議会改革 更に先へ
今日は議員団主催の勉強会が午前中に開催されました。内容は、今年6月に成立した「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」について、今後の議会としての役割など講師から説明がありました。
この法律の施行は平成21年(2009年)4月ですが、平成20年度(2008年)決算に基づく指標で判断されることになるため、平成20年度予算編成を行い始めている今現在、既に求められている各指標に注意して予算の編成を行わなければならないとの事でした。
今のところ成田市の財政状況を考えれば、大きな課題とはならないと思いますが、より健全な財政運営に努めなければならない事は言うまでもありません。
午後からは議案説明会、議会運営委員会と続きましたが、私が予定していたよりもスムーズに今日の日程が終わったような気がします。
特に議会運営委員会では、議会の日程や一般質問の順番、各議案・請願・陳情の取り扱い等について市長他執行部を交えて協議し、その後議会改革について議論を交わしましたが、約1時間半ほどの時間で委員会を終了することが出来ました。
なお、議会改革の内容については、以下3点について協議を続けました。
- 代表質問制について
- 委員会条例および会議規則の改正について
- 各種委員会への議員の参加の見直しについて
1の代表質問については、年2回、3月と9月に行うこととして、各会派60分を上限に一括質疑一括答弁で再質問は1回のみ認めることを決定し、来年の3月議会より実施することとしました。私個人的には、年1回3月のみが良いと思っていましたが、委員長という立場上、個人的件を述べることは出来ませんでした。
2については、来年3月議会に各内容を更に精査し議決することとしました。
3については、来年6月ごろまで各種の審議会等の必要性と議員参加の適否について協議を行い、必要なものについては条例改正の手続きを行っていくことを確認しました。
議会改革については、今まさに急ピッチで進められています。しかし、成田市議会が先進事例となるまでには更に努力と時間が必要であると感じています。
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