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2011年12月28日 (水)

JR成田駅前再開発事業に対する監査請求は棄却 住民訴訟へ

今日は御用納め。本年最後の日に地元成田市の駅前再開発に関して動きがありました。

先月4日にJR成田駅東口再開発の実施設計予算について中止・凍結を求める監査請求書が市民団体より成田市監査委員事務局に提出されていましたが、本日監査委員会より請求が棄却されたとの事です。

監査請求が棄却されたという事で、請求を行った市民団体の1人である元市長が住民訴訟を提起したとの事です。
この住民訴訟とは、簡単に言うと市民が市の決定や行為を訴えるというもので、監査請求が棄却されることが条件となっています。

詳細については未だ不明確な点もありますが、現在の計画の中止を求めている内容には間違いありません。
約40年に亘り計画が曲折してきましたが、ようやくJR側の再開発事業の着工を目の前にしての住民訴訟となりました。
年末年始で動きが止まっている感もありますが、年明け早々から成田市としての対応が求められる事になると思います。

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2011年12月27日 (火)

卓球大会で感じた成田市中台体育館の在り方

20111227_090459 今日は成田市中台体育館で中学生の団体戦による卓球大会が開催されました。
県内県外から男女合わせて156チーム、1200名以上が参加しての非常に大きない大会です。遠くは長野からの参加でした。

大会の委員長は小泉成田市長が務めますが、今年の大会で初めて私も来賓として開会式に出席させていただきました。
卓球といえば、”愛ちゃん”の愛称で国民的な人気のある福原 愛選手や世界ランキング堂々7位にランキングされている石川佳純選手の活躍で注目が集まっていますが、私個人的にも来年のロンドンオリンピックのうちで注目している種目の一つです。

寒さが厳しい季節となってきましたが、会場となった中台体育館は試合前から熱気が溢れているのを肌で感じることができました。写真では解らないかもしれませんが、開会式のため1,200名を超える選手は所狭しと座っています。

さて話を変えますが、今日の会場となった体育館ですが成田市の中心的な運動施設である中台運動公園内にあります。
この中台運動公園ですが、施設の充実度も高く規模も様々な大会に応えられるものとなっているため利用率の高い施設です。
そして、JR成田駅・京成成田駅と至近距離にあるため交通の便が良い事で知られているのも特徴で、その面からも大会誘致などに適した施設と言えます。

一方で、大会などで利用されると一般市民の利用が制限されてしまうという問題もあるところで、”おもてなし”を前面に出して大会誘致を今後も積極的に行いたい思いと、市民のための身近な運動施設としての性格をどのように考えて行くのかという事も考える必要があると感じました。

屋内施設には限りがあり、新たな施設整備も大きな財政負担となる事で、暫くは”両立”させて行かなければなりませんが現体育館の中長期的なあり方を検討する時期が間もなく訪れると予想しています。

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2011年12月26日 (月)

自衛隊OBの方と意見交換

今年も押し迫ってきましたが、忘年会もほぼ今日で終了です。
その忘年会の一つで自衛隊OBの方との意見交換の機会を得ました。

これまで様々な経験を積まれてきた方々でしたが、「アメリカとの差はとてつもない」との言葉が強く印象に残っています。
また、「武器や装備品はお金で買えるが人の育成が第一」と強調されていました。

長年国防に携わってきた経験を数多くお話していただきましたが、「何より自衛隊に対する国民の理解度を高めて欲しい」との言葉に、まずは私自身がもっとよく理解しなければならない事があるとの思いを強くしたところです。

今年も残り5日。年の瀬を感じながら忘年会をはしごさせていただきました。

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2011年12月25日 (日)

成田空港を使っての不満 その2

昨日に続いて仁川国際空港視察の際に成田空港を利用して感じたことをお知らせします。

比較対象が世界でも満足度トップの仁川国際空港ということで少し辛口になっているかもしれませんが、持った感想ですのでお知らせします。

その内容は、12月議会の本会議でも触れた入国審査に要する時間。
様々な世界情勢により入国審査を厳密に行う必要性があります。
しかし、私達日本人はブースも多くスムーズに感じましたが、外国人用のブースは数か少なく限られていたため長蛇の列。
しかしも外国人の入国ですので私達よりも一人あたりにかかる時間が長いので当然にその待ち時間も長くなっているようでした。

航空会社の職員曰く「ようこそキャンペーンやビジットジャパンという宣伝文句とはかけ離れています」とのこと。
そして「おもてなしを重視する日本の第1印象として、この入国審査の状況が成田の大きな問題なのです」と加えていました。

世界の空港が様々なサービスを競い、顧客満足度を高める戦略を展開する中、成田として取り組むべき課題は多くあると感じたところです。

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2011年12月24日 (土)

成田空港を使っての不満 その1

今日はクリスマスイブ。街の中は車も多く、年の瀬を感じる成田市内のクリスマスイブでした。

さて、昨日韓国の視察を終え成田空港を利用して帰国しましたが、2つのことについて不満を持ちました。
特に今回は世界的にもトップの評価を誇る仁川国際空港の視察をしての後ということでその差は大きいと感じました。

まず1点目。
B滑走路に南側から着陸したため、私の乗っていた全日空機は第1ターミナルまでの長い誘導路を走らなければなりませんでした。
これは、成田空港のレイアウトが悪いことを物語っています。
未だに空港用地内に住む反対派住民がいるため、本来よりも北側に2度も滑走路を伸ばしたためです。

そして、ようやく第1ターミナルに近づいてきたと思ったら突然停止。
「スポットが空いていないためしばらくこの場で待機します」との機内アナウンス。
そしてその場にとどまる事25分。到着してからのこの時間は非常に長く感じます。
「乗継に間に合わないんですけど」という乗客もいましたが、当然飛行機はびくともしません。
機内に不満が充満して来た頃ようやくスポットへ動き出しましたが、そのスポットはボーディングブリッジのないバス利用のスポット。
そして約10分間のバス乗車でようやくターミナルへ到着しいきなり幅の狭いエスカレーターを利用しての縦移動でした。
関係者に尋ねたところ、「混雑時はこのような状況です」との答えに、成田のハード面の未熟さを実感したところです。

明日はもう一つの不満。その2について書き込みます。

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2011年12月23日 (金)

韓国仁川の戦略について視察しました

議会が閉会して、21日から本日までの3日間、自民党同期のメンバーで組織する一一会で韓国の仁川国際空港、仁川港、カジノ政策、韓国の現状と将来についなどを視察させていただき、先ほど自宅に戻りました。

Photo_2  仁川国際空港は成田空港と姉妹空港という関係にありますが、現状においてそしてまた今後の戦略についても既にかなり先に進んでいるということを実感します。
成田が足踏み状態であった間にきっちりと世界戦略が進められていたということで、さらに将来へ向けて手を緩める気配がありません。

また、Sea&Airと呼ばれる海上輸送と航空輸送の組み合わせも確立されていて、サービスそのもののソフト面も輸出するという戦略も実践されています。

カジノ政策ですが、観光公社が経営する7Luckについて詳細な説明を受けました。
これまで千葉県ではMICE機能の中にカジノを導入することや統合型リゾート(IR)を志向して議論がなされていますが、外国人専用の単体のカジノの導入という方策も”あり”と感じました。
既に仁川国際空港では隣接地にカジノ施設を計画していますが、観光公社の方の説明では、「国際空港がある事が条件」という言葉も印象に残っています。

現在韓国は国民の可処分所得が減少していますが物価上昇が続くインフレ状態にあります。
また、国民の約4割が首都圏に集中し、少子高齢化が進み今後様々な財政問題も顕在化してい来るものと思います。

しかし、国際的な戦略を明確にし将来への希望を国民に与え続けている感を強く感じました。
この点は、議会制民主主義の下で政策が安定しない我が国と、大統領制によって明確な方向性を示せる韓国との大きな違いであるように思います。

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2011年12月20日 (火)

県議会は本日で閉会

ここのところ慌ただしく動いているため、コメントも多く頂いていながら返す事も出来ず申し訳ありません。
出来る限り対応しますので今後も多くのコメントを寄せていただければと思います。

さて、千葉県議会は本日、執行部提案の議案全件を可決し閉会しました。
本会議の前後も様々な会議で忙しく感じた1日です。
次回の議会は、2月17日に召集され予算委員会が設置されて新年度予算を審査します。

そして私もこの予算委員会の委員に選任される事となり、千葉県の平成24年度予算について詳細に議論する機会を得ました。
しっかりと準備をして行きたいと思います。

尚、明日から3日間、韓国を訪問し主に仁川国際空港や仁川港等の視察を行います。
私たちの視察の後には、成田市長をはじめとする空港周辺市町の市長・町長らも同じ内容を視察するとの事です。
世界的にも評価の高い仁川国際委空港について精力的に視察をし、今後の成田の戦略に生かせればと考えています。

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2011年12月19日 (月)

南三陸 佐藤 仁町長が成田市役所で講演します

今日は県議会は休会日。そこで日中のほとんどを地元成田市内で過ごしました。
夜には都内憲政記念館で開催された林 幹雄代議士の行事に出席しましたが、所用のため30分ほどで失礼し地元へとんぼ返り。
成田に戻って後援会についての打ち合わせを行いました。

さて、先日来このブログ上で触れてきた内容が具体化してきたのでお知らせします。
来年の2月9日、成田市役所大会議室で成田市生涯大学院の公開講座がありますが、宮城県南三陸町の佐藤 仁町長が講師を務めていただける事となりました。

南三陸町が津波で大きな被害を受けた事はご承知の事と思いますが、佐藤町長は津波襲来の際に防災庁舎の屋上で鉄塔に必死につかまり生存する事が出来ました。
しかし、一緒にいた町職員らは力尽きて波に流されてしまったということです。
この世の出来事とは思えない惨事を経験して先頭に立って復興に当たっている佐藤町長のお話を聞けるという事は、大変貴重な事だと考えています。
是非多くの方々のご来場で席を埋めて欲しいと願っています。

「宮城県南三陸町の被災実態と復興への挑戦」
 平成24年2月9日(木) 9:00~10:30
 成田市役所 6階 大会議室にて
 講師 宮城県南三陸町 佐藤 仁 町長
 主催 成田市教育委員会 

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2011年12月18日 (日)

騒音の影響を受ける地域の苦悩

今日の午前中、成田市内を移動していたところ中郷地区の随所に人の集団を発見。
その内に知人が道端に立っていたため声をかけてみると、駅伝大会が行われているとの事でした。
この駅伝大会は、今年で28回目を数えるとの事です。

昭和45年に地元の中学校が閉校し、そして今年3月で旧村の時代から長い歴史を刻んできた小学校も長い歴史に幕を閉じました。
そして地区の人口も約1,300人に減少しています。

成田空港の存在で発展を続けてきた成田市ですが、航空機の騒音の影響を受ける地域は様々な問題を抱えています。
そしてこの中郷地区は、全地域が市街化調整区域であり移転対象となった世帯も多かったため、住民が減少し続けてついに小学校も閉校となってしまいました。

今年の駅伝大会は、小学校が閉校して初めてであったため、主催者側にも多くの心配があったそうです。
しかし閉会式で「取りあえず30回を目指して頑張ろう」との声がありました。

成田空港の更なる発展を目指さなければなりませんが、人口が増えて成田市の発展を牽引する地域がある一方で、騒音の影響を直接受けて将来像を描けず多くの問題や課題を抱えている地域が存在している事実が交錯した今日でした。

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2011年12月17日 (土)

今日はサンタクロース

いよいよ冬本番の寒さを感じるようになってきました。
風邪を引かないように乗り切りたいと思います。

さて、今日は私が理事長を務める保育園の「おゆうぎ会」。
三里塚コミュニティーセンターをお借りして、午前に三里塚第一保育園、午後から第二保育園のおゆうぎ会が開催されました。

__ 午後の最後にはサンタクロースを演じました。
自分では成りきっているつもりですが、年長の子供たちは騙せないようです。
しかし、家に帰って年中の娘が「今日は本物のサンタさんが来た」と言ってくれた言葉に救われた思いです。

夜には三里塚第一保育園の園長が県内で10人の保育士賞(ルビー賞)を受賞したお祝いを行いました。
この賞は、長年児童保育に貢献した保育士に贈られるものですが、単なる年数ではなくその実績が問われるため、ほんの一握りの保育士のみしか受賞できません。
我が保育園では、過去に1名そして今回1名で計2名の受賞者となりました。
保育環境も年々変化を求められて来ていますので、ニーズに応えるためにも職員と共に努力をしていきたいと思います。

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2011年12月16日 (金)

八ツ場ダム 政治判断で苦悩する地元の存在を忘れてはならない

県議会は委員会日程も終了し、残すところ20日の本会議のみとなり日中の予定にも若干の余裕を感じています。

さて、本日の午後7時過ぎ八ツ場ダムに関する1通のFAXが執行部から入りました。
それによると千葉県を含む1都5県の知事・副知事が官房長官に対して「八ツ場ダム建設事業継続の決断を求める申し入れ」を行ったとのことです。
八ツ場ダムの今後については、今月中に決定されることが明言されているため、関係都県が足並みをそろえて決断を促したものです。

既に国土交通省関東地方整備局は「建設妥当」との見解を示し、「今後の治水のあり方に関する有識者会議」からもその検証作業は「科学的・合理的に行われたもの」との判断が示されています。

この八ツ場ダムの建設は、民主党のマニフェストで「中止」とされて袋小路に入り今現在に至っていますが、数十年にわたる地元の苦悩を考えると成田空港の歴史とも重なってくるものがあると感じています。

地元の住民や行政は、国家の要請があって協力し続けてきたにもかかわらず、政治情勢の変化によって「不要」との判断を突きつけられたのです。
利水や治水という本来の議論とは全く別の次元とは言え、地元のこれまでの歴史を考慮する必要もあると感じています。

成田も国の都合で一方的かつ強制的に国際空港の建設を押し付けられましたが、その後地元住民が理解を示し様々な努力を継続して来た中で、「成田限界論」を世論に広め、羽田の再国際化を実現したここ最近の流れと八ツ場ダムの現状は私にとって重なって見える部分があります。

もっとも不安に陥り苦しんでいる地元の苦悩を理解する必要もある中で、総合的判断として「建設継続」が望ましい判断だと考えています。

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2011年12月15日 (木)

成田空港 地上交通をもっと安価にすべき

先ほど県議会の総合企画水道常任委員会が終了しました。
今日の委員会では、成田空港関連に絞っていくつか質疑を行いましたが、その中で成田スカイアクセスの利用上状況について尋ねました。

京成本線利用時のスカイライナーが1日平均約5,800人だったのに対して、昨年7月17日のスカイアクセス開業から今年の3月までの利用者が8,300人/日、今年4月から9月までが7,000人/日とのことで、新しいスカイライナーとなって利用が増えているとのことです。

また、成田空港の利便性を高めるために「使いやすく便利な地上交通網を目指してほしい」との要望をし、今月22日に第1回目を迎える『グレード・アップ「ナリタ」活用戦略会議』でもその課題認識を持って議論してほしいと述べました。

ちなみに、成田空港同様に都心から離れている韓国仁川国際空港や香港国際空港では、都心と空港を結ぶ専用のバス、列車ともに現在の為替レートで片道1,000円程度です。
円高の状況などを考慮すると単純比較はできないものの、現状で成田の1/3です。
LCCの就航に期待が寄せられる中で、地上の移動についても利用しやすい料金設定が国内向けにも海外から来る旅客にも必要と感じています。
ちなみに、仁川の例を見ると一般的なバスが10,000ウォン、グレードの高いバスが15,000ウォンという2種類の設定があるのも参考として捉えておくべきとの意見を述べさせてもらいました。

さて、今日はこの後県庁内で事務的作業を続けて、千葉市内での忘年会に臨みます。

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2011年12月14日 (水)

学校現場を訪問 校長先生と有意義な意見交換

今日は午前中に、宮城県南三陸町出身で習志野市在住の画家、外立とし江(はしだて としえ)さんとお会いさせていただきました。
外立さんのご親族は津波で命を落とされており、お亡くなりになった南三陸町議会議長は実の弟さんです。
縁あって色々なお話をさせていただく事となりましたが、津波の襲来とその後の被害などについては何とも表現のしようがない内容です。
今回のご縁をきっかけに、講演会などの開催を模索中です。

午後からは、ユネスコ協会の関係で地元の2つの小学校と母校である中学校を訪問し、校長先生と様々な意見交換をさせていただきました。
成田ユネスコ協会では、毎年この時期に識字率向上のための「世界寺子屋運動」の書き損じはがきキャンペーンへの協力をお願しています。
各学校で差はあれど、毎年集まった書き損じはがきが非識字者の多い国の寺子屋建設に充てられています。
しかし、最近では年賀状を書く子供が減っているとの事で、実際には教職員のご協力が大きいようです。

ユネスコの話題から離れて、様々なお話をさせていただきましたが、「教員の人材確保」については、”重要な課題”である事を再認識したところです。
この件については、今回の議会での質問に入れる事が出来ませんでしたので、教育の重要性を訴える意味でも今後とも調査して議会において議論を重ねて行きたいと考えています。

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2011年12月13日 (火)

復興に対する意識と行動を如何に継続できるかが重要な時期

師走に入り今月も中盤。今年も残り少なくなってきました。
成田駅周辺も忘年会などの関係からか、いくぶん賑わいがある今日この頃です。

さて、千葉県議会は各常任委員会が昨日から2委員会同時開催で行われていますが、私が所属する総合企画水道常任委員会は明後日の15日午前10時から開催される予定です。
付託される議案はないため、執行部からの報告や委員会所管の内容について質疑が行われますが、私からは空港関連の質疑をさせていただこうと思います。

さて、震災と原発事故から早くも9ヶ月が経過しましたが、復興が長期化するにつれて純粋な「善意」も長期化できるのかという疑問が出てきます。
国内外からこれまで多くの支援が被災地に寄せられてきたところですが、長期にわたって支援が必要な中で「善意」のみでは限界があり、本格的な財政出動による復旧・復興が目に見えて必要な時期であると思います。
また、国民の中にある「善意」や復興に対する「意識」を如何に継続できる環境を整えるかも政治的議論として必要ではないかと感じています。

実は、今の内容に関する意見交換を先日、南三陸町にゆかりのある方とさせていただきました。
そして現在、ある講演会を開催出来ないか各機関と連絡調整に入っています。
この方いわく「被災地の復興なくして日本の繁栄はあり得ない」との言葉、強く印象に残りました。
講演会について現段階で具体的内容をお示し出来ませんが、決まり次第お知らせさせていただきます。

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2011年12月12日 (月)

県議会に医科大学誘致議連が発足する見通し

千葉県の人口当たりの医師数が全国で下から3番目の位置である事をご存知でしょうか。
また、医学部数は620万人の県民を擁しながら千葉大学医学部のみで全国最下位なのです。

新たな医科系大学の設置や医学部の設置を認めるかどうかは、国において継続的に議論されています。
そして千葉県としても森田知事は、現状を打破するため医学部誘致に積極的な姿勢を示してきているところですが、この度千葉県議会としても医科大学誘致促進議員連盟が組織される事となり、私も参加させていただく予定です。

また、成田市の小泉市長も医科系大学の誘致を公約に掲げ、私自身も選挙の際に示した政策にも合致している内容です。
ただ、この手の話はとかく政治的要素も強く、各都道府県や大学側の戦略など複雑に絡み合うため公の議論だけでは判断が付かない部分もあると聞いています。

いずれにしても議連に積極的に参加し、医科系大学誘致を目指してまいります。

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2011年12月11日 (日)

野球大会でほぼ1日

20111211_084437 今日は私が会長を務める硬式少年野球成田リトルシニアが主催する「第19回成田リトルシニア旗杯選抜少年野球大会」が開催されました。
ご来賓として、小泉市長、平良成田市議、成田高校野球部尾島監督らにご臨席いただ、34チームの参加を得て開会式を行う事が出来ました。
成田リトルシニア出身の日本ハムファイターズ 岩舘 学選手にも参加していただく予定でしたが、急きょこれなくなってしまったという事でこの点は残念でした。
本日と17,18日の3日間、8会場で熱戦が繰り広げられています。

私が少年野球や中学で野球部に所属していたころには、この冬の時期の大会は考えられませんでしたが、近隣でもいくつかの大会が進行しているそうです。
年間を通して忙しく活動している事が伺えます。
成田の少年野球のレベルが向上し、そして多くの子供たちが体を鍛え心身ともに健全に育ってくれる事を望んでいます。

午後からも自宅近くの会場での試合を観戦させていただきましたが、私の出身の地元チーム「三里塚ライナース」は初戦敗退という結果に終わってしまいました。

ちなみに我が家の二人の子供を連れて行きましたが、小1の息子は興味津々、一方5歳の娘は全く関心なしという状態で、男女の差が出ていたようです。

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2011年12月10日 (土)

農業後継者不足を再認識

今日は日中にある農家の方とお話しする機会がありました。
農業問題の重要性は認識しているものの、「後継者がいない」という現実のお話を直接聞くと議会での議論と実際のかい離を感じさせられます。
お子さん二人は既に外に出られ、夫婦二人とお手伝いに雇用している1人の三人で毎日の作業に当たっていますが、「後を継ぐ当てもないのに、このまま続けて行く意味があるのだろうか」とのお話に答える事が出来ませんでした。

また、お手伝いの人も本来であれば忙しい時だけで良いのに、いざという時に人手が足らなくなる不安から雇用し続けなければならないとの事で、経済的にも楽でないとの事でした。
「せめて後をやる人がいれば」との言葉に、後継者問題の重要性を改めて認識したところです。

今日はこの後複数の予定があるため、短い更新で失礼します。

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2011年12月 9日 (金)

収賄事件再発防止・法令遵守等に関する調査特別委員会の中継を見させていただきました

真冬の寒さとなった今日は、県議会が休会であったため、ほぼ1日成田市内で過ごしました。
所属するロータリークラブの例会にも参加させていただき、空港会社NAAの森中社長の卓話を聞く機会にも恵まれました。

午後からは、所用があり成田市役所へ行くと、午後2時から「収賄事件再発防止・法令遵守等に関する調査特別委員会」が開催されていましたので、庁内中継を約2時間ほど見させていただきました。
2件の職員逮捕という事件を受けて、議会としての在り方が問われています。
私自身も市議会に籍を置いていた時の事件ですので当然に無関心というわけにはいきません。
市民からもこの委員会の運営等に関して意見も寄せられているとの事で、関心の高さを伺う事が出来ます。
各委員からは様々な質疑が出されていましたが、誰もが経験のない委員会の運営に議会としての役割をどのように位置づけるのかについては未だ定まっていないかのように感じたところです。
今後の議論にも注目していきたいと思います。

話は変わりますが、インフルエンザの予防接種を受けました。
昨年も受けた予防接種ですが、そのお陰もあってか昨冬は風邪を全く引かずに乗り切る事が出来ました。
この冬もそれを願っていますが、一昨年は予防接種直後に風邪を引いたという体験もありますので、ここ数日気を抜かずに乗り切りたいと思います。

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2011年12月 8日 (木)

総武本線佐倉ー銚子間活性化議連が結成されました

県議会は今日で前半の一般質問の日程が終了しました。来週からは各常任委員会が開催されます。

さて、「千葉県の人口が減少」という記事が先日ありました。
日本全体が人口減少時代に入っている事はご承知の通りですが、千葉県の推計では平成32年頃まで微増で推移すると予想していただけに各方面で驚きの声がありました。
ただ、これには震災と原発事故による影響があるとの指摘もあり、本来減る要素が少ない都市部でも減少しています。
最終的には通年の結果を待たなければなりませんが、いずれにしても都市の活力であり基本である住民が予想に反して減少したというのは経済的にも影響が出てくるものと思います。

広い千葉県内各地では既に人口の流失が数年来続いていて、各市町でも問題意識を持ってはいるもののその傾向に歯止めがかかりません。
そして今日、そのような状況の中で総武本線の佐倉ー銚子間の利便性を向上するための推進議員連盟を沿線を選挙区とする議員が呼びかけ人となって立ち上げる事となり、名を連ねさせていただく事としました。

現在の総武本線の佐倉から銚子までの沿線は、やはり人口減少傾向にあり高齢化も進むなど様々な問題が生じてきています。
そして、歴史ある総武本線の利便性を向上させて沿線の活性化を図りたいとの思いで議員連盟が立ちあげられました。
ちなみに千葉県内で2番目の市政施行を成し遂げた銚子市はその傾向が顕著です。

鉄道事業者によれば利用者増が先、住民からは利便性が向上しなければ利用者は増えないとの思いが交錯します。
全国的に同様の問題が発生していますが、同僚議員の思いを受け止めるとともに千葉県の問題として共有しなければならないと考えています。

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2011年12月 7日 (水)

安心安全で美味しい千葉のブランド豚肉

1 県議会は一般質問が続いています。

本会議終了後、ナイスポークチバ推進協議会の活動報告会に参加させていただきました。
千葉県の「安心で安全な美味しい豚肉」を生産する養豚生産者が結集し、成田市内でもダイヤモンドポーク笑顔大吉ポークなどが生産され千葉の美味しいブランド豚肉として流通しています。

__ 農業・漁業そして畜産業も千葉県を支える産業として存在していますが、今後もこれらの産業を維持発展させていかなければならないと考えています。

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2011年12月 6日 (火)

空港の更なる充実発展には周辺住民の理解が必要です

県議会は一般質問が続いています。今日も午前に2人、午後3人が登壇しました。

同僚の山武郡選出の実川議員の質問で、成田空港関連が取り上げられましたが、騒音地域の実情や課題について触れていました。
その中で、空港の発着枠30万回の合意に至る過程の中で住民の皆さんと様々な議論をした訳ですが、「防音工事の恒久化」についても取り組む事としていました。
しかし「防音工事の恒久化」を行うには、実施主体となるべき「共生財団」の存続が必要となり何よりその財源が必要となります。

今日の質疑では、「今年度中に方向付けが出来る」との内容の答弁がありましたので、県がかかわる大きな内容の一つがようやく動き出すものと思います。
しかし、その他の市町が主体となって取り組むものなどの進捗の遅れもありますので、関係機関との連絡調整を図りながら進めてもらいたいと思います。

成田空港の更なる充実発展は地域の理解がないと進まず、千葉県そのものの発展もありません。
その事を関係行政機関とNAA、更に地元住民のみならず広く県民の皆様にもご理解をいただきたいと思います。

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2011年12月 5日 (月)

幕張メッセの稼働率は34%

県議会は今日も個人の一般質問が行われ、様々な質問が行われました。
自民党の先輩議員の質問の中で、幕張メッセの稼働率についての内容がありましたが、平成22年度で34%だったそうです。東京モーターショーも東京ビックサイトに移ってしまい、更に今年度は低くなるかもしれません。
ちなみに、東京ビックサイト、パシフィコ横浜共に70%以上だそうです。

また、別の議員からは千葉県が構想を掲げているカジノを含むMICE機能ですが、森田知事からシンガポールを視察しての感想が述べられ「統合型リゾートIRを目指すべき」との答弁がありました。

これに対して、議員からは「成田空港周辺を視野に入れているという事だが、幕張の現状を考慮したり、アクアラインの有効性などから木更津の金田地区も有力であるので検討すべき」との意見がありました。

成田市を地元に持つ私としては、千葉県がかねてより「成田空港周辺に」と言っていたにもかかわらず、成田市をはじめ地元自治体・関係機関や民間レベルの盛り上がりが殆どなく議論すら進まない現状を歯がゆく思っていました。
県議会の中には「空港に近接する必要性があるのか」との意見があります。

カジノ法案の行く末もまだはっきりしない部分もありますが、千葉県として進めるにもかなり高いハードルがあると感じています。
そして、議論が具体化すればするほど”適地”の選定に綱引きが予想されます。

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2011年12月 4日 (日)

街が明るくなりました ペットボトルでクリスマスツリー

今日は日中、我が家の子どもたちが通う水泳教室へ。
”テスト”と呼ばれる日だったそうで、このテストを経てスイミングキャップの”バッチ”が増えて行くのです。
長男は残念ながら新たなバッチ獲得とはならず、長女はバッチが一つ増えました。
子供たちにとって向上心を誘うように様々な工夫がされているようで、親もテストの結果が非常に気になっているようでした。

20111204_165215 午後からは1件打ち合わせを行い、その後夕方からは市内並木町で開催された「街に明かりをともそう IN 並木」に参加させていただきました。
今年で3回目のこのイベントですが、ペットボトルを用いての大・中・小のツリーが立派に完成していました。子供たちも楽しみにしているようです。
ただ、その陰にはイベントを企画し様々なご苦労されている大人たちがいるわけですが、並木町という地区の連帯感と行動力には頭の下がる思いです。

今日は会場がの狭さを感じるほどに子供たちや保護者が集まっていましたが、地域の子供が多くいる事で”明るさ”を感じました。
少子化が続き今後若年性が偏在するようになってくると想像していますが、各地域が継続して発展するためにも子供たちの存在が欠かせないとの思いを持ちました。

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2011年12月 3日 (土)

地区の20周年 継続的な発展を期待しています

12月に入って初めての週末の今日は、多くの行事が行われました。
あいにくの雨で、影響を受けたものもありますが私の出席させていただいた行事は予定の一部変更をしながらもなんとか無事に終了したというものもありました。

Photo 出席した行事のうち、「郷部・美郷台地区20周年記念」の行事がありました。
この地区は、成田の発展の歴史を刻んできた地区であり、現在多くの方々が生活しています。
この住宅地は、成田第一特定土地区画整理事業として、成田空港の開港2年後から具体的な事業として動きだし、総事業費94億円、面積90.2haが開発されました。
今日の記念式典には、区画整理事業に携わってこられた方や地域の発展に尽力された方など多くの方々が参加し、20年の記念を祝していました。

私からは、「まちは生き物です。20年で大人になったこの地区に対してこれからも愛情を注ぎ育てていただくのは、行政ではなく住んでいる皆様です」との思いを申し上げました。
現在行われている積極的な住民の皆さんのまちづくりを継承してもらいたいと願っています。

1 その後別の行事を経て、会長を務める成田リトルシニアリーグの卒団式に出席。
来年高校へ進学する卒団生一人一人に修了証を手渡しました。
卒団する全員が高校でも野球を続け、甲子園を目指すとのことです。
これからも引き続き好きな野球を続けて素晴らしい高校生活を送ってほしいと願っています。

夕方からは複数の忘年会へ。
師走に入り忘年会が多くなりつつあります。体調に気を付けながら乗り切っていきたいと思いまうす。

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2011年12月 2日 (金)

県議会一般質問に初めて登壇

県議会は昨日から一般質問の日程が始まり、昨日が自民党と民主党そして今日の午前中が公明党の代表質問が行われました。
そして、今日の午後からは個人の一般質問となり、午後3時前から私としての初の県議会での一般質問を行いました。

内容は先日お知らせしたとおり、

  1. 成田国際空港について
  2. 道路ネットワークについて
  3. 県営住宅について
  4. 農業問題について

の4点でした。

「成田国際空港について」では、空港の歴史を踏まえたうえで県としても主体的積極的な取り組みを訴え、特に期待されるLCCへの対応などについて質問させていただきました。
森田知事からは、成田闘争で殉職された警察官に対する思いを述べていただきましたが、実は答弁の予定になかったないようです。
森田知事の義兄が警備隊に所属していたとの事で、事件の悲惨さをかつて聞いたことがあったそうです。
そして千葉県のリーダーとなり、慰霊碑に手を合わせ知事として成田空港に関して全力で取り組むとの誓いをしたとの事でした。

2点目の道路関係ですが、再来年3月の開通を期待していた圏央道大栄ー稲敷IC間ですが、遅れる可能性が多方面から確実視されています。
しかし、千葉県として正確かつl公式な情報が得られていないとの事で、「全線開通が遅れる」との答弁はありませんでした。

3点目の県営住宅ですが、高齢化と老朽化に対応するためには多額の財政負担を要し、現状の千葉県では対応不可能との認識を持っています。
また、現行計画は計画期間の半旗を終えた時点でその進捗率は非常に低く、到底計画を達成できる状況にはないのです。
そこで、民間活力を積極的に導入すべきとの訴えをしたところですが、新たな政策に一歩踏み出すのが苦手な行政らしい答弁でした。

4点目の農業問題ですが、厳しい環境にある農業の現状を訴えるとともに、担い手育成の重要性と農業経営のモデルなどについて問いました。

時間に余裕がなく、自席からの質問や要望が十分ではなかった点が反省材料ですので、今後に生かしていきたいと思います。

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