野田市の児童虐待死について
こんばんは、小池正昭です。
いいよ今日から2月定例議会が始まりました。
本会議前に、学芸、スポーツの全国レベルの大会で最優秀などの成績を収めた児童生徒の表彰が行われました。
素晴らしい人材が千葉県に存在するという事を改めて実感したところで、是非それぞれの分野での更なる向上を目指して頑張って欲しいと感じました。
そして今年度補正予算、新年度予算を含む84議案が知事から提案されました。
任期最後となるこの議会では、一般質問に登壇する予定です。
議案審査、委員会運営と合わせて準備を進めているところです。
さて、本会議で知事から野田市の小学4年栗原心愛さんの虐待による死亡について触れられ、第三者による検証委員会を立ち上げる事、再発防止に全力で取り組むことが示されました。
議会としてもしっかりと対応しなければならず、「千葉県子どもを虐待から守る条例」をつくり制定したプロジェクトチーム(PT)に参加していた私としても、条例が制定された後にこのような悲惨な虐待事件が発生してしまったことに、責任の一端すら感じるところです。
現在捜査中であり、また第三者による検証などが行われるという事で、事件の詳細などが明らかになるには一定の期間を要するものと思いますが、改選直前の会期の定めある議会の中でどう行動すべきか、15日開催予定のPTにおいて議論することとなりました。
ただ、どう行動しても栗原心愛さんの命は戻ってきません。
どんなに辛かったであろうか、苦しかったであろうか。
それを想像しただけでも胸が痛くなります。
助けてあげられる命を助ける仕組み、それにかかわる関係機関の職員の身分を保障し毅然と対応できるようにすること、虐待を受けている事実を自ら告白できるようにすること、個人の情報を厳密に管理する事、そして虐待した親などに対して罰をより重くすることなど、法令や条例の整備を進める必要があると考えてます。
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