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2007年12月31日 (月)

感謝

現在、平成19年12月31日午後11時間30分、間もなく今年も終わろうとしています。

大晦日の今日一日、今年中になすべき事を全て終わらせようと思いましたが、特別な日でありながらやはり365分の1日、欲張っても無理でした。

さて、来年はどのような年になるのかと考えながら、今年1年を振り返っています。

今年の私にとって最も大きな出来事は、何と言っても4月の選挙です。市議会議員として4回目の選挙を無事に通過することが出来て、ご支援いただいた多くの市民の方々や家族に改めて感謝をしています。

自ら進んで選んだ議員という職ですが、果たして十分な活動が出来ているのかこのような節目にはふと考えることがあります。

しかし、常に成田市の発展と市民福祉の向上を第一に考え、市政の場において考え活動し判断してきた事は、最近になって僅かにもその結果を実感できるようになって来ました。

これも自分自身の職責が、議員として年を重ねるごとに変化してきた事なのかと実感しています。

こうしている内にも今年の時間が僅かになりました。

何よりも無事に1年を過ごすことが出来て、平成19年という年に感謝すると共に、来年は、年の終わりに1年を振り返って今年以上に充実感を味わうことが出来るような年にしたいと思います。

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2007年12月30日 (日)

年末を実感

今年も残すところ明日1日となりました。我が家でも新しい年の準備を進めなければ、と気は焦るのですが、主なことは妻がこなす事になりそうです。

それでも大掃除の少しは毎年私がこなす事になっていますので、大晦日の明日、私のすべきところを手伝いたいと思います。

さて、テレビなどの報道を見てもクリスマスを過ぎるとこの時期は、年末の特集番組などが放映され、自然と年末を実感します。

日中にガソリンスタンドへ寄ったときも、年末らしく洗車する車で混雑が見られました。

街の雰囲気はいよいよ新年を迎える準備が整ったようですので、私も残り明日1日で今年が終わるように時間を有効に使いながら最後の活動をしたいと思います。

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2007年12月29日 (土)

年間発着回数30万回の実現に向けて

さる26日、成田空港株式会社が年間発着回数を30万回まで引き上げ可能であるとの見解が示された新聞報道がありました。

実は、これは、当日に開催された「成田国際空港都市づくり推進会議」で空港会社から成田空港の可能性として示される内容でしたが、会議の開催前に新聞によって報道されたものです。

芝山町長は、事前に周辺自治体に何の連絡も無くこのような内容が示されたことに反発して会議を欠席しました。

さて、この内容が新聞報道される前日(12月25日)、このブログで成田空港の厳しい状況について書き込んだところでした。

数年前から私見として、成田空港が年間発着回数30万回程度を担うことができなければ、成田地域の将来性に影響が出るとの意見を述べてきました。

今回の空港会社の発表が様々な波紋を広げてることも事実ですが、「成田限界論」がますます強まる中で、成田空港の処理能力が30万回まで引き上げ可能であるという見解が空港会社自身から示された事は、これまでの流れの転換に大きく影響すると予想しているところです。

そして私は、これがこの地域の将来への発展的議論となって行く事を望むもので、議員としての責任ある行動を示していかなければならないと感じているところです。

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2007年12月27日 (木)

結果

今日目にした冊子に、一般的に仕事の評価は、「日々どれだけ努力したか、喜んで進んで働いたか、そして結果をどのように出したか」で決まると書いてありました。

これを読んで、私たち議員の「仕事の結果」とはどのように出るのだろうかと、ふと考えました。

単純に言えば、選挙の結果と言えるのかもしれませんが、選挙の結果や得票数が議員の評価と一致するのかどうか、特に身近な私たちの選挙では疑問もあるところです。

企業の場合は、決算期や年度末、あるいは年末などの節目で過去の実績、「結果」で人材の評価が行われます。

しかし、年末を迎えて議員の評価を数字的にも客観的にも表す指標はありません。

選挙が終わって8か月、自分なりにも活動を続けてきたつもりですが、今年を振り返り「日々どれだけ努力をしたか」という自分自身に対する評価が最もわかりやすい「結果」である、と明日の御用納めを前に考えた今日の夜です。

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2007年12月26日 (水)

改革に対する目

いよいよ今年も残すところわずかとなりました。今年は特に選挙の年であったこともあり、慌ただしく過ぎた一年を実感しています。

選挙後も議会活動において、私自身がなすべき事、会派としてすべき事を着実にこなしてきたつもりです。改革のスピードが若干速いようで、私の進め方に対して幾分かの批判がある事も認識しています。

しかし、自治体議会の変革が求められている今、これまで先延ばしにしてきた事を普通のレベルに追い付く努力をしているに過ぎず、決して目立った先進的な改革を押し付けている事は無いと考えています。

確かに過去に比べると、次の3月議会から大きく変わる内容も幾つかありますが、時間の経過とともに今の取り組みを理解してもらえるものと確信しています。

また、会派の活動も若輩ではありますが、幹事長という立場を認識して、会派としてのあるべき姿を追い求め、常に活発な議論を展開し政策提案できる真の政策集団となれるように努力をしているところです。

先ほども来年2月1日発行を目指して、会派の広報紙の作成について、会派の政調会長との打ち合わせを行ってきたところで、これも会派として新しく取り組む内容です。

急ピッチでの広報紙の作成となっているため、これから本格的に原稿作成に追われそうですが、残り少ない今年の時間を有効に使いながら一つ一つ対処していきたいと思います。

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2007年12月25日 (火)

厳しい成田の置かれている状況

先日もお知らせしましたが、石原東京都知事の羽田空港の更なる充実強化策が水面下で活発化しています。というのは、東京に一極集中している法人事業税を地方に分配することを容認する代わりに、国から様々な支援を引き出そうというもので、その中に羽田空港の国際化強化が大きな柱になっているのです。

一方、成田空港も着実に整備が図られているところで、国でも整備の必要性を認め、来年度の予算要求では、充実した配分が既に決定しているところです。

しかし、中長期的な視点に立つと、成田空港の置かれている状況は楽観できず、特に過去の歴史にしがみついた要望活動を抜本的に見直す必要性に迫られている時代をすでにむかえている事を理解しなければなりません。

今日も、会派の議員で政調会に属するメンバーから、会派としての今後の重点的取り組み4項目を提示されました。

その中で、やはり指摘されたのは、空港に関して周辺自治体議会との連携を強め、成田空港の整備促進、更なる機能強化、具体的に言うと年間発着回数22万回を見直して、将来の国際線需要に応えられる空港をつくるための地元としての努力が必要であるという事です。

空港づくりは、国が予算化して地元の了解を得ながら進めていくという時代は終わりました。

今まさに求められるのは、地元が一丸となって自助努力をする、またそれを国に示していく事であると考えています。

今後、周辺自治体議会との連携を探りながら、来年3月議会に何らかの意思表示が出来ないものか模索を開始しています。

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2007年12月24日 (月)

続 薬害肝炎問題

12月13日の書き込みで薬害肝炎に関する私の考え方をお知らせしました。

その後、ニュースでも大きく取り上げられ国民的な関心事となり、政府、特に福田総理の動向に注目が集まっていたところです。

大阪高裁の和解案は、原告側が求める一律救済と大きな隔たりがあり、国として責任がありながら、薬剤を投与された時期によって補償の対象とならないというものでした。

これに対して、政府は司法の判断を超える事が出来ないとして、原告が求めていた一律救済に応じる事は困難という見解を示していました。その背景には、未だ感染者数が特定できない現状の中での財政的な負担の問題や、他の薬害訴訟との関連の問題等があったようです。

しかし、昨日になって新たな法律を制定することで、感染者一律の救済を行う方針を総理本人が明らかにしました。

この展開は、私個人的な見解として、これまでの部分救済では国民の信頼を大きく損ない、次期総選挙に影響を与えかねないとの判断があったのではないかと思います。

最終的な判断を下すまでの過程をみると、訴訟を起こしている原告や感染者の方々の反応よりも、世論の意見に従わざるを得なかったという事が出来るのではないでしょうか。

いわゆる「KY」、”(K)空気が、(Y)読めない”ともいえた当初の判断です。

政治が国民生活の基本である事は言うまでもありません。その政治が、国民の動向によって判断を変えるよりも、政治家として何が重要で判断をすべきなのかという視点を持ち、それぞれの局面において決断をすべきであると強く感じた今回の出来事です。

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2007年12月23日 (日)

雨天が幸い

今朝は、久しぶりに雨音がする目覚めとなりました。

休日ではありましたが、午前中に役員を務める団体の行事が予定されていました。しかし、野外での行事であったため雨天によって中止との連絡がありました。

その後約1時間後、子供たちが起床。私が在宅している事実を知り、さてどこへ出かけられるのかとすぐに尋ねてきました。

ここのところ、丸一日家族と過ごすという日もありませんでしたので、雨天ではありましたが思い切って3歳の長男の要望に応えて大洗のアクアワールドへ。

幸い、午後からは雨も上がり、更に水族館は思いのほか空いていて小さな子ども連れにとってはありがたい天候の影響でした。

雨天によって予定の変更を強いられ方も多くいることと思いますが、私としては、久しぶりに十分な時間を家族と過ごすことができた今日の雨に感謝です。

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2007年12月21日 (金)

対応に差

先日このブログで紹介した「市役所内で使用しているコードレス電話が盗聴される可能性がある」とお知らせしたその後の対応。

当初は、私の指摘に対して、なるべく利用を控えるという事に留まっていましたが、市販の無線機で数百メートルも離れたところでも市の職員と市民との税金や福祉関連の会話が聞こえるという事実に対して、今一度再考を促していました。

するとつい先日、担当の課長から、「コードレス電話の入れ替えが完了しましたので報告します」と携帯電話に連絡がありました。

このように、提案や市民からの要望を伝え、その後の処理がどのようになっているのか、対応が可能なのか、不可能なのか等、連絡をいただけると大変助かりますし嬉しいものです。

しかし、このような職員の対応に大きな差があるのが現実で、こちらからその後の状況を逐一確認しないと状況がわからなかったり、いつの間にか要望すら消えてしまうなどということも事実経験したことがあります。

今回のように、対応して報告をくれることが当たり前だと思うものではありませんが、このような配慮のできるが職員が増えれば、市民に対して親切な市役所、サービスの高い成田市のイメージをつくれるのではないか、と今回の対応で感じました。

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2007年12月20日 (木)

議会最終日 報告6件

すべての議案が可決し、先ほど12月議会が閉会しました。

現在17時50分、一旦帰宅し若干の時間があったためブログを更新して、これから忘年会へ向かう所です。

さて、昨日お知らせした議会日程も、議会運営委員会の結果、次の3月議会は、2月22日に開会し土曜日、日曜日、そして25日(月)、26日(火)の4日間を休会として、議案等の調査研究に当てる事としました。

特に月曜日と火曜日の2日間の休会は、会派として代表質問を行う予定なのでその調整に当てられることになりそうです。

さて、議会の最終本会議前、午後1時より全員協議会が開催され、6件の報告がありました。そのうち、特にお知らせしておくべき事としては、次の二つです。

  • 大栄にある成田新産業パーク(大栄物流団地)に、銚子市のヤマサ醤油が進出する事が内定した事
  • NAAが代替え地として確保していた、畑ヶ田地先の約12haを市が買収して、スポーツ広場として整備していく予定である事

既に情報としては得ていましたが、今日の全員協議会で正式に議会に対して説明されましたので、このブログでもお知らせできるようになりました。

どちらの計画も、その土地の利用について懸案となっていましたので、ここにきて大きな事業の進捗が見られたことになります。

特に大栄物流団地へのヤマサの進出は、成田市としても大きな意味があり、特に雇用の創出などに期待を寄せられるのではないでしょうか。ただし、固定資産税については3年間減免の対象になるとのことです。

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2007年12月19日 (水)

議会日程の変更を検討中

いよいよ明日12月議会の最終日を迎えます。

午前中に議会運営委員会を開催する予定ですが、その中で議会日程の変更を決定したいと考えています。

成田市議会の議会日程は、これまでの長い歴史を踏襲して各月の第一金曜日を初日の本会議開催日として設定、土曜日日曜日をはさんで月曜日から一般質問や質疑に当てる本会議を開催してきました。

しかし、今年度から本格的な議会運営の在り方について議論してきた結果、不都合も生じてきたため柔軟な対応をしているところです。

特に議会改革の具体的内容が次の3月議会から始まるため、今議会中に今後の日程設定の在り方について方針を出す必要が出てきました。

具体的には、議会初日の後、これまでは土曜日と日曜日が議案の研究などに当てられていましたが、市役所が休みで対応が取れないため、金曜日に初日を設定した場合、翌週の平日の1~2日を休会日としてはどうかというものです。

3月には、代表質問も始まることから、その日程も1日確保する必要があり、市長の施政方針演説や当初予算を含めた各議案の上程後でなければ、具体的な質問内容も作成できないという不都合も想定されます。

これは、議会では「事前審査の禁止」という、議案等が上程された後でなければ質問や議論をすべきでないという原則があるため、議案が公に提案されてからでないと具体的な審議ができないという決め事があるためです。

さて、明日の議会運営委員会で結論が見出せるのか少し問題も含んでいますが、3月議会も2月22日開会を内定させていて、時間的にも余裕が無いため、真剣な議論を行い決着させたいところです。

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2007年12月18日 (火)

会派勉強会

明後日に議会最終日を控え、定例議会恒例の会派勉強会が開催されました。

この勉強会1時間前には、会派の政調会を開催し、直面している課題について論議し、来年早々(2月1日を予定)に会派としての議会報告を発行することを決定しました。既に議会報告の内容については、大枠の内容が決定しましたが、今後具体的な内容を詰めて原稿の作成などに追われそうです。

さて、勉強会では教育委員会の所管の内容について、市の担当者より資料を提示してもらい説明を受けました。内容は以下の通りです。

  • 学校適正配置に関する事
  • 中央公民館の建て替えを含めた将来計画
  • 国際文化会館の改修と建て替え計画
  • 大栄野球場の建設
  • 文化財保存展示施設の建設

これらの中で、学校の統廃合や学区の見直しが議論となる学校適正配置については、各議員もそれぞれの地元の事情を抱え非常に興味のある内容となりました。

毎回、テーマを設定して会派全体での勉強会をこのように開催していますが、正直取り上げるべきテーマが多く勉強会や議論の時間が足りないと感じている最近です。

今日も本来であれば、石原東京都知事による羽田空港の本格的国際化に向けた政府へのゆさぶりが最近特に目立っている事から、改めて成田空港の今後のあり方についても議論があり、議会として早急に取り組むべき必要性を認識しましたが、他の会派との連携も必要な内容であるため今後次の議会へ向けた取り組みとして認識を共有したところです。

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2007年12月17日 (月)

ANAクラウンプラザ成田よりユネスコへ

昨日、急に一本の電話が携帯に入りました。

内容は、明日、成田全日空ホテルが「ANAクラウンプラザホテル成田」に改称するに当たり、ホテルの新たな船出を記念したパーティーで従業員の方々から募金を募ったので、ユネスコ協会へ寄付したい、との事でした。

丁度今日は、ユネスコの理事会と研修会を市役所で予定していた事と、ホテル側も市役所を訪問して市長に新しいホテルとして生まれ変わった挨拶をすると事が時間的に重なり、アメリカから来日していたCEOをはじめ、ホテルの平 総支配人らと面会し、貴重なご寄付をいただく事が出来ました。

日ごろユネスコ協会は、様々な活動をしていますが、財政面がの厳しさに悩まされています。

そういった意味では、思いもよらないご寄付をいただくことができて、今後の寺子屋運動(アジアに学校をつくる運動)などを中心に活動に充当できる資金ができました。

ユネスコとして本当にありがたい気持ちです。

さて、明日は午後から会派の政調会と勉強会を予定しています。内容は、明日またこのブログでお知らせしたいと思います。

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2007年12月16日 (日)

「公約」の重み

年金記録5000万件が該当者不明で、そのうち4割近くが特定困難と判明し、公約違反ではないかと指摘された福田首相、「公約違反というほど大げさなものなのかどうか」と公の場で述べた問題。

私も何度かニュースで見ましたが、自民党総裁としてまた一国の総理大臣として適切でなかったと思います。

福田首相のこれまでの言動を見れば、いつものような言い回しとも取れるかもしれませんが、国民の一人として正直呆れた気持です。

マニフェスト型の選挙の実現が叫ばれ、特に国政選挙では各政党が冊子を作り、国民に対して公約を示しています。

しかし、マニフェストに記載された内容について選挙後になって曖昧にする事など許されません。ましてや、今になって字句の表現によって真意が違うなどと釈明するとは、国民を軽く見ているとも思える言動です。

最近では、地方選挙でも有権者に公約を数値など具体的な内容を示して行ういわゆる「マニフェスト型選挙」が主流となり、各選挙においていわゆる「公約」が掲げられています。

私も先の選挙において、いくつかの市民に対する約束事を提示してきましたので、今回の福田首相、桝添厚生労働大臣の発言を反面教師として言動や行動を律していきたいと思います。

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2007年12月14日 (金)

視察地を慎重に選定中

委員会日程最終日となった今日は、補正予算などを審議する総務常任委員会が開催されました。

今日も補正予算の議論が気になっていたため傍聴しましたが、思いのほか深い議論は無かったように思います。特に先日もこのブログでお知らせした大谷津運動公園内のプール建設についても、大きな問題としては取り上げれれませんでしたが、貴重な税金を投入する事業ですので、今後の利用率向上に向けた取り組みを要望していきたいと思います。

さて、来年1月の21日から議会運営委員会で、視察を予定しています。内容は、現在成田市議会でも取りくんでいる議会改革についてで、先進市の取り組みを直接視察したいと考えています。

私案としては、三重県四日市市と伊賀市の両市議会の取り組みが先進的であると判断し、行程など調整を始めたところですが、四日市市が既に視察要望が多く対応できないと断られ、伊賀市についてもやはり視察の対応が多くあるため22日のみしか引き受けられないとのことでした。

個人的には、四日市市議会の取り組みのなかで特に興味があるのが以下の内容です。

  • 自治基本条例を議会で提案して制定していること
  • 議会基本条例の制定に向けた具体的な動きがあること
  • 議員提案による条例の改正・制定が他の議会と比べて多いこと
  • 市議会モニター制度の導入
  • 議員が公に市民と対話する「シティ・ミーティング」の実施

しかし、相手先が受け入れ不可能ということで代替案を早急に作成しなければなりません。

来週の20日に開催される委員会までに果たして間に合うかどうか・・・。

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2007年12月13日 (木)

薬害肝炎和解案に対して

今日、大阪高裁からいわゆる「薬害肝炎」の和解案が示されました。本来であれば、7日に示される予定でしたがそれが延期されていたものです。

「薬害肝炎」とは、手術や出産時などに止血目的で大量に使用された薬剤によって肝炎に感染したというもので、アメリカではすでにその危険性が指摘され販売停止になっていたにも拘らず、日本では約30万人に投与されてしまったというものです。結果的に多くの女性などがC型肝炎に感染し、その治療に苦しむとともに、感染すら知らない人々が多くいるという事実があります。

なお、C型肝炎は、肝がんになる確率が異常に高いといわれています。

今回成田市議会でも”「肝炎問題の早期全面解決とウイルス性肝炎患者の早期救済を求める意見書」の採択を求める請願”が提出され、すでに委員会では全会一致により採択すべきものという結論が出ていま。

この中には、被害者すべての救済の内容も含まれているため、今回の和解案とは隔たりがあります。

私も直接請願の提出者とお会いし、この問題の重大さを深く受け止め、会派として紹介議員となることも決めたことから、今回の被害者に対する補償などを時期で限定している和解案に対しては不満を感じています。

特に被害者の生活や負担を考えた場合、心が痛みます。

今後国が政治判断をするものと思いますが、これまで多大な苦しみをしてきた被害者と、未だ感染を知らずに生活している被害者のことを思うと、福田首相の原告側への歩み寄りを期待するものです。

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2007年12月12日 (水)

国際色豊かな成田を実感 

12月議会も後半に入り今日は建設水道常任委員会が開催されました。委員会自体は約40分で終わり、各議案、請願が委員会を通過しました。

今日もニュータウン地区から提出された、建物の絶対高さを求める請願の審議内容が気になったので傍聴しましたが、思ったよりも大きな議論にはならず、各委員の賛同を得た形です。

夜は久しぶりに友人との忘年会を兼ねた食事会に出席し、色々と情報交換を行いました。

場所は参道沿いのブラジル料理店。私は始めて訪れたレストランでしたが、隣では外国航空会社のスタッフ十数人が送別会を行っており、国際性豊かな成田らしさを実感しました。

さて、最近大都市と地方の格差解消のため、法人税の配分見直し論があり東京都が反対していました。しかし、ここに来て一転石原都知事は賛同する方向に転換しています。

ただしその条件として、オリンピック開催への国の支援や羽田空港の国際空港としての充実を挙げているとの事です。

成田空港もアクセス整備や滑走路の延伸など、歴史的に見ても空港機能の充実が大きく図られている現在ですが、成田空港の国際空港としての位置づけについて将来への不安が徐々に大きくなりつつある昨今です。そしてそれは当然、国際都市NARITAとしての将来へも不安を駆り立てているこの頃です。

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2007年12月11日 (火)

情報化へ意見交換

今日は午後2時から経済環境常任委員会が開催され、気になる議案と請願もあったため、傍聴しました。

全ての議案と請願については、事前に会派内で議論し方針を確認していますが、その中でも議論の多かった内容が今日の委員会でした。結果的には、事前の方針通りでしたので安心しましたが、地元の事情など苦しい立場を抱えながらも会派の方針に従ってくれた議員がいたことをお知らせしておきます。

さて、委員会終了後、石渡議長と軽い打ち合わせを行い一旦帰宅。連絡内容等を確認した後、市内某所で今後の成田市の情報化戦略について様々な関係の方と食事をしながら議論しました。

成田市もこの数年でかなり情報化が進んできましたが、変化のスピードが速いこの時代、更に先を見据えてIT化を一層進めなければなりません。

先進市と比べると成田市の現状は、未だ遅れていると言える事から、民間の活力と発想を利用して時代を先取りした環境作らなければなりません。

今日の約3時間を超える食事会での議論を通し、同じような気持ちを持った人々が周りに居る事を実感し、今後の成田市を考えた上で心強く感じることが出来ました。

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2007年12月10日 (月)

先ほど千葉の政治パーティーから成田へ戻り、その後1箇所で所要をこなし帰宅しましたが、この時間としては久しぶりに(午後9時)のニュースを見ていたら、薬害肝炎訴訟の問題と自転車と歩行者の事故に関するニュース取り上げられていて印象的でした。

他にも多数のニュースがあったのですが、実はこの2つの問題は、今開催中の12月議会で取り上げられた内容であるからです。

薬害肝炎の問題は、現在請願として提出されていて審査中で、請願の提出前に裁判を全国で闘っている団体の役員や弁護士と面会し、請願の紹介議員として私の所属する会派で対応する事を決めた経緯があります。

当初7日に大阪地裁で和解勧告が出る予定でしたが、それが13日に延期されています。

それまで薬害肝炎の問題についての知識は、ほとんどありませんでしたが、請願として提出することに少しなりともかかわった事で、他人事ではなくニュースを見ても国が決断をしない現在の状況について、大きな不満を感じました。

また、自転車と歩行者の事故ですが、ある議員から一般質問で「自転車運転免許証」の交付の必要性が提案されたことを思い出しました。

本会議場で質問のやり取りを聞いた段階では、正直あまり興味も無かったのですが、自転車によるひき逃げも事故も発生していたり、自転車が歩行者をはねる事故が問題となっていることをニュースで知り、若干反省する気持ちを覚えたところです。

日ごろから様々な情報には気をつけているつもりですが、自然に自分なりの考えで情報の重要性を区分けしていたように思いますので、些細な内容でも記憶に留める心掛けの必要性を実感した次第です。

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2007年12月 9日 (日)

発議を用意

議会の活性化が叫ばれ、地方議会の改革が各地で進められている昨今ですが、その中で議員提案の議案を多くすべきとの意見があります。

一般の方も、思いのほか議員からの議案提案が少ない実態を知るとびっくりするようです。

ただ、これにはいろいろな課題もあって、法制的専門職員を議会事務局に配置していないなど、議員の政策立案能力が個人の能力に大きく依存している実態もあり、理想的な議会を創るにはまだまだ問題や課題があるのも事実です。

幸い私の会派では14人の議員が所属していますので、様々な活動をさせていただいていて、政調会という組織も実在しています。

この政調会では、様々な市の課題に対する討議を行い、また議案や請願に対する賛否、懸案事案の調査などを主に行っています。

今回は、農政関係の請願に対して、その趣旨は賛同できるが請願として採択するには相応しくないという判断から、独自に対案的な意見書を議会で議決できる準備を進めているのです。ちなみに、会派の新人議員が主に担当してくれています。

これまではこのような動きも、市の執行部側が主導的に行っていましたが、議会としての役割を一層高めようと議論した末、方針を決定しました。

今後も条例の制定や改正などに関しても議会側から積極的に挑戦していく方針でいます。

ただ、法制的な整合など細部に関しては、やはり市の執行部の職員との連絡調整が必要な現状を痛感している所です。

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2007年12月 8日 (土)

子どもの疑問

20071208154818今日は午後の約4時間がスケジュール的に制約が無かったため、3歳の長男を連れて千葉市動物公園へ行きました。

ここのところ週末になると、何処かへ出かけたいと求めるようになってきた年頃のようで、今日も朝から家族でのお出かけを期待していたようです。

また、クリスマスも近づきサンタクロースへプレゼントのお願いの手紙を書くなど、かわいらしいところも見られる最近です。

千葉市動物公園では、写真の通りクリスマスツリーとサンタの人形がありましたが、怖がりの長男は人形に少しおびえていたため写真には納まっていません。

先ほどある忘年会に参加して帰宅したところですが、妻からは、「サンタクロースってたくさんいるの?」と疑問に思っていた長男の言葉を聴かされ、純粋に子どもなりの疑問が毎日生じていることを実感しました。

そう言えば確かに、動物公園で3つのサンタクロースの人形がありました。

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2007年12月 7日 (金)

教育民生常任委員会

委員会2日目となった今日は、私の所属する教育民生常任委員会が開かれました。

午後2時に開会した委員会は、議案と請願、執行部からの説明と続き休憩を入れずに2時間半行われました。

毎議会で委員会が開催されますが、2時間を越えると長いほうです。

今回は特に、公津の杜に計画している複合施設や加良部保育園の建替え、学校の適正規模化に関する調査の中間報告、小中学校の学力や生活に関する調査など報告が盛りだくさんでした。

公津の杜複合施設に関しては、成田市としてはじめてPFI手法を用いて計画を進める予定で、今後の取り組みなどにも注目していきたいと思います。

さて、ここのところ、色々な計画を進める上で議会に対する説明不足や、予算を含めた計画の甘さが指摘され、不満を漏らしていた議員も多くいましたが、かなり改善された感があった今日の委員会です。

しかし、未だ議会の存在の重要性を認識していない職員も多く見受けられることから、今後も議会としての機能が十分に働くように厳しい監視の目を保つ必要があると思います。

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2007年12月 6日 (木)

空港関連委員会

昨日までの本会議に続いて、委員会初日となった今日は私が所属する空港対策特別委員会が開かれました。

成田市のこの委員会では、NAA 成田国際空港㈱の幹部職員も毎回出席し、空港の運用状況などの説明や質疑などが行われています。

001_2 今日の委員会の中では、NAAより、現在進めているB滑走路の2,500m化の工事を全力で進めている事と、当初の計画よりも早く供用が出来るように全力を挙げているとの事で、供用開始を少し早める事が出来るとの見解が示されました。

委員会を終了後、現在市内各所で進められている成田新高速鉄道の工事のうち、空港内の駅の増設工事の現場を視察しました。

既に建設から長い年月を経ている状況で、新たに駅の増設を行う工事は、技術的にも安全面でもかなりの難工事のようです。

実際に地下の工事現場まで足を運び、莫大な資金が投入されて 工事が施工されている現場を目の当たりにして、成田空港の将来を左右する大プロジェクトである事を実感しました。

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2007年12月 5日 (水)

請願9件

今日で一般質問の日程が終了し、請願9件が紹介議員より説明されました。

一般的に国の予算編成等の兼ね合いから、9月議会と12月議会は多くの請願が提出されますが、一度に9件の請願は多いほうです。

議案とともに請願について、本会議終了後その議論の方向性と最終的な結論までを会派として確認しました。

それぞれの内容について議論してみると、市民の目線での意見として同調できるものもありますが、議会としての意思決定として相応しいのかどうか疑問に思うものもあります。

請願の提出には紹介議員が必要ですので、紹介議員となる事が相応しいのかどうか、請願として提出されることが時期や内容についても適切であるのかどうか等、議員としての見識が必要であると思う時が多々ある昨今です。

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2007年12月 4日 (火)

代替プールの建設に関して

昨日に引き続き午前10時から一般質問が行われ、6人が登壇しました。明日もう1日一般質問の日程が終わると、委員会の日程に入ります。

各議員も徐々に委員会審議への準備のため、提案されている議案の内容について調査を始めてきたこともあり、会派としても様々な議論が出てきました。

その中で、大谷津運動公園内に50mプールを建設するという補正予算案について大きな話題となりました。

これは、新高速鉄道の建設に伴い、それまであったプールを同じように造るというもので、鉄道建設にかかったために得た保証金約1億4,000万円と、自主財源約1億3,000万円を加えて来年の夏の利用に備えるというものです。

しかし、多くの議員と議論した結果、これまでの機能をただ単に同じ敷地内に建設するという発想でよかったのかどうか疑問点が浮上してきました。

市としては、これまであった施設であるので、利用者のためにもなるべ早く代替えの施設を造らなければならないという考え方に基づいて計画を進めてきたようです。

しかし、自主財源を投入して夏の約1ヶ月半の限られた期間の利用しかできない大型のプール建設ですので、建設場所、利用期間の延長が図れる設備の付与(屋根等の囲いを設ける事で約5ヶ月間の利用が可能)、子どもや一般者が多く利用できる内容などなど、より検討すべきであったのではないかと会派内で真剣な議論がありました。

この計画は6月議会に補正予算として上程され可決した経緯もありますので、すでに議会としても計画そのものの進行を容認した事実があります。

その意味においては、いまさら建設の計画を白紙に戻すことはできませんが、今後利用率や利用者の利便性の向上に努めるように、運動公園全体の位置づけと内容を検討する必要性がありそうなので、税金の無駄遣いにならないように議会として提言をしなければならないと考えています。

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2007年12月 3日 (月)

一般質問 初日終了

12月議会の一般質問が今日から始まり、18人の先陣を切って本会議場に登壇し質問を行いました。内容は以下の通りです。

  1. 個人情報保護法について
  2. 成田国際文化会館について
  3. 新清掃工場について

Img_05781.個人情報保護法に関しては、市民生活の身近なところで名簿や連絡網の作成を控えたりする、いわゆる「過剰反応」の防止に対する市の取り組みを問いました。

2.文化会館については、老朽化が叫ばれている中で今後の改修計画や長期の計画が隣の市有地の活用を含めてどのようになっているのか問いました。

答弁の中で、文化会館を平成21年度長期の休館として大規模な改修を行い、その後10年間程度利用して、その間に隣の市有地の利用も含めて新しく建替えする方針であることが明らかにされました。

平成21年度の休館に対しては、市民等への影響が最小限になるように要請をしたところです。しかし、市主催の大きな行事の会場にもなっていることから、今後様々な議論が巻き起こってくるものと予想しています。

3.新清掃工場については、来年度発注を控えて、建設コストだけでなく維持管理や運転管理などのその後に発生する莫大な費用についても考慮した発注方式を採用すべきであると訴えました。

特に今回採用を決定している燃焼形式は、特殊技術であるためその後の維持管理や運転管理がそのメーカーの関連企業のみしか行えないという事実があります。つまり、毎年数億円かかることが予想される運転管理についても、通常の発注方式の場合随意契約になることが予想されるのです。

そこで、建設時に将来のリスク分担や社会情勢などの変化も考慮して大規模改修が必要となる20年後くらいを見据えたトータルコストを意識して発注すべであることを提案したものです。

今後この課題に対しては、市の中で検討されていくものと思いますが、出来るだけ早く方針を定めて議会、市民に示して欲しいことも要請しました。

さて、明日も午前10時から6人の質問があります。それぞれの議員の質問や提言も参考になるところが大ですので真摯に耳を傾けたいと思います。

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2007年12月 2日 (日)

既にクリスマス気分

12月に入りクリスマスの雰囲気が随所で見られるようになって来ました。

Img_0564地元の三里塚小学校では、昨年よりPTA、こども育成連絡協議会などが協力してイルミネーションの飾り付けを行い、子ども達と共に点灯式を行っています。

私も3歳の長男を連れて学校に遊びに行き、午後5時30分からの点灯式を見てきました。

ただ、このイルミネーションは借り物であるため、今夜中に撤去されてしまうそうでまた来年までお預けです。

さて、明日からは一般質問、18人の先陣を切って午前10時から行います。 3項目の内容の質疑で50分くらいの内容となる予定です。

この週末、十分な時間を割くことは出来ませんでしたが、懸案となっている内容ですので私の考え方を直接ぶつけてみようと思います。

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2007年12月 1日 (土)

市民の望む情報

今日12月1日は、結婚記念日でした。また、母方の祖母の命日ということもあり、午前中に八日市場にあるお墓へお参りに行き、久しぶりに家族そろっての時間を過ごしたわけですが、お墓参りでは家族サービスに十分ではなかったかもしれません。

ましてや、忘年会シーズンということもあり、結婚記念日の記念らしいことも出来ず、ファミリーレストランで昼食をとったことくらいでしたが、子供にとっては外での食事も楽しいようなので僅かながら救いもあったような気がします。

さて、忘年会の場所では、日ごろこのブログでお知らせしているような内容よりも、もっと全国的なニュースやワイドショー的な話題の方が盛り上がるようで、時折そのような内容の書き込みを行うべきかと考えさせられる場面がありました。

特に、地元お祭関係の団体の忘年会では、年齢層が若いということもあり、話題は「朝青龍問題」。是非ネットにコメントを載せて欲しいとの要望もありましたが、あまり個人的な意見はこの場に相応しくないように思いますので差し控えたいと思います。

ただ、記者会見等を見たかぎり、報道でも指摘されているように多くの不満を感じたことは事実です。朝青龍自身だけでなく親方に対しても。

さて、市民の方と直接接すると、私たち議員よりも内容によっては早く正確な情報を知っている場合が多々ある事を感じますが、今日もそのような内容がありました。

それは、国道51号線沿いの東町にあったジャスコが取り壊されたままになっていて、今後の計画がどのようになっているか地元のみならず多くの方の関心事の1つであったと思いますが、具体的な計画が着実に進んでいることが東町区の区長さんから忘年会の席で知らされました。

耐震偽装等の問題などから法律の改正もあり、建築許可まで時間がかかるとの事でしたが、前のジャスコと同様の規模・内容の建物が計画されており、具体的な進捗が今後見られるとの事でした。

ただ、市民生活にとっては買い物等の選択肢が拡がることで利便性が向上する一方、商業系の競争が激しくなることの弊害もあることは気にかかるところです。

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