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2011年9月 1日 (木)

根本の議論を知るべき 騒音線引の調査で

今日は、依頼のあった内容について成田市役所で調査しました。
その内容とは、私の住む地域の防音工事の種別についてです。

成田空港は、昭和53年に開港しましたが昭和41年の閣議決定来、激しい反対運動が続く中、未完成のままようやく開港した事はご承知の通りです。
その際に、空港そのものには反対しなかったものの、移転を余儀なくされる地域や防音工事の対象内か外かの線引きについては、各地域の要望により様々な対応が行われました。

そして当時、集落を分断しない事や線に隣接する家については配慮をして線の中に取り込むなどの措置が取られたのです。
その後、線引きを決定するときには無かった家でも、線引きの見直しの際に新たに防音工事の対象として組み入れられ、それが繰り返されてきました。
つまり、空港開港後に新たに転入されてこられた家も順に防音工事の対象に組み入れられてきたのです。
これは、国や当時の空港公団が地元地域に対して様々な配慮をした結果であり、成田空港の根本の歴史を顧みると理解できる部分でもあります。

昨年の発着回数30万回合意を受けて、新たな線引きが必要となったことから見直しを行いましたが、私の住む地域については全く見直しを行いませんでした。

しかし、一番当初に線引きを行った際の経緯を知る人も少なくなり、本来であれば引き継がれるべき議論も時を経て忘れ去られてしまっているため、細かい見直しの議論そのものが発生しなかったというのが事実があったと感じています。

住民にとって、公共的なサービスを受けられるのか否か、権利として得られるのかどうか、というのは大きな差であり、また受けられるサービスに差があるのであれば最大のサービスを受けたいと思うのは当然の考え方です。

当初の線引きの経緯を知る方から、「なぜ地元に丁寧に説明をしなかったのか」との問いかけに、適切な答えが見つからなかったのが正直なところで、地元について熟知していなければならない自分に反省の念を持ったところです。
時代と世代が移り変わる中で根本にあった議論を継承して行く必要性を強く感じました。

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