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2009年10月31日 (土)

賑わう公民館まつり

今日で10月も終わり、今年も残り2ヶ月です。1時間、1日、1週間の長さも変わることはありませんが、ここ数年特に1年が早く感じられます。”歳をとると1年が早い”と言いますが、私もその域に達してきたと言うことなのかもしれません。既に11月も様々な予定が組まれている為、あっという間に過ぎて行くことと思いますが、頑張って行きたいと思います。

B77b1 さて、今日から11月2日までの3日間、中央公民館を会場に「第27回成田市公民館まつり」が開催されています。

午前10時からの開会式を前に、講堂では午前9時から発表が行われ、既に多くの方々で賑わっていました。

この公民館まつりは、市内各地の公民館を利用して活動されているサークル等の団体が発表、展示、販売を行うもので、現在の中央公民館の施設規模では対応しきれないほどの方々が参加しています。事実、発表を行う団体のプログラムを見ると、各団体15分で区切られ、まさに”朝から夜までビッチリ”のスケジュールでした。

174d1年々参加する方々が増えているようですが、それだけ社会変化に伴って生涯学習の場が充実、拡大しているものであると思います。今後もこの傾向は続くものと思いますので、生涯学習の受け皿となるハード、ソフト両面の政策が重要となると実感しました。

手作りの食べ物を販売をされていた方によると、午前12時前には既に”完売”との事で、賑わいは上々のようです。

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2009年10月30日 (金)

医療環境の悪化をくい止められるか

今日は、成田市の一次救急医療に関する今後の方針について、各会派代表者、幹事長に集まっていただき、今後の議会としての対応について協議を行いました。

既にこのブログでも何度かお知らせしたところですが、成田赤十字病院(以下、日赤病院)では医師不足により、現状では一次救急の対応が不可能となるとの申し出があり、医師会としても日赤病院の勤務医の労働環境の改善を本年6月、成田市に要望してきました。

そして、仮に日赤病院がこれまで通り一次救急の対応を行うためには、医師会を通して約3億7千万円の費用負担が必要であるとの内容が9月議会で示されていたところです。

今日の会議では、実際に金額を精査したところ、市として拠出できる金額は最大で約2億7千万円で、さらに実績に応じて支払いをする事により、この金額を下回る予想との見解が示されました。

これに対して議会からは、税金の投入ということで、いつまで続けるのか、どのようにチェックするのか、日赤病院の慢性的な問題は解決されるのか、など様々な疑問が投げかけられて来ましたが、市民の健康と生命を守る上では、”税金投入やむなし”との認識が徐々に理解されてきているように感じたところです。

その後、議員のみで協議を行った結果、12月議会に向けて新たな動きをすることを決定しました。具体的内容については、追ってお知らせすることになると思います。

A73b1 午後6時からは、市役所の大会議室で空港圏自治体連絡協議会が開催され、”羽田国際ハブ化”発言に始まった様々な動きについて報告があり、その後千葉県やNAAを交えて各首長との協議が行われました。

協議の中で、千葉県知事の対応への批判的な意見や、現在の成田空港の騒音対策の基準である”発着回数23.5万回まで早期に拡大してはどうか”との意見、また空港用地内に依然として居住している反対派農家への対応など、これまでよりも突っ込んだ話題が目立ったように思います。

また、今回の”羽田国際ハブ化”は、急な話ではなく、想定できたものであるため、単に”大臣発言”の問題を問うのではなく、これまで以上にスピード感をもって協議会としての意見集約をして将来へ向けた対処をすべきとの意見などもありました。

発着回数をまず23.5万回へ拡大する事に関しては、”まず目標値として30万回を早期に合意する事が重要である”との意見が出され、騒音化を抱える芝山町からは、地域への時間をかけた丁寧な対応が必要であるとの意見も出されました。

いずれにしても、前原大臣の発言以降、成田を取り巻く厳しい現状が理解され、前向きな意見も多く出るようになっていますが、各自治体のそれぞれの問題もあるためか、足並みがきっちりと揃っていない事実も明らかであった様に思います。

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2009年10月29日 (木)

市議会議員年金が破たん寸前

昨日お知らせした、市議会議員の年金ですが、通常の年金と同等に現役世代が支えている仕組みです。

しかし、全国的に合併が進み、行政改革の流れもあって現役議員の数は減少を続けています。

一方で、町議会議員や村議会議員であった方々が合併に伴い引退し、特例によって市議会議員共催に加入するなどして、年金受給者は増加しました。また、この年金の特徴として、本人が死亡しても配偶者が一定割合で受給できるなどの制度もあるため、年金の支払いは近い将来を見ても大きく減少する事は考えられません。

過去にも安定的な運用を担保するため、掛け金を値上げする一方、受給額を削減する決定がなされました。しかし、それからわずか数年で、再び”破たんの危機”が迫っています。

問題なのは、

  • 今現在この年金を受給して生活している方々が多くいる事
  • 現役世代が報酬の16%の掛け金を払い続けてももらえるかどうかもわからない事態となっている事
  • 公費負担として議員とほぼ同じ額を市が負担し続けている事

これに対して、徳島県のある市議会では、掛け金の支払いを拒否するという思い切った行動に出ました。

この背景には、全く解決策が見通せないまま掛け金を払い続ける現状を広く認知してもらい、抜本的な見直し論が展開される事を期待したものと思います。

しかし、この議員年金は、国の法律によって縛りがあるため、掛け金を払わなければ当然に法律違反に当たり、本来法を守り活動を行う議員の姿にはふさわしくないのも事実です。

私は、今回の法律を逸脱したという視点では疑問が生じますが、現状の問題先送りの議論にはそろそろ終止符を打つべきとして、行動を起こしたことには一定の評価をしているところです。

そして私は、現状の問題を深く理解し、”市議会議員年金制度の存続は不可能”との思いから、”廃止”も視野に入れるべきであると考えています。

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2009年10月28日 (水)

決算 委員会を通過

今日は、決算特別委員会2日目となり、午前10時から午後6時過ぎまでの時間をかけて、すべての決算関係議案が委員会を通過しました。

質疑も様々な内容が出され、オブザーバーとして出席していた私にとっても参考になる内容があった1日です。

ただ、合併当時に成田、下総、大栄それぞれの内容を円滑に審査するために導入した質問の事前通告制が未だに踏襲されているため、本来の緊張感のある委員会質疑ではないように感じていますので、今後の議会運営の課題として捉える必要があると感じたところです。

さて、”議員年金”という言葉を聞いた事があると思います。

市議会議員では、12年以上在職で65歳から支給される内容で、国の法律により徴収と支給が決められています。
実はこの年金制度、財源は主に現役議員が報酬の約16%、そして自治体も同額を負担していますが、運営している共済会の積立金があと2年で枯渇する異常事態になっているのです。

そして、いよいよ自ら法を守る手本となるべき現役の議員が、法律を無視した形で掛け金の支払を拒否した事実が発生しました。
遅かれ早かれ、このような実行的な動きが出るものと考えていたところですが、今後の制度の在り方に大きな問題を投げかけた事になります。

詳しい内容は明日に持ち越しますが、我が会派では”廃止止むなし”が大勢の意見です。

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2009年10月27日 (火)

発熱

ここ数週間、風邪の症状が続いていましたが、”ようやく少し変化があったか”と思った途端、昨晩から発熱。結局全ての予定をキャンセルせざるを得ませんでした。

ということで、この後またベットで過ごします。

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2009年10月26日 (月)

市場の今後について

週はじめの今日は、午前中から打ち合わせや公式の会議などか続き、午後から空港対策特別委員会が開催されました。

委員会では、前原大臣の”羽田国際ハブ空港化”発言以降の千葉県知事や地元自治体の動きが説明され、小泉市長に続いて委員長から私に対しても前原大臣との面会内容を説明するように求められました。

委員会では、前原発言に対する批判や抗議的な意見はほとんどなく、事実の把握が優先された形です。また、今後の成田空港のあり方に対する前向きな意見も出され、”空港容量の拡大に向けた発信が必要である”との思いも各委員が共有したように思います。しかし、成田空港が内陸空港であるという条件は変わりませんので、騒音対策や地域の振興策の充実が不可欠であるとの思いも各委員が持ち合わせていたように思います。

委員会終了後は、会派14人が揃って市に対する平成22年度の要望や提言内容の取りまとめ作業となりました。内容は多岐に渡りますが、過年度に要望した内容で実現が見えて来たものもありますので、今後も各地域、各層を意識しながら新年度予算に反映されるように、会派内での調整が進められることになります。

その後も、打ち合わせなどが続きましたが、成田市の公設市場と農政に関して担当部長より説明を受けました。

成田市公設卸売市場は、全国的に公設市場が苦戦を強いられているのと同様、慢性的な赤字体質が続いています。開設以来、市民や周辺地域の台所を支える重要な役割を担ってきましたが、流通が大きく変わり年々取扱量が減少しています。

市議会でも継続的な問題として認識されていますが、未だに解決策が見出せない状況にあるのが事実です。

しかし、「成田市場わくわく感謝デー」が毎月第4土曜日に開催されるようになり、先週の24日は大変な賑わいを見せたとの事です。

この背景には、テレビで取り上げられた事が大きいものと思いますが、特定の業者などが利用するだけの市場ではなく、一般の消費者や観光客も利用できるような市場作りが必要なのかもしれません。

ちなみに、サイトはhttp://www.narita-ichiba.com/

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2009年10月24日 (土)

ボーイスカウト育成会 総会

今日は午前中、子どもの七五三の写真撮影を行いました。本来の七五三には少し早い時期ですが、11月になると撮影の予約が一杯との事で、衣装からスタジオまで全て揃った場所がありそれも納得。我が家のこういった関係は当然妻に全てお任せですが、最近の便利さと充実したサービスを実感したところです。。

午後からは、中央公民館で開催されたボーイスカウト成田第1団育成会の総会に会長として出席しました。

会長を仰せ付かって3回目の総会となり、ボーイスカウトの活動も徐々に理解を深めてきているところですが、何より参加する子ども達の減少が慢性的な課題です。

この傾向は全国的なもので、どの地域でも同様な悩みを抱えていますが、世界組織でもあるボーイスカウトの活動は高い評価を得ている事実もあり、昨今の子どもを取り巻く環境を考えた場合、有意義であると考えていますので今後も出来る限り応援していこうと思います。

成田第1団では、これまで長年かけて整備し使用してきたキャンプ場が市のスポーツ広場へと整備される事になり、今後の活動拠点がどこに、どのように確保できるのか不安を抱えたままでいます。

市長はじめ市当局にも代替地の手当てをお願いしているところですが、年月をだけが経過し未だ現実的なお話をいただけない状況ですので、今日の総会を契機に、ボーイスカウト活動の意義と活動の場の確保について訴えて行きたいと思います。

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2009年10月23日 (金)

農業青年団体の貴重なご意見を伺いました

Dcfd2 午前中を利用して青森から戻り、午後から空港部と約1時間打ち合わせ、その後午後2時30分から「第35回 成田市農業青年団体 農政座談会」に出席しました。

今日の座談会には、議会から私と大越経済環境常任委員長が出席させていただきましたが、意見交換の中での内容は、日ごろから私が感じている「成田市独自の農業政策」に通じるものがあったように思います。

  1. 農地法の改正について
  2. 食育推進の現状について
  3. 市の補助事業で導入した農業機械の更新について
  4. 生分解マルチの補助について
  5. 農業体験を通した婚活について
  6. 農業の戸別所得補償制度について
  7. 成田市のアンテナショップ等について

各項目の意見では、成田市として取り入れるべきもの、市が主体となってすぐに実行することの難しいものなど様々ありましたが、今後の成田市の農政政策として貴重な意見が数多くあったように思います。

各意見を聞いていて、議会でもこれまで取り上げられてきた内容や私自身の政策との合致点もあり、今日伺った各意見を少しでも実現できないか探って行きたいと思います。

現在午後5時05分、聞き手に徹していた座談会でしたが、この後今日の座談会に参加された農業青年団体の方々との懇親会に出席しますので、私なりの意見も交えながら、懇談させていただこうと思います。

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2009年10月22日 (木)

民間空港所在都市議会臨時総会

F2e02 今日は民間空港所在都市議会臨時総会に出席するため、成田を出て羽田から空路青森に来ています。

羽田空港で搭乗待ちをしている間、正面に建設中の国際線ターミナルが見えて、ここのところの羽田国際ハブ化騒動の関連を忘れる暇はありません。

さて、青森到着後は、午後1時30分から臨時総会、その後青森空港の視察、夕方からは意見交換会に参加しました。

全国から空港を地元に持つ各都市の議会代表者が集まり、それぞれの主張もあり、または参考になる意見も有ったりと有意義であったと思います。

明日は午前中のうちに成田に戻り、午後からの予定をこなしていきます。

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2009年10月21日 (水)

園児と秋の収穫

20091014095214 今日は保育園児とともに、秋晴れの中、地元でおいも掘りを体験。久しぶりにネクタイをはずして、長靴にジャージ姿となりました。

毎年、食育の一環で保育園の近くの畑を解放し、園児に農作物に触れさせる機会を与えています。農業体験までとはいきませんが、作物がどのようにしてできるのかを少しでも理解してもらえればと考えています。

さて、明日は青森での民間空港所在都市議会の総会に出席する予定ですが、国土交通大臣の”地方空港”に対する発言などからしても、各地の議長から様々な意見が出るものと予想しています。

この後予定がある為、今日は短い内容で失礼します。

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2009年10月20日 (火)

成田が目指すべきは「拠点空港」でなく「基幹空港」

20091020143721 今日は午後から空港近くのホテルで開催された、成田空港のB滑走路2500メートル供用開始を祝うパーティーに出席しました。時の人である前原大臣や森田知事の出席もあり、それぞれのご挨拶を直接聞く機会にも恵まれました。

その中で特に、前原国土交通大臣の挨拶の内容が気にかかりましたが、私個人的には”ごく普通の祝辞”として受け止めたところです。今後の成田空港に対する期待感はあったものの、成田のお祝いの席で”羽田と一体的に”、”お互いに”Win Win ”の関係”という、羽田を意識した内容が気になったところです。

さて、羽田空港との関係で大臣発言以降気になるのが、「国際基幹空港」と「国際拠点空港」の違い、つまり”基幹”と”拠点”の使い分けです。

これまで”成田は国際線の基幹空港、羽田は国内線の基幹空港”としてきた国の方針ですが、前原大臣は”両空港とも国際拠点空港”という表現を使っています。

そこで、”基幹”と”拠点”を辞書で改めて調べると以下のとおりです。

”基幹” 物事の中心となるもの。おおもと

”拠点” いろいろな活動をするための足場となる重要な所

つまり、国際基幹空港は一つであって、国際拠点空港は複数存在できるのです。

確かに、我が国の国土を考えると”国際拠点空港”は複数存在することが必要となるとなると思います。しかし、”国際基幹空港”はやはり一つであって、私は、それがこれまで通り成田国際空港であるべきと考えています。

しかし、報道や様々な方々の言葉はこの”基幹”と”拠点”が入り乱れており、”成田空港は今後も国際拠点空港”という言葉に一部の方々からは、何も変わらないとの認識が生まれてしまっているように思います。

大臣と直接お会いした時も、あくまで”成田と羽田は両方とも国際拠点空港”との言葉を変えず、”成田が国際線の基幹空港”との言葉はありませんでした。

来週の26日月曜日には、今回の問題で空港対策特別委員会が開催されます。その場でも地元として正式な言葉の使い方を確認する必要があるのではないかと感じています。

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2009年10月19日 (月)

花火大会での「K S W」はKwon SangWoo(クォン・サンウ)

今日も1日様々なスケジュールをこなすこととなりました。表題の内容の前にざっと報告しておきたいと思います。

まず、午前9時より市役所で開催された中国教職員団の歓迎会に出席。議会を代表して歓迎のご挨拶をさせていただきました。今回の訪問団は、中国各地の教育関係者が参加し、成田市内の小・中・高各校を訪れ、日本の教育現場の視察すると言うものです。

教育に関しては、国を問わず重要であることは間違いありませんが、文化や習慣、歴史などの違いにより教育観も当然に差があるものと思います。

隣国の大国、中国との関係は今後益々重要となってくるものと思いますので、教育を通しての様々な交流の必要性も強く感じました。

B4b91午後11時からは、千葉市内のホテルで開催された第170回千葉県市議会議長会の定例総会に出席。急遽ですが、県議長会の会長である浦安市議会岡本議長の許可を得て、前原国土交通大臣の”羽田国際ハブ空港化”発言の問題について発言をさせていただきました。

総会後の懇親会の席では、出席していた全県下の議長のほとんどから”大臣の発言は軽率である”、”成田空港の歴史認識が全くない”、”国際線は成田が拠点であるべき”、”千葉県全体の問題である”などの意見を頂き、理解を示していただきました。

既に、千葉県市長会、町村会も大臣発言に対して、”成田が国際線の基幹空港、羽田が国内線の基幹空港”であるとの申し入れを行ってありますので、”オール千葉”での運動展開となってきたと思います。

千葉から成田に戻り、市役所内で予定をこなし、午後6時からは中国教職員団の歓迎レセプションに参加しました。言葉の壁はありましたが、参加者全員が和やかな雰囲気に包まれたレセプションであったと思います。

さて、一昨日の花火大会で、実は韓国の有名スターKwon SangWoo(クォン・サンウ)の話題がありました。会場でスピーカーから突然流れた内容は、『車椅子でいっしょに遊んでくれたクォン・サンウお兄ちゃんへのプレゼント』。

その直後、K S W 3文字の花火が夜空に3回上がりました。実は、会場にそのKwon SangWoo(クォン・サンウ)本人がいたのです。

ほとんどの方は気がつかなかったようですが、インターネット上でも既に事実として伝えられています。

地元の花火大会にそのような著名なスターが訪れてくれたと言う事は、大変嬉しいことだと思います。

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2009年10月18日 (日)

昨日に続いて行事をこなしました

C2841 今日は朝から秋晴れ。スポーツにも最適の1日で、まずは16回を数える読売新聞東京本社杯 少年サッカー大会の開会式に出席しました。県内を中心に、37のクラブから111チームが参加するとても大きな大会です。

開会式後、試合を見ながら主催されている役員の方と意見交換させていただきましたが、成田市の施設のすばらしさ、駅に近いという好条件など誇れるものであるとの事です。

先日、全日本女子ソフトボール大会でも感じたことですが、どんな目的にせよ市外から人々が訪れてくれるというのは、直接的、間接的に経済効果があります。

今日も多くの子ども達や指導者、そして保護者が訪れてくれましたが、それも大きな大会を開催できる施設を成田市が有しているという事実があります。

他市よりもグレードの高い施設を整備すると、”箱もの批判”が噴出しますが、整備した後の有効利用が何より大事であると実感した今日のサッカー大会です。

サッカー大会会場を後にしてからは、昨晩行われたNARITA花火大会の会場へ。地元の方々が後片付けに追われていました。華やかな花火の陰に多くの人々の努力がある事を広く知ってもらえれば、地元の負担ももう少し和らぐかもしれません。今後の大会継続に向けては慢性的なスタッフ不足の問題をどう解決するかが鍵のようです。

既に今年の花火大会の動画がネット上にアップされていますので、会場で見られなかった方は是非インターネットでご覧ください。

その後、地元地区体育協会のソフトボール大会会場へ。

私が所属する消防団もチームを結成し出場しましたが、残念ながら決勝への進出はならず。野球経験者もいたわりに、あっけない敗戦となってしまいました。

さて、明日も朝から夜まで公務が続く予定です。一昨日から口内炎に悩まされていますのでビタミン剤を補給して明日に備えます。

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2009年10月17日 (土)

今年も「NARITA花火大会」無事終了 

今日は朝から夜まで行事の多い1日となりました。

7c121 大栄幼稚園キラキラピック運動会

午前中はまず、3年ぶりに市立唯一の大栄幼稚園のキラキラピック運動会へ。

平成18年、大栄町が成田市と合併した初年度当時、教育民生常任委員長として出席した経緯があります。

平成18年当時は合併直後ということもあり、”同じ成田市、成田市民”という趣旨のご挨拶をさせていただいたことを思い出しますが、あれから3年を経過し、”成田市としての一体感”も醸成されたように感じたところです。

御利生祭 成田弦まつり

C65d1今年も恒例となった御利生祭が今日と明日の2日間で開催されています。成田市の中心部である表参道を舞台に毎月様々なイベントが行われている成田ですが、”成田弦まつり”も徐々に認知度が高まってきているようです。明日も同様に表参道の各所から三味線やギターの音色が聞こえてきますので、是非お出かけください。

自民党成田市支部緊急拡大役員会

前原国土交通大臣の”羽田ハブ化”発言への対応は未だ継続しています。その中で今日は、自民党の成田支部が急遽役員が招集され、提言書を関係機関に提出することを決定しました。

この中では、10月12日の発言後の議会としての動きや、15日に大臣と直接面会した内容を私から報告させていただき、改めて成田の将来への不安があることを意見しました。そして、成田空港が示せるポテンシャルを地域一丸となって早急に示さなければならないことも強く訴えたところです。

成田市民短歌大会

A88d1市民短歌大会では、議長賞を授与させていただきました。

日本の伝統である短歌。高度な言葉の文化を私達日本人が持っていることを実感しましたが、一方で私自身、各作品を読ませていただき、それぞれの作品に込められた深い意味を全て理解できず、知識の未熟さを感じる事になったのも事実です。

国語力を高めなければなりません。と思っていたところ、この会の役員で会の進行を務めていた方は、中学時代の恩師。それも国語の先生でした。まだまだ、恩師からご指導を頂く必要もあるのかと感じたところです。

NARITA花火大会

F52d1天気が心配でしたが、第4回目となった「NARITA花火大会 in 印旛沼」が無事に終わりました。

平成18年、成田市、下総町、大栄町の合併を記念して始まったこの行事ですが、毎年規模を拡大して開催を続けてきました。会場を訪れる方の数も、過去最大で、行事が着実に成長していることがわかります。

しかし、一方で大規模となるにつれて、大会の準備や関係機関との調整が難しくなり、地元のボランティア中心の運営もかなり困難な部分が出てきたようにも思います。

今年は議会での役職柄、準備作業等にも参加できませんでしたので申し訳なく思っていますが、今後の行事のあり方については、改めて見つめなおす時期となったように感じたところです。

ただ、会場を訪れた多くの方から”満足”のお声をいただけた事は、正直嬉しさを感じています。

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2009年10月16日 (金)

周辺議会議長からもエール

今日は、北総地区市議会正副議長会の議員研修会が成田市内のホテルで開催されました。

講師は、政治ジャーナリストの角谷 浩一氏で、今日の講演内容は題して「政局のゆくえ」。

永田町の情報に詳しい角谷先生の話は、普段私たちが得られる情報とは大きく差があり、興味深いものでした。特に、鳩山政権の良い面と悪い面、特に今後の不安要素など、率直な意見を聞くことができました。

講演会後、懇親会の場で構成市議会の各議長と今回の「前原大臣の羽田ハブ化」発言について、地元としての立場の理解を求めたところ、昨日共に行動した、香取、富里の他にも佐倉、四街道、白井、印西、八街、匝瑳、旭、銚子の各議長から同調する旨の意見をいただく事ができました。

中には、”地域全体の問題として、あるいは千葉県全体の問題として捉えるべき”との意見もあり、成田空港を地元に持つ周辺議会をさらに超えて多くの議長が今回の大臣発言は”適切でない”、”成田が国際拠点空港である”との共通認識が得られたものと思います。

来週20日には、平行滑走路の2500m化を祝う式典が予定され、前原大臣も出席の予定との事ですので、その時の発言を注目してみたいと思います。

印西、印旛、本埜合併問題

今日の研修会後、混迷を続けている印西、印旛、本埜の合併に関する情報があり、近く議会を解散すると思われる本埜村長が、”合併協議会から職員を引き揚げた”との事です。これにより事務作業がほとんど進まなくなったとの事。

本埜の小川村長は、印西市との合併を公約としていましたが、現在は一転して合併に消極的となり、議会と対立している事はご承知のとおりです。

既に、合併協議会が立ち上がり来年3月の合併を目指している1市2町ですが、本埜村の混乱によって来年3月までに正式な合併が実現できるのか、議会の解散に伴う選挙→再度の村長不信任→村長失職→村長選挙、という想定で日程などを考えると微妙な情勢となって来ています。

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2009年10月15日 (木)

前原大臣に直接面会、申し入れ

本日2回目の更新です。

Img_0007 先ほど前原国土交通大臣に直接、空港周辺市町議会連絡協議会で取りまとめた、「羽田空港の国際ハブ空港化発言に関する申し入れ」文書を手渡して来ました。

今回は、成田空港圏自治体連絡協議会でいち早く対応が取られ、議会としても同様の行動が必要と判断しましたので、急遽今日の午前中に臨時総会で申し入れ文書を取りまとめ、午後6時10分から前原大臣と面会する事になったものです。

国土交通省に到着した時の情報では、”予定が2時間遅れている”、”私達との時間は取れても最大10分でお願いしたい”ということでしたが、いざ大臣室に入ると成田市長をはじめ次から次へと出る意見、質問に対して時間を切ることなく対応をしてくれました。そして、私も議会の代表と言う立場から意見を述べさせてもらいました。多忙な中においてのこの対応は、正直好感を持ちました。過去の大臣対応とは異なるものです。

大臣の発言の内容を要約すると、

  • 報道されているのが一部であるため誤解を招いた
  • 成田の機能や地位が低下する事は無い
  • 成田には30万回を期待している
  • 将来の航空需要を考えると成田が30万回を達成しても容量が足りない
  • 成田、羽田の一体運用が基本である
  • 成田も羽田も国際線の拠点
  • これまでの方針の変更では無い

この中で、”成田も羽田も国際線の拠点”という内容には、私個人的に”ありえない”と感じました。

この他、昨日得た私達の情報と異なる事実があり、大いに気にかかったところで、それは知事が自ら明かした会談内容のうち、「”成田は国際線の基幹空港、羽田は国内線の基幹空港”については知事と合意していない」というものです。正直言って、この重要な内容が知事の発言と大臣で異なった事は、大臣との会談に参加した市長、町長、そして私達にとって戸惑いとなった事実です。

Img_0025 私は、「成田空港の地元が一丸となって今後も努力を続けていくので、期待をしてもらいたい」と発言し、これに対しては大臣も深く理解を示してくれました。

また、これまでの大臣発言のうち、「韓国のインチョン国際空港にハブを奪われてしまっている」という内容が前面に出て、「”世論は羽田と成田の連携が悪いためにインチョンに負けている”という印象を持ってしまった」と指摘し、インチョンに日本の各地方から旅客が移動する大きな理由の1つに「韓国の大手航空会社の提供する安い航空運賃と、それに対抗できない日本のシステムと航空行政根本の問題が存在する」と指摘させていただきました。

つまり、仮に羽田をハブ化するとしても、単に空港能力を拡大するだけでは不可能であり、発着容量の制限がある成田が悪いわけでは無いという意味を述べたものです。

この他にも、ここには書ききれないほどの内容がありましたが、前原大臣の基本的な航空政策を進める上で、羽田の国際拠点化がある事は紛れもない事実であり、大臣が言う”お互いにWin Win”の関係が果たして達成されるのか、疑問な点も多いため今後も私達にとって最も注視しなければならない内容です。

そして何より、成田の”空港間競争に負けない空港づくり”を空港会社、地域が一体となって具体的に進めなければなりません。

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空港周辺議会 前原大臣に直接申し入れを決定

昨日から急遽進めてきた、成田空港周辺市町議会連絡協議会の臨時総会が本日午前10時より富里市中央公民館で開催され、相談役の立場で出席しました。ちなみに会長は、富里市議会の杉山議長、副会長が芝山町議会の平山議長と多古町議会の土井議長が努めています。

杉山会長には、視察先の富山から昨日急遽戻っていただき、今日の開催の準備を進めてきたところです。

この協議会は、9つの議会の正副議長の他に、空港関連委員会正副委員長、36名で構成されていますが、急な召集ということで欠席もありましたが、「羽田空港の国際ハブ空港化発言に関する申し入れ」を全会一致で承認し、一昨日既に申し入れを行うことに決定した9市町の市長・町長で構成する協議会と共に本日午後6時、前原国土交通大臣に対して、文書を持って直接申し入れを行うこととなりました。

この後、午後4時ごろ成田を出て国土交通省に向かいます。(現在午後2時50分)

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2009年10月14日 (水)

本当にトーンダウン? 羽田ハブ化発言

今日は、一昨日の前原国土交通大臣の「これまでの内際分離の原則を取っ払って羽田空港の24時間国際拠点空港化を目指す」との発言、そして昨日の成田空港圏自治体連絡協議会の方針を受けて、同じ構成市町議会で組織する「成田空港周辺市町村議会連絡協議会」の対応について、調整を行いました。

結果的には、明日10時より会長である富里市議会議長の名で臨時総会を召集し、対応を協議することとなりました。方針として今のところ、首長組織と同一歩調を取り、前原大臣や国土交通省に対して、文書を提出する事も視野に入れています。

このような準備を進めていたところ、予定されていた前原大臣と森田知事との会談の様子がニュースで流れ始めました。

森田知事は、会談を終えて「安心した」との発言し、一昨日の大臣発言よりも千葉県や成田空港の地元地域への配慮か、事実かなりの変化があったように思います。

これは、成田の役割が重要であり、一方的に羽田を拡充するとしても世界的な国際拠点空港として整備するには、時間と莫大な費用がかかることを理解したのではないでしょうか。

報道によれば、”前原大臣がトーンダウン”という内容が流れていますが、”羽田ハブ化”への期待は様々に飛び火し、成田空港周辺自治体の主張が逆に批判されるという事態まで招いています。

また、森田知事は”安心した”と話していますが、前原大臣の航空政策の根底に”羽田ハブ化”が依然としてあることを忘れてはなりません。

前原大臣は、”成田の国際線を移さず更に拡充し、成田で受け入れられない分を羽田で受け入れると言う発想”との見解を新たに示しました。これでは羽田に十分な路線を張る事はできず、そもそも国際拠点空港とはなり得ません。

つまり、成田の更なる拡充と羽田のハブ化は同時に成し遂げらない内容であり、世界の大都市の例を見ても国際拠点空港が1つ、そしてその空港を補完する空港が幾つか存在すると言うのが一般的です。

例えば、ニューヨークの拠点はJジョン・F・ケネディ、補完するのがニューアーク・リバティと国内線中心のラガーディア、パリではシャルルドゴールが拠点、それを補完するのがオルリー、ロンドンでは、ヒースローが拠点、それを補完するガトウィック、スタンテッド、シティが存在しています。

仮に羽田ハブ化が実際に進められれば、成田はあくまでも羽田を補完する立場に成り下がるのです。

総合的にそして現実的に成田の立場は厳しさを増していますが、成田として努力できる具体的空港拡充策を早急に示し、利用者、航空会社にとって魅力ある利便性の高い空港づくりを目指して行動する契機が来た様に思います。

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2009年10月13日 (火)

前原大臣「羽田ハブ化」発言に対する対応

20091013180115 今日は、昨日の前原誠司国土交通大臣の「羽田空港のハブ化を徐々に目指す」という発言への対応に終われる1日となりました。

まず午前中には、NAA職員と電話連絡、そして市の空港部長を交えて空港対策特別委員長と今後の対応について確認、その後芝山・富里両議会の議長と電話で今後の対応について確認を行いました。

今日の午前中は、「報道されている範囲の情報以外には何も解らない」という状態で、閣議後の大臣の記者会見で何らかの発言がある事を予想し、その後に必要な対応を行っていくことを考えていました。

そして、急遽召集されて開催が決定した「成田空港圏自治体連絡協議会」の臨時会に関する情報については、空港対策特別委員長との協議で全議員にFAXをしてもらうように執行部に要請しました。

午後からは、前原大臣の記者会見の内容がネット上で明らかになり、反発している千葉県・周辺自治体への配慮とも思える「成田の国際便を羽田に移すわけではない」との発言が加わり、私の周辺でも幾分緊張感が和らいだような気がします。

301b1 そして午後6時から、成田市役所で予定通り空港圏自治体連絡協議会が開会。私も、傍聴させていただきました。

はじめに、成田市長から、前原大臣と電話で話す機会があり、大臣は以下のような内容を話したとの事です。

  • 説明が足りなかった
  • 成田の国際便を羽田に移す訳ではない
  • 羽田40万回+成田22万回、仮に成田30万回でも足りない
  • 足りないので羽田に国際便を飛ばさざるを得ない
  • 国際、国内のすみ分けは無くしたい
  • 成田、羽田はWin Winの関係を目指す

しかし、集まった周辺自治体の首長からは、今回の発言に対して厳しい批判が飛び出しました。発言の一部は以下の通りです。

  • 大臣一人の発言で地域への投資が左右され、経済的損失は大きい
  • 民主党政権は地方に対する配慮が足りない
  • 10月20日のB滑走路2500m化のパーティーには来て欲しくない
  • 成田空港の歴史を理解していない
  • 大臣の発言の撤回を求めるべき
  • 成田が国際的需要にどれだけ対応できるのか早期に示すべき

また、早期に「文書を直接手渡すべきである」との提案が了承され、事務的な作業が進むものと思われます。

昨日と比べると、確かに大臣の発言は「成田への配慮」が強く感じられます。これは、発言後自らの影響の大きさを知り、修正せざるを得なかった事情があるものと思います。

つまり、「政治家が自ら判断する」という事に関して否定するものではありませんが、十分な情勢分析もせず、また言葉を選ばずに発言している現実があることを示しています。

「成田の国際便を羽田に移すわけではない」と「羽田のハブ化」は矛盾があります。そもそも「ハブ空港」とは、豊富な国際・国内のネットワークが張られている空港であり、「羽田空港をハブ空港にする」という意味は、羽田空港を国際拠点空港として整備していこうとする趣旨であり、これまで国際線の拠点であった成田の地位低下を招く恐れが多分にあるのではないでしょうか。

そして昨日の発言で羽田のハブ化を「徐々に目指す」とは、施設や管制の関係上”今すぐには無理”である事を理解していて、”成田にもいましばらくその役割を担ってもらわなければならない”とも取れる内容です。

私としては、今回の大臣発言を聞いて、まず国の全体的航空政策について、そして政策的に成田空港の位置づけを民主党政権がどのように考えているのか、真意を問う必要があると考えています。

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2009年10月12日 (月)

衝撃を覚えた突然の”羽田ハブ化”方針

今日は成田地域にとって衝撃的なニュースが流れ続けています。

民主党政権になって、羽田空港の更なる強化が図られ、国際線を充実させるであろうとは当然に予測していました。そして、前原誠司氏が国土交通大臣就任後も様々な関係者と意見交換しましたが、過去の前原大臣の発言からしても、近い将来成田空港の位置づけが見直されるのではないかと危機感も感じていました。

特に成田空港を拠点とするJALの再建問題も絡みあって、必死に成田空港を発展させようと努力してきた地元にとって厳しい現実があるのではないかと危惧を持っていたところです。

既に総選挙前から民主党政権が過去とは全く違う方針を打ち出す可能性があるとも想像し、航空政策の変更についてもこのブログ上で指摘してきましたが、今日午前、大阪の橋下知事との会談とその後の会見で、「来年10月に羽田空港の第4滑走路ができることを契機にして、内際分離の原則を基本的に取っ払って、羽田空港の24時間国際化を徐々に目指していきたい」と述べたそうです。

これまでの私なりの判断では、来年の羽田の4本目の滑走路供用前後が1つの節目となると考えていました。しかし、今日の発言はまさに”寝耳に水”で、今年後半から来年秋ごろまでに成田空港の発着枠拡大の議論を本格的に行い、道筋を付けるべきと考えていた私自身、衝撃を覚えます。

これまで、羽田空港が再国際化される課程においては、成田市と共に議会は強く反発してきました。しかし、成田空港が用地問題や騒音の問題を抱えているため、将来の需要に応えられないとして、徐々に政治的な判断も羽田派に軍配が上がるようになってきました。

そして最近では、成田、羽田に対してお互いに配慮しながら、”成田と羽田は相互に補完する”という位置づけが示されてきたところです。

今日の報道を見る限り、今後は”羽田はハブ空港として整備し、それを補完する成田空港”というイメージに変わったということでしょうか。

いずれにしても、地元成田地域にとって将来への不安感が増幅した今日の報道ですので、今後の対応について明日から早速情報の収集が必要となりそうです。

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2009年10月11日 (日)

”いけばな展”で秋を感じる 

20091011105055 今日は成田市華道協会主催の「いけばな展」を子どもと共に見学させていただきました。毎年この時期に中央公民館で開催されているもので、昨日と今日の2日間の開催でした。

会場には、すばらしい作品が多く展示されていましたが、今年は昨年に比べると出展が少なかったようです。そこで華道協会の先生方とお話をさせていただく機会を頂き、私から、「最近の若い方の参加はどのような傾向ですか?」と尋ねると、「お花自体には興味があっても、フラワーアレンジメントの人気が高いようです」との事。

日本の伝統文化の1つである「いけばな」の現状について、また今後の継承について不安があることを改めて知ることとなりました。

そして、いくつかの作品について説明をいただく中で”日本の生け花と西洋的なお花の飾りつけは全く別のものです”という言葉がよく理解できたように思います。

確かに豪華ではないものの、全ての作品に日本的な”美”を感じることが出来て、深い理解は出来ませんでしたがそれぞれの主張が感じられた様な気がします。

特に、日本の伝統文化に大きな影響を与えている四季が意識されていて、多くの作品に”秋の季節”を強く感じたところです。

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2009年10月10日 (土)

除草作業を行いました

市民運動会の予定が無くなった今日は、地元有志で三里塚記念公園の貴賓館敷地内の除草作業を行いました。今年度から地元の「三里塚の歴史を伝承する会」で受託しているものですが、実際の活動部隊は三里塚消防団の面々。

夏場の草刈には少し音を上げていましたが、今日の約5時間の作業は涼しい中で勝手も覚えてきたためか比較的スムーズに終わったように思います。ただ、先日の台風の影響で公園内の施設が破損しているところもありましたので、管理する開発協会に早めの対応を要望しようと思います。

さて、ここのところ私が時間が取れず、消防団の打合せにもなかなか出られなかったため仲間達とは久しぶりに会うこととなりましたが、団員の一人は結婚が決まると言う吉報もありました。

除草作業終了後は、今年度の操法大会訓練でお世話になった方々との懇談会を行い、私としては後輩の団員達の私的なことを含め、地元での最近の出来事等を知る良い機会となりました。

ということで、本来であれば1日全てを運動会に当てて有意義に過ごすはずの今日でしたが、私としてはそれなりに充実していた1日となりました。

話は変わりますが、運動会を中止にさせるほど猛威を振るうインフルエンザの状況ですが、一時に比べると市内小中学校の学級閉鎖は減少しています。

しかし、私が役員を務め子どもも通園している保育園では、新型インフルエンザが拡がりを見せていますし、未だ状況が大きく改善しているとは言えないように思いますので、今しばらく行事等への影響は続く気配と言えるのではないでしょうか。

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2009年10月 9日 (金)

「水の郷さわら」を視察

今日は中学生議会が開催されましたが、早くから参加予定であった若手市議会議員の会千葉ブロックの研修会に参加しました。

今年8月まで1年間、私が会長を務めさせていただいてきた千葉ブロックは、9月より中村 実船橋市議にバトンタッチさせていただきました。そして新体制でなって初の研修会は、香取市と国がPFI事業で整備を進めている「水の郷さわら」に関することを中心に、事業の内容や建設現場の視察などおこないました。

折りしも今日から佐原のまちでは秋の大祭。佐原駅に降り立った瞬間から、祭の雰囲気一杯の佐原でした。

200901140902_21「水の郷さわら」ですが、特徴として以下のようなものが挙げられます。

  • 法律では構築物などが建設できない河川敷内を利用
  • 国と市の整備が合致して事業が計画
  • 全国で2例目となる国と市が行うPFI事業である

20091009144826_2  担当の職員の方からの説明では、特に国と市が共同でPFI手法によって事業を行うということで、「複雑なPFIである」とのことでした。

事実、国土交通省と香取市がそれぞれ1つの特別目的会社と15年間の事業契約を結ぶと言うもので、珍しい事例です。

来年3月の完成を目指して急ピッチで工事が進められていましたが、水上交通や水辺のレジャーと陸上交通がそれぞれの目的で利用できる施設、そして河川防災に関する教育施設としての利用が期待されています。

20091009214803 研修後は、佐原のまちでの懇親会となり、地元香取市の宇井市長や田山議長にもお祭り参加中に会場に足を運んでいただき、和やかに終わりました。

参加メンバーの一人である、小川義人印西市議も合併問題で忙しい中、印西市議会の全員協議会終了後駆けつけて合流参加となりましたが、本埜村で村長の不信任が議決されたとの事。今後の動きが気にかかります。

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2009年10月 8日 (木)

仲間の活躍を心からうれしく感じました

今日はユネスコ協会の会議に出席しました。

現在成田ユネスコ協会では、2011年に開催を予定している関東ブロックのユネスコ活動研究会を企画し、徐々にその準備を進めています。そして今日の会議では、日程および場所について概ねの内容を決定することが出来ました。

今年度の開催は、10月3日、4日の日程で栃木県の足利ユネスコ協会と開倫ユネスコ協会が担当し、関東から約400人が集まったとの事です。残念ながら今年の大会に私は日程が合わず参加できませんでしたが、足利市といえば個人的に頭に浮かぶのが市長を務める大豆生田 実氏。同世代の大豆生田市長とは、10年以上前に若手市議会議員の会で交流を持たせて頂き、個人的に連絡を頂いたりしていました。

現在市長を務めていますが、市議を2期努めて市長選に挑戦し、落選。そして2年後の県議会議員に当選しましたが、さらに2年後再び市長選に挑みましたが落選。そして、今年4月、3度目の挑戦で見事勝利し、念願の市長の座を勝ち取った男です。

今日の会議資料には、今年行われた足利での大会の内容が添付されており、来賓として大豆生田市長の名がありました。足利といえば、と思い来賓の挨拶のあるプログラムを探すと”足利市長 大豆生田 実 様”の文字、これまでの苦労も知っているだけに不思議とうれしさを感じました。

そして久しぶりに彼のホームページにアクセスしてみると、市長に就任してからも精力的に活動している様子が伝わり、職責を全うしようとしている姿に刺激を受けた気がします。

これまで知り合ってきた仲間が各地でそれぞれの立場で活躍しています。私も負けないように与えられた職責を全力で努めなければ、と感じた今日の日です。

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2009年10月 7日 (水)

自治体予算編成への影響

政権が変わって様々な動きが報道されている毎日ですが、自民党政権時代と比べると政治家が直接政策決定を行い、まさに政治主導が実践されているように見えます。

補正予算の執行停止も2兆5千億円を超えてさらに上積みする方針との事。国民の目には「こんなに無駄があったのか」と映っているかもしれません。

しかし、本当に無駄かどうか、当事者にとって、あるいは地方にとっては解釈が異なる場合もあるのではないかと思います。単に新たな政策実行のための財源捻出に力を注ぎ、国民生活や自治体の運営に支障をきたすことのないように、さらに日本経済にとって二番底を経験するような政権運営だけは避けてもらわなければなりません。正直って、少し心配なところです。

そして、地方自治体にとってもそろそろ来年度の予算編成に向けての作業に着手する中、予算編成の方針がいつ明確に出来るのか心配しているところです。

民主党が掲げた政策は様々ありますが、その中で揮発油税の暫定税率いわゆるガソリン税の廃止などは、直接自治体の収入を大きく減らすため、予算編成にも大きく影響を及ぼします。

その他にも、これまでとの変更点がいつ明らかにされるのかわからない現状は、成田市のような末端の自治体に不透明感を与え、市民生活への影響すら心配せざるを得ません。

これまでも、国の動向によって地方自治体は様々な影響を受けてきましたが、今回の政権交代はこれまでとは比べ物にならない大きな変化があるものと予想しています。

民主党においては、市民生活の最前線にいる地方自治体と議会の権限と存在を意識して上で、政権運営を行ってほしいと思います。

以上は、今日の午後、市役所で過ごした中での職員との意見交換から生じた感想です。

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2009年10月 6日 (火)

産業まつりの準備が進んでいます

8fb61 今日は市役所で29回目となる成田市産業まつりの実行委員会が開催され、副会長として参加しました。ちなみに会長は小泉市長が務めています。

毎年大変なにぎわいを見せる産業まつりですが、今年も例年通り11月21日(土)、22日(日)の2日間を予定し、子どもから高齢者まで各層が楽しめる企画となっています。

会議自体は、事業計画(案)と予算(案)が承認され、1時間足らずで終了しました。会議には、副会長として農協組合長、商工会議所会頭、観光協会専務理事をはじめ、様々な団体からも委員として出席があり、この産業まつりが各界から支えられている印象を強くしました。

さて、過日(8月28日)お知らせしましたが、現在成田市観光キャラクターの人気投票が行われています。5つの候補それぞれ特徴がありますが、人によっても好みは様々。私は、選考委員の一人としてこの5つの候補に絞る作業に参加し、私が選考委員会で投票したものがこの中に1つだけ含まれています。結果が左右されるとは思いませんが、ここでは明らかにしないでおきます。

今後成田市のイメージを常に印象付けるキャラクターで、様々なイベントで活用される予定ですので、多くの市民の方に参加してもらい決定される事を願っています。是非ご参加ください。

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2009年10月 5日 (月)

戦後64年 ご遺族に対する思い

Ed613 今日は平成21年度の千葉県遺族会第2ブロック戦没者遺族大会が成田市で開催され、地元議会の代表として参加させていただきました。

この第2ブロックは、印旛、海匝地域など18市町村で構成され、成田市での開催は11年ぶりとなりました。という事で、市役所にもこの行事の様子がわかる資料もありませんでしたので、私としてもどのようなご挨拶が適当なのか、その場に行って判断しようとの思いで参加したところです。

式典開始前に、銚子市遺族会が発行している会報紙”いしずえ”を読ませていただきました。その中で、銚子市戦没者追悼式での内容に思いを深くしました。

内容は、まず”誕生十日後に父戦死”というタイトルで始まり、昭和12年の盧溝橋事件をきっかけに始まった日中戦争の兵役で昭和14年1月に父親が出征、同年8月30日戦死されたそうです。

そして、この思いを語った方の誕生日は昭和14年8月20日。当然親子の対面もなく、我が子が生まれた事実も知らないままに父親は21歳という若さで戦場に散ったのです。

若くして夫を亡くした母親は、周囲の進言もあってお父さんの弟と再婚し、二人の男の子をもうけたそうです。

しかし今度は、この二人目の夫も出征し、昭和20年6月沖縄県において日本軍玉砕の日、24歳の若さで亡くなったとの事です。

同年、三男が病死し、その後祖父も他界、祖母も病で倒れました。

そして次の見出しが「地獄の生活の始まり」というもので、まさに子ども二人と病気の姑を抱えて大変なご苦労があったとの事です。

母親は田畑に這いつくばって身を粉にして働きましたが、わずかな収入しか得られない生活が続いていたそうです。

昭和20年は大変な米の不作で、食べ盛りの2人の子を抱え自ら食べるお米にも困っていた中、米の供出が強要されました。そして、十分な供出ができないことを言うと「非国民」という言葉を浴びせられ、その時の様子は今でも脳裏から離れないでき事だそうです。

この母親は、農作物の収穫を増やすために、牛車を借りて1日がかりで銚子まで魚粕を求めに行き、無事に帰路につきましたが、我が家に到着するわずか数百メートル手前で検問にあい、魚粕はすべて没収されてしまいました。

この時の母親の落胆ぶりを子どもながらにもはっきりと理解したそうです。

後に、この母親は子供の眠っている枕元で「今夜こそ、この子供らと一緒に死のう」と何回思った事か、という話を教え、母親の命がけの頑張りで今があることを実感しているのだそうです。

以上が大体のお話のあらすじです。

この実話を聞いて、戦後遺族がどれだけご苦労されたのか、想像できない方はいないと思います。

そこで私は、用意してあった挨拶文ではなく、その場で思った事をただひたすらに壇上から述べさせていただきました。

小さな地方の議会ですが、政治に携わる者の一人として、市民を国民を幸せにするのも政治、また不幸せにするのも政治なのだとの思いが自然とこみ上げてきた今日の行事です。

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2009年10月 4日 (日)

中川氏の訃報に衝撃

20091004111540 今日は秋晴れの中、私が理事を務め、また子どもが通っている保育園の運動会となりました。まさに運動会日和の1日で、我が子の普段とは違う姿を見る事も出来ました。

偶然にも、今日は娘の誕生日。運動会と同日であったため特別な準備はできませんでしたが、家族揃ってケーキに3本を点けてお祝いをしました。娘にとっては、ただほんの少し日常と違う雰囲気と、自分が主役となった夜の食卓が嬉しかったようです。

さて、話は全く別の次元となりますが、中川昭一元財務・金融大臣の突然の訃報が飛び込んできました。56歳という若さで正直驚きです。

2月のG7の会見でろれつが回らない状態で会見し、内外から批判を浴びましたが、30歳という若さから積み上げた当選回数は8回。その実績は高く評価されてきました。本当に残念で、民主党政権が国民から高い支持率を維持している中での訃報で、複雑な思いも感じてしまいます。

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2009年10月 3日 (土)

楽しみの運動会は延期

今朝は晴天、日中は雨、そして夕からは急激に回復。天気予報どおりの1日でしたが、幼稚園や保育園の運動会が予定されていた今日の天気には多くの方がやきもきしたと思います。

私が理事を務める保育園では、保護者の対応や様々なことを考慮し、昨日早めの判断をして延期を決定しました。しかし、朝方の天気には少しビックリしたところですが、日中の雨を思えば判断は間違っていなかったのかと思います。

さて、2016年夏のオリンピックは、ブラジル リオデジャネイロに決定しました。シカゴがはじめに落選し、次いで東京。この発表の間の時間はわずか数分で、東京都の招致関係者のまさに一喜一憂と言う雰囲気が印象的でした。

個人的に思えば、東京が最終的に選ばれる事は難しいのではと感じていましたが、結果がそのようになるとただ残念さがのみが残ります。

今思えば、国民的に東京で2回目のオリンピック開催を望む声が少なかったと言えるのかも知れません。

オリンピックとは規模もレベルも当然にはかり比べられるものではない子ども達の運動会ですが、保護者からすれば一大行事。明日は天気も安定し運動会の開催は間違いないようですので、私としても子どもの成長が見られる楽しみにな1日となりそうです。

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2009年10月 2日 (金)

正念場の1年

先ほど空港関係者との意見交換を終えて帰宅しました。(現在午後11時30分)

この後、2016年夏のオリンピック開催地が決定するということで、床につくのは結果が出るまで待とうと思います。

さて、民主党政権のもとで様々な動きが出てきていますが、各自治体に与える影響が懸念されています。今のところ詳細な内容が示されていませんが、成田市においても少なからず影響が出てくると思います。

この中で、無駄が存在するとして各特別会計の見直しが明らかになっていますが、既に前原国土交通相は、約5000億円規模の空港整備特別会計(空整特会)について見直しの方針を打ち出しました。

この空整特会は、各空港の着陸料や空港使用料と一般会計からの繰り入れを主な財源として、その名の通り全国の空港の整備を行っています。そして当然成田空港もかつてはこの特別会計の財源によって整備されてきました。

では、「今後空整特会の見直しが成田空港にも影響するのか」との懸念も生じてしまいますが、現在の成田空港は民営化されているため、「自ら稼いで自らの判断でお金を使う」空港になっています。管制に関するものや施設の一部は、当然に国の予算により成り立っているものもありますが、国に全てを依存する空港ではなく、その意味では羽田空港とは全く異なるものです。

つまり、今後の地域の発展の核となる成田空港の将来を左右するのは、成田空港自身であり、その空港を運営するNAA成田国際空港株式会社の経営内容が重要となります。

発着回数30万回については、既に多くの議論と期待が寄せられていますが、この実現についても当然に「自らの努力しかない」という事になります。

成田空港に対する前原大臣の考え方は、過去の国会での質問書から見ても、成田への更なる期待もありますが、多くは羽田空港の更なる活用で国際線の充実です。

羽田空港の4本目の滑走路供用まで残り1年。この間に成田空港の航空需要に絶え得る更なる発展性を確実に示さなければ、成田空港の地位低下は避けられないと思います。

その意味で、成田空港と周辺地域にとって正念場を迎える1年であることを深く再認識した秋の夜です。

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2009年10月 1日 (木)

クールビスも終了 今日からネクタイ姿

いよいよ今日から10月。9月議会もあって、あっという間に過ぎた9月でした。そして6月から4ヶ月続いてきたクールビズも昨日で終わり、今日からまた市役所や議会ではネクタイ姿に戻ります。

真夏は上着も着用せず、半袖ワイシャツのみで過ごせたため非常に楽な感じでした。クールビスに慣れ切ってしまったため、式典などの席で上着を急きょ事務局職員から借用するという場面もあったり、来賓としてご招待いただいたにもかかわらず、受付では一緒に同行してくれていた上着着用の職員が”議長”として見えたらしく、私が来賓として扱っていただけない場面もあったりしました。

私が半袖ワイシャツ姿で、他の来賓と比べても役職に相当する容姿に見えなかったようです。これは単なる笑い話ですので気にしていませんが、”TPOには気をつけなければ”と感じたものです。

さて今日からは、ネクタイとともに常に上着も着用します。仮にこれでも間違われるようだとショックを感じる事になりますので、振る舞いにも気をつけたいと思います。

9e432 左の写真は、9月27日に国際文化会館で開催された国際市民フェスティバルでの様子です。お茶席にも誘っていただきましたが、いつもその作法に戸惑ってしまいます。

「かたくならず気にしないでいただいてください」との言葉に甘え、気軽に参加させていただきました。

89f91また、会場には来年の国体のマスコット”チーバくん”の姿もあり、ツーショットとなりました。昨日中止が決定した市民運動会ですが、本来であれば市民運動会の会場でも国体のPR活動を行う”チーバくん”の姿を見れたはずですが、残念です。

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