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2009年8月31日 (月)

戦いから一夜明けて

昨晩は衆院選挙結果に正直驚きを隠せませんでした。事前の情報通りとはいえ、まさかここまで自民党が負けるとは。

自民党のこれまでの政権運営に対する厳しい国民の声が結集したものであることは間違いありません。そして国民は、”変化”を求めた結果です。

地元千葉10区では、現職大臣の自民党の林 幹雄氏が小選挙区で敗れましたが、比例区で当選しました。この自民党に対する厳しい風が吹いた中で、比例区での議席を獲得出来るまでの戦いをした事は、大いに評価される事であると思います。

特に、成田空港を抱える地元成田市での戦いは、都市部を抱える地域であるため「民主かなり有利」との前評判でしたが、市民の多くが空港と運命共同体である成田地域の現実を認識している結果からか、民主党候補の谷田川 元氏との差は最小限であったと見る事が出来ると思います。

戦いは終わりました。これからは、地元に誕生した2人の代議士が互いに競いながらも地元のため、国家のため活躍していただけることを切に願っています。

さて、昨晩は選挙の対応に追われ、今日は寝不足の一日となりましたが、議会にて4日から開会する9月議会の事前打ち合わせなどに多くの時間を割きました。

執行部からの説明に対しては、ある件に対して”議会に対する配慮が足りない”と少し厳しく注文をつけさせていただきました。これは、決してその点だけを指摘しているのではなく、日頃の議会への情報伝達が疎である事を認識してもらいたいとの思いで指摘させていただいたものです。

昨年12月、”執行機関としてスムーズな行政運営ができるように”と議会の権限の一部を議会の議決を経ずに執行できる”専決事項”を拡大しました。

一般的に市側に過失があり相手方と和解をする場合など、議会の議決が必要となりますが、議決を経なくても執行権者である市長が決定し処分する事が出来る事を専決処分と言います。

成田市議会では、この専決処分できる額を30万円までとしていましたが、最近の交通事故の賠償額を見ると30万円を超えてしまうケースも多くなり、議会閉会中には相手方との和解ができず、相手方に様々な不利益を与えてしまう恐れがあると判断し、議会の権限を緩めました。

しかし、専決処分した事実や関連する情報を議会に「遅滞なく伝える事」は、執行部と議会の関係として必要なことであり、ましてや市民に対して訴訟が提起された以上、その後の状況や進捗などは適時正確に情報伝達されるべきです。

そのような考えから今日は、議会としての役割を是非認識してもらいたいとの思いで、この専決処分の扱いについて不満を抱いたため、少し語気を強めてしまいましたが、今後も”議会を代表する立場としての役割を果たさなければならない”と思いますので、議会の立場を理解してもらえるように執行部との連絡を密に、そして互いに情報伝達がスムーズに行くように私なりにも出来る限り努力してみたいと思います。

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2009年8月30日 (日)

地元神社の水屋 上棟

20090830144140 我が家の隣にある、子安神社の水屋が建替えられており、本日上棟を迎えました。

選挙情勢が気になりながら、作業を手伝いました。

この水屋、近所の大工さんが好意で建替えているものです。

さて、今夜は総選挙の結果にドキドキハラハラの一夜となりそうです。

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2009年8月29日 (土)

ボートマッチ

いよいよ選挙戦が午後8時終わりました。先ほどからの報道によると、不在者投票は前回の1.6倍。有権者の1割が既に投票したことになるようです。この数字からしても今回の総選挙は高い投票率が想定されます。

さて、”ボートマッチ”という言葉をご存知でしょうか。

”ボートマッチ”とは、インターネットを利用して設問に答えると、自分の考え方に近い候補者や政党がわかるというもので、ヨーロッパで主に普及してきました。

日本でも一昨年の参院選で初めて実施されましたが、本格的にマニフェストが示されて具体的政策が示されてきた今回の選挙は、この”ボートマッチ”を試す価値もありそうです。

利用は簡単で、各設問に答え、最後に自分の重要な政策を選ぶと、どの政党が自分の考え方に近いのかが判定されます。幾つかのサイトがありますので試してみてはいかがでしょうか。あくまで参考までに。

選挙に関する様々なスケジュールもありましたが、投票日前夜と言うことで具体的内容はこの場では控えておきます。

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2009年8月28日 (金)

成田市観光キャラクター 決定に向けて

58971 今日は市役所で会議、打合せ等で終始した一日となりました。

その中で午後2時から、成田市観光キャラクターの選考委員会が開催され、同委員会の副委員長として出席しました。ちなみに委員長は小泉市長です。

この観光キャラクターは、成田市をより一層PRすることを目的としていますが、最近観光に力を入れている自治体で見られる取り組みです。成田市としても今年度1,000万円の予算を予定して、キャラクターを決定しグッズなどの作製を予定しています。

既に今年6月25日から7月27日までデザインと愛称が募集されましたが、応募総数1,557点で2県を除いた全国の都道府県から応募がありました。

今日の選考委員会では、8月5日に行われた第一次選考により選ばれた45作品に対して、私を含めた27名の選考委員が1回目の投票で15点に絞り、2回目の投票で5作品、予備2作品を選ぶ作業が行われました。

27名の委員には、観光協会、商工会議所、青年会議所、農協、空港関係者などから比較的若い職員の方、そして市内の高校からも一人ずつ選ばれ、女性が多い構成でした。

ちなみに2回の投票の結果、私の投票したものも選ばれていますが、10月1日から10月26日まで実施される「市民による人気投票」が実施されるため、私の個人的なお勧めはここでは控えておきます。

人気投票への皆さんのご参加を是非お待ちしています。

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2009年8月27日 (木)

北京の鉄道空港アクセス

視察3日目の今日は、北京首都国際空港の鉄道アクセスの視察となりました。北京ではここ数年地下鉄をはじめ鉄道アクセスがかなり充実してきています。

空港と市街は、北京オリンピックに合わせて整備された”空港快速”で結ばれるようになりました。地下鉄2号線と13号線が通る東直門駅と現在主に使われているターミナルビルT3駅までの距離28.1kmを所要時間20分で結び、料金は25元、日本円で400円弱です。

時速100kmですので、160km走行を予定している成田新高速鉄道の新型スカイライナーと比べると、”遅い”という印象を受け、実際に乗車していてもいわゆる”Airport express"というスピード感は感じられませんでした。

初日に既にT3ターミナル駅を視察しましたが、実際に”空港快速”に乗車して駅を利用して見ると、出発階、到着階どちらへも高低差はありますが階段やエスカレータ等での縦移動がなく、スロープによって移動できるため荷物を持つ空港利用者には配慮されていると感じました。また、駅舎も十分なまでのスペースを確保しており、空港本体のターミナル同様広大な床面積がまず印象的です。

ただ、走行中の騒音が大きいことがかなり気になるところですが、日本人以外にはあまり問題とする部分でないのかもしれません。

東直門駅12時28分発に乗車しましたが、ほぼ周りの席は埋まっていましたので、利用率は高いのではないでしょうか。ちなみに、指定席はなく、全席自由席です。

来年には成田新高速鉄道がいよいよ開通しますが、世界の空港が中心としてのアクセスを向上している中でどのような評価となるのか、不安と期待が入り混じった視察となりました。

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2009年8月26日 (水)

中国の成長・拡大を取り込む

視察2日目の今日は、全日空の北京支店にて、航空会社の側から見た北京首都国際空港、中国の航空事情、同社のこれまでそして今後の中国戦略など、説明を受けました。

日本が人口減少時代を迎え、あらゆる分野で中国市場が無視出来ず、航空産業にとっても最も重要で期待している市場のようです。

また、日本の観光産業にとっても中国の人々を迎える用意を今以上にする必要があるようです。
何しろ中国人が日本でお土産など買い物する金額は、平均11万6千円にもなり、内需の拡大に限界がある日本にとって、購買意欲旺盛な中国との関係が更に重要となる事でしょう。

全日空の方に「成田空港の批判はよく耳にしますが、長所・利点は何かありますか?」との質問したところ、困ったような表情で顔を見合わせて、何も触れて頂けなかったのは残念です。

世界の空港と比べると、やはり遠く狭く、使い勝手が悪いと言う印象なのかもしれません。地元議会としても現実を直視して成田空港の発展に寄与しなければならないと感じたところです。

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2009年8月25日 (火)

北京首都国際空港を視察

今日から会派の視察に参加して、中国の北京首都国際空港を視察しました。

世界一と言われる広さのT3ターミナルビルの大きさにまず圧倒されたところです。なんとその広さ100万。着いたスポットからターミナルを出るまで3の軌道式の交通システムに乗るほどです。

この空港は、昨年のオリンピック開催に合わせて中国政府が相当の力を入れて整備したとの事です。

中国の空港としては珍しく、道路アクセスに加えて、鉄道アクセスも充実しているのが特徴的で、空港全体のデザインを含めてコンセプトも香港国際空港に似ている印象です。
滑走路は3200m1本と3800m2本で運用され、4本目も計画中との事で、2008年実績で年間発着回数41万回、旅客数5600万人、貨物240万トンです。

特徴として、国際-国内の乗り継ぎが便利な事も挙げられますが、国賓などVIPの利用に配慮され、全てのスポットで飛行機の乗り降りから一般客と動線を完全に分離出来るエレベーターが設置されていました。
この点を見てもかなり贅沢に作ってあるという印象です。

日本の航空関係者によると、施設は立派でも、"使い勝手の面で成田の方が勝る所もある"という言葉に少し救われた気がします。

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2009年8月24日 (月)

気になる新高速鉄道運賃

成田空港と都心を結ぶ新たな鉄道アクセスとして急ピッチで建設が進められている、成田新高速鉄道ですが、いよいよその運賃が示される時期が迫ってきつつあります。

この鉄道の開通によって、成田空港第2ターミナルビル駅と日暮里が36分で結ばれ、在来の京成スカイライナーよりも格段に利便性は向上しますが、その運賃がいくらに設定されるのか成田市としての大きな関心事です。

運賃が高いことで有名な北総線を利用することで、これまで成田市議会でも多くの議論がありましたが、いよいよ京成電鉄が国土交通省に運賃の申請を行う時期が間近に迫っているようです。

そこで、成田市としては”利用しやすい様に格段の配慮を”との要望書を今週中に提出することになったため、成田市議会としても担当委員会の協議会が本日急遽開催され、”議会としても歩調を合わせるべき”との結論に達したとの事です。

そして協議会終了後、平良委員長、雨宮副委員長から”閉会中ではあるが議会としての行動を”との要請があり、協議しました。

通常であれば議会の機関意思を外部に出す手続きが必要になるわけですが、”手続き論ばかりを楯に機を逸する事は、本来の議会としての役割と責任を損なう”との判断をさせていただき、各会派の長との連絡了解を得た上で全議員に了承を頂くと言う判断をさせていただきました。

今日の動きに関しては、議会の手続きとして批判が出る可能性もありますが、”議会としての判断”をさせていただいたところです。

本日はその他、国土交通省から迎えた片山副市長との意見交換や市の空港部からの説明等がありましたが、成田国際空港に関する今後の問題は、今年秋から来年冬頃までの1年間が節目となる事が予想されます。

さて、明日から会派の視察に出掛けます。行き先は中国北京で、新しく大規模になった北京国際空港やオリンピック後の都市と各施設の状況などを中心に視察する予定です。

簡単にでも携帯電話から更新するように心掛けます。ただ、私の携帯電話は古いタイプであるため、昨年まで中国では利用できませんでした。しかし現在は使用できることになっているとのことですが、未だ通信状況が安定しないとの情報もあり、場合によると更新が出来ないかもしれませんのでそのときはお許しください。

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2009年8月23日 (日)

地区運動会などなど

20090823095257_2  今日は地元の体育協会が主催する「遠山地区運動会」に参加して始まりました。今年で18回目となったこの運動会は、毎年夏休み後半に開催され多くの商品等が用意されていて、賑わっています。

例年、いつでも競技に参加できるようにとジャージ姿で参加していましたが、今年は他の行事の関係もありクールビズスタイルでの参加となりました。お陰で「今日は格好が違うね」と何人にも声を掛けられていましました。

しかし、毎年参加していた”コーラ一気飲み競争”には、多くの方から誘いがかかり結局例年通りの参加となったところです。いつもであれば少しぐらい口から溢れてもかまわない気持ちで一気に飲み干すところですが、今日の服装のお陰で一滴も口からこぼさずきれいに飲み干し、結果は3位となりました。

午後からは、ニュータウンで行われているふるさとまつりに妻と子どもを連れて出掛け、多くの方々と語らいを持つことが出来ました。

話題は衆院選の結果予想を中心に政治的なものが多く、今回の総選挙への関心の高さを実感したところです。いずれにしても自民党への厳しい風は止む気配に無い様にも感じました。

20090823193815_2  夜7時からは、”成田山みたま祭り盆踊り大会”会場に移動し、ひととき踊りの輪に入って伝統行事に触れさせていただきました。なお、明日もこの盆踊り大会は成田山弘恵会田町駐車場で開催されますので、お時間のある方は是非どうぞ。

明日は月曜日、まだ暑く忙しい毎日が続きそうです。

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2009年8月22日 (土)

ふるさとまつり開会

37d31今日と明日の2日間の日程で、恒例となった”成田ふるさとまつり”が開催されています。

そして今日の午後12時より、成田ニュータウン内ボンベルタ隣の特設ステージで開会式が行われました。

1c792今年でこのイベントも30回目を迎えると言うことで、過去を振り返ると成田空港開港直後から始まったその歴史を感じ、成田の着実な発展の中で様々な方の努力によって続けられてきた事がわかります。

今や”ニュータウンのおまつり”と言うよりも、成田市の代表的なイベントに育ってきた感のあるこのふるさとまつりが、今後も新旧住民の融和の象徴となり益々発展することを望むものです。

今日は時間の関係でゆっくりと会場を見て回るには至りませんでしたので、明日他の行事の合間を見て子どもと共に訪れてみようと思います。

夜には、こちらも恒例となりつつある私の地元、本三里塚区内の宮下町内会主催による盆踊り大会に出席し、長男と踊りの輪に入って心地よい汗をかかせていただきました。

最近は踊りの輪を見ると恥じらいもなく自然に輪に入っていける私です。

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2009年8月21日 (金)

成田スマートIC 更に値下げへ

今日の新聞各紙の見出し「民主300議席超」には、自民劣勢を認識していながらも、さすがに驚いたところです。投票日まで10日を切ったこの時期の調査結果ということで、”政権交代がいよいよ現実のものとなるのか”との感じです。

さて、今日は議会で幾つかの打合せなどを行いましたが、成田空港への主要アクセス道路である通称”空港通り”の国道295号線の慢性的な渋滞を解消するために設置された成田スマートインターチェンジの利用料金が引き下げられることについて報告がありました。

このスマートインターチェンジとは、ETC専用のインターチェンジで、成田スマートインターチェンジは、実は正式に設置されたわけではなく、現在実証実験中です。

つまり、現在は利用状況などを調査している段階であり、今後正式に存続させるかが議論されることになります。

当初より、提示されていた利用料金\250(普通車)は、”高い”との批判もあって試行的に\150に値下げしてきましたが、利用は予想を遥かに下回り今回更に\100まで値下げする試みが決定しました。

ところが、現在の空港通りの利用状況は、特に貨物取扱量が昨年秋以降激減した影響もあって、ほとんど混雑が見られず、有料であるスマートインターの利用価値が発揮できないでいます。

私も個人的には、このスマートインターチェンジが\100であれば利用が見込めると当初から判断していましたが、昨今の経済情勢や空港の旅客・貨物の取り扱い状況を見るとそれも考えを変更せざるを得ない状況のようです。

ただ、将来北千葉道路が空港通りに接続することで、更に空港通りの利用が増加することなどを予想すれば、このスマートインターチェンジの設置は必要であると誰もが判断していたところです。

さて、実証実験中ということですが、担当職員に「実証実験で採算が見込めない場合廃止という事はあるのか?」と尋ねると、「現に廃止された例があります」との事で、成田スマートインターチェンジも実証実験の後、”正式設置しない”という判断もありうるとの事です。

北千葉道路の接続までにはこれから約5年は要すると思われますので、今しばらく低迷した利用状況は避けられそうにありません。

「仮に民主党政権となって”高速道路無料化”が実現した場合には、実証実験すら必要なくなるのか」と、今日の衆院選の分析報道と「スマートインター値下げ」について関連付けて考えたところです。

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2009年8月20日 (木)

少年の翼 ハワイへ出発

F0941 成田青年会議所が主催する「2009NARITA少年の翼」が今日から海外研修へ出発しました。

今年は新型インフルエンザの流行により事業の実施について様々に協議がなされてきた結果、渡航先が急きょハワイへ変更しとなりました。これまで5回の国内での研修をこなしてきた中で、団員、保護者の皆さんともに気をもまれた事と思いますが、成田空港内での出発式を迎えていよいよという感があったものともいます。

この「少年の翼」は、成田市からも国際交流協会を通じて補助金を拠出し、青少年の健全育成と更なる国際交流の発展、そして国際空港を擁する地元都市としての市民レベルの国際性の醸成等を目的として毎年実施されています。

過去においては、友好都市である中国の咸陽市への訪問を基本に行われていましたが、ここ数年に至っては下総町との合併により新たに成田市の姉妹都市となったニュージーランドのフォクストンとの交流が行われていました。

しかし、今年春以降世界的に新型インフルエンザが大流行し、特に南半球では北半球と季節が逆転しているためこの時期冬となり、新型インフルエンザの更なる流行も危惧されていました。また、6月ごろにはニュージーランドでの流行も報道されていたため、渡航先の変更、あるいは事業実施の是非まで協議がなされたようです。

結果的には、これまで長年続いてきた事業なので、6月の国際交流協会の理事会において、安全面や衛生面を配慮した渡航先に変更する事により事業の実施を決定し、今日の出発式となったものです。

ハワイ滞在中8日間、成田市の未来を担う子どもたちが団体生活を通してそれぞれ有益な体験をしてもらう事を願っています。

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2009年8月19日 (水)

地区それぞれの課題

今日は午後から議会で幾つか打合せを行った後、下総地区の方々との懇談の場を得ることが出来ました。

合併から既に3年を経過し、着実に成田市の一地域としての歴史を刻みつつありますが、一方で町時代からの構想の中には未だ課題を抱えているものもあり、今後の早期実現が待たれているようです。

また、先日もお知らせした”航空機からの落下物らしきもの”についても、騒音直下の同地区にとっては大きな問題であり、関係機関の対応に不満の声も上がったところです。今後空港の容量拡大の議論を行う上では、この下総地区住民の理解が不可欠であることから、私としても市の担当部と引き続き住民の方々の不満を取り除くように努力してみたいと思います。

成田市は昭和29年、平成18年の2度の合併を経て、市域を拡大してきました。その分、市全体の新たな課題も発生してきましたが、常に地域固有の課題解決や振興策も求められ、空港からの税収に支えられてその解決に努力してきているところです。

しかし、今日の住民の皆さんとの懇談では、現状の地区が抱えている問題、また目指す地域像についても様々なご意見を頂き、議会としても真摯に受け止めなければならないものが多くあると痛感したところです。

市全体としては着実な発展を遂げている成田市ですが、地域それぞれに目を向けると切実な問題を抱えていることを改めて実感させられた気がします。

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2009年8月18日 (火)

衆院選 開戦

いよいよ本日、第45回衆議院議員選挙が公示され候補者の数は1300人をはるかに超えたようです。

今回の選挙は政権選択選挙と言われていますが、まさに2大政党制が本格化したとも言えるのではないでしょうか。

しかし、自民党にとっても公明党との関係を維持しなければならず、民主党もいわゆる「寄り合い所帯」で、新の2大政党制には至っていないとも言えるかもしれません。

私たち地方政治に携わる人間としては、地方の努力が報われる政治体制を望むもので、最近の改革派知事による国政への厳しい意見は的を得ています。

これまでの国ー県ー市町村という縦組織の主従関係は、戦後の荒廃から世界でもトップクラスの先進国にまで発展させるシステムとして、確かに大きな効果があったのも事実です。が、高度成長を経験して既に30年以上を経過した今、そのシステムの随所に不具合も生じているように思います。

選挙後は、自民、民主ともに公約として国と地方の在り方を抜本的に見直すことを約束していますが、果たしてその約束がどの程度実行できるのか、「実行力と実現力」を見極めなければなりません。

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2009年8月17日 (月)

連絡を怠り 反省

今日は9月議会へ向けた議会運営委員会の事前打ち合わせを行い、今後取り組むべき議会改革の内容などについて詳細な打ち合わせを行いました。「まだまだ山がある」と実感したところです。

午後からは、成田空港の騒音地域住民で構成する騒音対策地域連絡協議会(略称 騒対協)の常任理事会に出席しました。

下総地区で発見された航空機からの落下物と思われる件について、様々な意見が出ましたが、関係機関の国土交通省やNAAの対応に地区の役員から不満の声が相次いだところです。

発見された落下物そのものを目にしましたが、「航空機の部品と思われるが、どの飛行機か特定できないので落下物として認められない」との回答を得たようで、騒対協の総意として関係機関に文書にて申し入れるとの意見がまとまったところです。

また、地区が直接国の機関やNAAに対して接触するのではなく、地元自治体である成田市に前面に立ってもらって、問題究明に当たってもらうべきであるとの意見でまとまりました。私も同感なところです。

さて、衆議院選挙があす公示されいよいよ選挙戦に突入しますが、このブログ上でも成田市にとって空港の将来を考えると、選挙の結果次第で大きな変化があるのではないかと危惧もしているところです。仮に民主党中心の政権が誕生した場合、様々な政策実現のための財源確保が重要となります。そこで、成田空港の完全民営化に伴う株式売却益がどのような性質の財源として扱われるのか、個人的な意見ですが危惧してます。

20090818092824 この成田空港に関する事ですが、6月初めに「生まれ変わる 首都圏の空」という本をある方から頂きました。時間を見つけては少しずつ読みすすめていましたが、そのお礼を申し上げるのを怠ってしまっていました。

別件で過去にも連絡を怠り、お叱りを受けた事がありますが、今の時代常に携帯電話を持っているのですから何の申し開きもできません。

2ヶ月経った今日、「届いているのかどうか」とのお手紙まで頂戴し、人の好意に対する自分の対応の悪さを反省せざるを得ませんでした。もともと筆不精ですが、議会を代表する立場という事で書籍を頂戴しましたので、その責任を感じて読み終えた後、感想を添えてお手紙を書くつもりです。

ちなみに、ご本人と本日直接お会いできましたので幸いにもお詫び申し上げる事ができました。

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2009年8月16日 (日)

下総ふるさとふれあい納涼祭り

今日は日中、林 幹雄 国家公安委員長 内閣府特命大臣と約3時間行動を共にしました。その途中、ある方から「自民党はけしからん」との厳しいご意見を頂きましたが、林大臣は真摯に耳を傾けていました。

その方は元海上自衛官でしたが、最近の防衛予算の配分と使途、特に装備品の考え方に大きな不満を抱いていたようで、たまたま現職大臣とお話しする機会があったためその不満をぶつけたようです。一方的な不満は約5分ほどいただいたでしょうか。

これに対して、林大臣は「良い意見を聞きました。早速防衛大臣と関係機関に意見を伝えましょう」と応え、最後は握手を交わしてその場を後にしたところです。

国民の生の声、特に批判的なご意見を聞くことの大事さを実感しました。私も市民からのご批判を真摯に受け止めていかなければと思った次第です。

6b3b1夕方からは、第23回を迎えた「下総地区ふるさとふれあい納涼祭り」に参加しました。

このお祭りには初めての参加となりましたが、かねてより盛大なイベントであると聞いていましたが、実際に会場に溢れる多くの人を見てビックリしたところです。3f3e1下総地区にとって1年を通して最も大きな行事のようです。

内容としては、キャラクターショーや太鼓演奏、盆踊り、抽選会、そして花火大会など盛りだくさんで、露店の数の多さにも驚かされたところです。

1地区の行事でこれだけの盛り上がりがあれば、この事業に対する市の補助金に対しても批判的な意見も少ないことでしょう。

何より、成田市との合併前の下総町時代から継続してきた歴史がこの行事を育ててきたように思います。その意味においては、これまでそして現在に至るまでこの行事を続けておられる実行委員会関係者、関係団体の皆さんに敬意を表したいと思います。

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2009年8月15日 (土)

お墓参りなど お盆でゆっくりと過ごしました

今日は妻が資格取得のスクーリングで1日不在となったため、子どもと水入らずとなりました。

お盆のため特段予定も立てていませんでしたので、八日市場にある母方の祖父母が眠るお墓を揃ってお参りしました。自宅から車で約40分と比較的近いため、年に一度は訪れるようにしています。

自宅に戻ってからは、久しぶりにゆっくりと子どもと過ごす時間を持つことが出来ました。これもお盆と言う日本の伝統行事のお陰かもしれません。

夜には、兄夫婦と甥や姪も加わり、地元にあるお墓へ提灯を灯してご先祖様を送りました。毎年の我が家の決まった行事で、私としては大事にしている習慣です。

巷では衆院選関連のニュースが毎日伝えられています。その中で、”田中真紀子氏が民主党へ入党、公認候補として出馬”というニュースが飛び込んできました。

その理由に「確実に二大政党になるので組織にいなければ」という事があるようです。

確かに私も二大政党制が実現しつつあるように感じますが、この影響は県議会や市議会などの地方政治にも徐々にその速度を増して拡がってきているように思う昨今です。

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2009年8月14日 (金)

清掃工場 落札者決定

お盆という日本の伝統的習慣を皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。

年間で成田空港が混雑する代表的なシーズンでもありますので、家を離れる方も多いのだと思います。一方、各地の高速道路が大渋滞している背景には、先祖のお墓のある生まれ故郷に帰る方も多いという事だと思います。

お盆と言えば私の地元でもかつては盆踊りが盛大に行われていました。また、成田市内でも各地で盆踊りが開催されていましたが、このお盆の期間中に地区で盆踊りを行っているのは市内で4箇所のみのようです。ちなみに4箇所とは、豊住地区、八代区、取香区、大竹(坂田ヶ池で今年から始まりました)です。

Img_1335 そのうち今日は豊住地区と八代区の盆踊りに参加させて頂きました。

どちらの会場でも踊りの輪に入らせていただき、夏の伝統行事に直接参加させていただきましたが、主催された地元の皆さんのご苦労に頭が下がる思いでした。

Img_1343 継続する上では毎年ご苦労もあるかと思いますが、夏の風物詩を残すように今後も頑張っていただければと思った次第です。

さて、今日は新清掃工場の建設・管理運営事業の改札が行われました。昨年末からこれまで新聞等でも入札執行の手続きが不透明であるとして取り上げられ、成田・富里両市民に不要なご心配をおかけしましたが、入札が執行され落札者が決定したと言うことで今後具体的な手続きに入っていくことになります。

結果は以下の通りです。金額は入札の総額で、建設工事費と運転管理費(20年間)を合算し売電収入額を引いたもので税抜き価格です。

  • 新日鉄エンジニアリング 194億7098万8,000千円
  • JFEエンジニアリング   219億3164万1,020円
  • 川崎技研          180億4525万5,198円  (落札)

予定価格は、総額で274億5千万円ですので、落札額との差は約95億円。結果だけを見ると予定価格の算出が妥当であったのか、あるいは各メーカーの競争が予想を超えていたのかなどと考えてしまいます。

この大きな差は、運転業務費に現れており、総額の274億5千万円の内、建設工事費の予定価格106億5千万円、運転業務費の予定価格168億円に対して以下のような結果でした。

  • 新日鉄  (建設)88億1,600万円 (運転)115億1,000万円
  • JFE        92億5,000万円     135億1,000万円
  • 川崎技研     89億円           94億9,687万9,198円

なお、予想売電収入(20年間)は以下の通りです。

  • 新日鉄  8億5,501万2,000円
  • JFE    8億2,835万8,980円
  • 川崎技研 3億5,162万4,000円

つまり、落札者である川崎技研は、CO2発生量が少なく熱量が少ないことが解りますが、この熱量が低いことが日々のごみ量の変動にどのように影響してくるのか等、様々な視点において議会として審査しなければなりません。

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2009年8月13日 (木)

新清掃工場入札 明日開札

今日は、様々な方とお話しする機会に恵まれましたが、多くの方から「選挙後はどうなるの?」と言った質問など頂きました。また、その後の会話で自民・民主が提示している政策の実現性、裏付けなどについて問われる場面も多くありました。

私としては、あくまで感覚的なお話とならざるを得ませんでしたが、ただ1つ、「政党が国民に具体的な政策を提示して選挙を戦う事は、大きな変革です」と述べさせていただきました。

これに対して、「あれもこれも本当に実現できるのか」とのご意見も多くあり、特に民主党の掲げている政策の実現性に疑問を持っている方が多くいることがわかりました。

その中で、若い農業者の方は、「農家への個別補償制度は、日本農業を発展させない」、また運送関係の方は、「高速道路無料化は嬉しいが将来の整備や維持を考えた場合非現実的」、ある主婦の方は「民主党の政策の財源は、借金をしなければ確保できないのでは」はなど、様々なご意見をいただき、私の身近なところでもマニフェストの内容に注目が集まっていることがわかりました。

ただ今回の選挙、「一度変えてみたい」との思いがあるのも事実のようで、政策の信頼感は自民党の方が勝っていますが、過去の”自民党中心の政権運営に飽きが来ている”ことを実感することとなった今日の会話です。結局、自民党が変わるには、自民党自らが生まれ変わる過程として大きな節目が必要で、それが今回の選挙なのでしょうか。

さて、昨年末から紆余曲折あった、富里市との共同事業である新清掃工場建設工事の入札結果がいよいよ明日判明します。

早ければ明日の午前中には、溶融炉を担当するメーカーが判明する予定で、9月議会に議案として提出され、議会の承認後正式に契約行為が行われることになります。

しかし、先月担当委員会の視察にも参加させていただきましたが、20年間の維持管理業務に関する取り決めなど、事務的な作業がまた1つの山であると思います。この点については、議会としても詳細に至るまでチェックする必要があり、議会の役割が重大となると考えています。

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2009年8月12日 (水)

マニフェスト型選挙 約束を守る政治へ

今回の総選挙、各党とも過去に例をみないほど具体的な政策を提示しています。

イギリスの選挙ではじまったマニフェストですが、今回の総選挙で日本が本格的な「マニフェスト型選挙」に突入したと言えるのではないでしょうか。

何しろ政権を守れるか、取れるか、自民、民主両党とも国民に実行力と政策力そして何より国民受けする内容も一気に提示しているように思います。

これは、国民としては歓迎すべき事ですが、過去を振り返ると今までの選挙が何であったのかとも思えてしまうほど、次の選挙後は変革が期待できそうです。また、この「マニフェスト型選挙」によって、今までの選挙のような「どうせ何も変わらない」という政治に対する批判を大きく減少させているようにも感じています。

私は、住民に最も身近な場で政治に携わっていますが、国政に対する不満はここ数年特に増幅していました。それは、日々活動をしている中で市民の方の生の声や、生活の状況を反映した政治になっていないと感じていたからです。

成田市のように比較的財政力のある自治体は、市民生活を重視した政策を立案して実施に移す事は可能ですが、現在の政治体制の中ではそれも多くに限界があり、やはり国政レベルでの対応が必要です。

その意味で私は、今回の本格的な「マニフェスト型選挙」というものが、この国の政治に大きな変革をもたらしている事を歓迎しています。

さて、いよいよ総選挙の公示まで1週間を切りました。時間に限りもありますが、選挙運動の要請に対しても信念に基づきできる限り対応してゆくつもりです。

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2009年8月11日 (火)

突然の大きな揺れにビックリ 山梨県内にて

一昨日と昨日、二日間ほど更新をお休みしてしまいました。日曜日から所用により、成田を離れて山梨県内に宿泊していました。

さて、昨日の朝も地震がありましたが、今朝の地震にはさすがにびっくりして避難すべきかどうか迷うほどの揺れに襲われました。その後のニュースで静岡県内では大きな被害があった事をニュースで知ることになりました。

地震発生直後、大きな揺れに「東海大地震か?」との思いが脳裏をかすめました。地震波の特性については、大学時代の経験からある程度理解しているつもりでしたが、今までで一度も経験したことのない揺れには正直慌てたところです。

私の宿泊していた施設も午前8時過ぎまでエレベーターが使用不能で、宿泊していた6階からの移動には階段を利用せざるを得ず、少々苦労しましたが、その後復旧し不便さは解消されていました。

幸い帰路も若干の渋滞に遭遇しましたが、無事に帰宅できホッとしているところです。

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2009年8月 8日 (土)

ユネスコ活動に対して表彰されました

昨晩、このブログ更新直後の午後11時15分、火災発生のメールが入り出動要請に基づき消防車で火災現場へと向かいました。メールに表示された住所を見た瞬間、私の自宅にかなり近い事を悟りましたが、事実外へ出た瞬間から焦げ臭さを感じました。しかし、幸いにも給湯器の発火のみで建物には被害もなく、出動から約1時間で撤収することが出来ました。

ということで、昨晩は2度お風呂に入ることとなった次第です。

さて、今日は妻が所要で不在のため午前中一杯子どものスケジュールに合わせて時間を過ごし、午後からは様々な行事への参加となりました。

Img_1278はじめは、「印旛郡市生涯学習振興大会」に社会教育功労者の受賞者として出席。私を含めて成田ユネスコ協会からは3名が表彰されました。これまでのユネスコ活動を認めていただいたものですが、「自分自身が果たして表彰されて良いのか」と自問したところです。

しかし、光栄にも表彰していただきましたので、「今後更に活動に励め」との意味も含まれている理解させていただきました。ただ、ユネスコ協会の皆さんがお忙しい中、祝賀会を開いていただいた事は、表彰そのものよりも恐縮してしまったところです。

Img_1288午後3時からは、第6回目となった本城小学校での”まきの子キャンプ”の開所式に参加しました。学校のグランドを利用して1泊2日のキャンプで、この学区の特徴的な行事です。子ども達にとって上級生下級生との良い交流の場となり、夏休みの貴重な思い出となることでしょう。

Img_1291夜には東和田区で行われた盆踊り大会に参加させていただきました。いよいよ立秋を過ぎましたので盆踊りシーズンの到来です。

この東和田盆踊り大会の特徴は、何と言っても地元を題した音頭があること、その名も「東和田音頭」。「トコトッコ東和田、トコトッコ良いとこ、・・・」と、聞いていても心地よいテンポの曲で、私も毎年この盆踊り大会で踊らせていただいています。

Img_1297 写真の通り、立派な盆踊り会場でしたが、今日組まれたやぐらは明日解体されるそうです。役員の皆さんにとって今日と明日、大忙しの2日間となることでしょう。

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2009年8月 7日 (金)

9月議会へ向けて そろそろ

「酒井法子」と言えば、私が大学生の頃いわゆるアイドルとして大きな注目を集め始めていました。同じ研究室に所属していた友人が大のファンであった事を思い出しますが、逮捕状が取られたということで今頃どのような心境かと・・・。「世の多くの男性人はがっかりですね」というある女性の言葉も印象的でした。

さてそろそろ9月議会の準備が徐々に始まってきていますが、提出される請願の動きも出てきました。

現段階では、詳細な内容をお伝えできませんが、私自身の判断では当然に国等に対して要求するべき内容であり、また他の議会でも既に採択されている同趣旨の請願との事ですので、成田市議会としても前向きな判断が出来るのではないかと考えています。

今日は短い内容で申し訳ありませんが失礼します。

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2009年8月 6日 (木)

空港所在都市議会協議会 実行委員会

F53f1 今日は、厚生会館で開催された「全国民間空港所在都市議会協議会」の実行委員会が開催され出席し、会議終了後国土交通省に移動して要望活動を行いました。

C8191この協議会の会長を務めるのは、伊丹市議会の岡本議長で、副会長は北海道千歳市議会、青森県青森市議会、愛知県常滑市議会、長崎県大村市議会の議長が努めています。また実行委員には成田市議会他、8市議会が名を連ねて構成されています。

今日の会議では、大きく以下の4点について国土交通省に対して要望書を提出することが決定し、国土交通省にて要望書を手渡し、意見交換を行いました。

  1. 空港整備の推進について
  2. 航空の安全確保について
  3. 空港周辺の環境対策について
  4. 空港機能の活用とまちづくり支援について

また、総務省に対しても”財源対策について”という内容で要望書を提出することも決定しました。

この中で、各空港の地元である議会が、この協議会を積極的に利用して要望活動を行っていることを認識することとなり、「空港整備に係る個別課題」と題された各30市議会から30空港についての要望の中に、新千歳空港、羽田空港、中部空港、関西国際空港など成田空港と同種の空港所在市議会からも要望が出されていましたが、成田市議会としては掲載されていないことがわかりました。

これは、これまで成田空港に関する要望については、直接国との様々な方法によって要望を伝えることが可能性あったため、協議会の場を利用する必要がないとの認識であったようです。

しかし、各地の地方空港から大規模国際空港までもが要望を提出していることや、完全民営化が進められている成田空港の現状を考えると、成田市議会として他の機関との連携を踏まえた上で独自の要望をこの協議会に提案する必要もあるのではないかと考えたところです。

この件は当然に私の一存でできる範囲を大きく超え、さらに成田空港の場合周辺議会との連携も必要となってきますので、まずは議会内部での議論を進めて行く必要があると感じています。

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2009年8月 5日 (水)

プロンプターの使用について 

今日は、市役所へ出たり入ったりという日程となりましたが、議会運営委員長と今後の議会改革の内容などについて意見交換をしました。

その中で、「プロンプター」という原稿表示装置について、執行部から本会議場で市長が使用したい旨の申し入れに対しても協議する事としました。

Speech11 このプロンプターとは、あらかじめ用意した原稿をパソコンやビデオカメラからのデータをハーフミラーに映し出すもので、アメリカのオバマ大統領が選挙戦などを通じて利用していた事で注目を浴びましたが、過去日本においても細川首相が使用していたことでも知られています。

200pxteleprompter1 また、過去から現在でもテレビ局などでは当たり前に使用していますが、その利点として「原稿を読んでいるように見えない」つまり「下を見る必要がない」、「覚える必要がない」、「間違えない」等が考えられます。間もなく見られる総選挙の候補者が行う政見放送も、テレビカメラと一体化しているプロンプターが使用される事でしょう。

執行部から、また私も現在の議会中継の映像は、本会議場の天井に据え付けたカメラからの映像であるため、常に下を向いているように見える映像が映し出され改善が必要ではないかと考えていました。

そこで、今回カメラの位置の変更などを行いたいとの認識で、議運委員長とは意見が一致しているところです。しかしその解決方法としてプロンプターの使用が相応しいのかは議会として疑問を呈すところです。

議会は、議員と執行部が議論をする場であるため、すべてがシナリオに沿って進む訳もなく、あらかじめプロンプターを利用する議論は議員にとってありえないからです。とは言っても、過去においては質問回数を制限していたため、あらかじめすり合わせを行った質問と答弁が行われていたのも事実です。

現在では、一問一答方式を導入し質問回数制限もないため、まさにシナリオのない議論を交わすことができるようになっています。

そのため議員としてプロンプターを常時設置しておく必要などもなく、その使用についても議論する余地がないのではないかと考えています。

ただし、今日の意見交換でも”市長の施政方針演説”については、あらかじめ原稿が作成され、議員や傍聴者に対して訴える場であるため、本会議場で使用が考えられる数少ない場かとも考えているところです。

いずれにしても、執行部からの申し入れですので議会運営委員会において協議し、慎重に対応してい行きたいと思います。

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2009年8月 4日 (火)

「お盆」の意味 仏教会行事で再認識

B5601 成田市仏教会主催の「成田市戦没者英霊 新盆精霊(しんぼんしょうりょう) 慰霊流灯大法会(いれいりゅうとうだいほうえ)」が東和田駐車場にて行われ、議会を代表して追悼のことばを述べさせていただきました。

この行事への参加で、これまで何気なく伝統的習慣として過ごしてきた「お盆」について、改めてその意義を知る機会となりました。「今さら」と思われるかもしれませんが、その意味についてわからないのが現代の多くの人々ではないでしょうか。

昨日の「慰霊流灯大法会」が始まる前、頂いた資料の中に「お盆について」の記述がありましたので簡単にご紹介します。

「お盆」は、正式には「盂蘭盆会」(うらぼんえ)といい、インドの宗教行事でサンスクリット語の「ウラバンナ」(逆さ吊り)を漢字で音写したもので、略して「お盆」となっています。

この逆さ吊りですが、お釈迦様の弟子で神通力に優れたとされる目連(もくれん)尊者が、亡くなった母親が餓鬼道に落ちて逆さ吊りになっているところを神通力によって見ました。そこで、神通力によって目連は、地下深く暗い餓鬼道に降りてみると、餓鬼の姿となった多くの人々が苦しみ、その中に母親を発見したとの事です。

しかし、目連の神通力によっても母を救う事ができず、お釈迦様に助けを訴えたところ、「多くの人々に施しをすれば母親が救われる」と諭され、7月15日に多くの僧侶に対して食物を捧げたのです。すると、母親は救われ極楽往生をとげたとのことです。

そして、日本に仏教が伝来し、先祖を迎え食べ物を供養して送るという行事となってきたというのが由来のようです。

来週には「お盆」を迎えます。私も「お盆」の意味を理解して先祖を迎え供養したいと思った行事への参加でした。

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2009年8月 3日 (月)

市民運動会が動き出しています

今日は第38回成田市民運動会の実行委員会が開催され、出席しました。

今年の開催は10月10日(土)で、雨天の場合は中止となるとのことです。日程については、日曜日開催を求める声もあるようですが、31小学校区のアンケート結果によって決定したものだそうです。

冒頭、新型インフルエンザへの対応について協議が行われ、以下の内容が確認され今年も市民運動会を開催することが了承されました。

  • 重症化するリスクが低い
  • 市民運動会は市民の貴重な交流の場である
  • 自覚症状がある場合には参加しない
  • 感染の予防を徹底してもらう

市民運動会については、ここ数年その開催の是非、目的、効果などについて様々な意見がるところで、市としてもその対応に苦慮してきているところです。

特に、市内の小学校は児童数の格差が激しく、小学校学区対抗リレーなどの種目は工夫が必要なところで、今年も選手の選び方などについていくつかの改良点がありました。

また、現状の市民運動会は、基本的に小学校区対抗の形式によるため、学校、PTAの負担が大きく、小規模校の選手不足など大幅な見直しを求める声が強く寄せられているとのことです。

これに対して、今日の実行委員会では、提言を行う組織として新しく協議委員会の設立が提案され、これについても了承されました。

私としては、市民運動会の意義は大いにあると認識していますので、今後も開催が継続できる形を模索していただきたいと考えています。

さて、この後、仏教会主催の慰霊流灯大法会に出席するため、早めの更新をさせていただきました。

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2009年8月 2日 (日)

教育委員長の叙勲祝賀会に出席

今日は地元三里塚祇園祭の2日目。本来であれば、朝から全ての時間を祭りに割くところですが、行事等により祭りには夕方からの参加となりました。

午前中に林 幹雄 国家公安委員長の成田事務所の事務所開き、午後からは、現成田市教育委員長の荒井 清先生の叙勲祝賀会があり、それぞれ議長として出席させていただきました。

林 幹雄大臣も自ら必勝祈願をし、来る8月30日の投票日に向けていよいよ選挙本番という感じです。自民党にとって非常に厳しい選挙であることは間違いありませんが、成田にとって誰を選ぶべきなのか、冷静な判断が必要となる今回の選挙です。

折しも、今日は民主党の鳩山代表が成田を訪れていたとの事。今のところ聴衆の集まりなどについて情報がありませんので気にかかっている所です。

さて、午後からは荒井教育委員長の叙勲祝賀会に出席させていをただきました。荒井先生は、長年の教育行政に対するご功績が認められ、今年春の叙勲で端宝双光章を受章されました。

現役退職後、平成8年からは教育委員としてまた、教育委員長も務められ成田市の教育行政に対するご功績は誰もが知るところです。

今日の祝賀会には、荒井先生のこれまでのご功績を表し多くの皆さんが駆けつけ、盛大であったのが印象的です。議長とはいえ市長の後に私がご挨拶させていただいたのは正直恐縮してしまいました。

会場では久しぶりにお会いする恩師や退職された先生方、あるいは現職の校長先生方なども多くお顔を拝見する事が出来、昔話等を中心に充実した時間を過ごさせていただきました。

中でも、成田市教育長を務められた現千葉県教育長の鬼沢氏、文部科学省生涯学習推進課長の藤野氏とも久しぶりに直接お話しする事ができた事も私にとって貴重な機会でありました。お話によると、政権交代が予想される中での最近の官僚の御苦労は、相当のもののようです。

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2009年8月 1日 (土)

三里塚祇園祭1日目

今日は、毎年恒例となった私の住む地元の三里塚祇園祭、本三里塚祇園祭1日目となりました。8月の第1土曜・日曜日に開催されています。

20090801153429 この時期のお祭りですので、「三里塚のお祭りは暑い」という印象ですが、今日は比較的過ごしやすく、お祭りに参加していた私達にとっては歓迎すべき天気となりました。ただ、お祭りには良かったのですが、今年の全国の天気模様を見ると農作物への影響がそろそろ気になってきているところです。

20090801150709 明日は2日目となりますが、議長として出席しなければならない行事もあるため、日中は地元を離れお祭りには夜になってから参加することになりそうです。

ということで、短い内容の更新で失礼することをお許しください。

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