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2011年11月 1日 (火)

空港周辺の道路計画を整備する事が地域振興と空港の発展につながる

「パレスチナがユネスコに加盟」というニュースを聞いて、1984年、当時のムボウ事務局長の運営に対抗し、アメリカ、イギリスという大国が脱退したという歴史。この時、日本も脱退するか否かを迫られていましたがユネスコにとどまりました。
その後、イギリスが1997年にそして2002年アメリカが復帰を宣言しました。時の事務局長は日本人の松浦晃一郎氏でした。

今回のパレスチナのユネスコ加盟によって、ユネスコ拠出金の多くを占めるアメリカがそれを凍結する事が報道されています。
かつてアメリカ、イギリスが脱退して以来、ユネスコ活動が財政的にも困難に陥った事を考えると今後の動向がユネスコに係る1人として気がかりでなりません。

さて、今日は県の出先機関、そして成田市役所に赴き頂いていた要望などについて伝えました。
成田市議会に立ち寄ると決算委員会の2日目の審査が行われていましたが、昨日は午後9時過ぎまで、そして今日も予定よりも遅れているとの事で油田委員長も委員会の運営に気を使っていたように感じた次第です。

市役所の土木関係部署では、これまで市議会議員時代から取り組んできた空港周辺の道路ネットワークについて確認を行いました。
具体的には、空港西側を南北に走る南三里塚駒井野線についてで、これまで長年にわたり議論を続け将来は国道51号線に接続させる事で地域にもその計画を示してきました。

もともとこの道路は、空港建設を行っている当時に都市計画道路として千葉県によって整備される事となっていましたが、その後様々な議論の末成田市が単独で整備を決定したものです。
空港周辺の地域は、騒音の影響を受ける地域で激しい反対運動があった事で行政としても地域としても計画的な整備を行う議論自体ができない状況となり、結果的に現在に至ってしまっています。

そしてようやく最近になって成田空港のポテンシャルを生かすべきとの議論も活発化し、その中で道路ネットワークの重要性を指摘し、空港西側を南北に縦断する南三里塚駒井野線、「(仮称)野毛平駒井野線は騒音地域振興のためにも整備すべき路線」として位置付けられ、成田市の5カ年計画にも計上されたと記憶しています。

しかし、ごく最近になってこの道路建設が「凍結される」との情報もあり気になっていたところで、今日その確認を行いました。
するとその答えは、「計画として残っている」とは言いますが、5カ年計画の事業としての進捗が見られずどうも煮え切らない感じを覚えます。
地域ぐるみで議論を重ねてきた道路網ですので、仮に事業スケジュールや事業自体に大きな変更を行うのであれば空港隣接地域の住民にもしかるべき説明をすべきであると感じています。

先にも書き込みましたが、A滑走路北側の企業庁用地活用の問題等も含めて、関係行政機関の連携が欠如している状況を一刻も早く解決し、将来の道路網についても具体的に議論しなければならないとの思いを強くしています。

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コメント

道路といえば圏央道もありますが、こちらはどのくらい進んだのでしょうか?
用地収用も迅速に進めるべきだと思います。


先月末にスカイマークが就航し話題になりましたが、少し気になったことがあります。
先月出たLCC雑誌に、成田はLCC専用空港にということが書いてありました。
実際はレガシーがメインで、発着枠拡大に伴いLCCなどの就航も可能になりいわゆるマルチエアポートになると思われます。
しかし、世間では成田はLCCにしか相手にされなくなるなどの見方がされ、地元や県もLCCばかりに夢中になってしまってるかもしれません。

ですが、LCCは安いだけの理由もあり、機内食も別売りになることが多いです。
人件費など経費の削減も行われています。
これらのことから考えると、LCCメインになることは、現在機内食工場で働いている人やチェックインカウンターで働いている人、清掃員、ホテルなどが不要もしくはあまり必要なくなり、その分の雇用が失われます。
着陸料も安くする必要が出てくるので、空港による地元対策費にも影響が出ると思われます。
また、今日スカイマークの欠航があったようですが、LCCは遅延欠航も少なくない上に補償も不十分ではありません。
日本ではLCCに抵抗を感じる人も多く、これからどうなるかも不透明です。

ですので、LCCのみではなく、あくまでもメインはレガシーとし空港の利便性を高めていく必要があります。

投稿: 地元民 | 2011年11月 5日 (土) 22時59分

空港周辺の整備、主に自治体の発展に関わる事項でも、空港に頼り切ってしまい自発的に動けないことがあるのでは無いでしょうか?

特に騒音区域が大半を占めている芝山町ではその傾向が強いです。
自分達から計画を立てて空港に協力を求めるのではなく、要望だけを丸投げしてしまっていることもあります。
騒音被害を受けているのだから、空港がやるのは当然という考えも一部にはあるようです。
空港による恩恵も当然のことで、恩恵ではなく償いという考えもあります。

ただ、騒音区域以外の地域も多い成田市では、その傾向は低いのでは無いでしょうか?

自治体が、自発的に動いて意見を出していくことが必要だと思います。

また、自治体だけではなく、県会議員の方の中にも千葉県の産業としての成田を十分理解してない人もいるようです。
内房地域は独自に新空港をという話もありましたし、九十九里にも空港をという話もありました。
地域が独自に動いて纏まりがないのは先行きが不安です。

投稿: 地元民 | 2011年11月 5日 (土) 23時09分

お世話になります。
圏央道ですが、稲敷ICから大栄JCTは、平成24年度中つまり平成25年3月までに開通させる目標が掲げられ現在もその看板を下ろしていませんが、土地収用を視野に入れた動きとなってきています。
これによって、開通時期が大幅に遅れる可能性が大ですが成田としては生き残りをかける重要な道路ネットワークの一つですので、早期の開通そして大栄ー横芝間の早期事業化を求めて行きます。

LCCの話ですが、ご指摘のようにLCCの乗り入れがバラ色のように勘違いされてしまう昨今です。確かに世界の潮流から見れば、LCCを重視しなければなりませんが、それによる影響を冷静に考える必要があると思います。
当初はじき出された30万回実現時の経済効果の試算もかなりの差異が生じてくると想像しています。
今後、ビジネス客、観光客、貨物のバランス良い空港運営を目指すべきと考えます。

それから地域と空港とのかかわりですが、成田市の場合おっしゃる通り空港一辺倒ではありません。
その分、空港に関する戦略を芝山と比べると時に手ぬるさも感じているところです。
成田市内では、空港に対する理解もかなりの差があり、特に騒音下と市街地の格差も大きいことから多種多様なご意見があります。
この辺もお隣の芝山町と比べると大きな違いであると認識しています。
成田市民の方々に、空港のプラス面とマイナス面を出来る限り理解していただき、市民の相互理解を深めるように行政として努力すべきであると考えています。

あと1点。県議会での成田に対する理解度ですが、ご指摘の通りです。
閣議決定から45年、開港から33年を経過し成田の生い立ちを理解していない議員、そして職員が多数を占めるようになってきました。
成田空港は成田地域のものでなく、千葉県としても経済を牽引する最重要施設として位置付け、国家の成長戦略の上でも重要な施設を抱えているという自負も持って欲しいと考えています。
空港の地元に生まれ育った私としては、この思いを常に訴えてゆくつもりです。

投稿: 小池まさあき | 2011年11月 8日 (火) 08時53分

圏央道はアクセス改善にもなるので早期開通に期待です。
大栄から松尾については松尾からだと大栄から成田に迂回するような形になるので、はにわ道の利用もありなのかもしれません。
重要なのは北関東からの接続改善の大栄までの道ですね。

LCCについてはスカイマークの運休でトラブルがあったようで、使い辛さも認識されるようになってきています。
運休、遅延が多発すると、期待されている国際線乗り継ぎには不便だと思います。
LCCの評判は成田の評判にも繋がるので、多様化を目指すのにはいいですが、LCCで満足していたらそれだけになってしまう危険性もあります。

騒音地区については、芝山町のように騒音地区やそれに準ずる地域が広くなるとどうしてもマイナス面しか見ようとはせず、そればかりが出てきてしまいます。
そうならないためにもプラスの指摘を出来る、騒音地区では無い住民の割合が多いとバランスがいいです。
騒音問題などの事項に絡むテレビ等での地元議員や首長の発言で気になることがあります。
それは、合意事項についてマイナス要素を話すことです。
確かに地元住民に配慮する面からしたら、仕方なくという人もいるかもしれないのでそういう内容でもいいかもしれません。
しかし、全国区のメディアインタビューで苦渋の決断などといった発言をすることは、受け取り手の多くが県外からの利用者であることを考えると、せっかく地元合意しても悪いイメージしか与えないです。
実際、朝日新聞などの一部メディアでその発言が取り上げられ、ネット記事のコメントなどでは嫌なら羽田でいいだろうとか、ここにきてもまだ文句いうのかなどと言った意見が多数ありました。
地元に配慮するにしても、発言を聞く外部の人を考慮して、皆さん理解してくれたなど前向きな意見をお願いしたいです。

成田空港の歴史については良し悪しです。
一部には今でも過去のことばかりに固執して、合意などの話でも我々は戦ってきたんだとか言う人もいます。
過去にとらわれているという面では、歴史にこだわるのはマイナスです。
空港が出来てからの新しい世代の方が、プラス面もわかりやすいと思います。
一方で、空港の発展の裏側で、移転に応じたり反対派住民との和解に奔走したりする人々がいたことは忘れてはいけないと思います。
最近は、協力してくれた人の存在が忘れられているような気がします。

投稿: 地元民 | 2011年11月20日 (日) 07時18分

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