成田市場関係者との意見交換 厳しい状況を知るも”新鮮”でした
こんばんは、小池正昭です。
先週末からの真夏の暑さもようやく収まっものの、少し蒸し暑さも感じた今日は午前中に事務処理、午後からは成田土木事務所にて打ち合わせを行いました。
土木事務所管内の成田市区域における今年度の事業概要について説明を受けましたが、前年度に比べて予算規模と事業量が増加する見込みです。
今後成田土木事務所管内は、圏央道、北千葉道路、そして成田空港の拡張という大きな事業が進捗する中で、様々な対応にも追われることとなりますが、地域経済と県民生活と密接に関係する道路整備、河川整備、そして防災対策など引き続き精力的かつ責任ある対応を求めていきたいと思います。
夕方からは、成田市場振興協議会の役員との懇親会に出席しました。
様々な意見交換をさせていただきましたが、特に成田市が進めている輸出拠点化を柱とした公設市場の移転整備に対する期待と課題についてがメインテーマであったと思います。
特にトランプ米大統領が来日して行われた安倍首相の首脳会談の貿易に関する内容が明確にされていない中で、農産物の輸入が今後拡大し国内市場に影響を及ぼすのではないかとの不安の声が多くありました。
また、今後魚類の輸出に期待が寄せられていますが、水産資源の減少と漁獲高の減少、国内の消費低迷によって水産業がおかれている状況が厳しさを増しているとの意見もありました。
お話の一つに、残念な内容でしたが現状と今後を見据えて廃業を決断したというものもありました。
この中では水産業の現状を様々な視点から教えていただき、私自身新たな知識を得る事ともなったと思います。
そして改めて既にこれまでの流通の概念が通用しない事、そして市場機能そのものも大きな変化に対応できるものでなければならないとの思いも改めて認識させていただいたところです。
今日の市場関係者との懇親の場は厳しい現実を知ることともなりましたが、ある意味においては”新鮮”でした。
今後の私自身の農林水産部関係の政策にしっかりと役立つようにしていきたいと思います。
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