« 建設中の大学付属病院周辺の道路環境を早急に検討すべき!  | トップページ | 千葉県の国際戦略 一層の推進を求めていきます »

2019年1月21日 (月)

成田空港の騒音地域の方々と会議に臨みました

こんばんは、小池正昭です。

今日は日中に事務仕事、午後からは県議会リポートの記事作成、そして成田市役所での騒音対策地域連絡協議会(通称 騒対協)の常任理事・監事合同会議に顧問として出席し、現在事務所に戻ったところです。

騒対協の会議は、この時期例年では開催されませんが、昨年末に開催された定例の会議の場で、「成田空港の更なる機能強化」が進められて様々な議論があることから、改めて年明けに会議を開催するとしていたものです。

そして今日の会議では、出席した国と空港会社NAAから改めてA滑走路での夜間飛行時間の1時間延長を2019年の冬ダイヤ、つまり今年の秋から実施したいとの意見が出されました。

これに対して出席していた各地域の代表者からは懸念する声が寄せられ、特に新たな騒音対策が平等性に欠けるなどの意見も多く出されました。
NAAからは、現状においては住民側の意見を取り入れることは難しいとの回答であり、騒音下住民の声としてしっかりと受け止めるとの発言に留まざるを得ませんでした。

この時間延長の問題は、成田市だけでなく、A滑走路の飛行経路にある山武市、横芝光町、芝山町でも同様に議論されているところであり、今年秋の実施に向けては時間的にもそろそろ結論を導き出す必要があります。

今日出席されていた各地域の方々の思いは、決して空港の存在と発展に反対するのではなく、しっかりと地域の住環境に光を当てた施策を実施して欲しいというものであったと感じました。
私からは、地域から上がる切実なご意見に常に耳を傾けること、現在問題となっていることに対して真摯に取り組むことを国、県、NAA、そして一番住民に寄り添わなければならない成田市に対して特にお願いし、今後も変わらない姿勢で地元対策を行って欲しいと要望させていただきました。

成田空港は、内陸空港の宿命である様々な問題を今後も議論し一つずつ解決しながら将来に向けて歩んでいかなければならない、そのように改めて感じた会議であったと思います。

さて、この後の予定のため今日は早めの更新で失礼します。

|

« 建設中の大学付属病院周辺の道路環境を早急に検討すべき!  | トップページ | 千葉県の国際戦略 一層の推進を求めていきます »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 成田空港の騒音地域の方々と会議に臨みました:

« 建設中の大学付属病院周辺の道路環境を早急に検討すべき!  | トップページ | 千葉県の国際戦略 一層の推進を求めていきます »