ジェットスター最終便 欠航2度目
今日は午前中に県庁にて打ち合わせ、午後からは北千葉道路事務所で事業の計画や進捗について確認を行いました。
3年間教育長として務めた鬼澤佳弘教育長も今日が最終日。ということで、教育長室にお邪魔し千葉県教育行政の課題などについていろいろとご意見を賜りました。
鬼澤氏のご両親は私の地元の成田市遠山地区出身。その様なこともあって親近感を持っていました。今後も文部科学省にてこれまでの経験を生かしながら活躍して欲しいと思います。
さて、先週の火曜日ジェットスター就航初日に新千歳発成田行きが欠航しましたが、本日も同じ便が欠航しました。
この最終便は、定刻で成田を18:30に出発、折り返して新千歳を20:40に出発、成田に22:20に戻るダイヤです。
今日の18:30発予定の便が機体トラブルで1時間遅れとなり、結果として成田空港の運用時間制限23:00に折り返して到着できないという判断から、欠航となりました。
この最終便については、就航初日に欠航して苦言を呈されたところですが、”また”という批判が出そうです。
「安いから仕方ない」は日本人には受け入れ難く、当然に安全面が第一優先されなければなりませんが、定時制も重要な要素です。
また、その批判が厳しい運用時間制限を課している成田空港そのものにも向いてくるかもしれません。
ジェットスター側には、このような欠航の再発防止に努めていただくことをお願いしなければなりませんが、成田空港の運用時間制限のあり方についても様々な視点で議論し検討して行く必要性を感じています。
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コメント
ジェットスターの欠航については、すでに“また欠航”という新聞の見出しが出ています。
直接的に成田は門限があるから使えないと言及している記事はありませんが、利用者サイトなどでは成田の門限そのものへの言及がされています。
ギリギリのダイヤ設定にも問題はあるが、そもそも23時が門限の空港というのが論外という意見が多数見られます。
成田も時間延長の対応をしてあげるべきという意見もありますが、それはの実現は不可能だろうから別の拠点を考えるべきという意見もあります。
成田の深夜延長は不可能、やる気すらないという意見があることは、将来性にとってマイナスです。
議論だけでもすることは必要だと思います。
投稿: 地元民 | 2012年7月13日 (金) 15時34分
防音工事の格上げというのは、既に対策されている家屋の防音機能を強化するという意味でしょうか。
それとも、新たに対象世帯を増やすという意味でしょうか。
30万回に向けての騒音対策は必要ですが、現状は23、5万回までの対策がされていると聞きます。
今年度の予想発着回数が21万回強とのことですので、現状で対応していると思います。
今後、実際の発着回数より余裕をもって防音工事を進めていく必要があると思いますが、それまではその先のことを一切話せないということではないと思います。
空港や自治体側は早期実現を目指すべきだとしても、住民側は以上のことを踏まえて、多少は理解を示してもいいのでは無いでしょうか。
説明会の場で、発着枠が増えても飛行機は飛ばないのだから増枠は必要無いと言っていた人達の論理からすると、30万回の騒音が発生するわけでもないはずです。
カジノ関連について、成田の活性化は必要だと思いますが、それがカジノなどの複合施設である必要はないと思います。
成田には集客力がなく、もっと相応しい場所があるという意見には反論したくなりますが、そのようなものを造るより相応しい対策があるとも思います。
カジノを造る資金があるならば、その資金で乗り継ぎ用宿泊施設をターミナル内に造るなど空港機能拡充に充てたり、深夜延長の対策費にしたりということの方が直接成田の活性化に繋がるのでは無いでしょうか。
投稿: 地元民 | 2012年7月13日 (金) 15時48分
小池まさあきです。
防音工事には騒音の線引きによって種類があります。成田周辺ではB工法、C工法が実施されていますが大きな差があるのです。
C工法はサッシの交換と空調機の設置のみで、B工法のように壁や天井への防音施工は行われません。
特にC工法ではその防音効果について十分でないとの指摘も多くあり、30万回の合意をいただく条件としてC工法の内容を充実させる内容を地元に提示した経緯があるのです。
しかし、前にも書いた通りこの作業は全く進んでいません。実際に航空機が伸び悩んでいる状況ですので問題ないとも思われるかも知れませんが、行政が地域に約束したという事は誠実に実施することが必要です。
IR、カジノ関連ですが、その建設などに要する費用は、行政が支出するという前提で議論していません。あくまで進出する企業が投資をするというのが基本です。
誘致する上で関係する財政支出はあると思いますが、実際に行政が建設投資を行うものでないという仕組みであることをご理解ください。
投稿: 小池まさあき | 2012年7月14日 (土) 08時50分
14日の日経新聞の9面に、LCCの記事がありました。
成田の門限について、「成田問題 深夜は滑走路使えず」という書き方になっています。
今月3日に就航したばかりなのに、二度目の欠航を出して出だしで躓いたとの内容です。
24時間飛行出来る関空と異なり、成田は住民への配慮で門限があり、関空に比べるとより成田の使いにくさが鮮明にとのことです。
最後には、成田空港はLCCを定着させるために経営姿勢の転換が求められそうだという記述で終わっています。
ギリギリのダイヤだけでなく、使いにくい成田に拠点を置いたこともジェットスターの問題点の一つという認識をされてしまっては、成田にとっては致命的です。
関空との比較もされていて、関空も第二拠点として使うジェットスターが成田に見切りを付けて関空を中心にという可能性を見ることも出来ます。
成田空港やジェットスターだけの問題ではなく、空港運営に影響を与える地元の問題でもあることをきちんと認識する必要があります。
投稿: 地元民 | 2012年7月15日 (日) 02時30分
門限緩和について具体的に対策をする予定などはどうなのでしょうか。
門限が原因の欠航が二日続けてとなったら致命的です。
早急な対応をするべきです。
騒音対策については、対策が必要無いと言っているのではなく、すぐに完了しないと次の話が出来ないという現状をなんとかすべきという話です。
22万回時の対策が23、5万回分の対策をされているのであれば、今年度の発着回数が21万回の予想ですのでカバー出来ていると思います。
住民側も、発着回数に応じて対策してくれればいいという寛容さをもち、更なる機能発展に協力するべきです。
羽田国際化など状況が目まぐるしく変わり臨機応変な対応が求められる中で、30万回の対応をしなければ一切今後の話は出来ないというのであれば、自分達で成田の将来を潰すのと同じです。
競争力をつけなければ地元対策の費用も賄えなくなります。
住民も協力するべきです。
カジノ関連ですが、民間に丸投げするわけでも無いと思います。
誘致するには民間企業にとって魅力のあるものでなければならず、そのためには予算が必要です。
それを空港対策に直接充てたらどうかと思いました。
成田空港の活性化策としてカジノ施設を造った場合の経済効果を調査したら、他の地域が欲しがってしまうという結果になっています。
別の地域に造るとなれば、その調査費は無駄になってしまいます。
揉めて泥沼化するよりは、カジノなどというものではなく、空港を直接活性化するという方針の方がいいのでは無いでしょうか。
投稿: 地元民 | 2012年7月15日 (日) 02時47分
小池まさあきです。
ジェットスターでクローズアップされたカーフューですが、これまでも23時の制限で多くの障害が出ていました。
今回の事で改めて広く認知されたという事で、過去から成田の課題としての受け止めはされているところです。
しかし、議論が目に見えて前に進まないのは、成田の歴史的経緯が根底にあり、特に空港北側地域の方々には2度の滑走路延伸で多大な迷惑をかけてしまった、そしてその課題も残っている中で30万回の合意を押し切ったという事実があります。
成田市、芝山町、千葉県それぞれの行政機関でもカーフューが最も神経を使うテーマである事を認識しており、国までも巻き込んだ議論としなければ実を取る事は出来ません。
とは言え、成田空港の将来に係る重大な局面とも受け止められますので、まずは条件付きで遅延便の受け入れからでも早急な議論が必要であると意見しているところです。
行政を動かす努力と、機会ある度に私から市民に対して成田の現状をお話しさせていただいていますが、理解のある方々にもっと公に大きく声を出していただく必要もあると感じる昨今です。
丁寧な議論をして行かなければなりませんので、時間はかかると思います。
もう1点、”カジノ”でなくIR・MICEと表現させていただきますが、私は成田空港の活用と観光政策を融合させる事が第一と考えています。
行政の財政負担は今のところ調査費用程度でそれ以外に予定しているものはなく、あくまでも民間レベルの動きが主導になります。
また、空港整備自体に地方自治体の予算を投入する事は現状の成田空港に関しては困難な状況です。
投稿: 小池まさあき | 2012年7月18日 (水) 08時35分
ジェットスターの欠航が三回目ということで問題視されていますが、うち二回は成田の門限が無ければ起きなかったことです。
早急に対策しないと、雇用も失われる事態になります。
成田は危機感がないからどうせ無理だと言われるのは悔しいです。
歴史的経緯といいますが、将来を犠牲にしてまでこだわる歴史があるのでしょうか。
重要視される歴史があるとするならば、様々な人の努力でここまでのものを造りあげたということについてです。
自分達は被害者だという歴史は、航空博物館のところにある歴史についての施設で、恥ずかしげもなくテロに使われた道具を展示していることからも、主張する資格はありません。
国を巻き込んだ議論ということですが、国が成田を重視している時にやるべきでした。
国の重点が変わって来た今になって、国が動くのを待っているのでは危機感が無いといわれても仕方ありません。
自分達で合意し、国に協力を要請するくらいの意気込みが必要です。
とにかく、すぐにでも遅延だけでも受け入れるべきです。
理解のある住民に声を大きくといいますが、深夜延長を要望してもまともに取り合ってもらえない状況です。
カジノでもIRでも、公的な支援無くして民間に丸投げであれば、実現はまず無理だと思います。
しかも、今になって県内で取り合っていますので、絶望的です。
早いうちに見切りをつけて、県には別の活性策を要望した方がいいと思います。
投稿: 地元民 | 2012年7月31日 (火) 02時47分
小池まさあきです。
エアアジア就航を目前に、ジェットスターがバードストライクによって3度目の欠航となりました。欠航しやすいLCCという報道もされていました。もともとそのようなビジネスモデルである事は解っていたはずなのですが、いざ実際に欠航すると批判的な記事も目立ちます。
成田にとって今の流れを止める事があってはならないと誰もが考えています。
実際にこの場で詳細をお知らせできませんが、様々な意見が出され問題をどのようの克服すべきなのか行動している事実もあるのです。
しかし、前からお示ししている通り議論には過程が必要で、手順を誤ると余計に時間と労力を要することにもなります。
一般の方の多くの意見を出していただく事は重要でありますので、様々な場面で発信していただければと思います。
IR、MICEですが行政が民間に丸投げするというものではありません。「行政が直接投資を行うものではない」という事で、許認可や都市計画上の政策とは密接に絡み、結果として行政も大きな役割を担う事になります。
最終的に民間の開発・運営企業がどこが適地であるのかを判断するという事になるという事です。
それに対して各地が誘致を競うという事は否定すべきものとは考えていません。事実、日本の成長に結び付けたいとする国政レベルの議論でさえも、法案整備の目処も立たずその場所について言及できる状況にはなく、全国各地で誘致活動のみが先行している状況です。
同じように千葉県としては、まず”本県に”という基本政策を打ち出している段階で、具体的な立地などを限定する事は現状で難しい状況にあります。
ただ、あくまでも地元の国際空港を最大限活用するという基本線は崩してはならないという事は言うまでもない事だと主張させていただいています。
投稿: 小池まさあき | 2012年7月31日 (火) 07時44分
エアアジアジャパンが就航開始しましたが、予約状況はまずまずのようです。
就航時に、門限の緩和の要望をしているとの記事がありました。
成田に本社を置く地元企業でもあるわけですから、最大限支援するべきです。
第二拠点の話も出ている中、成田が第一の拠点であり続ける為にもせめて遅延を認めるくらいはする必要があります。
那覇便は門限ギリギリ到着が続いてますので、欠航の危険性が高いです。
三社出揃ったことによる特集記事でも、成田の門限を問題視する記事が見られます。
国土交通相が成田の時間延長は地元の様子を見ながらと述べ、門限緩和について言及したそうですが、大臣が興味を示している今がチャンスでは無いでしょうか。
早急な対応をよろしくお願いします。
手順については慎重さも大切かと思われますが、それなら尚更早急な議論が必要です。
賛成意見については、賛成意見を述べても蔑ろにされている現状があります。
賛成意見も認められるような環境をお願いします。
IR施設ですが、場所を決め用地を確保するなどして誘致をしないと難しいと思います。
熱意を示せないと、全国的な競争に勝つことは難しいです。
現状だとなんとなく欲しい、来てくれたらラッキー程度に考えているような印象です。
投稿: 地元民 | 2012年8月 5日 (日) 02時28分
小池まさあきです。
成田のLCC2社の直近の予約状況はまずますであると感じています。スカイ社の予約状況が気になるところですが。
エアアジアは遅延が恒常化している感があります。ジェットスターは遅延が少なくなっているところに努力がうかがえます。エアアジアのハンドリングの習熟で克服して欲しいと願っています。
遅延便への対応ですが、議論は出ています。
地元民さんの持つスピード感とは違うと思いますが、前に進むと実感しています。
IRですが、地元成田市の取り組みが行政・議会共に積極的ではないようです。
地元の盛り上がりがないと前進しません。
投稿: 小池まさあき | 2012年8月11日 (土) 09時28分