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2018年5月15日 (火)

千葉県の気候変動の影響と日本航空LCC新会社設立について

夏間近と思わせる天候の今日、年度末にまとめられた「千葉県の気候変動影響と対応の取り組み方針」について目を通しました。
この100年で平均気温が1℃上昇し、様々な影響が出てきています。
今後50年、100年という長いスパンで温室効果ガスの排出が増加し続けると、その影響はさらに大きなものとなり、今世紀末の平均気温は1881年~2000年を基準として世界が様々な取り組みをしても+1℃~+2.8℃、温室効果ガスの排出量が最も多い場合には何と+3.5℃~+6.3℃にもなるとのシミュレーションが示されています。

この中で、日本近海の海面水位は、今世紀末で+37cm~最大で+58cmという予測が示され、砂浜の消失率も予測は不確実性が高いとしながら外房南部で20%~最大60%、銚子からいすみ市太東崎では40%~最大で90%、東京湾においても40%~最大で80%と驚くべき内容が示されています。
当然に気温と海水温、海面水位の上昇、そして砂浜の焼失はあらゆる生態系に大きな影響を及ぼしますので、今できる対策をすぐに実施し世界的な枠組みの中でその対応を実践していく必要があると考えます。
皆様も日常の生活の中で是非お気を付けいただきたいと思います。

さて、今日は午後から航空会社の方から今後のLCC戦略について説明を受けました。
日本航空では、中長距離路線のLCC新会社を設立し成田空港を拠点に2020年夏ダイヤからの運行を目指すとのことです。
既に報道発表がなされたところですが、世界的に航空需要が高まると予想されLCCの存在感はますます増してくると思われます。
日本では国内線を中心に近距離のLCCがようやく定着したといえる段階ですが、既に欧米では中長距離路線においてもLCCが台頭してきている現実があります。
日本においても世界的な航空競争に遅れるわけにはいかず、各航空会社も様々な戦略を描いているようです。

そして航空会社の戦略を大きく左右するのが空港。
アジアにおける空港間競争は今後一層激しさを増し、成田空港も各航空会社の戦略に対応できる能力を備えていかなければなりません。
羽田空港において2020年に新たな飛行ルートが設けられ発着枠の増枠が図れらますが、これにより成田空港と海外の主要都市を結ぶ路線が羽田空港へ移ると予想されています。
LCCの存在感が増して成田空港における拠点化は歓迎すべきものではありますが、いわゆるフルサービスキャリアFSCの路線維持と拡充にも耐え得る成田空港として、空港本体の施設はもとより鉄道・道路アクセスと総合的な利便性の向上に一層の努力をしていかなければならないとの思いをしっかりと持って活動して参ります。

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