こんばんは、小池正昭です。
今日は大相撲 横綱 稀勢の里が引退という残念なニュースが大きく報道されました。
横綱に昇進してからすぐに大きな怪我、休場、そして連敗の状況に誰もが想像していたことではありますが、「もしかしたら」という思いが多くの人々の中に潜んでいたと思います。
待望の日本人横綱としての期待も大きかっただけに残念ではありますが、誰もがこれまで歩んでこられた相撲人生を称賛していることと思います。
日本の国技を支えていただいてきたことに国民の一人として心から敬意と感謝を申し上げます。
さて今日は「空港のあるまち成田会議」の本番。
成田市文化芸術センタースカイタウンホールで会議が開催され、LCCのバニラエア、ジェットスタージャパンから現状と今後の展開について、また全国各地から集まった方々からそれぞれの地域での取り組みなどが発表されました。
現在、成田空港は国内21都市と結ばれています。
国際線が主力であった成田空港ですが、現在ではLCCを中心に国内路線が充実、その旅客数も2017年には年間754万人に達しました。
2018年は2017年に比べて少し下回る予想(要因をしっかりと分析したいと思います)ですが、年間700万人を超える国内線が発着する空港は、2017実績で羽田、新千歳、福岡、那覇、大阪(伊丹)に次ぐ6番目の規模となっています。
当然に国内各地から成田空港との路線開設を求める声も多くなりました。
今日の会議でも地理的には大きな距離間があるものの、空路で結ばれた”となりまち”として、また成田空港を経由した”つながるまち”として相互に連携し、一層の交流を深めようとの思いが強く出ていました。
1点気になったのは、LCCのバニラ、ジェットスター両社からの意見で、空港の運用時間についてです。
確かに成田空港はLCCターミナルの増床、B滑走路の延伸、C滑走路の建設と大きな事業が動き出してはいますが、目に見えるハード面よりも運用時間の制限がある現状は、機材効率を高めて運営するLCCにとって未だに大きな問題であるとの認識が強いようです。
現在の成田空港の国内線がLCCによって支えられている現状からしても、今後のLCC各社の戦略にどのように対応していくのかが重要であり、特に今後はLCCが国際線需要を取り込んでいく事が確実に予想されることからも、成田空港として運用面における対応は必須であり急務であると考えます。
今まさにA滑走路の運用時間について開港以来続いている現状の23時までを1時間延長することについて、その実施時期を2019年今年の秋か、それとも2020年来年の春か、重要な議論がなされています。
今日の会議では、改めてできるだけ早い段階、つまり今年2019年の秋の冬ダイヤから実施すべきとの思いを強くしました。
空港周辺市町において議論、調整が続いていますが、県としても早期の実施が望ましいとの考え方を持っています。
私は、成田空港の安定した運用を確保し、航空各社にとって使い勝手の良い環境を整備し、そして周辺地域の環境対策をしっかりと実施して、空港が発展しながら地域も発展させる流れをつくるべきである、という基本的な考え方を持っています。
今日の全国各地の方々の思いを受け止めなければならない、その責任を担う成田空港である、との認識のもと空港に関する政策を今後も推し進めて参りたいと思います。
午後からは千葉市内のホテルで開催された「公明党新春の集い」に参加しました。
その後は、県庁で打ち合わせ、成田に戻ってからはお通夜に参列という1日を過ごし、先ほど帰宅したところです。
この1月中、新年会をはじめ多くの行事が続きますが、多くの人々に出会える貴重な場であるとの認識をもって積極的に行動してまいる所存です。
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