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2012年12月14日 (金)

成田空港運用時間制限”弾力化”正式議論へ

20121214_080049本日午前8時、成田市役所で「成田空港圏自治体連絡協議会」が始まりました。テーマとして「カーフューの弾力化に関する国の考え方のついて」です。

ちなみに”カーフュー”とは”curfew”で、「夜間外出禁止令」、「門限」などと訳されます。
成田空港においては、開港前の昭和46年に千葉県の友納知事と橋本運輸大臣の間で運用時間を6:00~23:00とする事を決定しました。
地元自治体や各議会からは、7:00~22:00とすべきなど様々な要望があった末の決着です。
内陸空港である以上、運用時間に制限が設定されるのは当然でした。

そして成田空港は様々な歴史を刻んできましたが、今年になって新たにLCCを中心として国内線が大幅に増加し、羽田空港の国際化の勢いやオープンスカイなどを見据えても新たな戦略の必要性やこれまでの規制の見直しが必要であるとの意見が多く出されてきたところです。
特にカーフューによって欠航便が出たという報道も大きく取り上げられ、成田の新たな課題として認識されているところです。

今回の会議は、このカーフューについて基本原則を維持しながらも、これまでも行われてきた緊急時や悪天候時の例外に加えて、より弾力化しようという国の考え方について説明されたものです。
これを受けて関係自治体ではそれぞれの議会や関係団体に対して説明を行い理解を求めることとし、最終的には国、県、地元市町、NAA(空港会社)で組織する四者協議会で議論し結論を見出して行くことが確認されました。

尚実施時期は来年2月を目標としているとの事。30万回合意時の約束事項の履行や丁寧な地元説明などを考えると厳しいスケジュールである事は事実です。

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コメント

ようやく議論が始まったということで嬉しく思っています。
なんとか年内に議論が開始されたことはプラスになると思います。

ただ、内容としては発着時間拡大ではなく、門限が問答無用の離着陸不可から厳格な条件の中ペナルティを与えた上で弾力を持たせるという程度にとどまることは十分ではないと思います。
確かに、全く議論されないよりは大きな前進ですが、中身を見ると航空会社から見ても不十分と言えます。

案では、対象となるのは天候や安全上やむを得ない理由により遅延した便で、これに対し与えられるペナルティが着陸料が二倍とされています。
天候や安全上やむを得ず遅れたらペナルティというのは常識的に考えてどうなのでしょうか。
本来ならば、離着陸がペナルティ無しに許可されてもおかしくはない便です。

また、航空会社の都合の場合はメンテナンスの不備であっても対象外となっています。
これでは、LCCの欠航がきっかけと報道されていますが、肝心のLCCは対象外です。
さらに、23時以降の場合はともかく、早着の5時〜6時前の場合、二倍ペナルティだと数十分早く着くためにペナルティを払うのが効率的かという問題もあります。

本来であれば、やむを得ない場合はもちろん、自社都合でも無償で離着陸可能にし、自社都合の場合は繰り返し遅延した場合はペナルティにするべきです。

国側からの提示ということなので、配慮した形になっていると思いますが、地元側からもっと実用的な提案をすることが必要です。
間違っても、今回の案が実現したことでやり遂げたと歩みを止めてしまうことはあってはなりません。

自由化前の合意と、更なる条件の緩和が必須です。

投稿: 地元民 | 2013年1月 1日 (火) 02時46分

この件についての説明会があるとのことですが、いつ、どこであるのでしょう。

投稿: 成田市民 | 2013年2月 2日 (土) 10時57分

成田市民さん、小池まさあきです。
コメントの返信が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。

今回のカーフュー弾力化の地域への説明ですが、対象は騒音対策協議会の6つの地区部会です。
ただし、このうち下総空港対策委員会では説明会を受け入れないという事ですので、残りの5部会、遠山、久住、中郷、豊住、大栄が対象となります。

広く住民の皆さんにお知らせされていないところもあり、危惧しているところですが、各部会の役員さんがそれぞれの住民への周知について判断されているようです。

ちなみに、私がわかっている日程は以下の通りです。
遠山 2月7日(木) 18:00~ 遠山公民館
中郷 2月8日(金) 18:30~ 中郷公民館
豊住 2月9日(土) 19:00~ 豊住公民館
久住 2月11日(月) 14:00~ 久住公民館
大栄 2月11日(月) 19:00~ 新田共同利用施設 

投稿: 小池まさあき | 2013年2月 6日 (水) 08時58分

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