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2017年11月28日 (火)

成田市公設卸売市場の輸出拠点化について

今日はまず、役員を務める保育園の給食食材を調達するため成田市公設卸売市場へ。
青果棟や食品関連棟の各店をまわりました。
成田市公設卸売市場は、国際空港の立地が成田に決まり、成田ニュータウンの造成など食品需要への対応と北総地域の青果市場の集約化も求められたことで、1974年(昭和49年)に現在の地に開設されその役割を果たしてきています。

しかし、その後流通と食生活の変化に伴い市場経由の取扱高が減少したために市場を運営する会計では赤字が発生、以来成田市では一般会計から税金を投入しながらの運営が続けられてきています。
これは全国的にも同様の傾向で、既に多くの公設地方卸売市場が姿を消してきました。

そんな中成田市では、国家戦略特区として国の補助金を活用しながら輸出拠点化を図る事業として公設卸売市場の移転整備を進めていますが、市場関係者から聞こえてくる声は様々です。
私としても、農林水産物や日本の食品の輸出を進めるべきという考えで、合わせて成田空港に輸入される農林水産物や食品なども集積させて、新たな展開を図るべきと考えてきました。
ただ、実際に輸出に取り組んでみると航空便での輸出には様々な課題があり、更に原発事故以来続く各国の輸入規制も障壁になってるのが現状です。
ましてや小規模事業者が多い市場において、市が進める移転についていく体力がないという切実な意見も聞こえてきています。

現在の計画では、2020年には新たな市場が誕生することとなりますが、航空便を活用した輸出を実現させる公設市場は全国的にもこれまでにない挑戦であり、建設から実際の運営期になっても困難があると予想されます。
また、事業費も当初より大幅に増加したとの不確かな情報も漏れ伝わってきている中で、将来の運営に心配の声も出てきています。
県としても農林水産物の輸出に積極的に取り組む立場から、成田市のこの事業を応援する必要がありますが、国際空港を擁する優位性は最大限活かしつつ、戦略的政策の実行に当たっては慎重かつ密な議論を行った上で失敗のない事業進行を望んでいきたいと思います

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