新たな合併に対する問い合わせがありました
一般質問2日目の今日も5人が登壇し、市政の様々な施策について質問が行われました。
他の議員の質問で色々な情報を得ることが出来ます。更に自分とは違う視点での考え方も非常に参考になるのが一般質問です。
昨日と今日の2日間、傍聴席は相変わらずに寂しい状況ですが、平日の日中という事で多くの望むこと自体が無理なのかも知れません。そのために、インターネットでの中継や録画放映を取り入れたわけですので、今議会も多くのアクセスがあることを望んでいます。
さて、最近市民の方から合併に関する成田市の姿勢を問われます。と言うより「成田市は消極的であるのに対して、議会としてはどのような考え方であるのか」との質問もありました。
現状における議会全体の雰囲気はと言うと、下総・大栄両町との合併後、未だ時間も経過していない状況で新たな合併を進める時期ではない、との意見が大勢であると思います。これは、小泉市長が公に発言している内容と趣旨は同一のものです。
私も、実際に現在の成田市全体を見た場合には、合併から2年半を経過していても未だ一体感を感じられず、また下総・大栄両地区への財政的負担を重く感じているのが正直なところです。
しかし、成田市のあるべき姿が現在のままで良いのかという点において考えると、近い将来新たな枠組みの必要性も感じているところで、議論そのものの必要性は排除しません。
成田国際空港という他地域にない特色を持つこの地域としては、さまざまな視点においてこの地域の将来を議論しておく必要性があると考えています。
具体的には、空港南側の芝山町との連携は空港の発展を目指す上でも欠かせないものと考え、合併も視野に入れた議論も必要となるとの認識です。
ただ現在、成田市との合併希望は、富里市、芝山町、栄町、神崎町、多古町と1市4町を数えますが、果たしてその足並みがそろっているのかというと疑問も生じてきます。
以上の見解はあくまで、小池という議員個人の考え方であって、議会の中には様々な意見があるのも事実です。
いずれにしても、議会という機関がその意志を統一して出すためには、原則として多数決による何らかの決定プロセスが必要になるため、現状において議会としての意見を述べることはできませんのでご了承いただきたいと思います。
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