成田空港四者協議にて機能強化策具体案示される
今日は成田空港に関する四者協議会が開催され、NAAから第3滑走路の位置や新たに1,000haの敷地を拡大、B滑走路の1,000m延伸、そして運用時間を午前5時から25時までとする案が示されました。
この案に対して県及び地元市町では、今後具体的な検討作業を始めることが確認されました。
空港の閣議決定からちょうど50年を経過した今年、成田空港にとってまさに歴史的大変革の動きが始まったと言えるものです。
今後はこの案をもとに地元への説明などが行われていきますが、関係機関が連携して丁寧な対応をするように求めるものです。
特に移転や新たに騒音の影響を受ける地域への配慮は、怠ることのないように万全を期してほしいと要請しなければなりません。
更に、空港周辺の地域が空港の発展と共に将来へ向けたビジョンが描けるように、国、NAAは地域振興策などにも全面的に協力をすべきであると考えます。
私としては、今回の機能強化案について国の成長と発展を目指す上で何としても成し遂げるべきであるとの思いを持っていますが、騒音などの影響を受ける地域の住民の方々に多大なご迷惑をおかけすることにもなるため、深夜早朝時間帯における運用時間の扱いについては特に慎重を期す必要もあると考えているところです。
県に対しては、周辺地域の様々な課題の解決に誠意を持て対応することを強く要請して参ります。
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