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2019年10月31日 (木)

世界少年野球Girl's Baseball Clinic 2020 成田で開催へ

こんばんは、小池正昭です。

今朝は沖縄の首里城で火災が発生したニュース映像に衝撃を覚えました。
既に正殿を含む多くが全焼に近い状態でしたが、その他を含めて7棟が焼失したとの事です。
世界的な観光地でもあり、また全国からも人気の高い沖縄で、観光の定番ともいえる首里城を訪れたことがある方は多いと思います。
私も何度か見学し思いでもあることから、残念な気持ちでなりません。
特に地元沖縄の人々にとってはとても悲しい出来事となってしまいました。
原因の究明と共に、沖縄のシンボルともいうべき首里城の早期再建が求められます。

さて、73278804_1676004385868145_16889759046691 74492515_1676004019201515_29350216117423 本日、「世界のホームラン王」で世界少年野球推進財団の理事長を務める 王 貞治氏が「世界少年野球Girl's Baseball Clinic 2020成田大会」開催のため成田市を表敬訪問しました。
王理事著からは、「2015年の成田大会での大会は過去3つの中に入る素晴らし大会でした」との感想が述べられ、「来年はオリンピックの年で開催するかどうか検討したが、子供たちの笑顔を絶やさないように、成田の地で開催させていただきたい」と小泉市長に伝えられると、小泉市長からは「喜んでお引き受けし全力で協力します」と力強い言葉がありました。
来年の大会は初の女子を対象とした大会となり、11カ国から80名の参加を見込んで2020年8月14日~21日まで開催される予定となっています。
5年ぶり2回目となる成田の地での開催、国境を越えての素晴らしい交流となることを大いに期待しています。

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2019年10月30日 (水)

JFAナショナルフットボールセンターの名称は「高円宮記念 JFA夢フィールド」

こんばんは、小池正昭です。

台風災害と先週の豪雨による被害が甚大で、各産業への影響も大きなものとなっています。
毎日送られている被害状況、その数字が増え続けている現実、被災された方々や特に避難生活を余儀なくされた方々の生活再建に向けた支援に行政がしっかりと当たらなくてはなりません。
そして災害を防ぐインフラ整備を推し進めることを担当委員会の場で求めてまいります。

さて、1件報告です。
Img084 幕張海浜公園内に整備をしているJFA(日本サッカー協会)ナショナルフットボールセンターの名称が、「高円宮記念JFA夢フィールド」となることが発表されました。
来年4月のオープンを目指して現在工事が着々と進められています。
この施設は「選手の育成」、「日本代表の強化」、「指導者養成」の拠点となるもので、千葉県としても今後の役割に大いに期待しています。
高円宮様は、スポーツの中でも特にサッカーに親しまれ、日本サッカー協会の名誉総裁も務められました。
現在も全日本ユースサッカー選手権大会の各大会が「高円宮杯」として開催されるなど、日本のサッカーの普及にも大変なご貢献をされています。
ご生前の思いが幕張後に引き継がれ、日本サッカー界の拠点として発展することを大いに期待するものです。

施設の概要

  1. 天然芝ピッチ(2面)
  2. 人工芝ピッチ(2面)
  3. クラブハウス(鉄骨造2階建て、延床約4,200㎡)
  4. フットサルアリーナ(鉄骨造、延床約1,700㎡)
  5. スポーツスパ(鉄骨造2階建て、延床約3,100㎡)

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2019年10月29日 (火)

豚コレラ防疫演習を見学

こんばんは、小池正昭です。

今日は午前中に空港関係の打ち合わせ。
Img_0169 Img_0184 Img_0190 Img_0202 その後は千葉市農政センターで開催された「豚コレラ防疫演習」を見学しました。
全国で感染の拡大に歯止めがかからない豚コレラ。
他県では既に13年ぶりにワクチン接種が開始されるなど、具体的な対策も進められています。
関東の近県でもワクチン接種が開始されたところがありますが、感染した野生のイノシシが拡大しているなどその対応も求められています。
猛威を振るう豚コレラ、そして今さらなる脅威なのがワクチンのないアフリカ豚コレラ、海外との人とモノの結節点である成田空港を有し、全国4位の養豚県である千葉県として、その対策の強化が実施されているところです。

さて、豪雨災害。
県が設置している河川の水位観測所の水位計108箇所の内少なくても5か所で故障が発生していたという報道がありました。
この故障していた中には大きな被害となっている佐倉市の鹿島川と大網白里市の小中川も含まれているとの事です。
先の台風で故障したという事で修理を計画してきた矢先の豪雨となったとも報道されていますが、この件を含めて今回の豪雨災害については、私が所属する担当の県土整備常任委員会でも議論が求められることとなります。
県民生活と県民福祉、そして経済活動など全てにおいて重要な各種インフラの整備と適切な管理は、改めてその重要性を訴えていく必要があると考えています。

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2019年10月28日 (月)

児童虐待防止シンボルマーク「オレンジリボン」の新しいバッチをつけて

こんばんは、小池正昭です。

今日は午前中に役員を務める社会福祉法人の理事会に出席。
午後からは幕張のホテルで開催された神道政治連盟千葉県本部の定期総会に出席、その後は県庁にて児童虐待防止についての打ち合わせとなりました。

Img_0161 Img_0162 先の一般質問でも児童虐待防止対策の更なる取り組みを強く訴えたところですが、中長期で取り組まなければならない課題もあるため引き続き現場の状況を常に把握しながらその対策を求めていきたいと思います。
県執行部においても特に1月に発生した野田市での女児虐待死亡事件以降、児童福祉の大きな問題として捉え職員の方々が鋭意その解決にあたる努力を続けています。
私達議会側としても、単なる批判に終わることなく子供たちの”命”を守る具体的な取り組みに協力する活動が求められていると考えています。
今日頂いた新しい児童虐待防止のシンボルマーク「オレンジリボン」バッチを付けながら、自民党児童虐待防止対策プロジェクトチームの副座長として引き続き問題解決に当たってまいります。
なお、皆様にも児童相談所全国共通ダイヤル「189(いちはやく)」へのご認識を改めてお願い致します。

自民党内で組織する児童虐待防止対策プロジェクトチームとしても、継続的に活動を続けて参る所存です。

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2019年10月27日 (日)

相次ぐ台風と豪雨への対応

こんばんは、小池正昭です。

一昨日の豪雨、千葉県内に大きな被害をもたらしました。
台風15号、19号とそして今回の豪雨と続き、県としても様々な対応に追われています。

Img_0103 Img_0104 Img_0114 成田市内の降雨量も半日で200ミリ超を観測し、市内各地で冠水、高速道路は通行止め、鉄道は運休、まさに交通が麻痺してしまいました。
このため成田空港も周辺道路と空港内でも大混乱となり、大きなダイヤの乱れも生じたところです。

土砂崩れにより県道成田小見川鹿島港線が空港近くの成田市取香で通行止めとなりましたが、徹夜の復旧作業で昨日の午後に復旧、その他の道路などについても建設業者の協力で早期に復旧がなされました。

Img_0119 Img_0127 Img_0210-1 印旛沼の水位も上昇し、成田市内の最も堤防の低いところでは越水までわずかという状況に至り、更にその堤防中段から沼の水が流れ出し”決壊”という最悪の事態も想定される状況にありました。
これに対しては、成田市消防本部や地元の消防団の方々、そして建設業者など多くのご尽力があり堤防の補強を施す対策が行われました。
今日この時点においては水位もかなり下がったとの事で、安堵しています。

今後は、台風と豪雨による被害への対応が長期化すると思いますが、引き続き関係機関と連絡を取りながら対策を講じて参りたいと思います。

そして今日は、第65回成田市消防操法大会。
相次ぐ台風の襲来、豪雨による災害の際には、消防団の皆さんに大変お世話になりました。
本日の大会を迎えるまで様々な制約があったものと思いますが、選手を始め出場する部の皆さんへの感謝を申し上げ挨拶させていただきました。
大会の結果は以下の通りです。

ポンプ車の部
1位 1-5 土屋
2位 10-2 伊能
3位 1-2 花崎町・上町
4位 7-6 三里塚


小型ポンプの部
1位 2-8 飯田町
2位 12-3 前林第2
3位 12-6 川上
4位 10-6 桜田・南敷
5位 4-7 和田・関戸・東金山
6位 7-5 大清水
7位 12-4 官林

因みに私も7-6三里塚の現役団員です!

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2019年10月24日 (木)

県と空港周辺市町 国に空港等変更許可手続きの早期着手を要請

こんばんは、小池正昭です。

Img_0086 今日は午前中に保育園児と芋ほりを行いました。
5月に苗を植えて5カ月、園児たちも楽しみにしていた芋ほり。
はじめは直接土を触るのもためらっていましたが、段々と慣れてお芋が顔を出すとその手も真っ黒になりながら力が入っていたようです。
今年の品種はシルクスイートでしたので、お芋自体は少し小さめですがしっかりと収穫がありました。
食育の一環としても良い経験として記憶に残ってくれればと願っています。

Img_0098 Img_0091 午後からは、三里塚コミュニティセンターでの「台湾茶を楽しむ会」。
今回は南米の「マテ茶」も加わり、私としては新鮮でした。
時間的に余裕がない中ではありましたが美味しいお茶でホッと一息。
束の間の安らぎをいただいた時間です。

さて、本日、千葉県及び成田空港周辺9市町(成田市、芝山町、多古町、横芝光町、富里市、香取市、山武市、栄町、神崎町)は、国道交通大臣宛に「航空法に基づく空港等変更許可手続きの早期着手について」要請を行いました。
既に公表されている通り、成田空港の更なる機能強化に伴う拡張予定地(約1,000ha)の用地同意率が95%に達し、いよいよ具体的な空港計画の変更の許可を得る手続きがいつ行われるのか地元としても大きな関心事となっています。
これまで成田空港は、建設決定から開港まで、そして現在に至るまで様々な歴史の中で長く時間が費やされてきました。
この間、近隣アジアでは24時間運用可能な大規模な国際空港が建設され、国内でも羽田空港が本格的に再国際化され、成田空港の地位が低下してきた事実があります。

新しい滑走路の建設や既存滑走路の延伸などにより発着容量50万回を目指す「成田空港の更なる機能強化」については、一層スピード感を持って進めなければなりません。
そのためにも、国の変更許可が早期に認可され、県の都市計画決定を経て具体的な空港整備へと早期に進むことを強く求めるものです。

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2019年10月22日 (火)

皇室の弥栄をお祈り申し上げます

こんばんは、小池正昭です。

今日は「即位礼正殿の義」が行われ、我が国にとって数十年に一度の重要かつ歴史的な1日でした。
天皇陛下が即位を内外に宣言され、「令和」の時代がしっかりと歩みを進めていると感じた1日です。
改めて国民の一人として天皇陛下のご即位をお祝いすると共に、皇室の弥栄をお祈り申し上げます。

Img_0062 Img_0065 Img_0066 さて、昨日は成田市と神崎町から、議長と県土整備部長に対して道路関係の要望活動があり地元選出議員として同席させていただきました。
両町が毎年この要望活動を行っているのは(仮称)県道成田神崎線と成田下総線の全線開通。
このうち県道成田下総線の成田市内区間では、2か所について用地交渉が30年以上滞っており整備が完了していません。
当初用地交渉にあたった際に、職員の対応が悪かったことが指摘されています。
今日の要望活動の中での報告では、1ヶ所についてようやく用地取得への手続きが進みつつあるとの嬉しい報告もありました。
長らくこじれていた問題が動き出してきているという事、その対応にあたっている地元の土木事務所職員の方々に感謝を申し上げたいと思います

また、成田神崎線でも担当する土木事務所が課題である用地取得において、共有地の扱いなどについて鋭意取り組んでいることが報告されました。
その意味では、大きな前進を実感できる今年の要望活動であったと思います。

成田空港の更なる機能強化も用地同意率が95%に達し具体的な動きも始まる中で、周辺道路の着実な整備を進めなければなりません。
また、災害時にも重要な役割を果たす道路を繋げて整備する必要がありますので、私も引き継ぎ諸問題の解決にあたって参る所存です。

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2019年10月20日 (日)

農業関係者と意見交換

こんばんは、小池正昭です。

今日は雨の心配のない一日、成田市内では昨日に続いて各イベントが開催されました。

Img_0050 Img_0054 Img_0056 地元地区では、毎年恒例「本城ふれあいフェスティバル」。
今年も本城地区後援会の“翔池会”として出店。用意した牛タンつくね、胡瓜の一本漬け、チョコバナナは、お陰様で盛況のうちに完売しました!
台風災害を経験して改めて地域住民が相互に繋がる機会の重要性を認識していますが、今日のこのイベントでは多くの住民の参加を得られたことは非常に有意義であったと思います。
今後も各地域の活動を応援させていただきたいと思います。関係者の皆様、お疲れ様でした。

日中には、市内農業関係者と意見交換。
私から先日公表された台風被害への支援の内容などについて説明させていただき、現場の生の声を賜りました。
特にビニールハウスなどの農業用施設の復旧に関しては、多くのご意見ををいただいています。
資材不足、人手不足が深刻な中で、支援策を打ち出しても実際に復旧作業が進むのかという心配の声も多くあります。
農業を中心に一次産業従事者の深刻な高齢化問題の中で、いかに円滑に事業の再建に動き出していただくかが大きな課題でもあります。

私たちのそして日本の”食”を守るためにも、この危機を乗り切るように政治的責任を果たしてまいりたい、その思いで引き続き活動してい参ります。

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2019年10月19日 (土)

成田市内の各イベントに参加した1日

こんばんは、小池正昭です。

今日は時折小雨の降る中でしたが、成田市内では予定通り多くのイベントがありました。

Img_0002 Img_0032 Img_0048 まずは、成田山奉納第25回弦まつり。
今年は、全国被災地の復興祈願、新元号(令和)改元記念、成田市市制施行65周年という冠をつけての開催、プログラムは雨天用に変更とはなりましたが、JR成田駅から成田山門前へと通じる表参道を中心に各所のステージでは、各団体による津軽三味線や、多くの弦楽器の演奏が行われました。
夕方には、初日のメインプログラムとして成田山新勝寺大本堂前にて、奉納津軽三味線大演奏会。
オープニングとして150人による大演奏、その後は津軽三味線世界大会の男女それぞれの優勝者による演奏などでが行われ、華やかな秋の一夜であったと思います。
この「弦まつり」は明日も開催されますので、お出かけください。

Img_0007 Img_0010 午後からは、古典の日記念朗読コンサート。
平成24年以国会で「古典の日」が制定され、その年から毎年開催されてきたこの朗読コンサートも今年で7回目となりました。
私も毎年参加させていただき、日本の伝統文学に触れる貴重な機会をいただいています。
正直いうと、かなり難しいとも感じるところはありますが、日本古来の芸術文化を楽しみ守る活動を引き続き応援していきたいと思います。

Img_0013 Img_0014 Img_0015 Img_0018 Img_0025 その後は成田市保健福祉館で開催されている「健康・福祉まつり」を見学しました。
改めて健康を考えるとともに、地域福祉の向上を目指す団体の方々の活動を知ることが出来る貴重な機会でもあります。
また、家族連れ特に子供たちも楽しめるイベント御盛りだくさんとなっているなど工夫も凝らされています。
このイベントも明日も開催されていますので、お立ち寄りいただければと思います。
ちなみに私も骨密度御測定をしてもらいました。
結果は”異状なし”。良好な数字で一安心でした!

各イベントでは、台風被害のお話も多くありました。
引き続き色々と頂戴するご意見に真摯に耳を傾け、復旧と復興にあたってまいる所存です。

 

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2019年10月17日 (木)

千葉県災害復旧・復興本部 10月21日設置へ

こんばんは、小池正昭です。

台風19号による千葉県内の被害も明らかになってきました。
本日10時には、第14回の災害対策本部会議が開催されたとの事で、森田知事から以下の内容について指示があったとの事です。

  1. 住民の生活再建のため、住家被害に対する調査、罹災証明事務などについて引き続き市町村への人的支援を行い迅速に進めること。
  2. 住宅や農林水産業、中小企業などの被害に対する支援策については、台風19号の被害状況も踏まえ検討を加速刺させること。また、被災者の不安解消のため支援の内容が決まったものから速やかに公表していくこと。
  3. 被災者の生活の再建や産業の再生のため、また、市町村が実施する復旧・復興の取り組みへの支援などを行うため、これらを総合的かつ計画的に推進する「災害復旧・復興本部」の設置の準備を進めること。

そして本日、15号被害への支援対策として、「一部損壊の住宅の再建」及び「農林漁業者や中小企業の事業再開」について公表されました。

一部損壊住宅への支援については、災害救助法の適用外地域や一部損壊が10%未満であっても支援を行うこととし、同じく大きな被害のあった農業用ハウスについては、共済未加入者も共済加入を条件として被災者負担が1/10となるように県として独自支援を行うことを決定しました。

なお、「千葉県災害復旧・復興本部」は、10月21日付で設置が決まりました。
県として台風被害に対する復旧・復興に全力で当たることとなります。

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2019年10月15日 (火)

甚大で広域にわたる台風19号被害 今後の復旧復興への懸念

こんばんは。小池正昭です。

台風19号による甚大な被害が刻々と伝えられています。
国土交通省によると他封19号による河川の決壊は、37河川52箇所にものぼりこの数字からもその被害の甚大さが想像されます。
被災地では、道路が通れず車両が入れない、水につかって車がつかえない、おびただしい量の泥が家に入り込み作業がはかどらない、家財道具などが浸水して使用できない、そして水が出ない、電気がない、などなど大変な不自由を強いられています。
河川の氾濫等による浸水は広域に被害をもたらし、復旧までには相当の時間を要することとなりますが、先ずは被災した方々の生活を支える事が必要な状況です。
秋から冬へと向かうこの時期、夜には気温もかなり下がっていることから、体調管理も難しい時期となりました。
先ずは、人命救助を優先し、そして被災された方々の命を繋ぐための支援が求められます。
東日本大震災から8年半、再び訪れたこの試練を乗り越えるために行政と政治がその責任を果たさなければなりません。

さて、台風19号による千葉県内の被害状況は以下の通りです。

  • 人的被害 死者1人、重傷者1人、軽症者20人
  • 住宅被害 全壊9棟、半壊23棟、一部損壊196棟、床上浸水3棟、床下浸水18棟

ちなみに台風15号では住宅だけでも、全壊219棟、半壊2,139棟、一部損壊39,536棟という大変な被害でした。

新たな被害も加わり着実に復旧・復興を進めなければなりませんが、台風19号による被害が広域かつ甚大なだけに、既に被害額が400億円超となっている農業をはじめ千葉県内の各産業の復興への進捗が遅れる懸念が生じています。

しかしこの難局、県民の皆様のお力もお借りして乗り切ってまいりたいと思います。そして私自身も復旧と復興に全力で当たってまいります。

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2019年10月14日 (月)

台風19号による被害 まずは人命を第一に被災者支援を!

こんばんは、小池正昭です。

千葉県では利根川の水位が下がり、成田市で避難していた方々も朝にはご自宅に戻られました。

ただ今回の台風19号は、東日本に大きな爪痕を残しその被害は現時点で分かっているだけでも、死者は11県で50人、行方不明者は6県で18人と報道されています。

台風によるこれほどまでに広範囲の被害は、かつてありません。千葉県でも大きな被害となっていますが、国を挙げて人命を第一として被災者支援と復旧にあたる必要があります。

成田市内は本日午前8時を持って全避難所は閉鎖されました。昨日は一部で停電が残っていましたが、既に多くで復旧していると伺っています。

今回の広域かつ甚大な被害によって、主に農業分野において千葉県の復興にも影響があるものと心配していますが、東日本全体の災害として好意的な連携を持ってこの事態に当たっていく必要性を感じています。

台風15号への対応でこの1カ月間忙しい日々を過ごして参りましたが、この台風19号の被害も併せて引き続き全力で対応して参りたいと思います。

Img_2763 さて、今日は午後から衆議院議員を9期務め、建設大臣、総務庁長官、自民党総務会長などを歴任された水野清先生のお別れの会に出席しました。旧中選挙区時代を戦ってこられた水野清先生、広い旧千葉2区をはじめ多くの市町村から多数の参列がありました。

私も成田の地元、駒井野にあるご自宅を何度かお尋ねしたことがありますが、水野清先生のあまりの存在の大きさにいつも圧倒されていたことをよく記憶しています。

そして成田空港の現在に至るまで直面した諸問題の解決の際には、必ず水野清先生の存在がありました。改めて成田空港はじめ地元成田市の発展にも多大なご尽力をいただいたことに心から敬意と感謝を申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

台風の襲来への対応などで若干の疲れを感じるところですが、今夜はこの後地元消防団の活動に参加しますので、今日は早めの更新で失礼します。

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2019年10月13日 (日)

台風19号が過ぎ去って

こんばんは、小池正昭です。

千葉県は台風19号によって再び大きな被害がありました。台風15号の復旧が進まない中ではありましたが、これまでで最強クラスといわれた大型で勢力の強い台風の襲来には、行政や関係機関も早めの対策が打たれていたと感じています。

千葉県では、1万2,000人体制をとり各市町村に事前に職員を配置するなど、県下全域での情報の収集伝達機能を強化していたと思います。

Img_2737 Img_2739 私の地元成田市でも成田市居住の職員が2名常駐し、市の災害対策本部が置かれた市役所の大会議室で県庁との連絡にあたっていました。市内の地理的知識も持ち合わせる職員の配置は適切であったと感じました。

昨日、市内の各避難所を見て回った際に感じたのは、市の職員がしっかりと対応してくれていたという事。ただし、小中学校ではなく公民館を避難所として開設しているところには少し疑問を持っていました。

台風が大型で最強クラスという情報があった中で、仮に「避難指示」が出された場合にその収容能力が小さく駐車場も十分にない事、また日常の訓練などの際には学校を避難場所として指定している事、いざとなった時に必要な備蓄品がある防災倉庫は各小中学校にある事、成田市内は住民にとって各小中学校の方が近距離である場合が多い事、などが理由です。

私自身も風雨が強くなり始めた夕方には、これ以上外を回るのは危険と判断し自宅に戻り備えましたが、台風が接近し暴風域に入ったと思われかつ暗くなってから新たに市内の各小中学校が避難所として開設されました。これに対して私は、SNSでどうしても避難を余儀なくされた場合を除き、その段階での外出は控えるべきとの情報を発信しました。

結果的に成田市内には、当初の公民館など11箇所に加えて、市営の体育館など2箇所と、27の小中学校が新たに避難所として開設されました。市民としては多くの場所が開設された事を好意的に感じる部分もあるかもしれませんが、職員などの限られた人員の効率的配置、連絡体制、開設するタイミングなど、台風にような事前に予想できる災害への対応としては場当たり的となってしまったように感じています。

幸いにも避難指示に至らず、被害も重大な事案が報告されていないため安堵していますが、災害のたびにその対応はしっかりと検証しておく必要があると感じたところです。

さて、今回の台風被害は過去最大の広い範囲に被害をもたらしましたが、その原因の一つが大量に降った雨です。特に台風によって太平洋の湿気が日本列島の陸地の高い山地にぶつかりその付近に豪雨をもたらしました。そして台風が大型であったため、台風の中心が近づく前からその傾向があり、降雨が長時間となったと思います。

一方で千葉県内は大きな高い山がなく、最も海に近い地理的な条件もあって降水量は他の被災地に比べれば少ないものであったと思います。

Img_2742 ただ、台風一過で天気が回復した中で悩まされたのが、利根川下流域での増水です。

今日の午前中の段階で水位の上昇が止まらず、成田市では場合によっては住民の避難が必要となる可能性があると判断し、早い段階から浸水などが想定される地区の避難所の再開設を指示していました。偶然、市の災害対策本部にいた私は、その判断を正にしている場に居合わせて適切な状況判断がなされていると心強くも感じたところです。

その後結果的には、午後5時半過ぎ、国土交通省が利根川下流域の稲敷市で「避難判断水位」に達したと発表したのを受けて、成田市を含む浸水の想定区域にあたる自治体では【警戒レベル4】の避難勧告を発令し、多くの住民が避難を開始しました。

成田市内では、事前に準備した8箇所の避難所に多いところでは一時500人くらいの方々が避難し、安全を確保していました。その後、水位の上昇が収まり始め自宅へ戻られた方々も多かったのですが、実際にここまで広範囲にかつ多くの住民の方々が一時的にも避難されたという事実は、今後の災害への対応にもしっかりと役立てて行く必要があると感じたところです。

何よりも水位が低下し大事に至らなかったのが幸いです。

県外では、多発した河川の決壊により甚大な被害が発生し多くの方がお亡くなりになり、依然として行方不明者も多数いらっしゃいます。

被害の全容が明らかになるまでには時間を要することとなりますが、先ずは必要な復旧に全力で当たらなければなりません。

令和元年という年が、歴史的災害に見舞われた年として後世に残ることとなってしまいましたが、いずれ来る未来においてこの時点からしっかりと歩みが進んだと評価される防災力を備えるように私自身も政治に携わる責任において尽力してまいります。

台風接近前から既に4日間、地元の成田土木事務所では、所長以下職員の皆さんが家にも帰らず24時間体制で対応にあたってくれています。ここに、県職員、そして市民の最も身近なところで同じく24時間体制で避難所の運営を始め対応していただいている成田市職員の方々にも心から感謝をしたいと思います。

Img_2747 そして、今日の日中には自衛隊第一空挺団の方々が、成田市内をくまなく回って電線や倒木の状況などを見て回ってくれていました。その姿を見て改めて心強く感じたところです。その他関係機関の方々にも感謝申し上げます。

発生したばかりの大災害、これから行政や関係機関が引き続きその対応に優先的にあたって行かなければなりません。国、県、市町村、そして自衛隊をはじめ関係機関の方々、何卒よろしくお願いいたします。

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2019年10月10日 (木)

虐待防止対策を求める付帯決議を提案 可決し議会は閉会しました

こんばんは、小池正昭です。

台風15号への災害対応を優先して日程変更した定例議会は、全ての議案を可決し今日閉会しました。
議案の中で、1月に野田市で発生した女児虐待死亡事件を受けて、機を逸することなく条例の改正を行う必要があると判断し提案した条例改正案は全会一致で可決されました。
そしてこの条例改正と合わせて、千葉県が抱える課題を解決し子どもたちの安全と命を守るため県執行部に対して必要な施策の実行を求めた「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める付帯決議」を提案、私から趣旨説明を行い可決していただきました。
一部から、後ろ向きな発言があり反対されたのは非常に残念なところですが、執行部には議会の決議として真摯に受け止めて取り組みを求めていきたいと思います。

さて、台風19号ですが、その進路予想が若干西側にずれたようで、暴風に警戒しなければならない中心からすぐ脇の東側に千葉県が入る可能性が高く、最大限の警戒が求められています。
特に15号によって受けた被害が未だに残る中での台風の再襲来。
既に県や各市町村、交通機関、空港などは厳戒態勢を敷く準備が取られていますが、予想の付かない台風の影響ですので皆様事前の対応を何卒よろしくお願い致します。

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2019年10月 9日 (水)

賃貸型応急住宅募集へ 民間賃貸住宅を借り上げ

こんばんは、小池正昭です。

いよいよ明日は議会も閉会日。
この9月議会は台風の災害対応に追われましたが、今後も引き続き復旧と復興に取り組まなければなりません。
懸念している台風19号ですが、当初よりも進路は東にずれたとはいえ、千葉県を直撃する進路予想で、甚大な被害をもたらした15号と同じような進路を通る可能性があります。
初動の遅れなどが厳しく指摘されている中、今回は最大限の警戒をし被害を最小限とするように関係機関が尽力しなければなりません。

さて、明日の本会議では、「千葉県子どもを虐待から守る条例」の改正が議決される見込みですが、児童虐待防止対策のさらなる強化を求める付帯決議案を議員提案で上程する予定です。
その際の趣旨説明を私がすることとなるため、現在その分案を作成中です。
要旨を簡潔に述べたいと思いますが、今回の付帯決議案自体の内容が多く、また多岐にわたるため一定の時間をいただいて説明をさせていただこうと思います。
一部の議員から反対意見が予想されるところですが、多くの議員に賛同いただけるように趣旨説明を行いたいと思います。

1件報告です。
県では、台風15号の被災者に対して、災害救助法に基づいて民間賃貸住宅を借り上げて応急仮設住宅として提供する事業の実施を発表しました。

  • 入居期間:最長2年間
  • 対象者要件:災害救助法の適用を受けた25市15町1村のいずれかに住所を有する方
  • 費用負担:家賃・共益費などは県が負担、光熱水費は入居者が負担
  • 募集開始:10月10日
  • 問い合わせ:千葉県県土整備部都市整備局住宅課 県営住宅建設計画班 TEL043-223-3228

被災されている方々の生活が早期に安定したものとなるように強く望むものです。

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2019年10月 8日 (火)

河川管理も重要です

こんばんは、小池正昭です。

非常に強い勢力で大型の台風19号が近づいてきています。
既に警戒を求める報道が多く出されていますが、千葉県内の多くで復旧が進んでいない状態にあって不安は尽きません。
行政や関係機関では万全の体制を敷かなければなりませんが、皆様には自らも出来る対策を何卒よろしくお願い致します。

そしてこの台風で影響がでそうなのが今週末に予定されている多くのイベントやお祭り。
既に中止を決定したイベントもあるようで、主催者の苦悩があるようです。
開催の可否にあたっては、安全を第一に考える必要がありますので慎重な対応をすべきであると考えます。

さて、午前中には成田土木事務所で成田市内の河川整備の要望にを受け同席しました。
成田市内では6月に局地的に時間雨量100mmを超える雨が降り、多くで道路が冠水するなど多大な被害を受けました。
幸いにも降雨時間が比較的短かったためそれ以上の被害には至りませんでしたが、河川は一部でその周りの農地などに越水してしまいました。
成田市内の河川の内、根木名川は空港関連で整備が進んいますが、その支流には未整備で長らく浚渫などの工事も行われていないところが存在しています。
河川は、長期にわたり管理が行き届かなければ川床に堆積物が溜まり徐々に河道域を狭くし、結果的に河川としての機能を弱めてしまいます。
管理する行政は、常にその管理を行う必要がありますが、一部においては適切とは言えない状況にあるのも事実です。

今日頂いた要望箇所は、私としても川に繁茂する草や雑木の伐採が必要であると判断し土木事務所に対してその対応をお願いしたところです。
成田市は北総台地にあって比較的高台に多くの人口が集中しているため、住民は日常的に道路などの管理状況に目が行きがちですが、河川管理も非常に重要です。
私としても引き続き必要な予算を確保して河川についても適切な管理を行うように求めて参りたいと思います。

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2019年10月 7日 (月)

応急防水施工(ブルーシート張り) 「業者登録プラットフォーム」構築

こんばんは、小池正昭です。

今日は全常任委員会が一斉に開催されました。
私は午前10時からの県土整備常任委員会に出席、副委員長の立場でしたが議案審査の後の台風関連については以下の発言をさせていただきました。

  • 台風被害後の道路の管理清掃をしっかりと行う。そのための維持管理予算を確保する。
  • 道路に張り出した樹木などを適正つに処理し、日常的に電力会社、通信会社と連携して管理を行う。
  • 電線の地中化、無電柱化に関する計画の策定について、今回の台風被害を踏まえた内容として積極的に促進する。
  • 災害時や緊急時の工事発注手続、入札等は、災害の状況を把握して必要に応じて延期などの判断をする。
  • 復旧には建設業界などの協力が必要とること、また災害が工事に支障を与える可能性もあることから、工期設定については柔軟に対応する。

その他の議員からも、道路管理の在り方や無電柱化を進めるべきとの意見が多くありました。
今後も継続して議論をしてまいります。

さて、今期最強と言われる台風19号がこの週末に日本列島を直撃する可能性が強くなってきました。
全国で多くの行事が予定され、成田市内でもスポーツフェスティバルや公津フェスタ、そしてNARITA花火大会などもその実施について難しい判断となりそうです。

未だに家屋の復旧が多くで完了していない千葉県内、その対策が必要となってきています。

県では、ブルーシートを張る応急的な家屋補修を支援するため、事業者と応急補修を希望する県民とを結びつける取り組みとして「応急防水施工業者登録プラットフォーム」を構築し、取り組みを始めることとなりました。

https://www.pref.chiba.lg.jp/bousai/bousai/oukyubousuisekou.html

現在もなお応急処置が施されていない家屋が多数存在し、また一度張ったブルーシートが飛ばされたり剥がれたりしている箇所も多数見られます。
初動体制の遅れを指摘されている県ですが、様々な取り組みを積極的に展開して復旧と復興にあたってまいります。

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2019年10月 5日 (土)

園児やご家族の笑顔の素晴らしさと復旧復興への道のりの険しさ

こんばんは、小池正昭です。

今日は真夏にような陽気の中、成田市内では多くの幼稚園や保育園で運動会が開催されました。

私は2つの幼稚園、役員を務める保育園の運動会に出席しましたが、何と言っても園児と保護者やご家族の笑顔が溢れる場の素晴らしさを感じさせていただきました。

10月1日からは、幼児教育・保育の無償化が始まりましたが、各幼稚園や保育園ではその対応にも追われていたようです。

制度が大きく変わる際には様々な混乱もありますが、現場における過度な負担がないように行政からは適宜適切な情報の提供と指導を行って欲しいところです。

そして、下総地区の敬老会にも出席させていただきご挨拶の機会をいただきましたが、場所によっては停電が長期化した地域でもあり、また農業被害が大きく発生していることもあり、それらに対する今後の対応を述べさせていただきました。

しかし、農業被害などへの支援策が、未だ具体的に申し上げられなかったのは心苦しいところであり、出来るだけ早く状況をお届けしたいとの思いを改めて強く感じたところです。

ある農家の方から、今回の被害は大きすぎてこれからしばらくは収穫も大きく落ち込むため収入も見通しが立たないとのことで、「農業を続けて良いのか真剣に考えている」との言葉に、適切な言葉をお返しできなかったことに無力感さえ覚えました。

今回の台風被害の復旧と復興には相当な時間を要するため、時間の経過とともに変化する県民生活への支援、そして各産業への支援を常に議論し続けなければならないと考えています。

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2019年10月 4日 (金)

道路管理のあり方、電力会社とも協議すべき

こんばんは、小池正昭です。

今日で議会は一般質問の日程を終えました。台風15号による県内の甚大な被状況から、会期を延長せずに急遽質問の日程を一週間遅らせましたので、この後の日程は非常にタイトになりますが非常時ということで議会も当然に臨機応変の対応をしなければなりません。

週明けには8つの全常任委員会が同日同時刻に一斉開催され、予定していた議案の審査に加えて台風被害や復旧、復興に関する議論が行われる予定です。

私は県土整備常任委員会に所属しているため、台風後の被害の状況はもとより、倒木被害が多かった事を踏まえて今後の道路と隣接する土地の樹木などの管理状況や、道路に沿って敷設されている電線などの架空線や電柱との関係など、この機に電力会社との技術的協議をしっかりと行い良好に管理されるシステムづくりなどを行うべきと考えています。

また電線の地中化については促進すべきとに立場で、課題をあるものの今年度県として推進するための計画づくりも行われていますので、合わせて議論をしてまいりたいと思います。

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2019年10月 1日 (火)

本日一般質問に登壇

こんばんは、小池正昭です。

今日から10月1日。消費税が10%、そして幼児教育・保育の無償化もスタートしました。
消費増税の対応においては、一部で間違いが生じたりという事もあったようですが、今のところ大きな混乱はなかったと認識しています。

一方で、幼児教育・保育の無償化においては、各幼稚園や保育園で新たな事務手続きや集金が発生するなど、負担が増えるとの意見が多くありました。
特に、行政からの情報が遅く、保護者に伝達しなければならない内容も直前まで決められないといったこともあったようです。
制度変更が行われる場合には往々にしてあることではありますが、幼稚園、保育園の現場の負担軽減、あるいは増加する事務手続きへの支援も検討すべきです。

さて、台風災害で延期された私の一般質問ですが、今日の午後1時から登壇の機会をいただきました。

  1. 成田国際空港について
  2. 児童虐待防止対策について
  3. 教育政策について
  4. 農業問題について
  5. 森林管理について

台風による甚大な被害を受けて、これまでとは異なる新たな問題や課題も認識することとなりました。
限りある時間でしたが、それらも含めての質問となりました。
なお、主な内容をまとめて「県議会リポート」を作成しお知らせする予定です。

一般質問は残り3日間。他の議員の質問に耳を傾けて県政の課題を把握して参りたいと思います。

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