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2011年8月31日 (水)

もみがらも安全 放射性物質不検出

新しい首相に選ばれた野田佳彦氏が千葉県出身であるという事で、地元船橋市をはじめ応援する声がちらほら聞こえてきます。
千葉県議会議員の先輩でもあるという点では、私も日本のために頑張ってもらわなければとも思いますが、自民党に所属する私としては、厳しく見させていただかなくてはなりません。

特に、人事面で党内に配慮した形となっていますので、国民目線よりは党内融和を優先していて、果たしてこれで国民の求める政治が出来るのかどうか疑問を持たざるを得ないと感じています。

さて、成田市議会は明後日9月2日から開会します。
職員の汚職事件後初の議会という事で、どのような議論が行われるのか注目して行きたいと思います。

1点報告ですが、千葉県内のお米はほぼ安全であり集荷・流通が可能となってきていますが、もみがらについても県内10地点において放射性物質は不検出でした。
これによって今年収穫されるお米のもみがらからを使用した土壌改良資材、家畜用飼料及び敷料が流通可能で利用できる事になったとの事です。

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2011年8月30日 (火)

今日は資格の講習会に時間をいただきました

今日は管理建築士講習を受講するため、朝から柏市へ。
法改正により今年の11月までに受講しなければなりませんでしたが、ようやく日程の調整が出来て今日の受講となりました。

そして成田から柏へは久しぶりにJR成田線の我孫子支線(成田ー我孫子間)を利用させていただきましたが、栄町議、栄町長、県議を歴任されてご逝去された故 大野 眞氏らのお誘いで、「成田線を便利にする会」に参加させていただいた事をふと思い出しました。

JR成田線は鉄道としての歴史が古く、開通から110年を経過しますが利用者が減少傾向にあり、単線部分の複線化の願いも実現には中々難しい状況です。
確かに私が利用した時間帯だけを見ると、他の路線と比べて席に着くにも余裕があったように感じますが、同時に成田方面と東葛地区を結ぶ重要なアクセスであるとも感じたところです。

政治的な活動からは全く離れた今日1日ですが、勢いのある東葛地域の街を自ら歩き、千葉県内の人口や経済の格差が拡大している事を実感させられました。

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2011年8月28日 (日)

成田を含む6市で米の安全確認

今日の日中は、昨年に続いて成田商工会議所青年部主催の野球大会に地元消防団の一員として参加させていただきました。
昨年同様、秋田からの参加があり青年部の皆さんの交流が活発に行われている事を物語っていました。
尚、震災の影響で会津若松の皆さんは参加が叶わなかったという事ですが、来年以降さらに参加団体が増えて交流の輪が広がる事を期待したいと思います。

さて、千葉県より昨日発表された内容によると、千葉県産米のうち、千葉市、市川市、野田市、銚子市、旭市、そして成田市のお米は出荷・販売が出来ることになりました。
震災後、一番心配されていたのが私たちの主食であるお米に対する影響。

お米に対する調査は、収穫前の予備調査と収穫後の本調査の2段階あります。そして、市町村内の全地点の本調査で安全性が確認されないと出荷・販売ができない事になっています。

現在のところ、本調査が終了していない10市町(市原、佐倉、四街道、八街、印西、白井、富里、酒々井、栄、九十九里)は、結果待ちの状態で、そのほかの42市町村での出荷・販売が可能となっています。

千葉県は、米の作付面積と収穫量共に第9位、産出額716億円で第8位という大生産地ですので、未だ本調査が終了していない自治体が残るものの一安心しているところです。
ちなみに、私の地元成田市は、千葉県内で作付面積と収穫量共に第3位に位置する米どころですので、本調査の結果が出て本当に一安心です。

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2011年8月27日 (土)

成田シニア 総会に出席

今日は午前中に事務作業、午後からはいくつか打ち合わせがありました。

夕方からは、中学生の硬式野球チーム”成田シニア”の総会に出席しました。
成田シニアは、1982年に選手僅か3名で発足しましたが、その後順調に発展し、甲子園出場選手やプロ野球選手を輩出するなど輝かしい実績を残しています。

今日の総会には、父母会の皆さんが多く参加されていましたが、成田以外の多くの地域から高いレベルの野球を目指して親子共々頑張っている姿を感じたところです。

今後の成田シニアの活躍を期待し、応援していきたいと思います。

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2011年8月26日 (金)

カジノ関連法案 議連が取りまとめ

今日の新聞記事によると、超党派の国会議員で組織する国際観光産業振興議員連盟が、カジノを合法化して整備するための基本的な法律を秋の臨時国会に提出する方針で、法案のとりまとめを行ったとありました。

この法律案によって、カジノが即国内につくれるという段階のものではなく、いわば「基本法」という位置づけだそうです。

千葉県では、成田空港周辺にカジノや国際会議場等の複合施設(MICE施設)の導入について今年度調査を実施しているところです。
しかし、現実的には国内に10カ所程度にカジノがつくられるという構想の中で、千葉県はその誘致体制に遅れていると感じています。

というのも、千葉県における盛り上がりには、”民”の後押しが弱く、また成田空港周辺と言われながらも成田市をはじめとする空港周辺自治体の千葉県とのカジノ誘致に関する連携が十分とは言えません。
成田市が「積極的でない」というようにも感じます。

千葉県の中には、「成田でなく是非我が地域にカジノを!」との声があります。千葉県が成田空港がある優位性を更に高めようと考えている中で、対象地域の中心である成田市がより具体的な議論し千葉県と連携をすべきではないのかと感じています。

見通しが不透明な時代、あらゆる可能性を求めて政策的な議論を活発にすることが必要であると考えています。

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2011年8月25日 (木)

本日 自民党会派へ

今日は1点のみ報告させていただきます。

本日付で自由民主党千葉県議会議員会に入会させていただきました。
今後とも千葉県政発展のため、尽力してまいりたいと思います。

引き続きこのブログ、そしてツイッターからも様々な報告をさせていただきますので宜しくお願いします。

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2011年8月24日 (水)

成田空港同時離着陸について

成田空港の同時離着陸が10月20日から始まるとの報道がありました。
既に関係者レベルでは認識されていた事ですが、正式な発表がなされたという事で記事になったものと思います。

一昨日には、全日空が「最新鋭機のB787を羽田ーフランクフルト線に投入」とのニュースが流れ、羽田の国際線ネットワークが着実に広がっている事を印象付けられたところですが、成田側も同時離着陸運用によって処理能力が格段に向上し、使いやすい時間帯の発着枠も拡大できるという事で、成田空港としても負けていられないところです。

また、成田空港の国内線ネットワークが充実する事も既に決まっていることから、成田側としては”対羽田”を意識しながら着実に努力を重ねて行くことになると思います。
そして当然に空港の運用が拡大していくわけですから、空港周辺地域に与える影響を最小限とし、特に騒音下住民への配慮をこれまで通りに行うということが大前提です。

ところで気になるのが、羽田空港の国際線の搭乗率。アジア便はどうなのか?、北米線・ヨーロッパ便は?。
現在の状況は、震災と原発事故の影響、そして歴史的な円高という局面を反映した実績が示されるものと思いますが、羽田空港の国際線の搭乗率について調査してみようと思います。

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2011年8月23日 (火)

みたま祭り そして火災出動

今日はこれまでお世話になっていた方が亡くなり、告別式に参列させていただきました。
私の地元三里塚のお祭りにも多大なご尽力をいただいた方で、入院されていましたが徐々に回復してきているとの情報を得ていましたので非常に残念です。
今はただただこれまでのご厚情に深く感謝するとともに、心からご冥福をお祈りするしかありません。

さて、悲しい思いをした中で、今日は伝統の「成田山みたま祭り盆踊り大会」が成田山弘恵会田町駐車場で開催されました。
この行事は、昭和8年に第1回を開催したという歴史あるもので、成田市観光協会が主催しています。

成田らしさを感じるのが国内大手航空会社の日本航空(JAL)と全日空(ANA)の社員の皆さんがそれぞれ会社の半纏を着て大勢参加し、踊りの輪をつくっていただけるというものです。

今日の初日は、JALの皆さんが参加していただいていました。
偶然、私の子どもの同級生とお母さんの姿があり尋ねてみると、お父さんがJALそしてお母さんもJALの関連企業という事で、今日のみたま祭りに子連れで参加したとの事です。
実は私も子連れで、我が家の子どもたちにとっては一緒に遊ぶ事が出来て楽しい一時であったようです。

帰宅し、暫くすると地元での火災発生メールを受信。
とっさに消防服に着替え我が家の隣にある消防器具庫の鍵を開け消防車の準備をし、他に3人が駆け付け私の運転でいざ出動。

現場について見ると家の障子を少し焼いただけで、間もなく鎮火となりました。
大事に至らずホッとして帰宅し、ブログを更新しています。

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2011年8月22日 (月)

六角堂は再建へ

昨日ツィートしましたが、先日焼失してしまった成田市玉造の成田市指定文化財、宝徳寺観音堂(通称:六角堂)が再建へと動き出したようです。
先日もお知らせしましたが、建立は1684年とされていますので300年以上の歴史を持つ建物で、成田ニュータウンの住宅地の中にあってその威容を保っていました。

昨日の地元の方との会話によると、「御心配をかけましたが、再建に向けて動き出しています」との事。
実際には、建築確認などの行政許認可の問題等もあるため、従来の茅葺き屋根の六角堂となるかは難しい面もあるようですが、”再建”に向けて動き出しているという事は嬉しいニュースです。

それから、成田ニュータウン内のショッピングセンターについて御要望をいただいています。
成田ニュータウンは千葉県が造成し、各地区ごとにショッピングセンターが設置されました。
日常の買い物などに便利な施設としてその役割を長く果たしてきましたが、大型店の進出などによって徐々に衰退し、かなり前からその活用方法について議論されてきた経緯があります。

今回私のところにご要望があったのは、吾妻ショッピングセンター。
具体的には、橋賀台ショッピングセンターのように「コンビニ誘致をお願いしたい」との事。
この件について調査しましたが、最近大手コンビニチェーンの出店について協議した経緯がありますが、残念ながら出店には至らなかったという経緯があります。

成田ニュータウンも高齢化が徐々に進み、日常生活を支える様々な取り組みが必要となってきている現実があります。
今後も、成田ニュータウン内の住みよい住環境を守るためにも、千葉県当局やまちづくり公社と協議していきたいと思います。

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2011年8月21日 (日)

市内久住地区 芝区の行事に感銘

今日は残念ながら朝から雨模様。
当初予定されていた行事が天候のため急きょ変更・中止となりました。
毎年多くの人出があり熱気であふれる「成田ふるさとまつり」も雨の影響があったようです。

私は、朝方に久住地区の芝区で開催予定であったバレーボール大会の会場へ。
やはりバレーボールは中止でした。雨でしたので当然ですが、初めてご案内いただいた行事でしたので、詳細が分からず現地に行ってみました。
すると、地元の方から「芸能発表は午後3時半からやるよ」と教えていただき、出直しする事としました。

その後、午前中は八街市議会議員選挙の2陣営の出陣式、告別式1件、その後一旦帰宅し芝区の行事に出直しました。
この芝区のバレーボール大会は、1年を通して最大の行事という事で、1964年の東京オリンピックで金メダルを獲得した日本女子バレーボールチーム”東洋の魔女”の活躍があって、その2年後に芝区内5地区対抗のバレーボール大会が始まったという事です。

そして、午前中のバレーボール大会に続いて午後からは芸能発表会が開催され、伝統ある地区の行事として今も健在です。

Photo かつて農村地区においては、農繁期の合間を縫って地区をあげての様々な行事が行われていましたが、最近では姿を消してしまっているのが現実です。
しかし、芝区では世帯数も小さいながらも子どもから高齢者までみんなが一堂に顔を合わせ、農産物の集荷場でカラオケや踊りなどを楽しむ姿が続けられていました。

どの地区もそれぞれ固有の歴史を持つ訳ですが、成田市内の各地域が地域ごとに連帯感を持ち、また地元意識を持って行事等を運営してくれれば、「成田市の衰退はない」との思いを持ったところです。
今年から地元の歴史ある小学校が幕を閉じた芝区ですが、地域の在り方としての見本の一つであると感じた芝区の行事です。

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2011年8月20日 (土)

すず虫祭り 多くの人が喜んでもらっていきました

今日から成田ふるさとまつりが始まりました。
天候が心配されましたが、初日の今日はほとんど雨も降らず、逆に過ごしやすい気温で暑さ対策からは免れたのではないかと思います。

20110820132303 午後からは、成田市内の郷部地区にある浅間公園で開催された第3回成田すず虫祭りに参加させていただきました。
県会議員となって初めてご案内をいただいた行事で、正直この存在を知りませんでした。

地元の皆さんを中心に成田すず虫愛好会が結成され今年で第3回となりました。
家族連れをはじめ市外からもすず虫を求めて多くの方が訪れ、たくさんの鈴虫が配られました。
このすず虫、何と”無料”でもらえます。
もしご興味のある方は、来年第4回に期待してください。

その後、明日告示される八街市議会議員選挙に立候補を予定している同志の事務所を訪問、そして来月告示となる君津市議会議員選挙の候補者の事務所開きに伺いました。

再び高速道路で一気に富里市に戻り、NPO法人が運営する福祉施設の夏祭り、また私の地元地区の夏祭りにお邪魔して今日のスケジュール終了です。

明日も多くの予定が詰まっていますが、雨が心配なところです。

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2011年8月19日 (金)

私の不注意で子供に額に4針のケガ

今日は午後から一般国道356号線、県道小見川鹿島港線の期成同盟の総会がそれぞれ香取市で開催されましたが、スケジュールの関係で356号線の総会のみで失礼しました。
どちらも成田市およびその周辺地域にとっては重要な道路ですが、やはり財政が厳しい中では各市町からの要望に対して進捗が遅い状況は否めません。

広い千葉県は、各地域の道路ネットワークの充実を目指しているため、限られた予算が配分され毎年少しずつ整備を行っている状況です。
既に整備された道路の維持管理費も大きくのしかかってきている中で、抜本的な考え方の転換も必要となってきているように感じる昨今です。

さて、夜になって帰宅し高校野球に興味を覚えた小1の長男が、スポンジのボールでキャッチボールをしたいとのことで、狭い家の中で遊んでいました。
やる気を引き出そうとしているうちに、長男もだんだんと熱が入り始めてしばらくすると、私に投げた後バランスを崩し私の視線から突然消えました。

直後に大きな鳴き声と手で押さえた顔から出血。ザリガニを買っている水槽の角に顔をぶつけたようで傷口を確認すると、とっさに「救急に行くしかない」と判断できるものでした。そして成田赤十字病院へ。
結局、眉の部分を4針縫う事となりました。

今思えば、狭い家の中で子供にとっては色々な危険なものがある中で、運動能力を十分に理解しないまま本来外ですべきキャッチボールを家の中でやらせた私の責任であると痛感しています。
幸い、病院では眼科医の先生がよく対応してくれて、今日のうちの帰宅となりました。
夜間の一次救急の重要性を認識するとともに、親としての責任を痛感したこのわずか3時間です。

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2011年8月18日 (木)

北千葉道路 部分供用するも全線開通までは見通せず

今日は北千葉道路建設事務所に伺い、今後の整備スケジュールなどについて説明を受けました。
この北千葉道路については、既に何度かこのブログ上でも書き込んだ内容ですが、整備スケジュールが大幅に遅れる見込みです。

この道路は、首都圏北部と成田国際空港とのアクセス時間を大幅に短縮する目的で、2001年には都市再生プロジェクトに位置付けられました。
そして、成田新高速鉄道(現在の成田スカイアクセス)と一体的に整備する方針が示されていましたが、鉄道の工事が優先され道路工事については現状の通り大きく遅れています。

この遅れている原因には様々な要因がありますが、国が施工している区間についてはかなりの進捗が見られますが、千葉県施工区間で大きく遅れています。

今後は、県施工部分の印西側に重点を置き、部分的に供用しながら成田側の整備に着手していく事として、平成28年度中に成田市松崎の成田ニュータウン中央線の延長部と接続し、部分供用を目指すとの事でした。
また、成田市北須賀地先の国道464号線交差部から市道北須賀大竹線交差部の1.8kmについては、平成24年度中に部分供用するとの事です。

私としては、成田市土屋周辺の渋滞状況などから、国道51号線までの整備をとにかく早期に実現して欲しい事を引き続き申し入れました。
それには、最低でも現在の年間事業費約30億円を引き続いて毎年確保する努力をしなければならず、財政の厳しい千葉県としてこの道路を県全体の発展につながる重要な道路網である事を認識してもらう必要があると考えています。

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2011年8月17日 (水)

県営住宅のあり方について

今日は県庁で県営住宅の在り方について担当課の職員と意見交換しました。
この県営住宅に関する課題は、かねてより気になっていたテーマです。

既に県内各地にある県営住宅は老朽化が進んでいますが、耐用年数には至っていない現状があります。
しかし、生活様式の変化や超高齢化社会が目前に迫り、既存の県営住宅がその機能を十分に果たしていない面もあるのではないかと考えています。

担当課職員によると、「限られた財政の中で施設改修によって延命化を図り、老朽化したところから建て直す」との事でした。

千葉県では、平成12年度に「千葉県公営住宅ストック総合活用計画」を策定、その後見直しを行い、平成17年度に「県営住宅ストック活用計画」を策定しています。
この内容を見ると、PFI手法の活用をはじめ民間投資の誘導による新たな公営住宅の在り方が示されていますが、現実にそのような計画は全く進んでおらず、時間のみが経過している現実があるように感じています。

経済が一層不透明になり、高齢化社会に対応したまちづくりを実践しなければならない行政にとって、公営住宅のあり方を本気で見直すべき時期に到来していると感じています。
今年度更に計画の策定を行っているとの事でしたが、実行すべき具体的内容を計画に盛り込みその計画に着実に着手する決意が欲しいところです。

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2011年8月16日 (火)

LCCの潮流

ここ最近LCC(ローコストキャリア)のニュースが多く飛び交っています。
成田空港の地元としては、”成田を拠点に”という活字に好感を覚え、かつLCCが成田空港発着の国内線充実に就航予定との事ですので、海外との豊富なネットワークを持つ成田空港の強みが活かされるものと期待しています。

しかし、全日空、そして日本航空がそれぞれ海外のLCCと連携して新たなLCC会社を立ち上げる背景には、航空業界が大きな変革の荒波の中にある事を物語っていて、空港にとっても過去のように存在そのもので発展していける時代ではない事を示しているように思います。

この流れは、特に国による後押しを前面に受けてきた成田空港にとって正念場となっている事は言うまでもありません。
そして、空港が地域に与える様々な影響にもこれまで以上に変化が訪れるのではないかと感じる昨今です。

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2011年8月15日 (月)

気になっていた施設を見学

Photo 今日は時間の合間を見て下総親水公園へ行ってきました。
この公園は、旧下総町との合併協議から引き継がれたもので、ようやく公園としての形が整備されました。

市議会に所属している時から、「地元の振興に寄与する施設となるのか」という視点を常に意識して提言などしてきましたが、結果として「地元の強い要望」に基づいて整備が進められました。

特に目玉としてつくられたのが「宝船」の展望台。
この公園を象徴する建造物です。
私の印象は、公園全体に少し寂しさを感じましたが、農産物の直売所計画も進行中の様ですので、今後の地域の活性化に寄与する公園としての整備が行われることを期待したいと思います。

1 その後、地元の三里塚に戻る途中、航空博物館に立ち寄り、新たに加わったボーイング747-400の機首部分の展示状況を見させていただきました。
今日の時点では、内部を見学することはできませんでしたが、徐々にこの航空博物館が充実してくれることは嬉しく思います。
尚、本格的な見学は今月の23日ごろから始まるとのことでしたので、航空ファンが多く訪れてくれることを望んでいます。

そして、航空博物館の駐車場奥につくられた成田空港の歴史を伝承する「空と大地の歴史館」にも立ち寄りたいと考えていましたが、残念ながら休館でした。
成田空港の反対運動を身近に見てきた私としては、常々この歴史館の建設計画について気になっていたところです。
また機会を見つけて内部を見学する予定ですが、この歴史観の建設に至るまでの経緯が地元にいながらも情報不足であったのが残念なところです。

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2011年8月14日 (日)

引き継いでほしい伝統の盆踊り 

今日はお盆の中日ということで、成田市内の各地でも盆踊りなど地域の伝統行事が行われ、私は毎年ご案内をいただく豊住地区と八代地区の盆踊りに参加させていただきました。

小泉市長は、この他にも夜だけで3つの行事があったそうで、お盆ならではの忙しさがあるようです。

さて、成田市内でも盆踊り大会など、地域の行事がここ数年で少しずつ姿を消してきた事実があります。
しかし一方で、今年は小さな地区でも夏の行事を復活させる動きもあり、震災を経て「地域の絆」の重要性を再認識しているようにも感じます。

私が参加させていただいた2地区の盆踊り大会では、小さな地域ではあっても皆が力を合わせて行事を運営している姿が印象的でした。

人口が増える地域と逆に減少を続ける地域の差が広がりを見せる成田市。
全体としては発展を続けている成田市ですが、小さな地区では行事などの運営も様々な苦労があるようです。

今では数が少なくなってきた成田市内の盆踊ですが、固有の伝統を守るために行っている各行事が次世代に引き継いでもらえる事を心から願っています。
そのために政治・行政が果たすべき役割を考えなければならないという思いを感じた、盆踊りでの子供たちの笑顔です。

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2011年8月13日 (土)

地元のお盆

3日ほど家族サービスに時間をいただき、ブログの更新もお休みしてしまいましたが、お盆に入り今日から日常の時間の流れが戻っています。

お盆という行事は、地域によってかなりの差がありますが、私の地元三里塚も特徴的です。
未だに近所同士の手伝いによって新盆の飾りつけを行ういわゆる”棚つり”が行われ、家の中には木と和紙で墓石を模したまさにお墓がつくられます。
そして、外には一つ一つ手作業で絵を描いた多くの灯篭やあんどんがおかれ、お参りに来る方々を迎えています。

この飾りは、成田市内でも三里塚地域のみだそうですが、町ができ始めて約100年という比較的歴史の浅い三里塚ですので、歴史的な背景はありません。
しかし、かつて先人が試みた新盆の飾りつけが徐々に広がり、今に引き継がれています。

各地で伝統的な行事などが継続できない昨今ですが、生まれ育ったふるさとの伝統を引き継ぐべき世代となってきた事を感じたお盆初日です。

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2011年8月 9日 (火)

千葉県平成22年度決算は黒字の見通し しかし平成23年度は・・・

千葉県の平成22年度決算見込みが公表されました。

「千葉県の財政は厳しい」という事は、県民の共通認識ですが、平成22年度の一般会計では、39億円の黒字、特別会計を加えて69億円の黒字となる見込みです。
経常収支比率も、21年度で97.1%でしたが、22年度決算では92.6%と4.5%改善するとの事です。
この経常収支比率は、値が高いほど人件費や扶助費などに費やされる割合が多く、自由に使える財源が少なく財政が硬直化していると言えます。
ちなみに成田市の経常収支比率はここ数年70%台で推移しています。

千葉県の一般会計の単年度黒字は、平成16年度以降7年連続ですが、平成23年度については、東日本大震災の復旧・復興に向けた取り組みで財政需要が大きくなり、一方で経済情勢の悪化もあって歳入の減少も見込まれるところです。

平成23年度は厳しい数字が予想される中で、事業費の削減などが要求され県民生活にも影響が及ぶものと推測しています。

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2011年8月 8日 (月)

ただ事でないアメリカ国債格付け引き下げ

早速ツイッターをフォローしていただいた方、ありがとうございます。
まだ有効的な使い方が理解できませんが、徐々に慣れて行くものと思いますのでよろしくお願いします。

さて、アメリカ国債の格付けがアメリカの格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)によって最上位のAAA(トリプルA)から1段階引き下げられ、AA+(ダブルAプラス)となった事で、世界経済が大きく揺れています。

世界の金融市場の指標として常にAAAとして君臨してきたアメリカ国債の格付けが引き下げられたという事が今後どのような影響をもたらすのか、注視しなければなりません。

専門家によれば、「他の格付け会社も引き下げる」、「更なる引き下げもありうる」、一方で「影響は限定的」と様々な意見がありますが、歴史上からしてアメリカ国債の引き下げはただ事でない事を理解しておくべきかと考えます。

特に外需頼みの日本にとって、世界経済がどのような反応を示すのか、常に神経を使う事となりそうです。

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ツイッターのアカウント

私のツイッターのアカウントをお知らせします。
http://twitter.com/koikemasaaki

是非フォローしていただければと思います。

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2011年8月 7日 (日)

今日も盆踊り

7月後半から8月は、毎週末ほとんど行事に追われながら過ごすのが例年ですが、今年は今までよりもお付き合いが増えた事もあり、忙しさを感じます。

今日は、地元遠山地区にある新久米野盆踊りに初めて参加させていただきました。
この地区は、成田空港に土地を提供した方々によって新たにつくられた地区で、まさに成田の発展の陰で多大なご協力をいただいた方々が居住されています。

今日の盆踊りは、規模は小さいながらも子どもから高齢者までが本当に楽しんでいる姿が印象的でした。
「子どもたちがみんな外に出ていってしまう」
「新しい人たちが住む事も出来ない」
「盆踊りも近隣各地では出来なくなってしまった」
など、地区の切実な訴えを聞く事となりました。

私の出身中学校の近くでもあり、子どものころから慣れ親しんでいる地区で、ご指摘いただいた課題を認識していたつもろではありますが、直に言われると重みを感じます。

「盆踊りも学区全体で行いたい」という言葉に、どうにか地元を盛り上げたいとの思いが感じられ、この地区に住む一人として微力ながら協力しなければならないという思いを強くしました。

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2011年8月 6日 (土)

航空会社勤務の方との会話から思う成田の現状

ツイッターの登録を昨日しました。
アカウントも取得し、実際にツイートしてみましたが、まだよくわかりません。
このブログでも近いうちにお知らせいたします。
既に多くの方が利用していますので、若干乗り遅れ気味とも言えるかもしれませんが、ブログよりもタイムリーに情報発信など行えればと思います。

さて、今日は「準家庭倫理の会成田市」の発足式、夕方からは「郷部・美郷台納涼盆踊り大会」に参加させていただきました。
郷部・美郷台地区は、私の子どものころとは比べ物にならないほど発展しました。
特に中学生時代、野球の試合に自転車でニュータウン地区まで行く時には、山の中を走る一本の急な下り坂と上り坂がある道路を通った事を鮮明に覚えています。
今のように歩道もなく、上り坂は自転車を降りなければ登れないほど急な坂道でした。
その道路が、今では緩やかな坂道となって郷部大橋から土屋交差点までの郷部・美郷台地区を走るメイン道路となっています。

今日の盆踊り大会でも地元の町内会ごとに模擬店を出し、地区内から多くの家族連れが訪れ賑わっていましたが、この地区の発展を物語っていたように思います。

ただ、空港関連で働く方の中には、ここ数年大きな波が押し寄せてきたいるようで、某航空会社の方との会話でも「かなりの人たちが転職したり勤務先が羽田へ移りました」と聞かされ、成田が直面している問題を突きつけられたような気がします。
様々なお話をさせていただきましたが、成田市の発展は未来永劫約束されているものではない事を肝に銘じ、政治活動を行う必要性を再認識しています。

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2011年8月 5日 (金)

300年以上の歴史を持つ六角堂が焼失

__23今朝4時過ぎに成田市玉造で発生した火災は、成田市指定文化財の六角堂(宝徳寺観音堂)でした。

1684年に建立された歴史ある建物で、今年3月には地元の共立工業㈱によって茅葺屋根の改修を終えたばかり。
茅屋根職人もほとんどいなくなった中で、「最後の仕事」と言っていた職人さんの言葉を思い出します。

成田ニュータウンの住宅地内にあって、300年以上の歴史をもつ建物が堂々と残っていましたがとにかく残念でなりません。

先ほど現場を訪れましたが、消防と警察によって調査が行われていましたが、周りの木々の葉も火災の熱によって焦げたり変色していて、火の凄さを物語っていました。

とにかく残念です。

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2011年8月 4日 (木)

千葉県庁でサマータイム実施

「サマータイム」については、ご存知の方も多い事と思いますが、念のため簡単に説明します。

直訳すると「夏時間」ですが、日の長い夏の間の時間を有効に利用するため標準時刻を1時間早めるもので、これによって余暇の時間を確保したり省エネルギーに貢献する効果を期待しています。
また、日中の時間が長くなる事で、消費が増加し経済効果もあると言われています。

今回の福島第1原発事故によって電力不足が問題となり、サマータイムを導入する企業なども増えていますが、千葉県庁でも8月10日から9月9日まで出退勤時間を早める「千葉県庁版サマータイム」を導入する事となりました。
具体的には、勤務時間を8:00~16:45として、従来よりも30分早めます。

このサマータイムですが、世界の国でも約80カ国が採用していて、かつて日本でも何度か採用しようと国会での法案提出の動きがありました。
しかし、実現せずに今に至っていますが、またその機運も高まるかもしれません。

蛇足ですが、かつてサマータイムの導入が本格的に国会でも取り上げられていた時、成田空港を地元に持つ私としては、運用時間制限(午前6時から午後11時まで)のある成田空港の扱いをどのようにするのかと心配した事もあり、それを出発点に運用時間制限のあり方を改めて考える機会になるかとも思った事もありました。

千葉県庁をご利用する際にはご注意ください。

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2011年8月 3日 (水)

改めて利根川 印旛沼の歴史を知る

今日は、印旛沼地区農業農村整備事業推進協議会の総会に来賓として出席しました。
市議会議長時代にも参加した総会ですので、内容の重要性を認識していました。
その内容というのは、国営印旛沼二期土地改良事業です。

総事業費332億円、成田市外3市2町の5,000haという広大な水田の農業用用排水施設の更新を行うもので、環境に配慮して灌漑設備を備えた事業として全国でも初のものです。
事業期間も平成22年度から平成33年度と長期に亘りますが、事業費が予定通り確保されて期間内に事業が進捗するのかが心配なところです。

関東農政局の方のお話では、国においては震災関係の第3次補正予算で手一杯で、「本来この時期に始まる来年度概算要求の手続きが全く見えてこない」との事でした。
また、米の収穫時期直前になっても、「水・土・米に対する放射性物質の影響についての情報がを明確に示して欲しい」という要望もあり、現場では国の方針が明確にかつ事前に定まらず困惑している時自治もあるようです。

22 さて、今日の総会の資料の内容で、「西暦950年ごろの利根川水系」、そして「利根川の東遷」というものがありました。
私たちの生活に密接にかかわってきた利根川と印旛沼。
特に、印旛沼はかつて「香取海」という広大な内海だった事が示されています。
この資料を見て、地元の重要な歴史についてもまだ知らない事が多くあると反省したところです。

午後6時からは、成田市仏教会主催による「成田市戦没英霊 新盆精霊 東日本大震災被害物故者追悼流灯会」が市内の東和田駐車場で行われ、来賓として追悼の言葉を述べさせていただきました。
戦後66年を経過しますが、平和を希求する思いを常に持ちながら政治に携わりたいと思います。

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2011年8月 2日 (火)

除草された草の受け入れ中止 放射能問題で

今日は成田市内の県道部の草刈りについて要望を受けていましたので、成田土木事務所に伺いその旨を伝えました。

千葉県の財政難から、成田土木事務所ではかつての3分の一となってしまった事業費の中で、管内の道路管理を同じように行うのは不可能となっています。
特に維持管理費用に毎年一定の予算が必要となり、新たな道路整備や抜本的な問題解決を行うほどの工事ができずに、補修等でしのいでいるのが現状です。

この時期は、各地から除草依頼が多いにも関わらず、交通安全上の観点からもこまめな対応もしなければなりませんが予算の問題が大きく影響しています。
かつては、それぞれの地元地区が清掃作業などを積極的に行ってくれましたが、今は多くが行政に頼られているという事実もあります。

しかし、土木事務所職員の「予算は厳しいですが、出来る限り頑張って対応していきます」との言葉に安心感を覚えた次第です。
財政が厳しい中で、生活に直結する道路の維持については、考え方や手法などを考え直さなければならない時期に差し掛かっていると思います。

さて、除草の関係ですが、昨日の書き込みの通り刈られた草は、焼却処分やたい肥などとして利用されています。
しかし、その焼却灰や腐葉土から放射性物質が検出されていることが明らかになっていますが、県としてもたい肥として利用する枯れ木や刈りこまれた草などの受け入れを中止するように要請しているようです。

この内容について、道路や河川の管理をしている発注部署までその内容が十分に浸透していない事実もあるようですが、いずれにしても様々な問題に広がってきている放射能問題です。

県の担当者との電話では、「国の明確な基準が示されない」とのことでしたが、国頼り、指示待ちでは済まされない事態が続いている事も認識しなければなりません。

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2011年8月 1日 (月)

放射性物質について

世界の経済の中心であったアメリカ経済の見通しが不透明となっているようで、円は対ドルレートで戦後最高値に近い水準まで上昇しています。
日本人としては、日本の国と地方が抱える莫大な借金、そして生産年齢人口の減少と高齢化など将来への不安がつきまといますが、実は他の先進国、特にアメリカ経済も非常に厳しい状態が続き、EU諸国の中にも同じように財政赤字に苦しんでいる国々が多く存在しています。
世界経済の大きな比率を占める先進国ですが、その多くが借金で賄われていて、現状のままの継続は不可能に近い事を認識することが必要になってきたと感じる昨今です。

さて、今日は成田市役所で幾つかの確認を行いました。
その中の一つが道路問題。
これまで市議会議員時代に取り組んできた内容について、今年度どの程度進捗するのか、あるいは新たな問題の発生があるのかなど確認しました。
今後も市民生活に直結する問題は市役所での対処が多いことから、定期的に市役所に伺うようにしたいと思います。

それからあと1点。
福島第1原発事故によって放射能汚染が広い範囲に拡がっていますが、その中で汚泥や焼却灰から高い濃度の放射性物質が検出されている事はご承知の事と思います。
これは、日常的に使用するもの、身の回りにあるものにも放射性物質が付着したり含まれている事を示していることにもなります。

成田市でも生茶葉から放射性物質が検出され、出荷制限がされました。
そこから想像するところ、市内各地の雑草類にも放射性物質が付着していたのではないかと考えています。
道路わきや河川敷などの草刈りが実施されるこの時期、刈られた草は焼却処分されるかたい肥などに利用されます。
これによって、雑草に放射性物質が付着あるいは含まれていた場合、一般的には放射性物質の濃度が高まりますので処分方法について注意を払う必要が生じているのではないかと考えます。

雑草のみならず、広い範囲に拡散した放射性物質が様々な流れで私たちの身の回りに存在する可能性があることを想定して対応策を講じる必要性を感じています。

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