前原大臣に直接面会、申し入れ
本日2回目の更新です。
先ほど前原国土交通大臣に直接、空港周辺市町議会連絡協議会で取りまとめた、「羽田空港の国際ハブ空港化発言に関する申し入れ」文書を手渡して来ました。
今回は、成田空港圏自治体連絡協議会でいち早く対応が取られ、議会としても同様の行動が必要と判断しましたので、急遽今日の午前中に臨時総会で申し入れ文書を取りまとめ、午後6時10分から前原大臣と面会する事になったものです。
国土交通省に到着した時の情報では、”予定が2時間遅れている”、”私達との時間は取れても最大10分でお願いしたい”ということでしたが、いざ大臣室に入ると成田市長をはじめ次から次へと出る意見、質問に対して時間を切ることなく対応をしてくれました。そして、私も議会の代表と言う立場から意見を述べさせてもらいました。多忙な中においてのこの対応は、正直好感を持ちました。過去の大臣対応とは異なるものです。
大臣の発言の内容を要約すると、
- 報道されているのが一部であるため誤解を招いた
- 成田の機能や地位が低下する事は無い
- 成田には30万回を期待している
- 将来の航空需要を考えると成田が30万回を達成しても容量が足りない
- 成田、羽田の一体運用が基本である
- 成田も羽田も国際線の拠点
- これまでの方針の変更では無い
この中で、”成田も羽田も国際線の拠点”という内容には、私個人的に”ありえない”と感じました。
この他、昨日得た私達の情報と異なる事実があり、大いに気にかかったところで、それは知事が自ら明かした会談内容のうち、「”成田は国際線の基幹空港、羽田は国内線の基幹空港”については知事と合意していない」というものです。正直言って、この重要な内容が知事の発言と大臣で異なった事は、大臣との会談に参加した市長、町長、そして私達にとって戸惑いとなった事実です。
私は、「成田空港の地元が一丸となって今後も努力を続けていくので、期待をしてもらいたい」と発言し、これに対しては大臣も深く理解を示してくれました。
また、これまでの大臣発言のうち、「韓国のインチョン国際空港にハブを奪われてしまっている」という内容が前面に出て、「”世論は羽田と成田の連携が悪いためにインチョンに負けている”という印象を持ってしまった」と指摘し、インチョンに日本の各地方から旅客が移動する大きな理由の1つに「韓国の大手航空会社の提供する安い航空運賃と、それに対抗できない日本のシステムと航空行政根本の問題が存在する」と指摘させていただきました。
つまり、仮に羽田をハブ化するとしても、単に空港能力を拡大するだけでは不可能であり、発着容量の制限がある成田が悪いわけでは無いという意味を述べたものです。
この他にも、ここには書ききれないほどの内容がありましたが、前原大臣の基本的な航空政策を進める上で、羽田の国際拠点化がある事は紛れもない事実であり、大臣が言う”お互いにWin Win”の関係が果たして達成されるのか、疑問な点も多いため今後も私達にとって最も注視しなければならない内容です。
そして何より、成田の”空港間競争に負けない空港づくり”を空港会社、地域が一体となって具体的に進めなければなりません。
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