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2013年9月10日 (火)

五輪開催に向けて空港についての日経の記事

2020東京オリンピック・パラリンピック開催に関連する話題が連日続いています。
景気の「気」は、気持ちの「気」という通り、7年後に向けての盛り上がりが日本全体の活力となってほしいと願っています。

その中で早速今日の日本経済新聞では、成田・羽田の両空港についての記事が大きく掲載されていました。
http://www.nikkei.com/news/special/top/?uah=DF040920135770
見出しには、「羽田・成田発着枠を拡大」とあり、国際線枠の増枠が必要でその対応が求められるというもので、国土交通省において有識者による検討会が組織されるとなっています。
しかし、記事の重点は羽田空港に関するもので、成田空港に関しては、すでに動き出しつつある新東京駅の設置によって両空港間のアクセスを向上させる都心直結線の整備を前倒しで行う必要性についての内容が主なものでした。
羽田重視の内容が伺えます。

成田空港については地元合意などのプロセスが必要であることからも、様々な議論が今後必要になると考えていますが、五輪に向けてのインフラ等の整備に成田も乗り遅れないような議論が必要であると認識しています。

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コメント

五輪決定は喜ばしいことですが、それにより羽田国際化が更に進むのではという危機感はありました。
国家戦略特区の羽田の話や、国内線を国内線に振り分ける提案などを見ると、確実に話は出るだろうと思いました。

今回、成田と羽田の発着枠拡大の話が出ましたが、成田と羽田というものの報道を見る限りでは、羽田の案が滑走路増設や第二国際線ターミナルの建設、都心上空の通過などがありますが、成田は門限の緩和に触れているだけでした。
羽田の案を見れば、成田もB滑走路の北伸やターミナル拡張の話があってもよさそうですが、その話は全くありません。
成田よりも羽田と考えていることは明白で、そこに気づかれる辺りさすがだと思います。
成田の現状に危機感を持っていないとまず気づかないのではないでしょうか。

首都圏空港の発着枠拡大の詳細は国土交通省のサイトに載っていますが、10月には検討に入り、年度内には選択肢を絞るようです。
つまり、成田の将来は半年の間に決まります。
仮に報道されている案が通ったとしたら、成田は完全に日本の玄関の座を羽田に明け渡すことになります。
それどころか、いらなくなるということも十分ありえます。
おそらく拡大の為の検討には、羽田を重視する識者で固められると思います。
上記案の他にも、横田の共用化やFやG滑走路の案が出される可能性があります。

特に今回一番危惧しているのは都心上空の通過です。
羽田のこれ以上の拡張が不可能だと言われる根拠として、東京港と空域が挙げられています。
仮に東京港をなんとかして滑走路を造っても、都心上空や横田空域をなんとかしなければ発着回数は大きく増えないと言われています。
今回はその都心上空の通過が挙げられており、実現すれば羽田拡張の障害が一つ消えるわけです。

都心上空の通過が解禁されれば、滑走路増設の効果拡大だけでなく既存の滑走路でも増枠可能とも言われ、新しい滑走路を待たずとも発着枠が拡大する可能性もあります。

これでも羽田拡張の障害は東京港との兼ね合いや予算、工期などがありますが、成田の障害よりもなんとかなるのかもしれません。
障害があろうとなかろうととりあえず羽田拡張でと決まってしまったら、その時点で成田の終わりは約束されます。

これを打破するには、選択肢が絞られる前の年内に、大金と時間をかけてまで東京港を潰して滑走路を造り、都心上空を飛ばす了解を得るよりも、成田を整備する方が安上がりで確実ということをアピールする必要があります。
今までのように、時間をかけて問題を解決などと言っていては現状を打破するのは不可能です。

国の提案を待ってからという人がいるかもしれませんが、地元が何もアクションをしなければ、成田は置き去りのまま議論が進んでしまいます。

話だけでもいいです。
自治体から門限緩和や30万回以上の発着枠拡大の提案が出されたという報道がされるだけでも違います。
活用協議会でもなんでも使って早急に対応をお願いします。

投稿: 地元民 | 2013年9月12日 (木) 03時46分

いつもコメントありがとうございます。
いくつかいただいていましたが、合わせてのコメントでご容赦ください。

LCCの経営状況ですが、1年目ということで様子見をしなければならないとも考えています。
成田を拠点としてのビジネスモデルに無理があったとか、そのようなご指摘もある事は承知していますが、企業としての努力によって現状の成田でも十分にLCCの拠点化は可能であると考えています。
いくつかの問題がある中で、私としては時間当たりの処理能力64回という中で、すでに需要のあるピーク時間帯が埋まってしまっているということ。それによってLCCのダイヤも組みづらい部分もあるのではないかと想像しています。
この辺りは東京オリンピックに向けての成田としての今後の議論の的となるのではないでしょうか。

東京オリンピックに関わることですが、羽田の議論がメインとなることと思います。実際には、羽田における国内線枠の国際線への振り替えと拡大、東京上空の飛行解禁、横田空域の活用などを想定していますが、5本目の滑走路については工期などから難しいのではないかとも考えています。

しかし、国として様々な議論が10月より開始されますので注視しなければなりませんし、羽田の更なる活用によって騒音の影響を受ける千葉県としての主張もしっかりとしていかなければならないと考えています。

成田としてもこの機に出来ることを整理して課題解決に向けた取り組みを強化すべきであることは言うまでもありません。
様々な努力が必要である事は認識しているところです。

投稿: 小池まさあき | 2013年9月12日 (木) 17時43分

LCCの成田拠点の難しさで成田空港の制限の話になるとその他の理由をあげて制限だけが原因ではないという反論が出ますが、成田空港の発着制限が原因の一つであることは事実です。
確かにピーク時間帯などの混雑も理由になるかもしれませんが、成田空港の制限がもっと緩ければ遅延で発着不可となることはありません。
企業の努力といいますが、運航の頻度を犠牲にしてまで門限に間に合うようなダイヤ設定をしている努力を認めてあげてはいかがでしょうか。
これ以上の努力となると、ピーチや次期エアアジアのように努力=成田以外を拠点とするという結論になりかねません。
一年目から黒字と言っていた会社が、就航から一年経たずに撤退を決めたという事実をもっと深刻に捉えていただきたいです。

バニラエアのインタビューでは、航空会社の努力だけでなく地元にも協力してもらい応援団になってもらいたいと答えていました。
社長は我々の地元は成田だと言っています。
成田拠点のLCCは成田の地元企業であり政治家が守っていくべき対象でもあります。
それはきちんと認識していただきたいです。

投稿: 地元民 | 2013年10月 5日 (土) 01時03分

成田は空港を抱え他の都市よりまだまだ成長余力があるとは思いますが、ナリタニュータウンを歩くと確実に老齢化が来ているのを感じます。数年後の圏央道、土屋駅の開設、北千葉道路の開通、新東京駅が出来ますが、起点は成田空港を意識しての新線開業です。
ますます交通インフラが整備されうれしい限りですが、もっと若い人に成田に来て,
そして住んでもらいたいものです。
成田市といえば「成田山」「成田空港」ですが、その後に続く3本目がないと感じます。
成田をコンピューター(IT産業)の街に変身して欲しいと思っております。
若い企業人、そこに働く若い人の目が横浜・川崎の方に向いていると思います。
マスコミにも取り上げてもらい、IT産業で延びている、ITインフラの充実している街作りのイメージを作り上げるためにも、市内のWIFI使用可能エリアが1人当たり日本一の成田市を他に先かげて作り上げて欲しいと思っております。来年度より、予算の仕分けを、英語とIT産業(WIFI使用可能エリアが1人当たり日本一)に向けて重点的に割かれるのを希望しております。
ハードよりまずソフト産業育成に税金を使って下さい。
(問い合わせからコーナーから中々送信されないので失礼とは思いますがこちらから送らせて頂きました。)

投稿: 成田NTの初老 | 2013年10月27日 (日) 12時23分

失礼ながら、成田NTの初老様。
コメントありがとうございました。
私も成田に成長余力はあると思いますが、それは何と言っても成田国際空港の存在です。
そのため、戦略としても成田国際空港の発展をしっかりと位置付ける必要があります。
また、おっしゃる通りせっかくの国際空港があるということをもっと活かす戦略が必要だと考えています。
ご提案のITも魅力だと思いますし、世界を視野にしたいろいろ展開は可能だと考えています。
なぜなら、空港周辺に広がる広大な土地が未活用であり、騒音化対策としても有効であるということではないでしょうか。
成田NTも確かに高齢化が進んできました。
県内54市町村の中で唯一人口増が期待されている成田市ですが、明確な都市の方向性を定めて戦略的に進まなければ他の地方都市と同様の進路を進んでしまいます。
挑戦できる今だからこそ、都市としても投資をすべきであると考えているところです。

投稿: 小池まさあき | 2013年10月28日 (月) 17時26分

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