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2012年1月 4日 (水)

山手線新駅設置とアジアヘッドクォーター特区 成田に及ぼす影響はあるのか

お正月気分もそろそろ切り替えて社会復帰をされた方も多い事と思います。
私の1年の中でもお正月は数少ないお休みをいただける期間ですので、家族と共に過ごさせていただきました。
そして明日から日常の活動が始まります。

さて、今日のニュースで「山手線に40年ぶりの新駅設置」というものがありました。
この内容ですが、現政権になって打ちだした総合特区制度と大きな関係があります。

東京都では、総合特区制度のうちの国際戦略総合特別区域として「アジアヘッドクォーター特区」を申請していましたが、昨年末になって国から正式に指定を受けました。
そして、この構想の核となってくる地域が品川ー田町間の新駅設置を行う地域で、再開発事業を行いニューヨーク、ロンドン、パリに次いで総合力世界4番目の都市として数えられる「TOKYO」を戦略的に発展させていこうというものです。

その目標には、「欧米・アジアのグローバル企業のアジア本社・研究開発拠点を誘致し、民間投資を誘発」という理念のもと、

  • アジア地域の業務統括拠点・研究開発拠点を5年間で50社以上誘致
  • 外国企業を5年間で500社以上誘致

とあります。

世界の中の日本の地位低下が現実となっている中で、このような国を挙げての戦略は歓迎すべきですが、東京への一極集中を更に進める事ともなります。

そして私が危惧するのは、今回の「アジアヘッドクォーター特区」が再国際化された羽田空港の立地を意識しているという事。つまり、羽田空港の国際線の活用をこれまで以上に推し進める可能性があるという事で、反面アジアのハブを目指す成田の優位性がどのように保てるのかという事です。

リニア新幹線も品川が始発となり、東京の湾岸部が大きな変貌を遂げる計画が着々と進んでいます。

成田スカイアクセスの東京駅乗り入れについて、東京都が難色を示している事が報じられていますが、ビジネスの拠点となる地点と成田空港のアクセス向上は何としても実現しなければならないと考えています。

お正月早々、日本の戦略が動き出している事を実感しますが、国際空港を擁する千葉県として成田市として様々な動きに敏感になる必要があります。世界そして国が動いている事を常に認識しなければなりません。

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コメント

確かに首都である東京は、政治的配慮や国家戦略とも直結しやすい優位的な立場にあるため、その動向は地方にとって驚異に映る側面もあります。
現在、地方に求められることは、
「歩みを止めないこと。驚異に屈することなく、責任の持てる未来に向かって正しい方向を見失うことなく半歩づつでも前に進むこと」です。

昨今、首都圏中心部においては、埋め立て地を主体としたウォーターフロント開発が賑わいを呈しています。
私たちは、今回の大震災で何を学んだのでしょうか。また、何を学ぶべきなのでしょうか。
重要な都市機能を海や河口に近い場所に集中させることは本当に正しいことなのか疑問に思う観点もあります。
成田でいうならば、東京にないもの、東京では実現できないものが少なからずあるはずです。
ピンチをチャンスととらえて、また今回の震災のような不測な事態に備えて、首都との連携機能や代替機能、そしてさらにそれを上回る機能を充実させていく必要があるでしょう。

投稿: 愛葉常二 | 2012年1月 5日 (木) 11時39分

小池まさあきです。
愛葉さんいつもありがとうございます。
競争社会の中で自治体や地域間の競争も激化しています。このような状況がかえって地域を疲弊させる事にもなっているのではないかと思うところですが、かと言って静観しているわけにもいかず世の中の動きがどうしても気になってしまう性分です。
しかし、ご指摘にように首都東京と同一レベルで考えるのではなく、自らの戦略を確実に進めることに集中する必要がありますね。ただ、その戦略に欠如しているというところに危機感を持ってしまうのです。
これは、県政に携わっている私たちの責任でもあると認識しなければなりません。
成田にできること、すべきことを政策として掲げてまいりたいと思います。

投稿: 小池まさあき | 2012年1月 8日 (日) 08時51分

成田空港は千葉にありますが、都市コードは東京です。
成田空港は東京の玄関口ですから、東京が発展するのはプラスになります。

現状の計画では、羽田の発着枠が拡大されるといっても最大昼間に6万回です。
成田空港は30万回まで増えます。

東京が発展すれば、需要の取り合いでは無く純増になるので感激すべきではないでしょうか。

場所が品川周辺と言っても、成田エクスプレスが停車しますし、短絡線が出来ればスカイライナーも停車するかもしれません。

ちゃんと成田空港の機能を充実させていけば十分勝負出来ます。

問題は、危機感を持ってきちんと発展させるように行動に移せるかどうかです。

なんとかしないととか言いながら、いざ行動が求められる時になると住民が騒音がとか言い躊躇してしまうようでは絶望的です。

投稿: 地元民 | 2012年1月11日 (水) 01時08分

小池まさあきです。
日ごろから成田の存在感が低下する事に危機感を持っているため、羽田を擁する東京の動きが気になっていました。
特にアジアヘッドクォーター構想は、品川周辺を大規模に変えるものですので、近接した羽田空港の存在、そしてリニアとの接続などを考えると成田空港にも大きな影響が出るのではないかと考えていたところです。
しかし、おっしゃるように東京の発展が成田に好影響を与える部分大きくあるという事に視点が当たっていませんでした。
成田としては、更なる地上アクセス向上、特に成田スカイアクセスの東京駅への乗り入れ、圏央道・北千葉道路の早期開通を実現する事で東京の発展を取り込む戦略を考えたいと思います。

投稿: 小池まさあき | 2012年1月16日 (月) 11時12分

東京、首都圏が更に発展して需要が増えるので、奪い合いではなく純増になり成田も旅客は増えます。

今やるべきことは、成田空港の将来性をアピールすることと今のうちに地位を固めておくことです。

今後の増加は羽田で賄うということにならないよう、成田空港も今以上の増枠が可能であることを示す必要があります。

アクセスもそうですが、航空会社への直接の利便性を示せる深夜延長が特に重要です。

羽田でやるからいらないといわれる前に議論を進めて、必要なら補償を受けられるようにするべきです。

今のままだと補償ももらえず空港も衰退ということも考えられます。

あと、去年の国際会議開催は日本が世界二位とのことです。
空港を利用した会議場の話にもプラスなことでは無いでしょうか。

投稿: 地元民 | 2012年1月18日 (水) 00時09分

小池まさあきです。
オープンスカイによって私たちが気にしなければならないのが「エアラインの判断」。そして「エアラインに対するサービスの向上」かもしれません。
深夜延長、朝の着陸便の前倒しについてもその一環として捉える必要があると認識しています。
A滑走路であれば運用の歴史からしても地元の理解も得られるのではないかとの思いを持っています。

投稿: 小池まさあき | 2012年1月24日 (火) 09時41分

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