こんばんは、小池正昭です。
統一地方選挙の後半戦、続々と開票結果が出てきています。
現職と新人3人が立候補し激戦と見られていた注目の佐倉市長選挙では、西田三十五候補が現職を破り初当選となりました。
今回は自民党推薦候補ではないものの、市議会議員時代から20年以上にわたり公私ともに深く交流させていただいてきたものとして、心から嬉しく思います。
序盤は若干劣勢とも伝えられていましたが、最終最後まであきらめず戦い抜いた結果であると感じます。
西田三十五氏には、これまでの市議、県議の経験を活かして佐倉市の発展に努め、新しい時代に向けての変化を大いに期待しています!
そして定数30に対して34人が立候補した地元成田市議会議員選挙。
現時点ではまだ正確な得票数は出ていませんが、おおよぞ当落が確定したものと判断しています。
そして23時30分現在の開票で判断すると、法定得票数に達しない候補が5人いると見られ欠員になる可能性が大きくなっています。
選挙において定員内に入っても法定得票数に達しない場合には当選とはならないのです。
実は当初からその可能性を想定していましたが、現実のものとなりそうです。
因みに市議会議員選挙の場合の法定得票数は、有効投票数を定数で除した数の1/4となります。
現時点で無効票が確定していないためあくまでも大よそとして投票者総数47,114人で計算してみると
47,114÷30×1/4≒392.6
つまり上位30人に入り、かつ393票以上獲得しないと当選とはなりません。
実際には無効票が一定程度あると思いますのでこの”393”よりは若干下がるものと思います。
「仮に欠員となったならば、再選挙になるのか?」との疑問もあるかもしれませんが、複数定員の地方議員選挙の場合、定員に対して一定の割合以上に欠員が生じなければ補充はしません。
その場合の欠員の数は定数の1/6と決められていますので、今回の場合にはこれに該当しないこととなります。
つまり定数30に対して欠員が生じたまま議会が構成されることとなるのです。
さて、一方で投票率。
前回の48.41%から2.97ポイント低下し45.44%という結果でした。
全国的に投票率の低下が続いていて、”政治離れ”が指摘されていますが、政治に直接携わる者としてこの現状に責任も感じるところです。
より身近な存在として活動を続け、国民、県民、市民の皆さんにとって政治が仕事や生活に密接に関係するという認識を持っていただけるように努力しなければなりません。
改めて発表された投票率を見て自らの今後の活動の在り方を考えていきたいと思います。
もうしばらく開票結果を見守ります。
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