、税務関係課、福祉関係の部署でワイヤレス電話を使用していることが分かりました。

またその理由としては、市民や外部からの問い合わせや相談に対して、様々な情報を確認する必要もあり、情報源が点在しているために一か所での対応が難しいためであるという事でした。

いずれにしても今回の指摘に対して、事実関係を調査し、個人情報にかかわる市の職員の会話が市販の無線機で外部に漏れる恐れがあるという事に対しては、対応を求めて行きたいと思います。

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2007年10月 2日 (火)

天候が気になる時期

9月中は残暑で、雨もなかなか降らない日が続くと思っていた矢先、先週末から雨や曇りの日が続いています。天気予報も外れたため、週末に運動会を予定していた幼稚園や保育園は、随分とやきもきした事ではないでしょうか。

私が役員を務める保育園でも、週末の雨続きで運動会を土曜日から日曜日に、そして一旦は6日の土曜日に決めましたが、6日は成田市の行事である市民運動会でもあるため、結局7日の日曜日に開催する事としました。予想もしなかった雨続きで、いろいろな影響が出てしまいました。

10月は、秋の晴天のイメージもありますが、年間の中で台風シーズンということもあり、年間降水量の多い月です。

過去に2年続けて、市民運動会が雨で開催できなかった事や、先週末の行事を6日、7日に延期しているところもあるため、10月に入って予報が外れてばかりいる天気予報が気にかかります。

そして、連日(昨晩は日が明けて3日午前2時半までかかりました)準備に追われている「NARITA花火大会」当日の13日(土)と、花火大会が田んぼを会場としていることで、当日から約1週間前の天気が気になるここ数日です。

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2007年10月 1日 (月)

JPスタート

平成19年度も今日で折り返し、6ヶ月を過ぎました。既に、行政レベルでは来年度予算に向けた動きも出始めてきているところで、特に成田市では団塊の世代がいよいよ本格的に退職する来年3月を見据え、幹部職員の人事などがひそかに興味深い話題になってきています。

そして、今日は小泉元首相が政治生命を懸けて推し進めた郵政民営化が実現した日となりました。新しい名前は、日本郵政グループ、Japan Post(JP)で、郵便事業会社、郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の4社を傘下に抱える巨大企業の誕生です。

郵政民営化の是非を問うとして行われた前回の衆議院選挙では、自民党が圧勝し、国民の大多数が結果として郵政の民営化に賛成したことになりました。あれから丁度2年を過ぎた今、国民の目には新しく民営化されたJPはどのように写っているのでしょうか。

JPが誕生した今日、私は、国民が郵政民営化の意義を本当に理解して投票したのかどうかと少し疑問を持ちました。2年前の小泉人気は、政界の歴史に残る現象であった事は間違いなく、しばらく続いていた政治への無関心を一気に転換させたのも事実です。

そして、強い個性を持つ一人のリーダー小泉純一郎という政治家によって、国民は動かされ、誰しもが郵政の民営化は改革の本丸であるという主張を支持しました。

しかし、今となると郵政民営化の意義とは何なのかをよく理解できずにいる人も多いのではないでしょうか。

過去に行われてきた、日本専売公社、日本電信電話公社、日本国有鉄道の3つの代表的な民営化は、いまや国民生活に溶け込み民営化の利点を容易に理解することが出来ます。

そして、JPもいずれ民営化したことに対する評価が国民の多くに理解できる時が来る事を望むものですが、今しばらくその評価を出すには時間が掛かるような気配のある今日のJPスタートです。

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