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2010年3月20日 (土)

クローリー市とガトウィック空港

今日は国際都市ロンドンの航空需要を支えるガトウィック国際空港と、その地元自治体のクローリー市を視察しました。

ロンドン市内から車で約1時間15分。丁度東京都心から成田空港を想像できるかもしれません。

午前10時にクローリー市に到着し、早速市長の出迎えを受け約1時間半、自治体と空港の関係などについて説明を受けました。

ガトウィック空港と周辺自治体などは、全部で6つの組織を構成し空港の運営について定期的な協議を行っているとのことです。

これは、現在の成田市と空港会社との関係と想像するものよりも、もっと緊密な連携をしていて、空港のもたらすプラス面、マイナス面などについて協議を行っているとのことでした。特に空港内の施設を新たに造るには、地元自治体などの了解が必要とのことです。

説明の中では、空港が与える環境への影響について多くの時間が割かれました。特に強調されていたのが大気に及ぼす空港の影響で、これは航空機のみならず空港全体から排出される二酸化炭素を如何に削減するかというテーマに積極的に取り組んでいる姿が印象的でした。

昼食を市役所内の会議室で市長とともに歓談しながら済ませ、午後からはガトウィック空港の施設や運用についての視察を約2時間行いました。

こちらでもやはり、二酸化炭素排出削減の取り組みが積極的に行われ、空港従業者などもその対象とのことで、環境への負荷の低減があらゆる角度から検討されていたように思います。

運用についてですが、このガトウィック空港は3,316mの滑走路1本で、すでに旅客数3,400万人、発着回数25万回を超えています。

この数字、成田では仮に2本の滑走路で同時離発着方式を導入して、それぞれ15万回ずつ合計30万回の検討がなされていますが、成田と同じ主な運用時間帯午前6時から午後11時までを基本(成田ほど厳しく制限はしていません)にして、“滑走路1本で25万回という数字がどうして可能なのか”とびっくりするほどの数字です。

質問でも、「数え方が違うのでは?」と尋ねましたが、昨年最も多く離発着があった日は、何と1900便を越えたとのことで、これまでの成田空港の運用では考えられない数字です。ちなみにこのガトウィック国際空港は、1本の滑走路においては世界で最も混雑する空港とのことで、2008年実績で世界の中では10番目に位置する旅客数を誇ります。

ロンドンと聞けば“ヒースロー”を連想しますが、国際都市ロンドンを支えるこのガトウィックの存在も大きいようです。

さて、明日はヒースロー空港の視察を行った後、アムステルダムスキポール国際空港へ向かいます。

ちなみに、こちらに来てから風邪気味で体調が万全でありませんが、どうにか日程をこなしていきたいと思います。

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