一昨日お知らせした圏央道の大栄~横芝間の事業進捗率に誤りがありました。
既にブログの内容は訂正させていただきました。
県からの情報提供は当初、平成30年3が31日時点の事業進捗率29%とのことでした。
ところがこれが誤りであったとのことで、実際の事業進捗率は約21%との事です。
尚、用地買収率約67%には訂正はありません。
行政が発する情報には正確性が求められるのは言うまでもありません。
県当局に対しては、情報の適正管理を要請しなければなりません。
さて、先ずは成田空港の話題を二つ。
一つはLCC専用ターミナルである第3ターミナルが拡張されることが発表されました。
現在の第3ターミナルの計画旅客数は年間750万人。
これに対して既に2017年度において764万人の実績があり、LCCのダイヤに占める割合も30%を超えたとの事です。
今後もアジア圏域を中心にLCCの需要は伸びて着ると予想されていますので、その需要をしっかりと取り込めるように対応を期待しています。
あと一つは第3滑走路の整備を含めた更なる機能強化について、環境影響評価準備書が公表されました。
この中で将来考えられる新たなターミナルや貨物エリアの配置を含めた空港の全体像が明示されています。
これは具体的に決定した計画ではないとされていますが、敷地規模が大きく拡大する中で使い勝手が決して良いとは言えない現在の成田空港の地上施設を再配置できるという事を示しており、将来へ向けた期待感も膨らみます。
今後様々な手続きを経て具体的な整備が行われるまでには相当の年月を要しますが、世界の空港間競争に対応できる整備が着実に進むことを期待しています。
最後に今日の活動について。
日中に超党派で組織する「文化芸術振興条例検討委員会」に出席し、条例の素案や昨年制定された文化芸術基本法との関係、また既に条例を制定している近隣都県の条例についてなど議論しました。
これまで自民党が主導した条例づくりには参加してきましたが、超党派での条例づくりは初めての経験であり、様々な角度からの意見の集約の難しさも感じているところです。
また、千葉県は広く、各地域において固有の文化や伝統が育まれてきました。
それぞれの歴史性や地域性もあり、各地域を代表する議員にとっても思いは様々です。
更に最近では、歴史的なものに加えて新たに日本固有の「文化」や「芸術」も国内外から評価されていることなどを加味しなければならず、議論が広範囲にわたる部分も出てきたように思います。
しかし、県民が等しく「文化芸術」に親しめる環境を整備し、貴重な有形・無形の文化財などを次代へ伝承できるように行政がその責務を果たすことが必要であるため、今後もこの条例づくりの議論に積極的に参加し自らの意識も高めていきたいと考えています。
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