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2010年9月30日 (木)

国体 柔道競技がはじまります

今日は明日の全員協議会に備え、情報収集を含めて事務局職員と打ち合わせを行いました。その後、成田ユネスコ協会の会員で、今年度印旛郡市生涯学習振興大会において社会教育功労表彰を受けられた、田谷和子さん、矢野幸子さんの受賞祝賀会に参加させていただきました。
私もユネスコ会員の一人ですが、最近は公務の関係で活動に参加できていません。人的に十分でない組織でありながら、中々お手伝いできない状況を申し訳なく感じている最近です。
特に、来年は関東地区のユネスコ協会が一堂に会する関東ブロック研究大会を成田で行う予定でもあるため、微力ながらお手伝いをしなければと考えています。

F32f1 その後、市内のホテルで開催された第65回国民体育大会柔道競技の歓迎会に議会を代表して出席させていただきました。
成田市で担当する3つ目の競技となりますが、ゴルフ、ソフトボール共に天候により全ての競技が消化できずに終わったため、体育館で行われる柔道競技については、最後まで熱戦が続く事を期待したいと思います。

今日の歓迎会では、日本の柔道界を支える指導者が集まり、会話の中にも世界選手権やオリンピックなどのレベルのものが多くありました。私も、まさに”柔道日本を支える方々の集まり”を実感したところです。
明日から、競技が開始されます。是非、会場の成田市体育館に足を運んでいただければと思います。

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2010年9月29日 (水)

羽田の新滑走路供用を前にして

つい先ほど、芝山町議会で今日の午後から全員協議会が開催されたとの情報が入ってきました。
内容は、成田空港の空港容量拡大に関するものであったとの事です。ただ、具体的な内容についてまでは今のところ情報がありません。

羽田空港の新しい滑走路の供用を目前にして、成田陣営としても国内だけでなく世界にその実力を示したいところでありますが、騒音下の住民の複雑な思いも理解しなければなりません。

成田市議会としても、明後日に全員協議会を開催し、騒音地域に出向いて行った説明会の状況などの報告を受ける事となっています。
当日の協議会では、市長から成田市としての今後の考え方、特に空港容量拡大に向けた騒音対策、そして今後の容量拡大の是非を示すスケジュールなどが示されるのかが注目されます。
今のところ当日説明される内容は、空港容量拡大についての地元説明の進捗が中心と聞いていますが、内外から注目されているこの時期、議会としての行動も重要であるのは言うまでもありません。

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2010年9月28日 (火)

国体ソフトボール閉幕

413f1 本来であれば3日間の日程が設けられていた成田市を会場とする国民体育大会ソフトボール競技ですが、実際に試合が出来たのは26日の1日目のみ。結局昨日に続いて今日も全試合が中止となり、1日目の結果で表彰が行われました。

ちなみにシードで2日目から出場のチームは、1試合も出来ずに閉幕となってしまったとのことで、国体のソフトボール競技は日程延長を行わないため、過去にも同様のケースがあったそうです。

全国から成年男子・女子、少年男子・女子の各地区予選を勝ち抜いたそれぞれ12チーム計52チームが参加しての大きな大会でしたが、少し残念な結果となりました。
この思いは、来年の山口県での国体で晴らして欲しいと思います。

成年男女、少年男女のそれぞれ各8チームが「優勝」と言う以下の結果となりました。

成年男子 第1位
 北海道、福島県、千葉県、愛知県、大阪府、広島県、宮崎県、鹿児島県

成年女子 第1位
 栃木県、群馬県、石川県、兵庫県、島根県、愛媛県、福岡県、熊本県

少年男子 第1位
 群馬県、埼玉県、千葉県、新潟県、静岡県、大阪府、兵庫県、高知県

少年女子 第1位
 北海道、千葉県、神奈川県、愛知県、兵庫県、広島県、香川県、長崎県

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2010年9月27日 (月)

全員協議会の開催を決定

議会改革を進めている中で、議会会期と会期の間の在り方についても検討して来ました。
他の議会でも閉会中に定期的に全議員が集まる全員協議会を開催したりしている例が見られます。

成田市議会でも、必要に応じて臨機応変な対応ができるように、特に市政の重要な意思決定や問題に対する情報把握など、議会としての対応が必要であると考え、閉会中でも機動的に全員協議会の開催を行う必要があると考えています。

9月議会が閉会して2週間を経過していない時期ですが、成田空港の空港容量(30万回)拡大について、地元説明の状況などを把握する必要があると判断したため、10月1日に全員協議会を開催する事を決定したところです。

今後も、過去の議会の慣習にとらわれず、議会としての責任を果たせるように判断してまいりたいと思います。

さて、昨日は好天であったものの今日は一転雨模様。国体のソフトボール競技も天候の影響で試合が出来ませんでした。
通常の大会であると雨による順延が当たり前ですが、国体の場合には日程が詰まっているため消化した試合によって順位を決めるのだそうです。
明日にはソフトボール競技の表彰式がありますが、このままで行くと複数のチームが同一順位に重なる事が想定されるかもしれません。

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2010年9月26日 (日)

大栄野球場 ナスパスタジアム オープン

Eed41 成田市は平成18年3月に下総町・大栄町と合併して新生成田市となりました。
この合併協議に際して、大栄町から引き継いだのが新たな野球場の整備です。
合併後、具体的な検討が進められ、事業費約21億円の事業がスタートして、地権者をはじめ多くの協力と努力によって今日の国体ソフトボール競技成年男子の第1試合を前に、開場式を無事迎えることができました。

Eaa61 そして、成田市として2例目となる施設命名権が導入されて、”ナスパ・スタジアム”という施設名が決定しました。
この球場は今後、大谷津球場が北千葉道路の工事に伴って使用できなくなる期間、成田市のメイン球場としての役割を果たすことになりますが、既に県内の主要球場として位置づける検討もなされているとのことです。
そこで、一つ心配になったのがファールボール対策の防球ネット。今日現在は未整備でありましたが、市長に確認したところ国体終了後に公式野球場として使用できるように防球ネットを整備するとのことでした。

大栄地区の思いが実現したこの球場、今後市民のみならず市外、県外の多くの方々に愛され歴史と思い出にに残る場となってほしいと願っています。

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2010年9月25日 (土)

国体 成田ではソフトボール競技開幕

台風が心配されましたが、今日からいよいよ第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」が開幕しました。午前中の激しい雨も、マリンスタジアムでの総合開会式が始まるころには好転し、天皇皇后両陛下をお迎えして37年ぶりとなる千葉での国体が開幕しました。

52e21 そして成田では、既にゴルフ競技が終了していますが、今日の午後にソフトボール競技のオープニングセレモニーが開催されました。
会場となった国際文化会館は、北は北海道から南は鹿児島までの各ブロック予選を勝ち抜いた52チームの選手、監督などが席を埋め、国内最大のスポーツイベントの雰囲気を醸し出していました。
主催者側からは、日本ソフトボール協会 山崎 拓会長をはじめ千葉県ソフトボール協会役員を含めての多くの関係者の出席もあり、ソフトボール競技の全国的な広がりを実感する機会ともなったところです。

Ef1e1 オープニングセレモニーの後は、場所を市内のホテルに移して歓迎会が開催されました。
この場では、多くの関係者の方と意見交換させていただきましたが、成田市の対応について評価する声が多かったことにうれしさを感じたところです。
これも、今まで準備に当たってきた多くの関係者の努力の成果であると感じました。
特に、色々な場で市役所職員も役職に関係なく交通整理から会場設営などにあたっている姿に「成田市を挙げて国体を成功させる」という思いが伝わってきたところです。

さて、明日からソフトボール競技は試合が始まりますが、大谷津球場では午後2時から昨年の成田で開催された総合女子決勝戦で戦った、ルネサステクノロジ高崎事業所と豊田自動織機の選手らが所属する群馬県VS愛知県の優勝候補同士の対決が見られます。
関係者も注目するカードということですので、秋空の下、観戦してはいかがでしょうか。

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2010年9月24日 (金)

中国漁船衝突事件 船長釈放に思うこと

今日は午前10時から成田POPラン大会の実行委員会が開催され、副会長として出席しました。
今日の実行委員会で、大会の具体的内容が了承されましたが、第24回目を迎える今年の大会は現段階(重複未調査)で全国より5140人の申込者があったということです。
毎年参加者が増えて人気が高まってくれていることを歓迎する一方、大会運営上の問題点も出てきているのが現実で、事務局を務める生涯スポーツ課の担当職員はその対応に追われているようです。
今日も警察との協議の結果、一部コースを変更する報告がありました。
今年の開催は11月7日。市外、県外から多くの人々が秋空のもと成田の地を気持ちよく走ってもらえる事を願っています。

POPラン実行委員会終了後は、夕方近くまで打ち合わせ等が続き、夕方からは「へいさん会」の20周年祝賀会に参加させていただきました。この「へいさん会」とは、平成3年に当時小中学校のPTA会長を務める方々の有志によって組織されたもので、毎年親睦や情報交換などを目的に懇親の場を続けています。
今日の祝賀会では、日ごろ接触のない方々とも意見交換をさせていただくことができて、有意義であったと感じています。

さて話は全く変わりますが、尖閣諸島沖で海上保安庁の船に中国漁船が衝突した問題。中国国内の日本批判の中でも国内法に則って逮捕、拘留、取り調べが続けられていましたが、突然”釈放”というニュースが飛び込んできました。
外交、経済に様々な影響が出始めてきたところではありますが、沖縄地検が独自の判断として、「国民への影響や今後の日中関係も考慮すると、これ以上容疑者の身柄拘束を継続して捜査を続けることは相当ではない」との見解を示したことに、司法の独立性を疑問視してしまいます。

様々な状況を考慮すると、中国の存在は無視できず、政治の場では高度な判断が求められると思いますが、日本を敵国として想定している中国に対して”安易な妥協”、”弱腰”との見方をされる今回の決定は、日本国民の多くに不満が残る結果となったのではないでしょうか。
今回の決定で、中国国内のナショナリズムがさらに高まり、日本への高圧な態度がさらに助長される可能性もあり、日本が世界の中での存在感のある国家としての地位を保つための努力と行動が必要であると考えます。
安全保障の問題が改めて議論される機会となった今回の事件について、沖縄普天間基地移設の問題にも少なからず影響が出てくるのではないかとの思いがしている私です。

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2010年9月23日 (木)

お休みをいただいていました

20日から書き込みが滞り、いつも見ていただいてる方々には誠にすみませんでした。
実は、夏の間ほとんどお休みが取れなかったこともあり、家族とのプライベートな時間を過ごさせていただいていました。
慣れない時間ということでもあってか、逆に風邪の症状を感じているところですが、大事には至っていません。

さて、お休みをいただいたこの間も議会事務局、執行部、そして各議員との連絡などの必要に迫られた内容がありました。
今日の時点での具体的なお知らせは控えなくてはなりませんが、議会の会期にかかわらず市政の重要な課題への対処に迫られている事を実感します。

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2010年9月19日 (日)

平成22年度敬老会

B1312 今日は昨日に続いて国際文化会館で成田市敬老会が開催されました。
日本の高齢化が世界で例を見ない速さで進んでいることは承知の事実ですが、成田市はその中でも比較的”若いまち”という印象を持たれていました。
ところが、今年の敬老会に招待された70歳以上の人数は、15,476人、昨年よりも500人以上増えて実に人口の約12%に達し、着実に高齢化が進んでいることがわかります。

成田市としても今後も進む超高齢化社会に対して様々な対応が必要で、いつまでも健康で幸せの実感できる生活環境を整えてあげたいと感じたところです。そしてその実現が若い世代の将来への不安を解消することにもなるのではないでしょうか。

以下、今年8月15日現在の地区別お年寄りの数(70歳以上)をお知らせします。

     成   田   2,418人
     公   津   2,384人
     八   生     847人
     中   郷     330人
     久   住     710人
     豊   住     533人
     遠   山   1,685人
     ニュータウン 2,777人
     下   総   1,562人
     大   栄   2,230人
     合   計    15,476人

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2010年9月18日 (土)

各地で運動会

15341 今日は市内小学校の多くが運動会でした。
私はまず豊住小学校と地域の合同運動会に参加させていただきました。
この運動会へは昨年に続いて2回目となりますが、地域から伝統の中学校がなくなり、地域の住民が団結して力を合わせてまとまりをもった様々な行事を展開している豊住地区に対しては、行事に参加するたびに敬意を表さざるをえません。
市の政策である学校適正化に先頭を切って協力した地域として、今後も行政が責任を持って地域振興策などを考えなければならない地域であると思います。

20100918113158 豊住地区運動会を後にしてからは、三里塚小学校、本城小学校の運動会へ。
三里塚小学校では、就学前レースに長男が参加していました。が、我が子がどこにいたのかは、帰宅して妻にビデオを見せてもらって確認しました。ちなみに写真は本城小学校の午前最後の種目で、親子が一緒にダンスを楽しむ微笑ましさに思わず携帯のカメラを向けたところです。

一時の暑さも納まり、秋らしい風を感じた今日、運動会を無事に終えて一家団欒の時を過ごしてた家庭が多かったことと思います。
我が家でも夜は家族とともに一家団欒、運動会を話題として食事を共にすることができました。

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2010年9月17日 (金)

成田の将来をかける「成田空港の30万回議論」

昨日で議会が終わり、今日の成田市議会周辺は会期中とは打って変わって静かだったようです。
しかし、市政そのものが静かであるわけでなく、いろいろな課題に対しての動きが進められています。
その課題の中で今もっとも重要とされているのが「成田空港の発着回数30万回の実現」です。

市としても騒音直下の方々へ新たな対策を示し、各地区で説明会を開催して「成田の将来のために必要な決断」であるとご理解を求めようとしています。
現在のところ、ご理解をいただくのに厳しいと感じている地区もあるのが現実で、羽田空港の再国際化が目前に迫る中、成田の存在感が薄れつつある事に危機感を感じざるを得ない状況です。

議会としても既に6月には執行部とともに協調して、空港会社NAAに対して新たな対策を行うための財源確保について芝山町、芝山町議会、成尾・伊藤両県議と合同で提案を行うことを確認し、30万回の早期実現に向けて7月13日に提案書を提出しました。

提案書の提出から2か月を経過し、羽田再国際化のニュースが飛び交う現在、成田の打つべき対抗策は「30万回実現へ」という活字しかないと感じています。
時間は刻一刻と過ぎていきますので、議会として「いつ何をすべきか」頭の中から離れる時がない時間を過ごしている最近です。

話は変わりますが、「空援隊」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。既に知っている方も多いと思いますが、坂本龍馬の「海援隊」にちなんで、成田空港とその周辺地域を元気にするために結成された若者の団体です。
その空援隊、今日は成田のご当地グルメ発掘の活動を行っていました。
私も試食会に参加させていただきましたが、感じたのは何よりもその”味”よりもむしろ”熱意”です。

真剣にこの成田の将来を考えて、他地域に負けないようにと活動してくれている「空援隊」の思いを市とともに議会としても受け止めなければならないと感じた今日です。

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2010年9月16日 (木)

議場コンサートが開催されました

99d51 今日で9月定例議会が全議案が可決して閉会しました。本会議は予定通り1時間かからずに終了し、午後2時30分からは今年度のNHKコンクール千葉大会銅賞を受賞した成田小学校合唱部をお招きして議場コンサートが開催されました。

既にお知らせして来ましたが、今回は試行という形で執行部・議会の共催によって実現したものです。
今後は毎議会でのコンサート実施の是非やその内容などを検討していかなければなりませんが、議会側とすると今日の素晴らしい歌声を聞いてほとんどの議員が前向きな気持を持ったのではないかと感じています。
傍聴席には、保護者やPTAの方々も足を運んでくれたようで、「親しみやすく開かれた議会」を目指す成田市議会としての思いにも近づけた行事であったと思います。

さて、話は別になりますが、姉妹都市のアメリカサンブルーノ市で先週9日(現地)起きた高圧ガス管爆発に伴う大火災について、成田市として見舞金を出す事が決定しました。金額は100万円。またこれに合わせて議会からも議員団として、議員各個人が5,000円を負担して15万円のお見舞い金を出す事が決定されました。

なお、市民からの義捐金も受け付ける予定で、来週から市役所、公民館、三里塚コミュニティーセンターに募金箱が設置される予定です。

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2010年9月15日 (水)

国体出場選手壮行会

470e1 いよいよ第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」と、第10回障害者スポーツ大会「ゆめ半島千葉大会」が目前に迫ってきました。
そして今日は、この国体とスポーツ大会に出場する市内在住・在勤・在学の選手を市役所にお迎えして壮行会が開かれました。

国体を間近に控えて県内各地ではそれぞれの開催種目の会場設営を中心に準備が進められていますが、すでに成田市でも準備が整いつつあり受け入れの最終段階といったところです。

今日の壮行会には、甲子園で活躍した成田高校野球部を代表して、尾島監督と金子キャプテンも参加してくれました。
金子キャプテンいわく「今のチームで戦える最後の大会になるので力いっぱい戦いたい」との思いを述べていました。
ちなみ成田高校の初戦は明徳義塾だそうです。

さて、明日はいよいよ議会最終日を迎えます。議会終了後には、議会改革の流れを受けて親しみやすい議会、また執行部の考える身近な市役所を目指すため、試行ですが共催でNHKコンクールに出場した成田小学校の児童の皆さん約50名をお迎えし議会の本会議場を利用して合唱コンサートを開催します。
今回は試行と言う事で一般には広報していませんが、本格実施に向けて検討を更に進めて行きたいと考えています。

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2010年9月14日 (火)

サンブルーノ市へお見舞金を検討

今日は、先月23日鳥取県で行われた全日本中学校陸上競技選手権大会走り高跳びで、見事全国優勝を果たした大栄中学校3年生の大竹彩音さんが優勝報告に訪れ、議会を代表して同席させていただきました。

高山校長先生や顧問の秋葉先生によると、実力からすれば「上位の入賞は確信していた」と言う事ですが、当日はいきなりはじめの160cmを失敗し、緊張があったようです。
実は大竹さんいわく、「直前に160cmを失敗した夢を見た」そうで、実際に失敗したときには正夢かとも思ったとのことです。
しかし、その後は実力を発揮し千葉県記録に並ぶ172cmを2回目に跳んで見事全国優勝を決めました。
成田高校の甲子園での活躍から間もなく1ヵ月、今年の夏は特に全国レベルで”成田”の活躍が光っていたようで、市民の一人として嬉しい限りです。

さて、先日お知らせした姉妹都市アメリカ サンブルーノ市でのガス管爆発に伴う大火災ですが、未だ正確な被害状況は把握できません。
これまで4人の死亡が確実とされていますが、報道によると6人またはもっと犠牲者がいるのではないかとの見方もされています。
全壊した住宅は50軒以上、最も多い情報では約150軒が損壊しているとの情報もあります。

これに対して成田市及び成田市議会としては、姉妹都市での大規模災害と言う事で、金銭的な支援の検討を始めました。
これに先駆け、まずはお見舞いのメールを議会として議長、副議長の連名で送らせていただきました。
お見舞い支援金の具体的金額などについては、明後日の議会最終日に検討する事となると思いますが、出来るだけ迅速な対応ができるよう執行部と歩調を合わせたいと考えています。
サンブルーノ市、及びサンブルーノ市民の皆さんに対して、何よりも被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに、犠牲となられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

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2010年9月13日 (月)

成田にカジノができたなら

今日は午前中に産業まつり実行委員会に出席、毎年大勢の人で賑わいを見せる産業まつりの具体的内容がほぼ決定しました。

その後、表題の内容の内外情勢調査会成田支部の講演会に参加させていただきました。
講師は、カジノについて学術的に研究をしている数少ない貴重な方で、大阪商業大学学長の谷岡一郎先生です。

森田千葉県知事が、”成田空港周辺に外国人専用カジノ構想”を提案し、成田周辺ではその是非を含めて徐々に議論が高まってきています。
今日の内外情勢調査会の講演会は、行政関係者や周辺首長の参加もあり、いつもの倍くらいの出席で”カジノ構想”に対する興味の高さを示していたと思います。

さて、90分間の具体的な講演内容については詳しくお伝えできませんが、谷岡先生によると「なぜ外国人専用とするのかが疑問である」との事でした。
先生曰く、「日本人に勧められないものをなぜ外国人にやらせるのか」という疑問があるとの事です。

一般的に、カジノによって心配される悪影響については、以下のように結論付けていました。
  犯罪の増加           無
  キャンブル依存症の増加   有
  青少年への悪影響      無
  勤労精神の減退        不明
  闇組織の資金源になる    無

この中でギャンブル依存症については否定できないようですが、多くの例ではその対策に財源を拠出するなどが取られているとの事です。

さて、現在の国の動向ですが、来年あたりには通称”カジノ法案”が成立する見通しで、初めに3カ所、その後実績等を見て7ヵ所、合計10ケ所が指定されるとのことです。
既に大都市圏が最初の候補地として名乗りを上げ、着々と準備が進められているとの事で、構想を着々と作り上げているところでは、莫大な資金を投資した大規模な計画が実際に進められているとのことです。

では成田地域が仮に本気でカジノ構想を進めるというとなると、既に各地域の検討がかなり進んでいる中で、大きく遅れているとの指摘もあったところです。
私個人としては、今後の成田空港、成田地域にとって「全ての選択肢を入り口から否定すべきでない」との考え方で、カジノについても真剣に勉強会などを重ねたうえでその判断をすべきであると考えています。

2c911_255521午後4時からは、成田国際高校少林寺拳法部が全国大会で優勝と3位入賞に輝き、その報告会が開かれました。
報告会の後には、市役所1階ロビーで演武を披露していただき、職員を中心に多くの人がその迫力とキレに驚きを持っていたように思います。
来年は、日本武道館で全国大会が開催されるとの事、今回入賞した4人は2年生ですので、今から期待が膨らむところです。

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2010年9月12日 (日)

姉妹都市サンブルーノ市で大規模火災

一昨日のニュースで、成田市と姉妹都市であるアメリカサンブルーノ市の住宅街でガス管の爆発が起こり大規模な開催が発生したことを知りました。
ニュースによると、「火災は、爆発現場周辺約4,000㎡を越す範囲に及び、民家53軒が全焼、約120軒が延焼した」とされ死傷者が多数出ている情報が伝わってきています。

先月16日からは、議会として姉妹都市締結20周年記念式典に出席するため副議長を団長とする訪問団を結成して直接サンブルーノ市を表敬訪問したばかりです。

また、サンブルーノ市との中学生交流はこれまで長年続いている国際交流事業の柱の一つであり、これまで両市の多くの市民が相互に交流を深めてきました。

被害の詳細については今しばらく待たなければなりませんが、姉妹都市で起きた大規模災害に対して何らかの行動が必要となると考えています。

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2010年9月11日 (土)

印西市合併記念式典

2ffa1 今日は、今年3月に印旛村・本埜村が合併して誕生した新印西市の合併式典に出席しました。
知事をはじめ周辺の首長、議長、そして合併協議に直接参加した方々など多くの人の参加で会場は埋め尽くされていました。

今日の合併式典で改めて感じたことは、印西市の発展の可能性です。成田空港関連で成田スカイアクセス、北千葉道路が着々と整備され、開発の余地が多く残る千葉ニュータウンを有している印西市の存在感が増しているように感じます。
成田市として印西市とは今後様々な連携をする必要性を感じますが、印西市の強い潜在力を目の当たりにして、成田市としての発展戦略を真剣に検討し実行していかなければ競争に勝てないとの思いを強くしたところです。

ちなみに印西市は、市の花、木、鳥、魚を指定しましたが、それぞれ”コスモス”、”桜”、”メジロ”、”ナマズ”だそうです。成田市では、鳥と魚の指定はありません。

印西市を後にしてからは、母校でもある遠山中学校の運動会。タイミング悪く、午前中の最後の種目の途中に中学校へ着き、すぐにお昼休憩となってしまったため多くの種目を見ることはかないませんでしたが、久しぶりに母校の空気に触れて懐かしさと全校生徒が一生懸命に競技するな姿に清々しさを感じました。

夕方からは大学時代一緒にサークルを立ち上げた友人達と都内で会食し、思い出話や近況の話などに花が咲いたところです。
それぞれ各企業においては重要な立場に就き、また家庭でも大黒柱として頑張っている姿があるなど、学生時代とは全く異なる生活環境に不思議さを感じる場面もありました。仲間たちとサークル活動に明け暮れていた時から既に20年以上、見た目も内面もぞれぞれ大きな変化があったことを実感することになりました。

今日の再会でただ一つ、一時は会員数100名を超えて活発に活動していた私たちのサークル、5年前に20周年パーティーを盛大に開催したところで、本来今年で設立25周年を迎えるはずであったのですが、現役学生の会員が現在ゼロで、活動が全く無くなってしまっている事実を知ったのは、全員が寂しさを感じたところです。

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2010年9月10日 (金)

法人市民税 単純比較でマイナス30億円

今日の総務常任委員会で9月議会の全8委員会が終了し、後は最終日の本会議で採決を行うのみとなりました。
今のところ提案された議案について問題生じていませんので、最終日の本会議も円滑に進むのではないかと予想しています。

さて、9月議会に提案された議案のうち、平成21年度の決算関係議案は慣例に倣って特別委員会を設置して別日程を取り審査することになりました。
具体的には11月はじめの日程で最長3日間を考えています。

この決算ですが、”裕福な成田市”という印象は全国に広く知られ、市民の多くもその自負を持っているのが現実です。あえて言うまでもありませんが、これは空港関連税収のお陰です。

そこで、平成21年度の税収が平成20年度と比べてどのよううであったのか、決算関係議案の資料を確認したところ、市税のうち景気に最も敏感に反応する法人市民税がなんとマイナス約31億円という数字でした。
一昨年秋のいわゆるリーマンショックによって世界的に景気が落ち込み、成田空港関連の企業もその影響を大きく受けました。
そして前の年の平成20年度は、逆に法人市民税が空港近くのホテル売却の利益などによって当初の見込みよりも大幅増収となり、平成21年度は景気悪化の影響を受けて、法人市民税が当初予算よりもマイナス12億円という結果になりましたので、2ヵ年の比較においては30億円もの差となっています。

この2ヵ年の単純比較は、たまたま極端な年であったと言える事実がありますが、法人関係税収が前年と比較して30億円も落ち込んだと言うのも事実で、成田市が空港関連によって大きな影響を受け、空港と運命共同体であるともいえる状況がわかります。

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2010年9月 9日 (木)

ごみ分別区分の見直しを検討

今日は午後から経済環境常任委員会が開催され、付託された議案1件については可決、農政関係予算の確保を求める請願が採択となりました。
また、陳情第9号「成田市環境部の汚染残土不法投棄幇助に関する陳情書」は、当初から所管委員会への付託の是非も含めて議論がありましたが、結局「議会の審査にはなじまない」、「係争中の裁判にも影響を与える可能性がある」などの意見から、不採択と言う結論が出されました。

Photo 採決後の執行部からの報告は4件あり、その中でごみの分別区分の見直しが具体的に検討されていることが明らかになりました。

平成18年に下総町と大栄町が成田市に編入されましたが、その後も現清掃工場の処理能力の問題があって、下総地区と大栄地区のごみは、それまでどおり香取市などが構成団体となって広域で処理している清掃工場で焼却・処理されています。そのため同じ成田市の中でごみの処理場所が異なり分別方法も異なっていました。

しかし、新清掃工場の建設が進められて具体的に本格稼動のめどが立ってきましたので、これを契機に市内の分別方法の統一と資源循環型社会における再資源化を更に推進するために分別方法を大きく見直すという作業が具体的に進められてきて、その素案がまとまったとのことです。

今後広く市民の意見を聞く機会としてパブリックコメントが実施され、審議会の決定を受けて議会に報告され正式に決定する段取りが取られます。
パブリックコメントは最近では市民の皆さんのご意見を聞く手段として重要な手段として導入されていますが、内容によっては”意見が少数”、あるいは”特定の人が毎回意見を出す”などの傾向がありましたが、このゴミの分別区分の新たな決定に際しては身近な内容ですので、多くの意見が出されるのではないかと予想しています。あくまで私の個人的な想像ですが、まさに日常の市民生活の事ですので多くのご意見を期待しています。

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2010年9月 8日 (水)

誤解を招き申し訳ありません 「減免」ではなく「補助率引き上げ」

現在午後12時24分。新清掃工場整備特別委員会を終えてパソコンに向かっています。
今日の委員会では、建設中の新清掃工場の工事進捗状況、またこの清掃工場の余熱を利用したプールやお風呂を有する施設、通称付帯施設の計画について説明がありました。
付帯施設は、新たに清掃工場を建設する際に地元からも強く要望されていたもので、地元小泉地区とすれば空港の騒音下の振興策としても思い入れのある事業です。

この付帯施設ですが、敷地面積8.9ha、総事業費が約45億円という大規模事業であることから議会としても関心の大きいところでしたが、実施設計直前になって今日の委員会でようやく基本計画が議会側に明らかにされました。

今日の委員会では私も委員としての出席でしたので、いくつかの質疑をさせていただきましたが、報告によるとすぐにでも実施設計に着手したいとの事でしたので、議会側からの意見を尊重させるためにも、もう少しスケジュールに余裕がある段階で提案して欲しかったと言う気持ちです。

さて、一昨日の内容で、空港容量拡大(30万回)実現のために検討されている騒音下対策について間違った書き込みをしてしまいました。
具体的には、「固定資産税と都市計画税の減免」と言うものです。実際には、「減免」ではなくて、「補助」を行っていますので、「補助率の引き上げ」が実際の正確な表現です。

このことで多くの方にご迷惑をおかけしたようで、今日の朝からそのご指摘を頂きました。
実は昨日の段階で間違った表現であることを認識していましたが、訂正が今日の朝8時過ぎとなってしまいましたので、成田市の施策として大きな誤解を与えてしまったようです。
申し訳なく思っています。

日ごろから適切な表現とするように心がけていたつもりですが、根本的な間違いを公の場に示してしまったことを反省しています。

今後そのようなことが無いように十分注意してまいりますが、何か不適切なものがありましたら是非お知らせいただければと思います。

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2010年9月 7日 (火)

議場コンサート

今日は建設水道常任委員会が開催されました。議案は問題とすべき点もなくすべて可決し、その後いくつかの報告を受けました。
報告では、成田駅前再開発事業も含まれていましたが、総事業費約100億円の事業として動き出しながらも、地元から様々な意見が出されています。
未だ流動的となっている部分もありますので、注視していきたいと思います。
また、水道関係の報告もありましたが、個人的に気になったのが今後の事業予定と水道料金の関係です。
水道事業は基本的に水道料金を徴収することによって成り立っていますが、今後の事業を考えると現在の料金体制では成り立たないと判断できます。
近い将来、水道料金の値上げについて議会としても議論をしなければならないのが確実な情勢です。

さて、表題の件ですが、今日の新聞で富津市議会が市内の小学生を招いて議場コンサートを行った内容が報道されていました。
これを見て、「先を越された」と感じたのは私だけでなかった様で、成田市議会の議場コンサートや市役所でのコンサートについて共に検討してきた関根副市長も同様の思いであったようです。

成田市議会では、今月16日に今後の本格実施を踏まえて、小学生をお招きして”試行”の議場コンサートを行う予定でいます。
今回は、様々な点を考慮して”小学生の合唱”が最適と判断し、現在最終的な調整を行っているところです。

「二番煎じ」という言葉が聞こえてきそうですが、議会として目的をもった取り組みですので、予定通りの実施を淡々と進めたいと思います。
なお、今回は試行と言う事ですので、一般の市民の方への広報は一切しない予定です。

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2010年9月 6日 (月)

空港対策委員会と教育民生委員会

今日は午前中に空港対策特別委員会、午後からは教育民生常任委員会が開催されました。

午前中の空対委員会では、NAA職員の出席があり、未だに用地問題が解決していな成田空港の象徴の一つであるB滑走路誘導路の”への字”部分の改良について説明がありました。
これまではB滑走路を使用する場合、”への字”に曲がった誘導路を通過する飛行機は安全な距離を確保できる場所に止まらなければなりませんでしたが、一坪共有地の一部が解決したため現在行われている改良工事によって”への字”の解消にまでは至りませんが、運用上の制約はなくなるとの事です。

しかし、問題は成田空港の年間発着回数30万回への容量拡大。羽田空港の4本目の滑走路の供用開始を来月21日に控えて、先にもお知らせしたとおり羽田空港の存在感が高まっています。
今後も成田空港が重要な国際空港として位置付けられる事は間違いないと確信しているところですが、やはり羽田の国際化は成田にとって脅威です。
成田側としては、騒音下住民への対策を充実させて容量拡大について正式な合意をしなければならない時期が迫っていると感じています。

そして今日の委員会の場では、騒音下に住む市民への対策として、防音工事の更なる充実、各世帯に支払われている空調機電気代等の増額、固定資産税と都市計画税への補助率引き上げの三つが具体的な数字を含めて示されました。
この内容で決して十分とは言えないとする方々も多いとは認識していますが、成田市の将来のためにも各地域の皆さんに御理解をいただかなければならないと考えています。

午後からは教育民生常任委員会に出席しましたが、付託された議案と請願はそれぞれ可決・採択されました。
その後執行部から多くの報告がありましたが、ボリュームの多い資料もあり、短時間で内容を理解するのに苦労したのが正直なところです。
しかし、以前よりも各委員会への対応などを見ると住民の代表機関である議会への”配慮”が改善された部分もあると感じています。
互いに議会と執行部が緊張感を持って、時には一つになって成田市の進むべき方向が常に議論される関係を保ちたいと願っています。

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2010年9月 5日 (日)

御待夜祭

Fcaf1 伝統の御待夜祭が昨日から始まっています。本来であれば、義民として広く知られる佐倉宗吾様の命日にちなんで開催されていましたが、平成16年より9月の第1土曜日曜の開催となりました。

そして今日はその御待夜祭の2日目で、大般若経六百巻転読が行われた11時からの大護摩修行に出席させていただきました。
この大護摩には昨年に続いての出席ですが、宗吾霊堂の古い歴史と伝統を感じさせられます。
特に今日は、年に一度の御開帳と言う事で、当時重罪とされていた直訴の罪により磔となった宗吾様と打ち首に処せられた4人のお子様の御本尊に直接手を合わせる事が出来ました。

C1051 昨日からは、宗吾霊堂の地元区が中心となって行っている宗吾区祭礼も山車の引き回しを行い、残暑厳しい中お祭りを盛り上げてくれています。
大護摩修行が終わってからは、山車の運航を取り仕切る宗和会の皆さんと記念写真に入らせていただきました。
ここにもうなりくんが登場していますが、土日のスケジュールはイベント等への参加で市長並の忙しさのようです。

その後、関係の方々との懇親会に参加させていただき、宗吾様を偲びつつも話題は民主党の代表選挙が中心でした。
この国の状況を見ると、リーダーが誰になるのかという事に関心が向けられるのは自然なことかもしれません。

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2010年9月 4日 (土)

オーケストラ そしてお祭り

51551 今日は今年で10回目となる私立幼稚園協会主催の親子ふれあいコンサートに出席させていただきました。
ここ数年出席させていただいていますが、実は私個人としても楽しみな行事です。
というのも、日ごろ聞くことができないプロのオーケストラの演奏を生で楽しませていただけるからです。
幼稚園協会では、年長組の親子を対象に毎年このコンサートを開催していますが、素晴らしい取り組みであると感じます。
今日も約1時間、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉の皆さんの素晴らしい演奏があり、参加された子供たちそして保護者の皆さんともに楽しくかつ充実した時間を過ごされているのが印象的でした。

Fd3b1 そして、午後からは宗吾区祭礼の山車の出発式に参加させていただきました。
9月に入って初めての週末ですが、気温そして日差しともにまさに真夏。例年であればこの宗吾のお祭り、御待夜祭は秋風を感じながらのお祭りですが、今年は真夏の陽気の中でのお祭りとなり、山車の引き回しに際しても熱中症への注意が呼びかけられていました。

私も上着を着ていたこともありますが、体の水分の多くが汗となって吹き出てくるのを感じながら厳かな式典に参加させていただきました。

昨年も感じたことですが、山車の引き回しを取り仕切る宗和会の皆さんの規律と礼儀正しいことには深く感心させれます。
今日の暑さの中でもきびきびとした動きには清々しささえ感じたところです。

さて、明日も御待夜祭の特徴の一つであるご開帳と大般若経六百巻転読会の特別法要に出席させていただく予定です。

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2010年9月 3日 (金)

医療相談ほっとライン利用状況

今日から成田市議会は委員会日程となり、トップバッターとして昨年12月に新たに作られた医療問題特別委員会が開催されました。
特別委員会は、特定の問題や課題に対して目的をもって設置され、行政の各分野に対して常設設置されている常任委員会とはその性格が異なります。

今日開催された医療問題特別委員会は、全国で医師不足が問題となっている中で成田市も例外でなく、中核病院である成田赤十字病院でも初期医療を制限せざるを得ないなどの状況に陥り、これに対して成田市として休日・夜間の初期救急医療を今後も成田日赤で継続してもらうため税金の投入を決定し、議会としても”医療”に集中して議論することが必要であると判断して設置されたものです。

今日の委員会は浦安市の急病診療所について視察することとなったため、実際の委員会は約30分ほどで終了しました。
この中で、成田日赤の救急患者の受け入れ状況や、成田市急病診療所の実績などが報告されました。

また、電話で医療相談を24時間体制でサポートする成田市医療相談ほっとラインが5月から始まり、この3か月の利用状況が報告されました。

この3か月で1,300件の利用があったそうです。この数字について多いとか少ないとかは今しばらく推移をみる必要がありますが、私個人的には”活用されている”と感じたところです。

さて、明日から成田のお祭りシーズンの終わりを飾る伝統の「御待夜祭」(おたいやさい)が開催されます。例年だと秋風を感じながらのお祭りですが、今年は残暑の中で宗吾霊堂周辺は盛り上がりを見せることと思います。

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2010年9月 2日 (木)

情報と権限の差

今日で一般質問の日程が終わり、各議案、請願、陳情が所管の委員会に付託、回付されました。明日から4つの常任委員会、4つの特別委員会が順次開かれて実質的な審議が始まります。

さて、私たちの議会と市長をトップとする執行部は、基本的には独立しています。
議員と市長はそれぞれ直接選挙で選ばれ、それぞれが抑制と均衡を保ちながら互いに議論して自治体運営の基本的な方針や重要な決定をして行政が運営されています。
しかし、それぞれの権限は”対等”と呼ぶには程遠く、市長側の権限が絶大であるという現実があります。

そして、市長側には多くの専門職員が置かれ、実質的な行政を担当するのに対して、議会ではそれに対抗する情報すら執行部の職員からでないと入らない現実があります。

最近、阿久根市の市長が議会を開かずに権限を行使したことや、名古屋市の市長と議会が対立している例などを報道で見聞きしますが、議会側の権限は思ったよりも弱いというのが現状で、それも、議会の過半数が同じ意思を持って行動して初めて議会としての対抗力を発します。

最近では、現状の制度を見直して議院内閣制の国政のような制度を地方自治に導入すべきとの議論も出てきていますが、憲法の改正も必要となり今しばらくその議論の行方を見守る必要もあります。
世界的に見れば、日本の地方自治制度のような二元代表制は少数派でもあるため、今後の在り方としての議論については私個人的に否定するものではありませんが、法で定められた現制度を遵守して議会と執行権者側が互いを意識し尊重して自治体運営に当たるべきであると考えます。

成田市では、阿久根市のような事は当然にありませんが、市民の代表機関である議会の立場をどのように守るのか悩まされている最近です。

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2010年9月 1日 (水)

12月議会の日程を変更

議会は一般質問2日目の日程に入っています。今日も4人の質問がありましたが、それぞれの視点、政策で主義主張があります。
議会終了後に分かった事ですが、市民の方から本会議の中継を見ていて事務局に苦情が寄せられたそうです。

その内容は、「答弁者が下を向いていて態度が悪い」というものです。
実はこの件、気にはなっていたところですが、カメラの位置が最上部にある事が原因の一つで、資料を見ながら答弁するとまさにご指摘を受けるのも当然と言える状況です。
一方議員に向けられているカメラは低い位置にあります。そこで映像を見ていると、議員と執行部の姿勢そのものが大きな差として感じるられてしまうと思われます。
この件、折角の貴重なご意見として検討してみたいと思います。

さて、毎議会初めには次の議会日程を内定させます。
12月には市長選挙が予定され、既に日程も選挙管理委員会で決定されているため議会としてもそれを考慮して会期を設定することになりました。

市長選挙の告示は12月19日ですので、それまでに議会を閉会させるために11月26日(金)に開会して12月16日(木)までの21日間を設定させていただきました。
しかし、議会運営委員会(議運)の各委員から様々な意見が出て、今議会2度目の開催となった今日の議運で再度検討した結果、当初設定した会期を思い切って2日間短縮して閉会日を12月14日(火)とする事を決定しました。
市長選挙を考慮した結果です。

これによって12月議会では、8つある各委員会を1日に2つずつこなして、まさに師走らしく忙しい日程となる模様です。
特に成田市議会では議長が全委員会に出席することが慣例となっているため、師走の慌ただしさを実感することになりそうです。

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