大移動

今日で平成20年度が終わりました。日中から夕方までほとんどの時間を市役所で過ごしましたが、市役所内は人事異動の関係で人と物の大移動が行われていました。

特に明日から市役所組織も変更となるため、課そのものが無くなったり課の場所が変更になるなどもあって、今年の年度末となった今日は市役所と職員にとって非常に忙しい1日となったように思います。

午前11時過ぎ、ある打合せを行っている最中、突然大きな拍手が響くと、退職した幹部職員が関係部下全員の前で最後の挨拶を行っていました。そしてその後、退職した幹部職員を市役所玄関前で見送る光景も見られ、市役所は1年に1日だけの特別な日であったように思います。

しかし、明日の年度始めには、今日までいた上司がいなくても、またこれまでと所属の違う職員同士が机を並べても市民生活に影響の出ないように仕事を進めなければなりません。

毎年のことですが、たった1日の違いで全く別の仕事をこなして行かなければならない公務員。そのためにも、若い職員に経験を積ませる人事のあり方が重要であると実感した今日の市役所年度末の1日でした。

住みよさランキング

今日は所用があり夕方、鎌ヶ谷方面へ向かいました。途中北須賀地区を通過して甚平大橋を渡りましたが、成田新高速鉄道の工事によって写真のように風景が一変しています。

その後、印旛村を経て国道464号線で鎌ヶ谷まで向かいました。日ごろから感じていたことですが、途中千葉ニュータウンのここ数年の変貌ぶりに改めて驚いたところです。

特に印旛日本医大駅、印西牧の原駅、ニュータウン中央駅までの区間は、大型ショッピングセンターと高層マンションが建ち並び、都市としての機能が充実しています。

来年新高速鉄道が成田空港と結ばれると、ますます千葉ニュータウン地区の魅力が増大するのではないかと危惧しているところで、成田市の発展にも大きな影響を与えるものと予想しています。

先週末、東洋経済の住みよさランキング 2009年版の速報が発表され、従来の方式でのランキングでは成田が第1位となりました。

しかし、通勤圏等を考慮した新方式でのランキングでは、順位を落としています。これは、成田が都心から離れ交通利便性において劣るという表れでもあるかと思います。

新高速鉄道の成田への延伸は、交通利便性向上に役立つものですが、一方でいわゆる“ストロー現象”が起こる可能性も想定されるため、成田の真の住みよさを向上させるために一層の努力が必要であると実感したところです。

*ストロー現象・・・交通ネットワークを整備した結果、経路上の大都市が繁栄し、小都市が衰退してしまうこと。小都市の住人が大都市に買い物に出かけたり、小都市にある企業の支店が閉鎖されるなどの現象をさす。ストロー効果。
〔補説〕 人間・物資・資金などがストローを使ったように吸い寄せられてしまうこと

森田新知事誕生

現在午後11時05分、帰宅したところです。今日は、2つの区の総会に出席し、夜7時からは「三里塚の歴史を伝承する会」の打合せを行いました。

「三里塚の歴史を伝承する会」では、来る4月5日(日)午前10時から午後4時までの6時間、三里塚記念公園の貴賓館と昭和16年に皇室用に建造された防空壕を公開します。

今日の会議は、このイベントの最終打合せを行いました。

かつて”花の三里塚”と全国に名を広め、皇室との関係が深い私の地元の歴史を後世に伝承する目的で昨年に続きイベントを開催する予定です。お時間のある方は是非お出かけください。

さて、今日は千葉県知事選挙の投票日となりました。出口調査の結果、投票締め切りと同時に森田健作氏の初当選が報道されていたようです。

これまで千葉は全国に誇れる力を持っていながらその力を発揮できずにいたように思います。

新知事には、財政的にも厳しい現状はありますが、600万県民が誇りと自信の持てる県に生まれ変わらせていただきたいと思います。

成田としては、当然に成田空港の更なる発展に力を入れて欲しいと強く要望していければと思います。

成田スマートIC 続報

昨日お知らせした成田スマートインターチェンジについて、一部お知らせすべき内容が抜けていましたので、更新します。

通行料金ですが、普通車で\250とお知らせしましたが、5月中旬から8月末までの間、\150とする試行実験が検討されているとの事です。

「高いのではないか」との声が多く寄せられた結果かと思います。

さて、現在午後4時40分。イオン成田近くで知事選挙の成田での最後の運動を終え一旦帰宅したところです。

この後、2つの総会に出席し、消防団の歓送迎会に合流する予定です。

スマートインター 4月1日利用開始

成田空港周辺の道路は、特に朝の通勤時間帯、慢性的な渋滞が見られます。

最も激しいのが通称”空港通り”の国道295号線。成田空港のゲートを先頭に渋滞は数キロになるのが毎日の光景です。

これに対して千葉県では、小菅地先にETC専用簡易インターチェンジである”スマートIC”の整備を進めてきました。

一般道路の295号線は毎日渋滞していますが、平行して走る有料道路の”新空港自動車道”は常に流れがスムーズです。そこで、スマートICを設置して、交通を分散させようとする試みが行われることになり、この春ごろに利用開始の予定でしたが、正式に4月1日から利用開始の連絡がありました。

ただ、気になるのが利用料金。普通車1台当り250円です。

朝の慢性的な渋滞を引き起こしているのは主に通勤車両。仮に通勤で20日間利用すれば5,000円の負担となります。

この負担を個人がするとなれば、出来るだけ利用を控えようとするのが常識的な考え方ではないでしょうか。

今回は社会実験と言うことですが、成田市議会からも利用しやすい料金体系を求める声が多く出ている現状です。

果たして利用率がどの程度に、そして渋滞解消の手段となるのか注目してみたいと思います。

知事選 投票率が・・・

WBCで世界一に沸いた日本ですが、今度は春の甲子園の習志野高校に注目しています。

今日の第3試合で熱戦の末、滋賀県の彦根東高校を5対4、サヨナラ勝ちで駒を進めました。地元というわけではありませんが、同じ千葉県ということもあり応援しています。

さて、民主党小沢代表の続投が決定したようですが、果たして国民の目にはどのように映っているのでしょうか。

二階経済産業大臣への疑惑の目も強まりはじめ、政治に対する不信感が増幅しているように思います。

千葉県知事選挙まであと2日。今日も、午前7時から京成成田駅前にて駅頭を行いましたが、反応は非常に鈍いように思います。

毎回投票率が非常に低い千葉県知事選挙。今回も国会議員を取り巻く政治と金の問題もあり、投票率が心配なところです。

年度末らしさ

昨日は、WBCに日本全国が盛り上がりました。私も車で移動途中、試合中継のテレビ音声が気にかかっていたところです。何よりも日本が世界一に輝いた事に、国民の一人として心から嬉しく思い、選手に感謝したいと思います。

夕方自宅に戻ると、体調を崩している二人の子どもの調子が悪化しているとの事で、夕食もままならないうちに時間が経過してしまいました。

という事で、昨日は更新できず済みませんでした。

さて今日は、JR成田駅西口で7時から知事選の応援のため駅頭を行い、その後役員を務める2つの保育園の合同の卒園式に出席しました。

ここのところインフルエンザB型が猛威を振るっており、今日の卒園式を全員で迎えられるかが一番の心配で、担任の保育士によると、式の練習も例年に比べて十分とは言えない状態だったそうです。

しかし、体調が悪い子も保育園での最後の日ということで頑張って出席してくれたため、全員揃っての卒園式を迎えることが出来ました。

途中、具合の悪くなる園児も出ましたが、全員が無事にそして立派に保育証書を受け取ることが出来て、義務教育課程へ向けて巣立っていきました。

3月は別れの多い季節です。しかし、あと1週間もすると新たな出会いもあります。市役所では、人事異動が既に内示されているため、移動する職員を中心に慌しさを感じ、移動する職員の気持ちは新しい所属部署の業務内容のようです。

あと1週間、私の周りでは年度末らしい日々が続きそうですが、市民から付託を得ている議員としては、一時も活動が中断することのない様に新年度を迎えたいと思います。

航空機事故

今朝6時52分、携帯に”空港内A滑走路　航空機災害第1種　第3次出動”のメールが入りました。これまで年間を通して、航空機災害のメールは数多く入ってきましたが、”第3次”の活字が気になりました。確かいつもは”第1次出動”。

私の地元三里塚消防署は、航空機災害の際必ず出動要請が入ります。今日も、メールと同時にサイレンが鳴り響いていましたが、いつもより多くのサイレンが聞こえていたことも何らかの災害の発生かとは感じました。しかし、正直なところ、これまで多くの航空機災害のメールを見てきていましたので、いつも通りの”念のための出動か”と考えていたところです。

その後、ニュースで中国広州発のフェデラルエクスプレス80便が着陸に失敗し、滑走路脇で炎上しているという事実を知りました。

1978年の開港以来大きな事故の発生もなく、毎年着陸に失敗したことを想定した訓練を行っていた成田空港にとって、大きな災害を現実に経験することとなってしまったのです。

未だにA滑走路の閉鎖が続いているため、距離の短いB滑走路では運用にも限界があり、欠航便が相次いでいるようで、たまたま友人が今日からラスベガスへ出発する予定でしたが、やはり欠航となりしぶしぶ自宅に戻ったとの連絡もありました。

事故の原因究明はこれから本格的に行われるものと思いますが、パイロットの判断と操縦の技術または管制官の判断など、今後議論を呼びそうです。

亡くなられた二人のパイロットのご冥福をお祈りいたします。

成田ボーイズ全国大会出場壮行会

ボーイズリーグhttp://www.boysleague-jp.org/は日本少年野球連盟の愛称で、日本最大の硬式少年野球組織です。

成田ボーイズは、平成18年に誕生したばかりのチームですが、25日から大阪で開催される春季全国大会に千葉県代表として初出場する事になりました。

今日は、全国大会へ向けた壮行会が北羽鳥多目的広場で開催され、後援会の理事という立場で出席させていただき、壮行会の後の紅白戦も観戦させていただきました。

私も中学時代、部活動で軟式野球を経験しましたが、万年補欠。自分がレギュラーになることの大変さも知っていますが、チームが大会に優勝するという事の凄さも理解しています。

何より選手にも増して、指導者の方々や関係者、そして保護者の日々のご努力があったものと思います。

写真の通り、ユニフォームにはNARITAの文字。大阪でNARITAの文字が輝くようにプレーしてもらいたいと願っています。

消防団 大会へ向けて

今日は日頃からお付き合いをさせていただいている公津地区の某消防団の総会・懇親会に出席しました。

既に6月の成田市ポンプ操法大会へ向けての準備が進んでいるようで、成田市を突破して上位大会への出場を視野に入れているとの事でした。

私の所属する消防団でも今週から大会へ向けての訓練が始まったところで、懇親会を中座して地元へ戻り、訓練に合流しました。

ところが5人の選手のうち2人がテーピングをしている状態。これから本格的に厳しい訓練となる前の段階で頭の痛いところです。

3年前、県大会まで駒を進めた際にも選手の故障には悩まされました。

選手と言っても5人のうち4人が30台半ば。体調管理が今年の成績の鍵となりそうです。

職員人事が内示されました

3月議会が閉会して一夜明けた今日は、市役所職員の人事異動が内示されました。

今回は、新たな部も創設されそれに伴って市役所の機構も変わること、また幹部職員の大量退職も加わり、ここ数年のなかでも大きな移動であったと思います。

市の職員にとって人事は大きな関心事です。誰が上司になるのか、どこに配属されるのか、昇進は出来るのかなどなど。

しかし、幸いにしても成田市の職員は、公務員として優秀な方々が多いと感じていますので、それぞれ与えられた職責を果たしていただけるものと思います。

今年度も残り約10日。市役所は年度末の忙しさと人事移動でしばらく慌しくなりそうです。

議会が閉会

今日で3月議会が閉会しました。新年度予算審議もあったため、会期は1年で最も長い27日間でした。

本会議では、会派を代表して新年度予算関係議案に対して賛成の立場で討論を行い、採決の結果、59議案すべてが可決し、その後補正予算2件が追加上程されました。

この追加上程されたのが、市民の皆さんが支給を待ち望んでいる「定額給付金」と「プレミアム商品券」です。

それぞれ本会議に上程後、総務常任委員会を開催して可決し、最終的に本会議でも全会一致により可決しました。ただ、今後の作業等を考慮すると支給時期は先日もお知らせしたとおり、5月下旬ごろとなるとの事です。

その後、市役所組織が変更となる議案が可決したため、議会運営委員会を代表して私から委員会条例改正の発議案を提出させていただき、こちらも全会一致により可決しました。

すべての議会日程を終えた後、市役所近くのホテルで退職する幹部職員の送別会を兼ねた懇親会が開催されました。

本会議場に席を持つ幹部職員のうち14人が退職します。これほどの数の方々が退職されるのは、私が議員になってから初めてのことですが、「団塊世代の大量退職」がまさに始まったという感じです。

退職される方々はそれぞれ30年以上、最も長い方で42年の長きにわたり市の職員として勤務していただきました。成田空港の建設からこれまでの激動の時代を経験されてきた方々です。

新年度の一般会計予算は、569億円。退職者のある方のご挨拶の中にあった、「市役所に入った時の一般会計は8億円でした」という言葉が、成田市の歴史を物語っていると強く感じた次第です。

1000人の聴衆

今日は午前中に成田市土地開発公社の理事会、午後から議会運営委員会、全員協議会と続き、お通夜そして千葉県知事候補者　森田健作氏の個人演説会、最後は地元消防団の訓練と続きました。

議会運営委員会では、新たに議会改革のメニューとして、ホームページで以下の内容を公開する提案をさせていただきました。

• 政務調査費の公開
• 委員会会議録の公開
• 各委員会の視察報告書の公開

協議の結果、継続して議論していくこととしましたが、私個人の意見として早めに出来ることは着手すべきとの考えを持っています。

しかし、今日の議運で6月議会初日に常任委員会委員と議会運営委員会委員を新たに選出し直す事が決定しましたので、検討中の議会改革の内容は、次のメンバーに引き継いでもらう必要が出てきました。

通常、各委員会委員の任期は、議員任期と同じで4年間ですが、成田市議会では申し合わせにより任期を2年としています。

この5月でちょうど2年を経過するため、各委員が自主的にその立場を辞職することとして、新たな委員会の構成を作ることになります。

これまで、選挙後2年を経過した時の常任委員会委員と議会運営委員会委員の選出は、6月議会の最終日に行っていましたが、自治法の規定を遵守することとして今回から6月議会冒頭に変更することとしたものです。

さて、夜6時から行われた森田健作氏の個人演説会ですが、準備不足にもかかわらず、約1000人が文化会館の大ホールを埋め尽くしてくれました。

これには森田候補本人も感激したようで、演説の冒頭、涙声で熱弁を振るう場面もありました。

いよいよ知事選も中盤です。事実上、3人に絞られてきた選挙戦、600万千葉県民のために誰が相応しいのか、棄権することなく投票所へ足を運んで欲しいと思います。

成田市の定額給付金 5月下旬ごろ支給か

今日は明日の議会運営委員会、全員協議会を控えての打ち合わせに時間を割き、議長と協議しました。

特に明後日の定額給付金関連等の追加議案の扱いについて方針を決定しました。

既に定額給付金が支給され始めていますが、成田市では今後の事務量や15%分お得に買い物ができる商品券、いわゆるプレミアム商品券の発行へも予算措置して準備を進めるため、実際の支給は5月下旬ごろになりそうです。

この後、青年会議所の例会でゲストスピーカーとしての出番が待っているため、今日の更新はここまでとさせていただきます。

子どもと共に”ドラえもん”を鑑賞

今日は比較的時間に余裕があったため、家族で久しぶりに映画を見に行きました。特に年度末と年度始めのこれからの時期、週末はほとんど行事で埋まり、かつ知事選挙の関係もあるため、今日1日を家族サービスに時間を当てさせていただきました。

映画は”ドラえもん”。

数年前までは全くアニメについて無知でしたが、テレビのキャラクターやアニメ番組に少し詳しくなってきています。そして、子どもと一緒に飽きずに鑑賞できる最近です。

二人の子どもも久しぶりの映画と言うことで満足したようです。また、1時間50分、集中して見たせいか、たっぷり昼寝をしたにもかかわらず、夜も早めに寝てくれました。

さて、明日は早朝知事選の応援のためJR成田駅西口で駅頭を行います。

幼稚園の卒園式に出席

今日は、くすのき幼稚園の卒園式に来賓として出席しました。あいにくの荒天でしたが、無事に104名の園児達が巣立っていきました。

卒園していく園児達のかわいらしさと、会場後方で我子を見守る保護者の皆さんの姿が印象的でした。

ちょうど同じ世代の子供を持つ親としては、つい自分の子供に重ね合わせて見てしまう最近です。

特に、式後半には多くのお母さん達がハンカチで目を押さえている姿には、勝手に共感させていただきました。

別れと出会いのあるこの時期、私としては忙しさの中にも感動の得られる貴重な時間です。

成田の交通の歴史

今日は会派の行事として、視察と市内の清掃作業がありましたが、事務局長を務めるユネスコ協会の研修会と理事会のため、午後から中央公民館で過ごしました。

今日のユネスコ研修会は、成田市文化財保護協会会長の小倉　博氏を講師に迎えて、「成田の交通の歴史」についてというものでした。

特に成田の交通の中でも”鉄道”に視点をあてた内容で、参加者誰もがふるさと成田の歴史を約2時間、興味深く聞かせていただきました。

内容では、

• 成田山門前と宗吾霊堂を結んだ成宗電車は千葉県内で最初の電車であったこと
• この電車を走らせるために造られた発電所のお陰で、千葉市に次いで県内では2番目に電灯が灯されたこと
• 明治35年には我孫子ー成田間で日本で2番目となる喫茶室が設けられた列車が運行されたこと

等、成田という土地が成田山新勝寺を中心に鉄道網が発達してきた歴史を含めて興味深いものばかりでした。

明治42年には、京成と成田山新勝寺の間で

• 成田山の信徒等が乗車する祭には割引をする
• 成田駅設置については成田山と協議する

という覚書も存在していたとの事でした。

その他にも、県営としては日本で発の千葉県営鉄道、いわゆる軽便鉄道の歴史にも触れていただきました。

この鉄道は、今のJR成田から三里塚まで結ばれ、その後三里塚から多古、三里塚から八街へと結ばれた鉄道で、戦時中の供出のため昭和19年1月10日に敗戦となり、インドネシアに輸送中、輸送船が攻撃によって沈没させられてしまったと言う歴史を持ちます。

実はこの軽便鉄道の車両が私の家にあったことを今でも覚えています。

子供の頃はすでに単なる倉庫として使われていましたので、私の遊び場ともなっていましたが、今思うと貴重なもので、「まだ残っていれば・・・」と残念な気持ちになったところです。

まだまだふるさと成田の歴史について、勉強すべきことがあると言う思いも実感した今日の研修会です。

ちなみにユネスコの研修会を終えた後、会派の行事に合流し、私の地域の歴史の1つであるジンギスカンに舌鼓を打ちました。

防空壕を公開します

三塚記念公園に長い間放置されていた防空壕を、昨年成田市が調査したことは既にお知らせしました。

来年度の予算には、この防空壕を一般公開するための整備予算が計上されていますが、昨年の貴賓館の一般公開に続いて、今年は暫定的に防空壕も貴賓館と合わせて1日限り公開する企画を地元団体で立案し、現在市と交渉しています。

日時は、4月5日(日)の午前10時から午後4時までの6時間で、三里塚名物のジンギスカンや野点など、昨年よりもイベント色を出していければと考えている所です。

ここしばらく議会関係でほとんど時間に余裕がなかったため、準備作業も順調とは言えませんが、4月5日の当日に向けて準備を進めていくつもりです。

ただ一つ問題なのが人員不足。色々と内容を充実させたいと考えてはいても、スタッフの揃わない事に頭を痛めています。

新年度予算が委員会を通過

今日で新年度の予算関係議案の委員会審査が終了しました。

午前中には、地元の中学校の卒業式に来賓として出席し、毎年のことですが学び舎を巣立っていく卒業生の姿に感動させていただいたところです。ここ数年、涙腺が徐々に緩んで来ているようです。

午後からは、3日目となる予算特別委員会が開催され、委員として審査に加わりました。

総括質疑を終えて採決の前の討論では、賛成の立場で意見を述べさせていただき、10議案すべての予算関係議案に賛成しました。採決の結果、新年度予算関係議案は、すべて可決しましたので、18日の本会議において正式に議決される見込みです。

今日は遅くなりましたので、ここまでとさせていただきます。

予算特別委員会2日目終了

今日も午前10時から午後6時まで平成21年度の予算審査を行いました。

毎年恒例の市内東町にある稲荷神社の祭が、委員会開始時刻と丁度重なっていましたので、9時過ぎにお参りを済ませて市役所へ向かいました。

丸1日議会での時間を過ごしていると、4月中旬並みに暖かかったという今日の気温すら直接感じることもありませんでした。

昨日までの審査では、当初予定した内容に若干の遅れもありましたが、明日の夕方には委員会としての採決が行われる目処が立ちました。

これまでの審査の結果、私の所属する会派としては新年度予算に賛成することを既に決定しましたので、明日の委員会での採決の際には全ての議案に賛成することとしています。

ただ、反対する態度を示している委員や、具体的な内容の質疑の中で、かなり批判的な発言を行っていた委員もいるため、議案に対して反対に回る委員も出てくるものと思います。

明日の午前中は地元中学校の卒業式に来賓として出席し、終了次第市役所へ向かい、午後1時30分からの3日目となる予算審査に臨みます。

予算特別委員会1日目

今日から予算特別委員会が始まりました。

1日目の今日は、午前10時から午後6時過ぎまで質疑が交わされましたが、当初提示された予定には届かず、明日以降円滑な質疑に努める必要があります。

各委員の発言は、それぞれの視点において参考になる部分も多いため、私としても貴重な時間を過ごしています。しかし時折、論点のずれや単なる要望を述べるにとどまる発言が気にかかりました。

今日までのところでは、特に予算に関する問題は見当たりませんが、明日以降、比較的質疑の多い土木費や教育費について質疑が交わされますので、細部に至るまで適正に予算計上されているのか見て行きたいと思います。

さて、WBCは韓国に０－１で負けてしまいました。一昨日の大勝から一転、日本中からため息が聞こえてきそうです。

また、国政では西松建設の献金問題が様々に飛び火し、政治離れに拍車を掛けていることに、私は更に深いため息をついているところです。

毎回投票率の非常に低い千葉県知事選挙の告示を12日に控え、市民、県民の棄権票が増えることにに危機感を覚えています。

航空貨物 激しい落ち込み

連日経済悪化のニュースが大きく取り上げられています。アメリカの株価が下落を続け、その影響で日本、世界の株価も底が見えません。

年度末を迎えて、企業業績が気にかかるところですが、特に中小企業にとっては運転資金の不足が懸念されます。

成田地域は空港関連によって比較的足腰の強い成長を続けてきましたが、直近の成田空港の運用実績データによれば、例外なく大変な状況に陥っていることが解りました。

特に輸出貨物は、前年同月比でマイナス50%にまで落ち込んでいます。

この状況は今しばらく続くものと思われますので、通年でも大きなマイナスとなることが確実です。

この影響によって、空港周辺の物流倉庫も閑散としており、派遣社員に多くを頼る物流企業の人減らしも気にかかるところです。

空港容量の拡大議論が進められている成田地域ですが、かつてよりも経済動向に大きな影響を受ける産業構造となっていることを認識する昨今です。

”細かいことは秘書が・・・”というセリフ

あっという間の1週間と言う感じでしたが、「民主党小沢代表の第1公設秘書　逮捕」という大きなニュースがありました。

世論調査によれば、次期衆議院選挙によって民主党が第1党となり、党首である小沢一郎氏が総理大臣になる可能性がかなり高くなって来ていました。しかし、秘書の逮捕と言うことになれば、大きなイメージダウンとなることは言うまでもありません。

連日のニュース報道によって、”西松建設からの迂回献金であったのでは？”との疑いの目も国民に拡がり始め、小沢代表自身の責任も問われてきているように思います。

一方、自民党所属の議員数人も、慌てたように西松建設関連の政治団体が購入していたパーティー券の代金を返還するとのニュースも続々と出てきました。

小沢代表も、自民党の某有名代議士も、会見の中で”そんな細かいところまでチェックできない”との趣旨の言葉が印象的でした。”秘書に任せてあるから私は解らない”という政治家特有の言い回しです。

確かに私達地方議員と異なり、国会議員の域においては全てをチェックすることは難しいのかもしれません。

しかし、”秘書が勝手にやったこと”という言い訳が果たして国民に理解されるでしょうか。身近な秘書をも統率できない政治家が国民のための政治が出来るのか、疑問です。

このような事を繰り返している限り、国民の政治への関心は一向に高まらず、むしろ政治離れも広がり、国際社会からの政治的な日本への評価も上がるはずもありません。

国民の中に生活が本当に苦しいと訴える人が増えています。その大きな原因が国政にあることを気づいて欲しいと願っている昨今です。

定額給付金 いつ支給？

様々な議論のあった定額給付金ですが、「いざもらえるとなれば１日でも早くもらいたい」と言うのが常識的な気持ちです。

昨日の関連法案の衆議院での再議決で、ようやく各自治体で具体的な動きが出てきました。

昨日の法案通過の翌日の今日、すでに支給を開始した自治体が報道されていました。

人口規模の小さな村でしたが、そのスピードには驚きです。自治体によってそれぞれ事務作業に大きな差が出ている事は間違いありませんが、成田市の場合補正予算を議会で可決する手続きも必要となり、支給までにはいま暫くかかるのではないかと思います。もしかすると５月中も難しいかと・・・。ちなみに、成田市での関連の議案は３月１８日に審議を予定しています。

さらに、成田市ではプレミアム付き商品券の発行も具体的検討に入っているため、この準備と併せて支給時期が検討されると思います。

しかし、３月中にも多くの自治体で給付を予定しているため、市民の皆さんからのご不満が寄せられるものと推察しています。事実、今日も既にかなりの問い合わせが市役所に寄せられています。

議会の立場としては、執行部に対して出来るだけ早い事務作業を要請しなければならないと思います。

成田闘争の歴史を風化させるな！

今日は所属している空港対策特別委員会が午前10時から、教育民生常任委員会が午後2時から開催されました。

現在開会中の3月議会は、日程が厳しいため出来る限り効率的に委員会を開催する事を議会運営委員会で決定しました。これまでは、1日1委員会の開催で日程を組んでいましたが、最近では1日に2委員会を開催して会期の短縮を図っています。

午前中の空港対策特別委員会では、空港容量拡大に関するものなど何点かの報告がありましたが、その中で「成田空港地域共生委員会の新共生スキームについて」という内容がありました。

これは、平成7年に創設された「成田空港地域共生委員会」が1月9日をもって活動を終了し、新たな課題への対応に向けた新しい組織の検討が行われるとの事で、これまでの空港によるマイナス面に対応するだけでなく、プラス面についても対応するとの事でした。

実際の組織立ち上げまでには、しばらく時間を要するとの事で4月に暫定的な組織を発足させるとの事です。

私はこの共生委員会について、一定の活動の成果を認めるところではありますが、地域住民と密接に連携が出来ていたのか、また空港を取り巻く環境も変化している事に対応できているのかなど、ここ数年つねに疑問を感じていました。

その意味では、今後の新しい組織に期待するところです。ただ、私からは1点指摘させていただきました。

それは、”歴史伝承プロジェクトについてはNAAプロジェクトチームが担っていく”との内容に対するもので、風化していく成田闘争（三里塚闘争）の歴史を共生委員会が積み残してしまった事について「今後成田市としても責任をもって対応する必要があるのではないか」と言う事です。

成田闘争は、確かに悲惨な歴史でした。しかし、この闘争が何のために行われ、地域がどのような状況にあったのか、そして今現在この闘争の事実が陰に陽にどう活かされているのかなど、空港建設に携わったNAAの視点だけでなく、行政としても後世に残すべき重要な歴史であると考えています。

担当部長からは、”難しい課題ある”との答弁でしたが、これまで片隅に置かれたまま放置されてきた感があるこの地域の重要な歴史について、新たな節目を迎えている今こそ見つめなおさなければならないとの認識で発言をしたところです。

清掃工場入札問題

今日は午前10時より新清掃工場整備特別委員会が開催されました。

入札が中止となり、その後目立った進捗が報告されませんでしたが、入札参加条件について検討してもらう組織を立ち上げる方針である事が報告されました。

この中で、議員の参加について議論がありましたが、入札条件の検討に議会の議員が参加することは不適切であるとの事で、参加しないことが確認されました。ましてや、その結果によって入札が行われる事になり、特にメーカー1社が入るのか外れるのかというかなり具体的内容の検討となるため、議案を審議する立場となる議員が直接業者の入札参加を決める事に関与するのは不適切です。

しかし、執行部としては、これまでの特別委員会の審議経過などから、議会の意見を尊重する手段として議員の参加案提示したものと思います。

昨日の答弁を総合すると、スケジュールとして議案提出の時期は、6月議会あたりを想定しているようですので、新年度早々具体的な動きが出てくるものと想像しています。

さて、民主党小沢代表の第1秘書が逮捕されたとの報道がありました。

政局にどのように影響するのか注目されます。

議会序盤が終了

今日で3月議会の前半とも言える一般質問がすべて終わりました。

明日から常任委員会、特別委員会と続き、来週には3日間予算特別委員会が開催されます。

私は、今回の予算特別委員会の委員に選任されましたので、来週の3日間は予算審議に集中することになります。

また、最終日の18日には定額給付金に関する補正予算も提案される可能性が高いため、議会運営上色々と考慮が必要な内容が出てきそうです。

そう言えば先日、ある懇親会の席で「定額給付金はいつもらえるか」との問い合わせをいただきました。

成田市では、プレミアム付き商品券への対応も視野にあり、定額給付金の支給に合わせる事によりその効果もあると思いますので、具体的な支給時期について検討中です。

ただ、色々と議論のあった定額給付金ですが、「もれえるものならば出来るだけ早く」と言うのが今の状況のようです。