議員提案条例への取組
しかし、午後4時からの関東若手市議会議員の会の研修会に一旦は出席を取りやめようかとも思いましたが、研修内容が興味のある内容であったため予定通り参加しました。
今日の研修会は、文京区のシビックセンターで開催されました。このシビックセンターとは、文京区役所とその他の施設が複合化されているもので、22階から上が議会関係のフロアとなっていました。
さすがに都心の区役所と興味津々で地下駐車場に車を止め、どうにか会場の23階へたどり着きました。
今日の内容は、議員提案条例について、以下の具体的取り組みが発表されました。
- 犯罪被害者支援条例について 日野市議会議員 菅原なおし氏
- 平塚市民の心と命を守る条例 平塚市議会議員 江口友子氏
- 小金井市の地下水及び湧水を保全する条例 小金井市議会議員 漢人あきこ氏
それぞれ、発案から条例制定まで様々な過程を経ていて、私も成田市議会で議員提案による条例案の提出を目指しているため、その体験談なども交えた今日の内容は、非常に興味のある内容でした。
特に、今日の講師の3人は、いずれも一人あるいは少数会派に属する議員でしたので、議会の過半数以上の議員に賛同を得て条例案が可決した事実に若干の驚きを覚えました。
ただその点については、日頃から会派は異なっても、政策的な情報交換や日常的な交流を欠かさずに行っていたようです。
幸いにも私は、現在成田市議会の最大会派(14人)に所属していますので、そのような苦労はないと思えますが、逆に会派内を統一意見にまとめる作業がはじめの関門となります。
今日の研修会には、関東各地と九州、関西からも合わせて25人の若手市議会議員が参加しました。研修会後の新年会には残念ながら参加できませんでしたが、本来であれば研修会そのものよりも、その後のお酒や食事をとりながらの交流のほうが活発な議論となる我々の世代です。
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