八ッ場ダムと成田市
今日は午前中に会派の救急医療に関する勉強会、午後からは新潟県で開催される第64回国民体育大会へ出場する成田市在住、在勤、在学の選手の壮行会に出席しました。
8名のうち高校生が7名、高校教員が1名で高校生1名と高校教員1名が都合により欠席でした。そのうち高校生1名はインフルエンザとの事。体調を整えて大会へ望んでもらいたいと思います。
激励の挨拶では、日ごろの厳しい練習と勉学に励んでいることに対しての敬意と、成田市や千葉県の代表として、頑張ってほしい旨を述べさせていただきました。そして、来年の千葉県での国体開催に向けても弾みをつけてもらいたいものです。
さて、昨日発足した鳩山内閣で、私が気になっていたポストは何といっても”国土交通大臣”。
成田国際空港の今後の位置づけが新政権誕生で何か変化があるのか、大きな関心事です。これは、NAA空港会社をはじめとする空港関係者や地元議会でも、議論になっている点ではないでしょうか。
そして今回国土交通大臣に決まったのは、民主党から前原誠司氏。昨年、前原大臣の地元京都でタクシーに乗った時、運転手さんが「誠実な人で人柄もいいので信頼している」と言っていた言葉を思い出します。私も個人的には政治家として好感を持っている一人でもあります。
今のところ政権発足直後ということで、空港をはじめとする具体的な政策は明らかになっていませんが、就任早々明言したのがマニフェストに掲げていた「八ツ場ダム中止」です。
この「八ッ場ダム」、読み方は”やんばだむ”。ホームページによると、このダムの目的は簡単に言うと治水と首都圏の水源確保です。
実は、この首都圏の水源としての役割ですが、成田市も将来の水需要に対応するため、印旛郡市広域市町村圏事務組合(7市1町1村1企業団)を通じて八ツ場ダム事業に対して、昭和62年よりこれまで約2億3,500万円を拠出しています。
関係知事のほとんどは、仮に事業が中止された場合、これまで拠出した金額の返還を求めて行くとの発言もありますので、成田市としても今後の動向に注視していかなければならないと考えています。
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コメント
群馬県知事 「地元住民や関係市町村、1都5県の意見を聞くことなく建設中止したことは言語道断で極めて遺憾。」
茨城県知事 「中止の判断に至った理由、代替案などについて何らの説明もないことは極めて遺憾。」
埼玉県知事 「民主党の公約そのものがルールを無視したもの。」
千葉県知事 「私も視察に行ったが、あの状況で止めるのは大変。地元の人達の国への信頼もなくなり、協力への躊躇が出るのではないか。」
東京都知事 「基本的に建設反対に反対。7割もできているプロジェクトをやめる意味は、理解できない。」
立地予定の群馬県を除く周辺の1都4県の知事は、中止の際には支出済みの負担金約1500億円の返還を求めることで一致した。前原国土交通相は返還すると語った。
治水の必要性は、河川の流域に住んでおらず、浸水被害を経験したことのない鳩山由紀夫には実感はないはず。
後始末をどうするのか、例えば、既にできている高さ約100mの巨大な複数の橋脚は、撤去するのか放置するのか民主党は具体策を示さなければならない。
投稿: 在日民主党 | 2009年9月20日 (日) 19時32分
民主党政権になって未だ明らかにならないものも多くありますが、国からの補助金によって様々な事業が行われているため、末端の市町村としては今後の動向が気にかかります。
議会としても、既に9月議会で補正予算などの実質的な審議を終えていますので、”何が変わるのか”、”何を廃止するのか”などが解らない現状は、正直言って不安に感じています。
八ッ場ダムについては、”中止”が決定のようですが、ご指摘の通り地元や関係自治体にとっては、今後に大きな問題を投げかけているように思います。
「何が問題で中止しなければならないのか」
「仮に中止した場合、地元対策をどのように行うのか」
現在の私にとっては、もう少し整理が必要なようですので、11月に所属会派で現地の視察を行うことを決定しました。
”地方自治”という本来のあり方を目指して、やはり”国”による支配の構図を変えない限り、このような事が繰り返される懸念を持っています。
投稿: 小池まさあき | 2009年9月21日 (月) 07時49分
既に出来上がっている建造物を壊すなら、本当に耐震性などがあるかを確認する実験などをしたらいいんではないでしょうか?
ただただ、ぶっ壊すだけじゃ意味が無いです。(↑このぐらいの事は誰かしら検討しているでしょうけどね)
投稿: ころ | 2009年10月 8日 (木) 09時01分
”構造物の実物実験”は興味深いですね。
私もかつて学生のとき、模型による耐震実験と実物との違いを研究していました。なぜなら、模型や実験用の縮小構造物で実際の結果が着実に予想できれば様々な研究が進むと共に、効率的であるからです。
この話は別にしても、莫大な費用で建設した構造物が有効に利用されるべきです。税金ですから。
来月八ッ場ダムを現地視察する予定ですので、よく見て来ます。
投稿: 小池まさあき | 2009年10月12日 (月) 08時46分