« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月30日 (日)

「食品の裏側」講演会 主催者として

今日はかねてより計画していた「食品の裏側」講演会を、講師に安部 司氏http://www.abetsukasa.com/index.htmをお招きして三里塚コミュニティセンターで開催しました。

当初予定していたよりは参加人員も少なめでしたが、それでも120名を超える方にご参加いただきました。

20081130145835 講演では、多くの添加物を実際に持ち込んで、たくあんの着色や無果汁ジュースをその場でつくるなど興味深いもので、日頃私たちの生活に自然に入り込んでしまった人工の添加物の現状について熱弁をふるっていただきました。

特に、現在の日本人が求める食品を作り出すためには、自然界のものに添加物を入れなければならない食品メーカの立場にも触れていただき、農業から根本的に考え直さなければならない時期であるとの事でした。

終了後、会場を移動して個人的に食事をとりながら意見交換させていただきましたが、その中で「アメリカが和食の良さを認めているのに、なぜ本家本元の日本人が和食から離れているのか」との意見に、政治的な様々な視点と共通する内容であることがわかりました。

世界の様々な分野での情勢が不透明感を増す昨今、いつでも食料が海外から手に入る時代は終わりつつあります。

毎日コンビニエンスストアやスーパーなどで、年間に換算して数千億円の莫大な量の食料が廃棄されているとの事です。

私たちの身近な生活から改める必要性がありそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月29日 (土)

銀杏の売り上げをユネスコ運動へ

今日は、午前中に保育園の保護者を対象とした「そば打ち研修会」に参加し、午後からは市内の八生小学校の児童が成田ユネスコ協会の活動に寄付していただけるということで、役員の一員として行事に参加してきました。

八生小学校では、校庭にある樹齢250年とも言われる銀杏の木から毎年取れる銀杏を児童自ら販売して、慈善事業等に寄付をしています。

20081129123810今日は、午後からバザーも行われ、その会場では毎年恒例の子ども達による銀杏の即売所が設けられていました。約1時間後、用意した袋詰めの銀杏は完売となりました。

その後、銀杏の販売をした子ども達からアジアに学校を建てるための活動資金にと、貴重なご寄付をユネスコ協会に頂きました。

20081129144505今年度、成田ユネスコ協会では、寺子屋運動のラオスのプロジェクトに参加していますので、今日のご寄付はラオスに建設する寺子屋の一部に当てさせていただく予定です。

ちなみに、私も銀杏を1袋買わせていただきました。この質と量で300円はお買い得です。皆さんも来年是非ご協力ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月28日 (金)

日赤病院 新病棟建設が着々と・・・

今日から12月議会が始まりました。

初日の今日は、午前中から会派の会議、午後1時からは本会議で議案が正式に提案され、その後全員協議会が開催されました。

全員協議会では、始めに私から議会運営に関する決定事項を報告し、執行部から3件の説明を受けました。

全員協議会終了後は、再び会派の会議を再開し多くの内容について議論を重ねました。

途中、総務部長と環境部長にも急遽議案の内容に関して説明を求める場面もありましたが、概ね予定通りの内容が協議できたと思います。

その中で、会派の所属議員が成田赤十字病院の改築に関する検討委員会の委員に委嘱されたという事が解り、今後の対応について様々な観点からの議論を行いました。

この検討委員会は、最近立ち上げられたものですが、日赤病院の運営協議会の委員である2人の議員が委員として委嘱されたとの事です。

しかし、議会として対応した経緯は全く無いため、議員としての立場で参加することへの不適切さも指摘されました。

過去にも成田市から35億円の補助金を支出する際、成田市議会では賛否も含めて非常に厳しい議論をした経緯があります。

そのような経緯からも、再び成田市に対して財政支援を求めてくることが想定されている新たな病棟建設事業の検討委員会に、議員の立場で参加することは現在のところ好ましくないのではないかという意見が多く出されました。

これに対して、会派としてもまずは成田赤十字病院の位置づけと成田市医療の今後のあり方を調査することが先決であるという判断に達したため、この議会会期中に時間を取って対応してみたいと考えています。

これまで明らかになっていなかった成田赤十字病院の新病棟建設計画が、かなり具体的に進められている事実があるのは間違いありませんので、成田市の対応にも注目が集まること必至です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月27日 (木)

表現の寂しさ

今日も様々な打ち合わせがあり、多くの時間を市役所内で過ごしました。

いよいよ明日から12月定例会が開会します。今日の議会関係以外の打ち合わせの中で、ある方から「12月議会の焦点は何ですか」と尋ねられました。

それに対して私は、「いくつもありますが、豊住中学校の廃校の議案でしょうか」と答えました。

補正予算を含めて全26議案すべてが重要であることは言うまでもありませんが、私個人的には重要度というよりも、中学校の設置条例の改正議案そのものの表現が気になりました。

議案第2号 成田市中学校設置条例の一部を改正するについてでは、下記のような表現になっています。

成田市立中学校設置条例(昭和39年条例第24号)の一部を次のように改正する。

第2条の表中豊住中学校の項を削る

これまで様々な経過や議論を経て、地元地域も苦悩の末に出した結果が「教育委員会の決定を尊重する」というものでした。

地元のこれまでの歴史的な思い、将来への不安、何より子どもたちが新たな環境でどのような生活を送るのかなど心配すればきりがありませんが、その思いとは裏腹に議案の表現に寂しさを覚えました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月26日 (水)

キーワード 「福祉国家は成長する」

今日は午前中に成田市議会議員団主催の研修会、午後から議案説明会、議会運営委員会と続きました。

明後日から始まる12月定例議会には、議案26件が提案される予定で、12月18日までの21日間の会期となります。

これまで進めてきた議会改革も当初設定した内容の多くが達成されましたが、各種審議会への議員参加の問題もこの12月議会で決着させることを確認しました。方針としては、現在各議員が参画している多くの審議会、協議会から議員を引き上げる方向で調整が進んでいますが、最終的な決定には至っていません。

今回の議論は、議会改革と行政改革を対に考えているものであり、執行機関側の組織から単に議員を引き揚げれば良いというものでもないため、今後、各審議会や協議会の統廃合、市民参加の促進なども含めて議会側から執行部側に対して申し入れる必要性もあるもの考えています。

さて、午前中の研修会は、講師に藤井 威氏を迎えて、スウェーデン大使を歴任した経験から福祉に視点を当てた国家の在り方についてお話を聞きました。

藤井氏は、東大法学部を卒業後、大蔵省に入省し、19年間主計局で国家予算の編成に従事、経済企画庁官房長や内閣官房内閣内政審議室長などを歴任し、いわゆるエリート官僚の道を歩んできた人物です。

その藤井氏から、日本の福祉政策や税制の在り方について多く批判する言葉が聞かれたのは正直驚きでした。

スウェーデンと聞けば、誰もが高福祉高負担の国というイメージを持っています。福祉の充実が必要なことは理解していても、税負担を増加させることへの抵抗があるのも私たち日本人からすると常識的な考え方です。

しかし、「格差社会であるアメリカを本来格差社会でない日本が、グローバルスタンダードとして追っている事は間違いである」、「福祉国家は安定的に成長する」など、スウェーデンをはじめ欧州各国の取り組みを事例に出した内容に、私を含めて多くの議員が新鮮な話として受け入れたものと思います。

特に、単に”増税”という悪いイメージではなく、増税によって市民、国民が何を享受できるのか、「増税によって受益感を与える必要がある」との力説は、新鮮な言葉として純粋に受け入れられるものでした。約2時間有意義な研修であったと思います。

ただ、国の方向性をも左右できる大蔵省のキャリアという経歴の持主の言葉としては、現状の国の在り方に対する強い批判に違和感を強く感じたのも事実です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月25日 (火)

学校適正配置 豊住の決断

今日は午前10時から、教育民生常任委員会の協議会が開催されました。この協議会とは、正式な委員会ではないため、傍聴者等は入れませんし、詳細な協議内容も開示していません。

各委員会で正式な委員会を開催する前に必要な時や、非公式な議論が必要な場合などに開催されています。

さて、今日の協議会は、約1年前に示された学校適正配置計画に則り、豊住地区が進めてきた中学校の統合問題について報告がありました。

これまで10カ月の間に地元では40回に及ぶ協議を重ねた結果、”教育委員会の決定を尊重する”との地元意見が集約されたとの事です。

この豊住中学校は、成田市がかつて進めようとした北部地区の中学校統合案”成田北中構想”にも関わり、地域としてかなりの議論が行われた経緯があります。

しかし、その後成田市がこの”北中構想”を断念し、久住地区に単独の中学校を建設したことから、成田市行政や教育委員会に対する不信感も相当なものがあった事と思います。

結果として今回、成田市中心部の成田中学校への統合を進めている教育委員会に対し、その決定を尊重するという結論に至ったとのことです。

これまでの議論や、地区住民・生徒からの意見などが資料として配布されましたが、特に、生徒の声が生の文章で資料に記載されていましたので、地元地区の苦悩が伝わるものでした。

今後、12月議会で正式な議案として扱うことになるとの事ですが、何よりも子どもたちの教育面全般に対する配慮、

  • 通学の問題
  • 心理的な負担軽減
  • 家庭への新たな経済負担の発生抑制
  • 手厚い教職員の配置

などなど、そして学校跡地の利用を含めた地域振興について、行政としてまた議会としても手を差し伸べる必要があると感じています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月24日 (月)

家族サービスで1日過ごしました

昨日は、地元市域の駅伝大会、社会福祉法人の理事会、後援者の息子さんの結婚披露宴、地元体育協会の忘年会と続き、心身ともによく動いた一日となりました。

そして連休最後の1日となった今日は、家族サービスに徹しました。

ここ最近、子どもともゆっくり過ごす時間もなく、顔を見るたびに心苦しさがありました。しかし、今日はようやく息子の希望通り、大洗の水族館へ家族4人で出かける時間がつくれました。

久しぶりの休日に子どもたちも喜んでくれたようで、父親としても満足感を味わえた1日です。

さて、明日は急きょ教育民生常任委員会が開催されることになりました。

内容については、明日お知らせしますが学校適正化計画が着実に動き出しているようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月22日 (土)

オレンジリボン運動

「オレンジリボン運動」http://www.orangeribbon.jp/index.phpをご存知でしょうか。

20081122161959 今日は、関東若手市議会議員の会の今年度第1回研修会が栃木県小山市で開催され、子ども虐待防止運動の「オレンジリボン運動」について学ばせていただきました。

小山市のオレンジリン本運動への取り組みのきっかけは、2004年9月、栃木県小山市で二人の幼い兄弟が虐待の末、橋の上から川に投げ入れられて亡くなる事件が発生しました。

その後、この事件をきっかけにして児童虐待を防止する運動の機運が高まり、現在のオレンジリボンキャンペーンに至っています。

現在の小山市では、地域、行政、児童相談所と警察の連携が強化され、児童虐待撲滅の努力が継続的に行われています。

また、国レベルでの取り組みの必要性も認識され、内閣府、文部科学省、厚生労働省が連携して、このオレンジリボン運動の普及のために補助金制度が作られ、実際に全国各地で運動が展開されているようです。

しかし、千葉県内ではほとんど取り組みの事例が無い事が残念に思いました。

当時虐待を受けて、悲惨な生活を強いられその末に生きたまま川に投げ捨てられるという子どもの事実を考えると、同じ世代の子を持つ親として胸が痛みました。

また、日頃子どもとの接触のなかで、何気なく使う言葉や受け答え、夫婦間の会話等が子どもの心に大きな影響を与えていることを研修会の場で改めて悟ることとなりました。

関東若手市議の会 会長の小川智之千葉市議のご配慮で途中まで送っていただき、無事に帰宅した後、早速二人の子どもの寝顔を見て、オレンジリボン運動の意義を実感しました。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年11月21日 (金)

定額給付金 成田市も所得制限設けない方向?

今日は午前中に議会運営委員会の事前打合せ、午後からブルガリアから来日しているピアニストのコンサート、夜は政策集団「夢の会」の会合に参加しました。

議会運営の打合せは、盛りだくさんの内容でした。この中でいくつもご報告したい内容もありますが、又の機会とさせていただきます。

さて、「夢の会」の開催は3ヶ月ぶりで、私は前回残念ながら参加できませんでしたので、メンバーとは久しぶりの意見交換会となりました。

話題は、知事選、衆院選、県議会、各市議会の情勢など、そして何よりも現在の与党の政権運営への不満が噴出しました。私も特に、永田町の感覚があまりにも国民生活とかけ離れている現状に、不満と危機感を募らせています。

定額給付金についても議論がありましたが、結局成田市でも所得制限を設けない方向で調整が進んでいるようです。

既に、町村会が所得制限を設けないことを確認していることから、全国の市でも同様に扱わざるを得ないと考えていました。

実際に膨大な事務作業を考えた場合、多くの自治体、特に現状の町村の体制では無理があります。そして、市と町や村は隣接しているケースが多いため、国による政策が地域という大きなくくりの中で差が出ることも適切ではありません。

この件についても、国レベルでご議論を頂いている方々には、地方のシステムや現状が解らないのかと首をひねってしまいます。

結局、情報交換よりも愚痴が多くなった今日の「夢の会」でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月20日 (木)

芝山町議会との交流会

今日は午後から成田市議会と芝山町議会との交流会が開催されました。

交流会の内容は、第1部として今年オープンした十余三パークゴルフ場でパークゴルフを、終了後場所を移動しての懇親会となりました。

この行事は、昨年も行われたものですが、芝山町議会は昨年の交流会後に選挙があったため、新しい顔ぶれでの交流会でした。

懇親会の場には、小泉市長、相川町長も参加し、車座になって意見交換や議論が交わされる場面も多く見受けられました。

芝山町は、成田市と同様に空港の影響を大きく受けている自治体です。

私個人としては、約10年前ぐらいから成田市と芝山町の合併を唱えてきましたが、この間芝山町との合併議論も本格的に進展しませんでした。

今日の懇親会の場では、数人の町議から成田との合併の必要性を訴えられましたが、私からは「芝山側の都合が全てであったはず」とお答えしました。

芝山の中では、町民、議員、首長、それぞれの思いがあるようで、果たして芝山町が町をあげて本気で合併の議論を進められるのか、まだまだ不透明さを感じたのも事実です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月19日 (水)

連覇の快挙

今日は午前中に成田市表彰式が開催され、来賓として出席しました。

今年は、市表彰で功労彰2名、功績彰49名、2団体、教育委員会表彰で功労彰8名、1チームが表彰されました。

全日本中学陸上競技選手権大会女子4×100mリレーで2連覇を果たした、成田市立西中学校陸上競技部女子4×100mリレーチームの快挙は、既に知られているところですが、本日私も表彰式に参加された4人の有志を拝見することができました。

陸上競技は、個人競技が多い中で、このリレーは団体で力を合せチーム力とバトンリレーの技術が高く要求される種目です。

昨年の優勝も市民の一人として大きな喜びでしたが、メンバーが入れ替わった今年も連覇を果たしてくれたという事は、成田市として誇りです。

多分、選手の皆さんの力は勿論のこと、同じ陸上部の仲間などの多大な協力もあったものと思います。そして何より指導に当たった先生の力も大きく、この結果につながった事と思います。

本日表彰を受けられた皆さんに対して心よりお祝い申し上げます。

Img_0379 表彰式後は、会派のメンバーとともに平成21年度に向けた会派の要望書を正式に、市長、副市長に提出させていただきました。視察等で成田を離れている議員もいたため、全員参加とはいきませんでしたが、会派としての提言・要望を出させていただきました。

その後、市役所で議会運営委員会に関する打ち合わせに続いて、市役所内の部署で意見交換等させていただきました。

議会改革、そして現在準備している議員提案の内容を、12月議会中にも目途をつけたいと考えているため、議員間の調整や内容の精査など時間に追われる今年終盤です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月18日 (火)

定額給付金 迷走の末

昨日、内閣支持率が急落したとの報道がありました。

総額2兆円の定額給付金の議論が迷走し、国民の多くが内閣の決断力不足、首相の指導力不足を感じて、悪い面ばかりを国民に露呈してしまったように思います。

これによって益々解散総選挙の決断がしづらくなった、と誰もが感じる情勢です。

定額給付金の所得制限の判断は、市町村に丸投げされ、丸投げされた市町村からは、これが国の政策かと、憤りの声が聞こえてきそうな雰囲気すら感じています。

与党にとって追い風となるべきであったこの定額給付金という政策、実施に至る一連の流れの不手際によって逆風となってしまっている現実を、今の自民党幹部に肌で感じてもらいたいと切に願っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月17日 (月)

大学との連携 是非成田でも

P1030430 今日は、若手市議会議員の会千葉ブロックの研修会があり、香取市で1日過ごしました。

昨日の風邪は?と思われた方も居られると思いますが、身体の節々に痛みが残るものの、昨晩飲んだ解熱剤のお陰で熱も下がったため日常の活動に戻っています。

午前中は、11時から役員会に出席し、今後の千葉ブロックの会員拡大や茨城ブロックの状況、次回の研修会の計画などを協議しました。

午後1時より、香取市議会の全員協議会室に場を移して、佐原のまちなみ保存に関して、伝統的建造物群保存地区の整備を中心に、担当の職員から説明を受けました。

佐原へは様々な用事で何度となく足を運んでいますが、ここ数年テレビ等でも佐原のまちなみを見ることが増えているので、今日の研修会のテーマは、個人的にも興味のあった内容です。

ただ、様々な取り組みが実を結ぶまでには紆余曲折多くの苦労があることが一般的ですが、実際に説明を聞いてみて、やはり佐原の取り組みも長い年月と各方面の努力が継続的に行われていた事実を知る機会となりました。

その中で、私も予てから成田市でも取り組むべきと考えている、大学との連携が着実に行われていることを知り、ある面羨ましさを感じたところです。

これは、行政が新たな施策を計画する時に、一般的にはコンサルタント会社等に委託しますが、それを大学の研究室に委託、もしくは研究対象として取り組んでもらい、学生によるプロポーザル等を行うというものです。

私もかつて学生時代に建築物の設計に取り組んだことがありますが、実社会を知らない分大胆な発想が展開できます。結果として、大学側では実践的な研究を、また行政側では安価で新しい発想の提供を受けることが出来、双方にメリットがあると考えています。

この件は、今後是非成田でも取り入れてもらいたい政策の1つとして継続的に投げかけて行きたいと思います。

市役所での研修会の後は、実際に町に出て約2時間参加者全員で散策をしました。

途中、あるお店の店主が路地裏を紹介してくれたり、酒屋さんを紹介してくれたりと、心温まるおもてなしを受けました。このお礼とはいきませんが、散策の最後には参加者の多くが何らかのお土産を手にして、新たな佐原の発見となった現地の視察でした。

視察終了後は、最近人気で予約が必要だという夢時庵(ムージャン)http://m-kaze.com/sawara/mougins.htmlというフレンチレストランで、何とフルコース2,500円、しかし、味・量ともに十分な食事を取りながら懇親会を催しました。このレストラン、ランチなどにもお勧めです。

約半分のメンバーが車ということもあり、ほぼ食事会という雰囲気でしたが、お互いの情報交換や政局、更に知事選など、さすがに議員らしい話題が飛び交う場となりました。

千葉の会長に就任してから初の研修会となった今日でしたが、香取市の伊藤副議長の様々なご配慮により有意義な研修会を実施することが出来たと感じています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月16日 (日)

休養を取らせていただきました

予想通り、本日は完全に風邪をひいたようです。

数日来、子どもの調子もおかしかったため、そろそろ自分の番かと覚悟していました。

熱も上がってきたため、申し訳ありませんが本日のスケジュールキャンセルさせていただきました。

明日からの1週間、休む訳にはいかないスケジュールばかりですので、明日の朝までに何とかしないと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月15日 (土)

ディスカッション

今日は、市川市で開催された千葉県ユネスコ大会に参加しました。

午前中は4つの分科会に分かれての行事となり、私は第1分科会の「青年と語る”平和と戦争を考える”」に参加しました。

この中では、はじめに”平和を感じること”、”戦争について”をそれぞれが記述して、グループごとに話し合う場が持たれました。各グループには、20代から70代の幅広い年代層が均等に配置され、さまざまな視点での意見発表そしてディスカッションとなりました。

その後、アメリカで4年6か月留学し2か月前に帰国した青年から平和観、戦争に対する意見発表があり、その後さらにディスカッションが重ねられました。

日頃平和な中に生活している私たちにとって、”平和”のj実感はあまりありません。むしろそれが平和ということなのだと思います。また、常に戦争を行っているアメリカと比べても、”戦争”という概念そのものを考えずに生活しているのが実態です。

しかし、現状の世界情勢や実際にイラク、アフガニスタンから戻った兵士との交際など心うつ青年の意見発表に、今の日本の教育の在り方にさえ疑問を持つ機会となりました。

日頃議会では、ディスカッションというよりも一方的に質問をぶつける立場ですが、自分の意見に対して問いかけがあることによって改めて自分の知識や感性に変化があることに気が付き有意義なディスカッションであったと思います。

Img_0944午後からは、NTTの社長、その後日本ユネスコ協会連盟の会長を務めた児島 仁氏の「知識と智恵」と題した講演を聴き、日本をリードする企業のトップを務められた人物の偉大さを思い知る機会にもなりました。

さて、今週は視察等もありハードなスケジュールだったせいか、少し体に変調もありますので早めに休ませていただきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月14日 (金)

産業まつりの準備進む

明日と明後日、成田市国際文化会館を会場に産業まつりが開催されます。毎年多くの方々が訪れ、賑わいを見せるイベントです。

20081114161426 会場となる文化会館の今日は、その準備が着々と進められ関係者の多くの往来が見られました。

この産業まつりには、様々な団体がブースを出店していますが、私が役員を務める成田ユネスコ協会も常連の団体となっています。

20081114160013ユネスコ協会では、毎年募金をお願いしそのお礼にお花を差し上げています。特に今年は、世界寺子屋運動というアジアに学校を建設する運動の資金の一部にすることを目的に募金を行っています。

私は明日、市川市で開催される千葉県ユネスコ大会に参加するため、産業まつりには参加できませんが、産業まつりのユネスコのブースにお立ち寄りいただければ幸いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月13日 (木)

視察を終えました

一昨日からの常任委員会の視察を終えて先ほど帰宅しました。

昨日は、携帯のバッテリーがなくなり、現地からの更新ができませんでしたので、視察の内容などお知らせしたいと思います。

昨日の視察先は、京都市生涯学習総合センターの京都アスニーhttp://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/top.htmlで、成田市でも生涯学習センターの必要性が叫ばれているため視察施設として選定されたものです。

「生涯学習センター」は、施設として型にはまったものでなく、各自治体によってその規模や内容が大きく異なる施設です。一般的には、図書館と公民館的な施設が複合化されたものとしてイメージされますが、”生涯学習”と言う概念そのものが元々あったものでないため、最近の社会情勢、特に本格的な高齢化社会の到来とともに発展して来ている施設と言えるのではないでしょか。

京都市においては、この施設を昭和56年に社会教育総合センターとして建設し、平成5年に生涯学習総合センターとして改称しています。

施設全体は、京都いう大都市らしい規模を有していますが、併設された図書館機能は思ったよりも充実度に欠ける印象を持ちました。

施設の運営は、財団法人京都市生涯学習振興財団が市から受託し、その他に市内で27施設の管理運営をしています。昨今、民間委託や指定管理者制度導入の流れが進んでいるため、経費削減が迫られているとのことで、職員給与の5%カットが決定しているとの事です。

全体的な印象として、自主事業を積極的に展開していることが目立ちました。

この自主事業の開催に当たっては、機関誌を年4回それぞれ20000部印刷し積極的なPRを行っています。また、事業や講座ごとにも協賛企業を積極的に募り展開していることは、成田市としても参考になる施策であると感じました。

ただ、広報用の機関誌ですが、予算がないため財団の役員を務める茶道家元個人が負担しているとのことで、真似しようにも出来ない土地柄を感じたところです。

一般的には、事業や講座を開催する場合、出演者や講師に係る料金が大きな問題となりますが、講師料や参加費が無料のものも多く、京都という土地柄、人材が豊富であることが運営上非常に上手くいっているとの事でした。

この講師料の件ですが、参考になった点として、講師料や講演料として一定額を定めるではなく、受講者から徴収する料金の7割に設定するというものもあるそうで、特徴的な内容の一つとして捉えたものです。

また、市民の中に発表を求めている多くの人材が存在している事も運営に対して有利に結び付けている事がうかがえました。

説明後、丁寧に館内全体を案内していただき、施設全体を隈なく視察させていただきましたが、近い将来施設の改修・更新に対する費用が莫大にかかるのではないかという印象を持ったところです。

さて、成田市での生涯学習への取り組みもその重要性を認識してるところですが、各層を対象とした学習の場が点在しており、総合的な拠点整備が遅れているのが現状です。

今回の視察を終えて、施設建設に多くの費用を投じなければなりませんが、そろそろ成田市でも生涯学習の在り方を具体的に検討し施設整備の方向性を議論しなければならない時期であることを実感しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月11日 (火)

京都から

今日は教育民生常任委員会の視察で、京都市の「ひと・まち交流館」を訪問しないしました。
この施設は、京都市の学校統廃合によって小学校の跡地を利用したもので、成田市でも進めている学校適正化を考えて、視察先として選定されたものです。
施設を実際に視察した感想としては、京都市内の市街地に位置するため、成田市が進めている学校適正化地域とは、施設内容や利用者層に差がある事を実感しました。
特に平成15年の会館以来、100万人の利用者がある事を聞いて、市街地内にある公共施設としての役割と感じたところです。
しかし、学校の廃校に際して、地元との協議の結果、市の重要施設でありながら、地元地域の利用が最優先されている事などは、寺子屋時代から脈々と続く学校施設に対する地域・住民の考え方が基本にあるようです。
明日も教育関連の視察が続き、京都から慣れない携帯からの更新に努力します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月10日 (月)

会派の提言、要望を提出

今日は午後から会派控室で、政調会長と「政友クラブ平成21年度に向けた提言と要望」の最終調整を行い、その後秘書課を通じて提出しました。

正式には、後日市長に対して会派の会長より手渡すことになりますが、すでに予算編成の実務作業が進んでいるため、出来るだけ早い時期が望ましいと判断し、仮ではありますが今日の提出となりました。

各費目ごとに多くの内容が掲載されていますが、会派14人の所属議員が日頃の活動から考えた内容をまとめたものですので、来年度の予算や立案する施策にできる限り反映してほしいと考えています。

さて、明日からは教育民生常任委員会の視察となりますので、今日はこの後、早めに帰宅して準備に取り掛かる予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 9日 (日)

冬を感じた日 改革を前へ

今日は、八代区で開催されたスポレク大会、一般的に言うと運動会に参加しました。

気温は正に冬の到来を感じる日となりましたが、いくつかの競技に参加させていただき、楽しい時間を共有させていただきました。

このスポレク大会には、毎年ご招待を受けていますが、例年であれば10月中の開催でした。が、今年は様々な行事があったため、11月に入ってからの大会となったそうです。

特に10月に入ってから数多くの行事が市内各地で開催されているため、私も日程の調整が難しいことを実感します。今日も、各地で様々なイベントがあり、重なって参加している同僚議員の姿も目立っていたところです

さて、これまで議会改革を推し進めてきましたが、現在来年の1月後半に予定をしている視察地を選定しています。

成田市議会は、この1年半で議会運営そのものに大きな変更を決定してきたところですが、さらに先進的に取り組んでいる議会もまだまだ多くあります。

視察の在り方について、厳しいご意見も聞こえてくる昨今ですが、さらに改革を前進させるためにも先進議会の選定を行っていこうと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 8日 (土)

会派地区懇談会を終了

今日は、午後から下総地区・大栄地区で会派の地区懇談会を開催しました。

Img_0933 それぞれの地区で大勢の方にご参加いただき、会派として有意義な時間を過ごさせていただきました。下総地区では、難しい課題を投げかけられる場面もありましたが、市民の直接の訴えとして真摯に受け止め、今後会派として議論をする予定です。

また、大栄地区では、議会という立場をよく理解していただいた発言が多く、又建設的なご意見も多数頂戴することが出来ました。

Img_0939 特に、学校の適正配置計画が示されているため、教育に関する議論もかなり時間を要しましたが、議員側もただ単に聞くのではなく、議会としての立場を主張させていただき、目的とした懇談会の形式に近いものであったと考えています。

終了後懇親会を開催し、先ほど帰宅したところですので、この場はご報告のみで失礼します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 7日 (金)

チャリティーボーリング77位

定額給付金が迷走し、未だ所得制限の議論が定まらず、国民にしらけムードが拡がる事を恐れています。

さて、今日は夕方から下総ライオンズクラブのチャリティーボーリング大会に参加しました。

今年は、議長宛に正式に議員の参加を要請する案内が届き、かつ今日の夕方から夜にかけて余裕があったため、同僚議員4人と共に参加しました。特に、下総ライオンズクラブには、かつて共に活動した先輩議員も数人所属していることもあったため、微力ながら協力をしたいと考えたものです。

このチャリティーボーリング大会には、旧下総町時代から、議員の参加が恒例だったようです。

私の結果は77位と恥ずかしい限りでしたが、一緒に参加した同僚議員が優勝と3位に入り、成田市議会のレベルの高さが光りました。77位がどの位のレベルかはご想像にお任せします。

終了後、場所を移して懇親会にも参加しました。話題はもっぱら会派で企画した明日の地区懇談会。会派として市民との直接対話の場を始めて設営しました。

正直言うと、どのような懇談会になるのか心配な部分もありますが、市民の皆さんの議会に対する声を直接聞かせていただくことで、今後の会派の活動に活かしていければと考えているところです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年11月 6日 (木)

うれしい受章

先日うれしいニュースがありました。

平成20年秋の叙勲で、私の所属する会派の前会長である渡邉 昭氏が旭日双光章を受章されました。

今回の受章は、市議会議員として地方自治の進展に寄与された事が認められたもので、その意志を引き継ぎ活動をしている私にとってこの上ない喜びです。

そのほかにも、成田市内では、学校医の功績が認められた木内 隆氏が瑞宝双光章を、大里孝夫氏、神谷芳雄氏が鉄道業務に対する功績により瑞宝単光章を受章されました。

いずれの方も長年にわたる功績が広く認められたもので、成田市民にとっても誇りです。

地方政治に携わり市議会議員として既に13年を経過した私ですが、まだまだ先輩方のような功績を認められるまでには研鑽と努力が必要であると心に留めた出来事でした。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 5日 (水)

第44代 アメリカ大統領はバラク・オバマ氏

現在午後6時10分。注目されていたアメリカ大統領選挙の結果がほぼ確定しました。

ここ数日、世界中が注目していた第44代のアメリカ合衆国大統領は、バラク・オバマ氏に決定のようです。現状のアメリカや世界の経済状況は非常に厳しいため、その政策に注目が集まるところです。

ただ、就任までの間にまだ時間もあるため、期待される様々な分野への財政出動などの効果は、今しばらく待たなくてはなりません。

また、民主党政権は過去において、日本に対する姿勢を厳しくしてきたこともあるため、日米関係をどのように位置づけるのかが気にかかるところです。

この後の予定のため、短い更新で失礼します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 4日 (火)

若手市議の会 関東ブロック役員会

今日の日中は会派の行事がありましたが、夕方に自宅にとんぼ返りし、若手市議会議員の会関東ブロックの役員会に出席するため新宿へ向かいました。

6月に千葉代表を仰せつかり、今年度初めての役員会でしたが午後5時過ぎに京成成田を出て、会議開催時間ぎりぎりの午後7時に新宿区役所脇のルノアールに到着しました。

久しぶりの新宿歌舞伎町界隈は、迷路のようにも感じ、街の雰囲気からは景気後退の面影を感じることもなく、全国一の歓楽街としての力強さを感じたところです。

会議では、今後の研修会の日程や、会員の入会資格など多岐にわたる内容について約2時間議論を交わしました。特に、9月以降の国政の混乱が、若手市議会議員の会の行事そのものにも影響し、研修会などの計画を見合さざるを得なかった実情などが報告され、未だにいつあるかわからない総選挙を考えると、行事が組めないなどの意見も出されたところです。

結果としては、総選挙があったとしてもその合間で研修会等の行事を行っていくこととし、11月中に栃木で、年明けは横浜、春頃に群馬、7月に千葉と、4回の研修会を計画することが決まりました。

また、千葉ブロックでは、今月17日に単独で勉強会を計画しているところで、私にとって12月議会前まで余裕のない日程が続く模様です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 2日 (日)

消防で1日

11月に入って初めての日曜日は、毎年消防団の器具庫点検が実施されます。

今年の器具庫点検が今日11月2日で、朝から団員全員が集合し、器具庫の清掃、車両の洗車・点検、資機材・備品などの点検を行いました。

11時過ぎ、無事に消防団役員の点検を終えた後は、ポンプ操法の練習のため、三里塚小学校へ移動し、おにぎり2個と漬物のみの簡単な昼食を済ませ、今年最後の練習を行いました。

県大会まで勝ち進んだ2年前と比べると、現在のレベルはかなり劣っています。団員の誰もがそれを感じているだけに、来年6月の成田市大会への準備が早めに行われています。

練習を見る限り、多くの課題が山積しており、更に情報によると来年に強豪チームが集中するとのことで不安を感じているところですが、来年春の練習再開まで気持ちを高めていけるかが重要な鍵となりそうです。

夕方からは、秋季練習の打ち上げとして懇親会を開催し、来年出場する予定の選手一人一人からその意気込みが発表されました。その後は2次会3次会へと続き、久しぶりに団員同士の結束の場となったような気がします。

ということで、1日全てが消防の行事で終わった1日です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 1日 (土)

妻と水入らず

今日はプロ野球日本シリーズ第1戦のチケットが手に入ったため、子ども二人を父・母に預け、久しぶりに妻と二人だけでの時間を過ごしました。

当初は、子どもも一緒に家族4人で東京ドームへ行く予定でしたが、出掛ける直前になって子ども達は野球よりも何でも許してくれる”おじいちゃん、おばあちゃん”との時間を選択し、結果的に妻との水入らずとなったわけです。

巨人の応援に行った私達にとって試合の結果は残念でしたが、女子ソフトボール日本代表の上野投手の始球式から試合終了まで、妻と観戦することが出来ました。

たまには”夫婦2人の時間も楽しいもの”と実感した今日の野球観戦です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »