地元要望の実現に向けて 情報格差の是正
この4月で市議会議員として14年の歳月が経過します。
これまで市民の方々から多くの要望を頂戴してきましたが、未だに解決しないものもあるのが事実で、その1つに”情報格差の是正”があります。
成田市は、都市化されて大きく発展してきた地域と、いわゆる農村部で人口が減少してきた地域の格差が拡がり、生活環境にも大きな差が生じているのが事実です。
人口の集積度合いによって公共施設の配置が決定する傾向もあることから、農村部と都市部の行政サービスに必然的に格差が生じてしまいます。
しかし、”情報化”と言う視点においては、同一市域に住む住民が受けるサービスを出来る限り同一にすべきであり、大きな格差を見過ごす事は出来ないと考えて来ました。
その1つとしては、インターネット環境の充実があります。そしてもう1つ、地域の情報が気軽に得られるケーブルテレビの普及です。
このケーブルテレビのエリア拡大は、多くの地域から要望がありますが、これまでほとんど実現することなく、成田市が一時的に唱えた”全市普及”という言葉も今では自然消滅しています。
私の住む三里塚地域は、人口1万人を超える地域でありながら市の中心部から約8km離れた飛び市街地でるため、ケーブルテレビ事業者としてはエリア拡大の計画を持っていてもケーブルの敷設に多額の費用がかかるとして実現しませんでした。
正式な地元の要望として動きだしてから、既に15年を経過したこの平成21年ですが、ようやく実現に向けた具体的一歩が踏み出されそうです。
今日の段階では詳しくを控えますが、成田市全域を見通した上で、「まずは出来るところから」情報格差の是正が進むように努力してみたいと思います。
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