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2011年10月19日 (水)

成田市職員逮捕に関連して

成田市の主幹と市内の建設会社役員が贈収賄で逮捕されてから1日が経過しました。
7月の同様の事件から2ヶ月半、成田市にとって信頼を損ねた事は言うまでもありません。

犯罪を犯した当事者が悪い訳ですが、「根本的に何が問題なのか」を徹底的に追求する必要に迫られています。
平成18年の前市長逮捕から入札制度改革が進められました。
しかし私が感じていたのは、「改革されたのは公共工事発注の中の1点のみ」、”入札だけ”ということです。

公共工事の発注は、施策の策定から予算組、設計、入札または見積、契約、検査、引き渡しという流れがありますが、「入札」はあくまでもその1点に過ぎません。
「入札」は確かに価格を決めるという重要な行為でありますが、その前の予算査定や設計段階、更に工事が進んで行く中での検査など非常に重要なプロセスがあり、これら一連の流れをよく理解したうえで何を変更し改革を断行するのか十分な検討が必要です。

既に市議会でも指摘があるようですが、現在の「成田市入札制等監視委員会」の活動では、今回の事件防止に全く効果がない事を証明してしまっています。
入札を議論するのであれば、特にその前のプロセスにもメスを入れなければならないと考えます。

公共事業は、本来の発注者である市民(納税者)に代理して行政が発注し、その後も引き続いて公共の利益となるように管理を行うべきものです。
そして地域経済にも大きな影響を与えるものでありますので、「適正な価格」、「公正な価格決定」という視点も忘れてはなりません。
今後成田市内部で様々な議論が行われる事と思いますが、公共工事の性格をよく理解した上で犯罪再発防止策を講じてもらいたいものです。

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