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2008年12月 9日 (火)

空港内未買収用地の解決に向けて

今日は空港対策特別委員会が開催され、執行部からの報告に対して意見を述べさせていただきました。

今日の委員会で示された、空港周辺9市町の空港のポテンシャルを最大限活かすための今後の基本計画については、成田空港を取り巻く環境が大きく変化しているにもかかわらず、目新しさや斬新さに欠けるもので、特に空港を運営するNAAに対しては、NAAのHPの利用や行事の開催を要請するにとどまり、空港そのものの発展に繋がる内容に乏しい感を持ちました。

未だに未買収用地や発着回数拡大の課題に直接触れることができない現実は、成田空港問題が依然として存在し、この地域を強く支配していることを物語っているように思います。

夜には議員との懇談の場があったため、空港の発展について議論をしました。

その中で、すでに時代が大きく変化し、”成田は特別”という考え方が通用しない現在、今一度問題点を洗い出す必要があるとの認識で一致し、未だにB滑走路南端に居住する農家に対しては、市民や関係住民自らが立ち上がり、行政やNAAの立場ではない住民レベルでの訴えを起こす必要があるのではないかという私見を述べさせていただきました。

過去にもこのような考え方を関係者に伝えたこともありますが、その都度”交渉中であるので静観していて欲しい”とストップがかかっていた経緯があります。

しかし、これまで様々な手を尽くしても解決しない未買収用地の問題に対しては、そろそろ新たな行動に移す時期ではないかと考えています。

既に国の方針では、用地交渉を行うつもりはありません。あとは成田空港の今後と地域の将来を考えた上で、地元住民が判断するしかないように思います。

地権者に対して用地交渉に応じてもらうように、市民の思いや直接の声を何らかの形で作り上げる事を実践しなければならない時期に達している事を実感し、同僚議員との結束を確認したところです。

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