年度最後の土曜日の今日は、毎年恒例の行事への参加となりました。
午前中は、成田市農業協同組合の通常総代会に出席。来賓として挨拶の機会をいただきました。
農業を取り巻く環境は引き続き厳しいものがありますが、産業の柱として位置づけてしっかりと取り組まなければなりません。
特に今後TPP対策なども具体的に実施されていく中において、北総地域が千葉県農業の重要な役割を果たすとの認識のもと、地元農業の振興と営農されている方々の所得向上に努めてまいる所存です。
その後は東金市での告別式に参列。
成田市内に戻って野毛平地区の高齢者クラブである「野毛平グレースクラブ」の10周年記念のお祝いの席に出席しました。
名称を「グレースクラブ」とした経緯をうかがいましたが、偶然にも私の知人でもあったジャマイカ人の発案であったとの事で、縁を感じたところです。
夜には少年野球連盟の総会後の懇親会に出席させていただきました。
野球人口の減少が確実にみられる最近の少年野球であり、野球協会の会長を仰せつかる身としても関係者の方々と連携しながら努力をしていかなければならないと考えています。
その後も地区の総会、お祭り関係団体の懇親会などに出席させていただき、今年度最終の土曜日を例年と変わらず終えることが出来ました。
さて、2月議会で行った一般質問で「県内の外国人について」を通告し、千葉県内の外国人の居住者の動向や、外国人による犯罪の発生状況と医療機関での未収金について質問しましたが、先日千葉県内における外国人数の最新データが公表されました。
これによると、住民基本台帳の外国人数(平成27年12月末)は、県全体で120,232人、前年に比べて8,877人増となりました。
対前年比で7.97%の伸びで、その伸び率は平成25年の1.59%、平成26年の4.81%から大きく伸び、県人口の1.93%を占めるに至っています。
市町村別の外国人数上位は以下の通りで、都市部で多くなっています。
- 千葉市 21,894人 対前年 +4.1%
- 船橋市 13,833人 対前年+12.2%
- 市川市 13,222人 対前年 +8.4%
- 松戸市 12,966人 対前年+11.2%
- 柏市 6,733人 対前年 +9.9%
また、国別では中国が依然として多くなっていますが、ベトナムが+63.4%と大きな伸びを示しました。
これには新たに外国人技能実習制度の拡充など、就労目的の方々が増加したと考えられます。
- 中国 4,2684人 対前年 +4.3%
- フィリピン 16,782人 対前年 +3.9%
- 韓国・朝鮮 15,901人 対前年 -0.6%
- ベトナム 8,982人 対前年+63.4%
- タイ 5,193人 対前年 +3.2%
今後も海外から人材を受け入れる動きは進むと考えますので、外国人数が増加する傾向である中、一方で私たちの生活への影響などもしっかりと把握してその対策も行う必要があると考えています。
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