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2009年2月25日 (水)

日赤病院の窮状

今日からいよいよ一般質問の日程が始まり、初日の今日はそれぞれの会派の代表質問が行われました。

私の所属する会派「政友クラブ」も、5番目に会長自らが登壇し、60分弱の時間を使って質疑を行いました。

5番目と言う事で、かなり重複した部分も出てきてしまい、急きょ質問項目を取り下げたりとバタバタとしました。また、重複を避けるため少し細かい内容の質問もさせていただきました。

その中で、”副市長制度”の在り方に触れ、2人制にする事を提案したところ、前向きな答弁が返ってきました。今後の動きに注目したいと思います。

本会議終了後、全員協議会が開催されました。一般質問の日程中にそれも午後5時から全員協議会が開催される事は異例です。

内容は、成田赤十字病院の院長が、病院の現状を説明したいというもので、医師不足により紹介状のない初診や時間外の診療には、診療費のほかに\5,250を徴収するというものです。

日赤病院は、これまで成田市としても市民のための身近な病院として位置づけて、多額の財政的負担も行ってきましたが、医療制度が大きく変わり、既に初診を扱う病院ではなくこの地域全体の救急や重篤な患者さんを扱う中核病院として位置付けられています。

実は、この変化が市民にほとんど理解されないまま来たため、「なぜ35億円もの税金を出したのに診てもらえないのか」、「紹介状がなくてはだめなのか」など、多くの不満が聞かれてきました。

この情報提供が十分でなかく、市民の理解が進まなかったことは、成田市としての責任もあると思います。

話を戻しますが、なぜ新たに\5,250という別の費用を求めるのかというと、”日赤病院には気軽に来ないでほしい”と言う事です。

院長の説明では、

  • 医療制度改革によって医師を増やさなかったこと
  • 医師の研修制度が変わり、大学病院ですら医師が集まらないこと
  • 開業する医師が増加している事
  • 医師不足により特に大病院の勤務医の労働環境が著しく悪化していること

などなどの理由で、日赤病院も医師不足に直面してしまったため、”本当に必要な患者への医療を行うためにはご理解をいただきたい”との事でした。

この問題、成田市では他人事のように思えたいわゆる”医師不足”の問題ですが、非常に根が深いものがあります。

今日の質問の中でも触れた問題ですが、市民の医療環境を守るためには、具体的な自治体の知恵と努力をどのようにするか、真剣に議論する必要があります。

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