県教育庁でまた障害者雇用修正 再発防止徹底を!
こんばんは、小池正昭です。
参議院選挙、そしてお祭りなどの地域行事が多かった7月も今日が最終日。
早くも明日からは8月です。
7月の極端な日照不足と梅雨明けが例年よりも大幅に遅れたことが今年のお米、特に早生品種に影響が出るのではないかと心配なところですが、急激に熱くなったことも今後の農作物への影響を心配しているところです。
さて、去る7月26日に千葉県の障害者雇用状況が公表されました。
昨年、国の省庁などにおいて障害者雇用が水増しされていたことが明らかになり、千葉県においても同様の誤りが明らかになりました。
その後、実数字を把握した上で法定雇用率の遵守に努めたところですが、県令和元年度の障害者雇用状況を千葉労働局委報告する際において、教育庁の算定に誤りが見つかりまたまた修正を余儀なくされる結果となりました。
修正された千葉県教育庁の障害者の雇用状況は、法定雇用率2.4%に対して実雇用率は1.51%にとどまり、235人(算定値)の雇用が不足しているという結果です。
昨年度において誤りが判明し修正したにもかかわらず、今年度においてもまた修正が必要になるという事態は、県の人事行政に対する不信を招くものであり看過できないと言わざるを得ません。
この事態で関係職員1名が懲戒処分(戒告)となりましたが、再発防止の徹底を求めたいと思います。
あと1点報告です。
今年1月に発生した野田市での女児虐待死亡事案に関する第5回目の検証委員会が8月6日に開催されるとのことです。
現在私が副座長を務める自民党会派の児童虐待防止対策プロジェクトチーム(PT)でも、更なる対策の必要性や条例改正について議論を継続していますが、この検証委員会がどのような結論を出すのかも大いに注目しているところです。
今回は過去の事例よりもスピード感を持った対応がなされているとは感じていますが、今後の更に必要な対策を講じる上でも早期に検証委員会において結論を出して欲しいと願っています。
来週は5日(月)にPT役員会議、8日(木)にはPTメンバーで埼玉県の児童相談所を訪問し他県の取り組み事例を視察する予定で、9月議会へ向けては条例改正の手続きも並行して進めていきたいと思います。
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