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2009年2月 6日 (金)

成田市の給食 センターか自校式か

昨日は帰宅が深夜となり、視察内容を詳しくお知らせできませんでしたので、佐倉市の学校給食の取り組みについてご報告します。

給食の分類として、各学校でその学校分を直接調理する自校式と、成田市のように複数校分の給食を1か所で調理し、各学校へ配送するセンター方式があります。

自校式は、各学校に設備を設け栄養士等の配置も必要になるため1食当たりの単価は高くなりますが、

  • 調理から食べるまでが短時間である
  • 手作りの献立が可能
  • 加工品の利用が少ない
  • 給食数が少ない

などの良い面があります。

一方、成田市ではセンター方式を採用していますが、周辺の市町村と比べてあまり評判が良くない事実があるようです。

成田市の子どもたちに聞くと、”給食は美味しい”という答えが返ってきますが、他の給食を食べた事がない子どもたちは、比べる対象がありません。

しかし、教職員は転勤で他市町村の給食を食し、比較できるため正直な感想が出てきます。

昨日は、染井野小学校で給食に対する取り組みの説明を受け、実際に食べさせていただきました。佐倉市では、出来る限り地域から食材を調達し、時には農家や直売所から学校が直接買い入れる事もあるそうです。

汁物はまだ熱さを感じられる温度で、ご飯も炊きたて、さらにデザートは市販のものでなく手作りのみかんゼリーが付けられていました。正直言って加工品の多い成田市とは大きな差です。

気になるのは単価ですが、給食費も成田市と比べて小中学校とも毎月500円程度高く、食材費と様々な経費を1食当たりで計算すると615円だそうです。単に金額を聞くと”高い”と思います。

質疑の中で、”成田市は英語や独自採用の教員にお金をかけていますが、佐倉市は給食にお金をかけています”というお答えが印象的でした。

実は、市内玉造にある給食センターが既に更新時期を迎えています。これまで建て替えを行う方針が出されていましたが、食の安全に対する意識の高まり、そして何よりも学校の適正配置が進められている現状等からすると、自校式の案も検討に値するのではないかという感想を強く持ちました。

ただ、各学校に給食調理室を設けるだけでも1校当たり1億円以上。常に財源の問題が悩みの種となるため、慎重な議論が必要なことは言うまでもありません。

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コメント

学校関係の臨時職員を近隣市町村で経験し、成田市の学校給食について考えさせられました。評判が悪く、びっくりしました。保護者は味わう機会がないので、風評で判断するしかないのが、残念です。しかし、小池市議のお考えをみることができ、安心しました。市議の方が学校給食について、考えてくださっていることに安心しました。どうぞ、今後もよい方向に行くようにご検討ください。

投稿: 渡辺和子 | 2009年4月16日 (木) 22時48分

食は人間の基本です。特に義務教育の9年間という大事な時期に、日に1度の食事を行政が提供しているわけですから、その責任は重大であると考えています。
安心・安全は当然ですが、食に対する基本的な教育を実践するのも義務教育の大きな役目であると思います。

投稿: 小池まさあき | 2009年4月18日 (土) 01時03分

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