成田市が”観光まちづくりコンサルティング事業”に選定されました
昨日の一部の新聞で既に明らかになっていますが、関東運輸局及び関東地方整備局の所管事業である「関東観光まちづくりコンサルティング事業」に成田市が採択されました。
現在成田市では、成田空港成長戦略会議を立ち上げ、成田空港の発展と地域経済活性化を含めた議論を行っていますが、その中でも空港周辺の観光資源を活用することが重要であるとの見解が示されています。
そのような中で今回、国の事業として成田市が支援を受けられると言うことは、今後の成田市の政策にも弾みがつくものと期待しているところです。
この「関東観光まちづくりコンサルティング事業」は、平成18年度より実施され、国際競争力のある観光地作りの推進に向けて、地域と旅行業者等との連携・協働によって地域の観光の魅力を発掘・増進させて、新たな旅行商品として流通を促進することを目的としています。ちなみに、県内では平成18年に館山市と南房総市が採択されて以来3番目となります。
今後の具体的な動きですが、大手旅行業者、旅行関係団体、鉄道会社の幹部や国土交通省職員などから構成されるアドバイザリー委員と地元関係者によるワーキンググループが設置され、地域資源の発掘、魅力の増進、旅行商品化に向けた具体的な検討・提案が行われると言うことです。
今回の採択を得るまでの行動も含めて、成長戦略会議の立ち上げ以降、成田市ではこれまでとは異なる流れが徐々に起きていると実感しています。
これは、成田空港の将来への危機感から生まれた流れではありますが、これからも既成の枠や概念にとらわれずに、成田市政が新たな事に挑戦し続ける姿勢を保つことが重要であると感じています。
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