ニュータウンの変化 公営住宅の再生も必要です
すっきりしない天気が続いた今日は、成田市内、印西方面での活動となりました。
途中、成田ニュータウン内を何度も通りかかりましたが気が付いたことが一つ。
「新たな戸建て住宅用地が次々に造成されたこと」です。
それもかつて企業などが寮等として利用していた土地が生まれ変わっています。
これまでも企業所有の土地に新たにマンションが建設されるなど、成田ニュータウンが着実に変化を遂げてきましたが、最近では戸建て住宅用地がまとまって供給されています。
これに伴って行政としては、小・中学校、幼稚園、保育園そしてその他の公共施設の計画的な整備・充実が求められることは必至です。
一方、高齢化も急速に進む中で、県政で私が主張している政策の一つに「県営住宅の再生」があります。
エレベータを有しない県営住宅が多くあり、さらに築40年近くに達する県営住宅も多く存在する中で、今後も住宅のセーフティーネットとしての役割を担うべき公営住宅の在り方を根本から議論すべきと訴えています。
具体的には、大規模な修繕や建て替えは厳しい財政状況からしても限られた対応にならざるを得ないことから、民間活力を導入して既存敷地の有効利用や高度利用を行い団地再生を行うべきとの主張です。
その際に、福祉関係施設も建物内に併設させます。
これによって、減り続けている公共投資に代わって公共性の高い新たな投資が民間資金によって行われるなど、経済的要素としても利点があると考えています。
今のところ県当局の反応は鈍いのですが、県内約20,000戸の県営住宅の維持、建て替え需要が次々と発生する中で、議論は待ったなしと考えていますので今後も引き続き訴えて行かなければならないと考えています。
| 固定リンク
コメント