私も受講したいと思う明大講義
成田市では平成8年より「明治大学・成田社会人大学」を開設し、毎年多くの市民が第一線で活躍されている講師陣の講義を受講出来る機会を得ています。
そして今日は、設定されている国際社会課程、地域社会課程、緑地環境課程の修了式が市役所で行われ、名誉学長でもある市長から修了証書が授与されました。
また、既に3過程を修了あるいは4年間の受講を終えた方に贈られる修学士、修学士取得後2ヵ年課程を修了し設定された課題を行った方への教学士、教学士取得後更に2ヵ年課程を修了し設定された課題を終えた方への弘学士が、明治大学の納谷廣美学長から直接授与されました。
称号を手にされた方々の充実感に溢れたお顔が印象的でした。
始まりは大学誘致
この社会人大学は、成田市として大学誘致を強く望んでいた当時、明治大学に打診しましたが実現せず、その代わりに大学の協力を全面的に受けて始まったと言う経緯があります。
最近では、少子化の流れから大学の競争も激しくなっていますが、納谷学長によると全国から多くの受験者に恵まれ、更に海外の大学との提携も拡がり明治ブランドを維持、更に強くしているようです。
また、全国に同様に広がっている社会人大学等の講座は、”成田での取り組みが先例となっている”とのことですが、更に充実した社会人大学としての取り組みが必要であると実感したところです。
是非成田に 学部・学科だけでも
修了式を終えて、しばらく納谷学長と歓談する機会を得ることが出来ました。有名大学の学長先生と直接様々なお話をさせていただく機会は貴重であったと思います。
その中で、ご一緒していた荒井教育委員長からは、「1つの学部や学科だけでも成田に来ていただけませんか」との問いかけがあり、同席していた市長や教育長からも”是非実現できれば”との思いが伝えられたところです。
私も成田の将来のあるべき姿として、高等教育機関の誘致は継続的かつ積極的に行うべきとの思いを述べさせていただいたところです。
官学連携
私からは、今後行政の政策立案、課題解決などに大学との連携を強める必要性も述べさせていただきました。
成田市は、明治大学と連携出来る土壌があるにもかかわらず、計画の立案や調査研究などで活用できていないと予てから感じています。
学生の発想力を借りたまちづくりなど、全国にも既に多くの自治体が大学との連携を行っている事例がありますので、空港を含めた今後の都市のあり方や個別の構想作り、設計など成田市としても是非積極的に行う必要があるのでは無いでしょうか。
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