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2019年5月10日 (金)

羽田の国際線増枠に対する地元と県の動き

こんばんは、小池正昭です。

連休が明けて徐々に議会関係の動きが活発化していることを感じているここ数日です。
来週15日の臨時議会、そして6月の定例議会と自民党県連大会、また7月の参議院議員選挙や自民党の移動政調会など大きな行事が続きますので、しっかりと対応していまりたいと思います。

さて、昨日は成田市空港部の職員と打ち合わせを行いました。
4月の人事異動もありその挨拶も含めてということでしたが、成田空港の更なる機能強化に伴う移転対象区域の拡大や騒音対策、また移転区域の方々の移転先の確保など、様々な内容について意見交換させていただきました。
またその中で、空港周辺市町及び県において現在、来春の羽田空港の3.9万回の国際線増枠が成田空港の路線減少につながる恐れもあるとして、要望書を提出する準備があることを知らされました。

この問題は私としても危惧していたところであり、2014年の羽田空港の本格的な再国際化によって成田空港の主要な国際路線が羽田空港に移ってしまい、豊富なネットワークを自負していた成田空港が路線の減少やネットワークが毀損するなど多大な影響を受けた事実があります。
そして来春、羽田空港において国際線枠が再び大きく増枠され、既にその多くがアメリカ路線に振り分けられることも公表されているため、成田空港を成長発展させようと努力している側にとっては、無関心ではいられません。

国は、羽田と成田で国際線需要を賄うとしていますが、私は、歴史的な経緯からしても従来通り成田空港が国際線の基幹空港であるとの位置づけを守って航空政策を進めてもらいたいと強く求めています。
そのためには当然に地元としても成田空港の更なる機能強化に対して協力するとともに、合わせて交通アクセスの強化等も併せて推し進めなければなりません。

既に成田空港会社では、羽田空港の国際線増枠によって来年度の成田空港の利用が落ち込む予想を見込んでいます。
私としては、千葉県と空港周辺の地域の発展のためにも成田空港の地位が低下することなく、成田空港がまさに発展を牽引するように、そして今後も世界と競える成田空港を目指し活動してゆく所存です。

 

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コメント

これは知事も参加するのでしょうか?
今日米系エアラインの羽田枠配分が暫定発表になり、デルタに5枠配分されました。
これでデルタの成田撤退はほぼ確定したと言えます。
ノースウエスト時代より成田の主要航空会社が成田からあっさりと撤退してしまうとしたら残念でなりません。

引き留めの要望などを行うべきではないでしょうか?

投稿: 地元民 | 2019年5月17日 (金) 21時03分

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