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2015年10月19日 (月)

横浜市のマンション傾斜問題について

今日は午前中に保育園児と「いも掘り」。
形は不揃いで巨大になってしまったものもありましたが、まずまずの豊作となりました。
園児たちも直接土に触れ良い体験となったことと思います。
また、農家の方々のご苦労も少しは感じてくれた良い機会となってくれればと願っています。

その後は、千葉市内で開催された千葉9区秋本まさとし衆議院議員の「政経セミナー」に出席。
千葉9区はお隣の選挙区ですが、秋本代議士が富里市議会議員を務めていたころからのお付き合いで引き続き交流し、常日頃から色々と情報交換をさせていただいています。
本人のお話の中では得意のエネルギー問題もありましたが、成田国際空港の機能拡充や千葉の港湾整備の重要性、そして地元の道路整備などに触れていました。
千葉県の発展の為にも引き続きご尽力をいただきたいと思います。

さて、横浜市の大規模マンションで傾斜が発見され、基礎杭が支持層まで到達していないことと、更に杭の機能を発揮させるためのセメント量にも改ざんあったとする問題。建築士の一人として信じられない問題です。
特に大規模なマンションであり、建物自体の重量を考えれば構造に関する設計と施工には後の瑕疵とならないように注意しなければなりません。
当然に基礎も構造耐力上主要な部分であり、その施工段階では当然に施工者自身が設計通りに施工するとともに、それを監理する監理者が本来の役割を果たすこととなっています。
今回の問題では、施工に重大な瑕疵があったことと、施工監理を行うものが設計通りに施工されていることを確認できなかった、あるいはしなかったという大きな問題があると考えます。

実は施工監理についてこれまでは、設計をした設計事務所が行うことが多かったのですが、本来の目的の監理が疎かになるということで、最近では第三者の監理が必要であるという考え方が主流になりつつあります。
今回の物件でどのように監理が行われたのか十分な情報を持ち合わせていませんが、施主が自ら情報を知っていて問題となる施工を容認したとは考えにくく、私の私見としては施主が求めた監理が行われていなかったといえる状況ではなかったのかと思います。
いくつかの疑問が出てくるわけですが、工事全体を請け負った建設会社も杭の施工に関してすべてを把握できなかった現実は、下請けが多く出入りする重層構造の建設工事でそれぞれ専門の下請け任せという実態も指摘されることと思います。

かつて「姉歯事件」で大きく問題となった建築物の構造。そして設計のプロセスが大きく見直されました。
今回の問題発生を受けて、地盤の調査段階から設計、そして特に施工を監理する体制のあり方を見直すこととなると予想しているところです。

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