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2019年12月31日 (火)

今年を振り返って

こんばんは、小池正昭です。

今年も残りあとわずか。年末までに済ませなければならない事もどうにか終わり、昨日まで子供たちと2年ぶりにスキーを楽しむ時間をいただきました。成長する子供たちとは真逆で体力の衰えも感じた今回ですが、私にとって貴重な時間であったことは言うまでもありません。いずれ共に同じ時間を過ごすのも減少してくるであろうという思いも持ちながら、体力の限り楽しませていただきました。

さて、平成から令和へと御代がわりとなった今年は、選挙の準備に始まりました。多くの方々にご支援とご協力をいただき、お蔭様で引き続き3期目の議席を得ることができました。

新たな任期が始まり、1月に発生した野田市での児童虐待死亡事件の対応に注力。緊急対策を求めるとともに議員発議で制定した「千葉県子ども虐待から守る条例」の改正作業に着手しました。議会において常に議論していたにもかかわらず尊い命を失ってしまったと言う事件に喪失感をも覚えましたが、政治に携わる責任を果たさなければならないとの思いでプロジェクトチームの作業に関わらせていただきました。

9月議会においては、議員発議による条例改正と県議会においてこれまでに例のない多岐にわたる施策の実行を求めた付帯決議を上程、そして可決。引き続き子供たちの「命」を守るため、各施策の確実な実行を求めて活動して参りたいと思います。

そして、9月の台風襲来と10月25日の豪雨災害。千葉県では甚大な被害を受けました。特に台風15号の被害に対する県の初動体制の遅れ、森田知事の行動に対する多くの批判は、真摯に受け止めなければなりません。

私自身も被災状況を目の当たりにし、行政の対応が後手に回っていた事を率直に感じています。災害を予見する事は困難であるとの認識を持ち、常に危機意識を持った対応を心がけ、想定を超えた時においても適切な判断を下せる組織と能力の必要性を実感したところです。

県としても、被災された住民の生活支援や各産業の復興に過去最大の補正予算を編成し対応することとしましたが、この年末においても不安な生活を強いられている多くの県民が存在することを改めて認識し、引き続き全力で支援していくことを約束しなければなりません。

成田空港に関しては、その歴史において大きな転換点を迎えました。

新たな滑走路を整備し発着回数50万回を目指すと言う「成田空港の更なる機能強化」は、いよいよ航空法に基づく空港等の変更許可申請等が国土交通大臣に対して行われ、ようやく目に見えた具体的な手続きが開始されたところです。これに先立ち、10月27日からは開港以来遵守されてきた運用時間が23時から0時まで1時間延長されました。これは、成田空港において歴史上最も大きな変更点であり、国際空港としての安定的な運用に資するものであると考えています。羽田空港における国際線増枠の影響や近隣アジアの国際空港との激しい競争に直面している中で、日本の国際線基幹空港としての地位を守る努力が今後も常に認められています。

一方で、騒音や落下物などの対策は未だに解決されていません。また、地域が求める振興策についても具体的な動きは見えていません。空港の整備が着々と進められていく中で、地域が抱える課題の解決も同時並行的に進めなければならない事を引き続き強く主張をしていきたいと思います。

その他、今年は農業政策、教育政策、国際戦略なども強く求めてきました。

明日から始まる2020年はオリンピックイヤー。いよいよオリンピック・パラリンピックが開催されます。千葉県もその競技開催地として盛り上げ、県の発展に繋げなければなりません。そして視点は既に、オリンピック・パラリンピック後を見据え、千葉県の成長と発展に何が必要なのか政策判断が求められています。

この他にも多岐にわたる千葉県の諸課題に対して、県民の代表として議席をいただいている多くの責任を改めて痛感し行動する令和二年、2020年を迎えたいと思います。

最後に、今年1年大変お世話になりました事に改めて感謝申し上げ、本年最後の投稿とさせていただきます。本年もありがとうございました。

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2019年12月25日 (水)

IR事業めぐり現職国会議員の逮捕という衝撃

こんばんは、小池正昭です。

IR事業に関係して現職の国会議員が逮捕されるという事態となりました。
政治に携わる身としては、クリスマス気分も一気に吹っ飛んだ思いです。

当初からIRの導入には、その事業の性格からしても不正は許されないとして国民の理解を得るためにも公正な手続きが求められてきました。
今回の秋元司衆院議員の容疑がどのようなものであるのか、捜査の行方を見定めなければなりませんが、様々なご意見はあるものの日本においても観光政策や成長戦略の一つとしてIR事業の必要性を理解していた私としても今後の議論の進捗に心配が募ります。

そして関連して前衆院議員と県内選出衆院議員の事務所などを東京地検特捜部が捜索したとのニュースも夜に飛び込んできました。
県内衆院議員という事で日頃より交流もあり、正直とても大きな衝撃を覚えています。

令和元年は千葉県にとって災害で大変な被害を受けた記憶に残る年となると思いますが、新たに後世に負の記憶として残る年ともなってしまう事は、残念でなりません。

 

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2019年12月24日 (火)

「成田空港の更なる機能強化」に関する公聴会が開催されました

こんばんは、小池正昭です。

今日はクリスマスイブ。
テレビをつけると番組やCMなどがクリスマスの雰囲気を演出しています。
今年も残り1週間、今年中にやならければならないことを来年に持ち越さないように時間を大切に活動してまいります。

さて本日、「成田国際空港の施設変更及び同空港について指定した延長進入表面等の変更に関する公聴会」が芝山町の芝山文化センターで開催されました。
私は所用で会場には足を運べませんでしたが、会場には約300人が参加し、報道によると38人が意見を述べ、そのうち空港周辺の住民6人が騒音を理由に反対を訴え、他の32人は賛成や条件付きの賛成の意見を述べたとのことです。

この公聴会は、「成田空港の更なる機能強化」で大幅に拡大する敷地やB滑走路の延伸と新たな滑走路の建設などの施設の変更許可手続きのために必要なプロセスで、国はこの公聴会の意見を踏まえて施設変更の可否を判断することになります。

既に四者協議会で「更なる機能強化」が合意されて1年半、移転対象となる地域などでは具体的な手続きが進まないことで将来の生活設計ができないと言う意見もあり、国の変更許可、そして県の都市計画決定を経て具体的な作業に着手して欲しいという意見もあります。

私としても、国内外における空港間の競争への対応や、地域と千葉県の発展のためにも環境対策と地域振興策を示し実行しながら「更なる機能強化」を推し進めたいという強い思いを持っています。

今日の公聴会を経て、新たに迎える令和二年は、「更なる機能強化」の具体的かつ地域でも目に見える動きが出てくることを期待すると共に、引き続き解決しなけれなならない様々な課題に向き合い活動して参る所存です。

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2019年12月22日 (日)

ボーイスカウトと成田ロータリークラブ

こんばんは、小池正昭です。

Img_0686 Img_0695 暖冬傾向にある今年のですが、今日は朝から寒く午後からは冷たい雨の降る1日となりました。
午前中はどうにか雨の影響もなく、ボーイスカウト成田第1団と成田ロータリークラブの交流会。

成田ロータリクラブは、定期的にボーイスカウトに対して様々なご支援をいただき、昨年はキャンプ場にトイレを設置、そして今年は続いて手洗いを設置していただきました。
今日はスカウトとロータリークラブの方々が共にキャンプ場近くの道路沿道の清掃奉仕を行い、その後は温かいおでんを食べながらの交流となりました。

全国的にスカウトの減少が続きその活動にも支障が出てきている中ですが、ボーイスカウトの素晴らしい伝統が続くように私自身も育成会長として引き続き支援して参りたいと思います。

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2019年12月21日 (土)

今年もサンタクロースに変身

こんばんは、小池正昭です。

Img_0680 クリスマスシーズンの到来、今日は役員を務める保育園のおゆうぎ会で毎年恒例、サンタクロースの午前と午後2回変身しました。
毎年少しずつ変装も凝って、しぐさも自分なりに工夫しているつもりですが、園児たちからはバレバレの厳しい指摘。
それでも、保護者やご家族の方々からは笑顔も溢れ、嬉しい反応でした。
引き続き法人の運営を通して地域の子育てを応援して参りたいと思います。

夕方からは忘年会。
ボーイスカウト関係、地区健全育成協議会、そして日頃からお世話になっている有志の方々。
季節がら忘年会が続いていますが、今日も様々なご意見を賜りました。
今年も残すところ本当に少なくなってきましたが、しっかりと活動して参りたいと思います。

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2019年12月20日 (金)

12月議会が閉会 次期議会は予算委員会副委員長として委員会運営にあたります

こんばんは、小池正昭です。

本日、台風災害の復旧・復興に関する一般会計補正予算を含む全ての議案が可決し、12月定例議会が閉会しました。
振り替えると、知事の災害時の対応なども厳しく問われた議会でもあり、森田知事が真摯に謝罪し言及を発表するなどこれまでになかった対応もありました。
最新の週刊誌では未だに森田知事の台風15号への対応について批判する記事が掲載されていますが、議会としては被災された県民の生活への支援と県内各産業の復興を第一として行動していきたいと思います。

本会議に先立っては次期2月定例議会で設置される予算委員会の事前の打ち合わせ等、慌ただしい1日でもありました。
議会が閉会して一気に年の瀬をも感じるところです。

さてこの予算委員会ですが、私は副委員長として委員会運営にあたることとなりました。
日程は、3月2日(月)~4日(水)の4日間で、初日は千葉テレビによる放送が予定されていますが、午前中の総括質疑の枠で45分間の質問時間をいただく予定です。
特に初日は知事が出席しての質疑となるため、自民党会派としての質問も入れ込むこととなります。
2月議会は2月13日(木)に招集の予定。お正月から節分までは例年様々な行事等に参加し一気に時が過ぎていきますので、議会の準備も並行しながら令和2年という新たな年を迎えていきたいと思います。

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2019年12月17日 (火)

2020オリンピック聖火リレー詳細が公表 県選考の聖火ランナーに成田市からは田中智美さん、仲田篤孝さん

こんばんは、小池正昭です。

いよいよ今日、東京2020オリンピック聖火リレーの詳細が公表されました。
令和2(2020)年3月26日(木)に福島県をスタートして、千葉県内は7月2日(木)から4日(土)の3日間で258人・組が県内各地を走り聖火をリレーします。
このうち、私の地元成田市は7月3日(金)に以下の区間で聖火リレーが行われます。

航空科学博物館(芝山町)→三里塚さくらの丘(11スロット)
成田市役所→成田山新勝寺(9スロット)

注目の聖火ランナーには、千葉県選考分で65人と1グループ(10人)の計75人が選定されました。
1グループ(10人)は、東日本大震災で津波被害のあった旭市立飯岡中学校の卒業生と在校生が選ばれています。

そして私の地元成田市からは、リオ五輪の女子マラソンに出場した田中智美さん、2004全国高校駅伝や2009箱根駅伝に出場して活躍した仲田篤孝さんの二人が選ばれています。

いよいよオリンピックイヤーも間近に迫り、各競技が行われる千葉県としてもその機運を盛り上げていかなければなりません。
皆様も是非今後の動きなどご注目いただければと思います。

Img_0656_20191218095001 Img_0660 Img_0661 そして夜は、成田ライオンズクラブチャリティーディナーショー。
成田市出身の三味線奏者 紺谷英和さんと、横笛、キーボード、パーカッションの素晴らしいコンサートでひと時楽しませていただきました。
このようなコラボは、一般的な三味線の概念を超えるもので、新たな魅力を感じたところです。
そしてライオンズクラブの皆さんからは、台風で被災した千葉県に対して会費の一部を義援金に当てていただきました。
議員の一人として深く感謝申し上げます。

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2019年12月16日 (月)

台風被災者へ迅速な対応を!

こんばんは、小池正昭です。

今日は午前中に事務作業、その後成田市役所でいくつか打ち合わせなどを行いました。
そのうちの一つに、令和元年台風第15号からの一連の災害により住宅に甚大な被害を受けられた方々への応急仮設住宅の供与があります。
これは、住宅が被害を受けて居住できる状況にない被災者に対して、民間賃貸住宅を借り上げて住宅の供与を行うもので、「みなし仮設住宅」と称しています。

この秋の台風では県南部で大きな被害となりましたが、成田市内でも住宅被害がありこの「みなし仮設住宅」を申請する方がいらっしゃいます。
しかしながら、市の窓口で受け付け県との手続きを進める上で契約書の提出や書類作成・審査などを含めて一定期間を要すること、特に窓口の市町村がその対応に慣れていないこと、この事業に適した物件を自ら探して不動産業者と交渉しなければならないことなど、煩雑とも思われる部分があるようです。

当然に公的支援を受けるのでその審査は適切に行われなければなりませんが、被災者支援という観点からすると各行政は被災者に寄り添い一刻も早く居住環境を支援する姿勢が求められます。
実際にこの制度を利用しようとしている方のご意見を伺い、県と市の担当課に対して適切かつ迅速な対応をお願いしました。

午後からは成田空港騒音対策地域連絡協議会の常任理事・監事合同会議が開催され、顧問として出席しました。
国、県、市、NAAの担当者も出席した今日の会議では、機能強化が進められる中で騒音地域の線引きなど移転対象区域の決定がいつになるのかそのスケジュールがいまだに明確にならない事、地域振興策で要望した内容の動きが見えない事、要望した防音対策の拡大につて実現していない事、などなど住民側から不満の意見がありました。

成田空港の更なる機能強化は何としても進めなければなりません。
しかし、その決定プロセスの中で約束したこと、これまで地域が長年抱えてきた問題などについては、その実現と解決に向けた努力が目に見える必要があります。
私は、騒音や落下物による被害のため内陸空港の負の部分が強調されますが、成田空港の様々な歴史を踏まえ内陸空港にあることが利点となるような逆転の発想で世界のモデル的な空港と地域づくりを目指す努力をしてまいりたいと思います。

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2019年12月15日 (日)

地元商店会福引で初の餅つき、そして「ドリームサッカーin成田」など

こんばんは、小池正昭です。

Img_0592 Img_0591今日は地元の商店会「全三里塚商和会」の福引。
毎年私の自宅の隣で行われる商店会行事で、多くの方々が行列を作り盛り上がります。
そして今年は、初の試みで地元有志の協力を得て、福引会場で餅つき大会を開催しました。
数年前から冬の地元行事として何かできないかと思案していたところですが、令和のはじまりと共に行動を起こしてみました。
餅つきという事で目新しさはないものの、先ずは時節柄と労力、経済性などを総合的に判断した結果が餅つきとなりました。

Img_0654 初めての試みでもあったため、福引に並ぶ方々も自由に食べていいのか戸惑いもあったようです。
幸いにも会場の隣で長年和菓子店を営んでいる越川菓子店さんの全面的なご協力もあったため、初回としてはまずまず成功と言える結果であったと思います。
振り替えると台風や大雨など今年の災害を経て改めて地域のつながりの重要性を実感した令和元年。
成田空港に隣接する私の地元地域もに様々な変化が訪れてきています。
新たな時代に入り各種団体の皆さんからも地元の将来について色々なご意見をいただいますので、共に地域づくりに資する試みを今後も実践して参りたいと思います。

Img_0599 Img_0597 Img_0608 Img_0606 そして第36回中郷地区駅伝大会へ。
成田空港の騒音地区である中郷地区は、多くが移転の対象区域になっているため住民の減少傾向が続いています。
しかし伝統の行事を引き継ぐ努力が続けられ、今年は旧中郷小学校が「ふるさと交流館」として生まれ変わりました。
空港の拡張が具体的に始まる中で、騒音地域では依然として多くの問題も抱えている現実があります。
私としては、成田空港の更なる機能強化を推進する立場として、騒音地域の様々な問題を把握しその解決に向けての活動を続けて参りたいと思います。

Img_0653 Img_0643 午後からは、宝くじスポーツフェア「ドリームサッカーin成田」。
開会セレモニーに参加させていただきました。
ドリームチームは、団長:奥寺康彦、監督:釜本邦茂、選手に、柳沢敦、秋田豊、中田浩二、鈴木啓太、鈴木隆行、福田正博他という豪華な顔ぶれ。
かつて日本代表として活躍した選手たちを身近に感じることができる素晴らしいイベントで、会場を訪れたサッカーファンにとってはたまらない1日となったのではないでしょうか。
来年はいよいよ東京でのオリンピック。サッカー日本代表の活躍を期待し応援して参りたいと思います。

その後は、野毛平地区の高齢者クラブ「グレースクラブ」の忘年会。
最近の県政の状況や成田空港の実情などお話しさせていただきました。
国会で問題となった「桜を見る会」や森田知事の災害対応への批判などが話題となりましたが、総じて「政治がしっかりとして欲しい」というご意見であったと思います。
最近参加させていただく場では同様のご意見を多く賜りますので、改めてそれらを胸に刻み行動して参りたいと思います。

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2019年12月14日 (土)

スキー場の雪不足が心配

こんにちは、小池正昭です。

今日は、昨日に比べて日中には温かさを感じますが、一方で暖冬といわれる今年はスキー場での雪不足の心配が出てきています。
学生の頃から時間を見つけてはスキーに行っていた私としては、オープンが遅れている各地のスキー場の状況が心配な2019-2020シーズンです。

午前中は事務作業に時間を割き、日中は美郷台二丁目餅つき大会に参加しました。
年々参加者も増加しているように思います。
若い世代の流入も続いているこの美郷台地区は、各町内の自治会活動も活発に行われていて定期的に住民相互の交流の場も設けられています。
地域の方々と様々なお話をしながら、つきたてのお餅を美味しくいただきました。

さて、この後は鬼澤雅弘市議会議員の後援会役員忘年会、そして私の後援組織「友の会」の役員忘年会となり帰宅が深夜になりそうですので、早目の更新です。

 

 

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2019年12月12日 (木)

県土整備常任委員会 そして騒対協要望活動に同席

こんばんは、小池正昭です。

今日は担当の県土整備常任委員会が開催され、補正予算案などを含む議案について審査しました。
台風と大雨による災害復旧、被災した家屋への支援、また被災者の住宅を確保する支援、そして県営住宅の入居に際して来年度から保証人を不要とする条例の改正などについても議論が行われました。
午後から被災地視察を控えて午前中2時間での審査を予定していましたが、議案と県土整備部が所管する内容についての質疑が続いたため、時間を延長することとなりました。
委員会に出席いただいた職員の方々には、お昼休みの時間がほとんどなくなり、大変ご迷惑をおかけしたのではないかと思います。
今後は、議案の数や委員からの質問の想定に余裕を持ち、視察がある際などについては時間配分など注視して委員会運営にあたってまいります。

そして県内視察は、10月25日の大雨で大変な被害を受けた佐倉市の印旛沼、鹿島川、高崎川について。
私自らが提案した視察内容でしたが、急きょ地元の成田空港騒音対策地域連絡協議会(騒対協)の役員の方々が、副知事に要望書の提出を行う際に地元議員として同席する必要が生じたため、視察には参加せず県庁にとどまりました。

騒対協からは、昨年3月に四者協議会で合意した「成田空港の更なる機能強化」の手続きが進められている中で、「地域の課題解決の道筋は全く見えない」という強い意見が高橋副知事に浴びせられました。
四者協議会にいたる様々な協議の場においても、長年地域に山積している課題や落下物の恐怖、そして新たな騒音区域の設定によって同一集落で一戸のみが移転対象となっていない問題など、地元からの切実な声に配慮することが求められましたが、その解決の方向が見えていない状況にあっります。

成田空港の発展には、地域との共栄共生が必要です。
地域の実情を理解し、問題を解決しながら成田空港が我が国最大の国際空港としての地位を維持するように引き続き努力するのみです。

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2019年12月 9日 (月)

災害義援金募集期間を延長へ 11月29日現在義援金の合計は21億円

こんばんは、小池正昭です。

週末から各行事、忘年会への参加などが続き更新が滞りましたが、元気に活動中です。
そして県議会は週が明けて今日も一般質問が続きました。

本会議後は、児童虐待防止対策PTの勉強会に参加。
講師に千葉大大学院医学研究院法医学教育研究センターの岩瀬博太郎先生をお迎えして「虐待に関わる法医学の現状と課題」と題したお話を拝聴しました。
私たちが身近に接する医学ではなく、「国家医学」に分類される法医学、隠れた犯罪などを明らかにするために重要ですが、我が国においてはその重要性への認識や予算措置など様々な問題があることを知る機会となりました。
解剖率が低い千葉県、虐待による死亡が明らかにされていないケースも考えられます。
児童虐待を撲滅するためには、幅広い取り組みが求められていると実感しました。

さて、9月の台風15号、19号、そして10月25日の大雨により大きな被害を受けている千葉県、全国から義援金が寄せられています。
そして千葉県は、「がんばろう!千葉 千葉県災害義援金」の募集期間について、現在も多くの義援金が寄せられていることから、当初の予定であった12月30日までから令和2年3月31日まで延長することを決定しました。

なお、11月29日現在の受け入れ状況は以下の通りです。
千葉県口座 13億3,420万265円
日赤千葉県支部 6億9,904万8,197円
千葉県共同募金会 1億367万2,373円...
合計は、21億3,692万4,835円

多くの義援金をお寄せいただきありがとうございます。
引き続き寄せられたお気持ちに沿えるように復旧復興に全力あげて参ります!

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2019年12月 5日 (木)

各議員の質問から

こんばんは、小池正昭です。

県議会は質問が3日目に入り、今日から個人の一般質問が始まりました。
昨日までの代表質問とは違って、各選挙区の地域の問題なども提起されるため、広い千葉県の様々な課題を認識することが出来ます。
また、議員個々の始点の違いから改めて問題意識を持つ内容もあります。
引き続き、明日以降の各議員の質問にはしっかりと耳を傾けてまいります。

その質問の内容で、いずれ訪れる太陽光パネルの処分の問題。
パネルの寿命が訪れ一気にかつ大量に廃棄される時期が訪れます。
国策で進めた太陽光発電、国としてもその課題に対処しなければなりませんが、県としての当事者意識も必要であると感じた次第です。

また、京葉線の複々線化の問題。
企業庁が保有していた用地の一部が既に売却されてしまっていて、その後国の審議会で複々線化が位置付けられたため、結局それを買戻ししなければならないという事です。
将来の需要予測や都市の発展を見定めるのは難しいとは思いますが、手戻りの無いように施策を展開していかなければなりません。
政治に携わる身として改めてこの問題を認識しつつ、将来に責任のもてる判断がなされるように議会としても常に監視し、活動していかなければならないと感じた次第です。

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2019年12月 4日 (水)

代表質問2日目終了 各種議員連盟などに参加

こんばんは、小池正昭です。

代表質問2日目が終わりました。
昨日に続いて台風15号の災害対応について、知事への質問が重ねてありました。
改めるべきところは改め、約500億円という過去最大の補正予算を計上した復旧・復興への議論にシフトしていかなければなりません。
本会議日程後の常任委員会の準備も同時並行して進められつつありますので、所属する県土整備常任委員会所管の補正予算など、議案についてしっかりと調査し臨んで参りたいと思います。

Img_0519 Img_0518 お昼には「花き生産振興議員連盟」の総会に出席。
全国第2位の花き生産県である千葉県。今年は特に台風15号等によって大きな被害が発生しました。
施設の復旧や需要拡大の取り組みを強化するよう求め、産地と生産者を応援して参ります。
なお来年も1/10(金)~13(月)まで、千葉県フラワーフェスティバルがそごう・西武千葉店6階にて開催されますので、お立ち寄りいただければと思います。

Img_0522 Img_0523 本会議終了後は、「AED普及と実施率向上に向けたプロジェクトチーム」の勉強会に参加。
3年前に議員発議で条例を制定、県は条例に基づき下記の施策を柱に普及促進計画を策定し取り組んでいます。
①AEDの設置促進
②適切なAEDの表示と維持管理
③県民へのAED情報の提供...
④救命講習受講者の増加
⑤学校での救命講習の実施
⑥補助実施者への援助
そしてAED使用率、生存率、社会復帰率の向上など現状の課題と問題点を踏まえて、令和2年9月に次期計画の策定を目指し引き続き取り組みが行われていきます。

その後は、千葉県私学振興財団と私学振興議員連盟の懇談会となりました。
県内の私立中学・高校、幼稚園、各種専門学校の理事長や校長先生らとの意見交換は、有意義なものでありました。
特に、教育界で様々な問題が発生している中、現場のご意見を賜りました。
公教育と私学教育、共に千葉そして日本の発展の原点でもありますので、今後とも教育環境の充実に努めてまいります。

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2019年12月 3日 (火)

自民党代表質問 森田知事の災害対応を厳しく指摘 知事は給与と期末手当の減額を表明

こんばんは、小池正昭です。

先週開会した県議会は今日から質問の日程に入りました。
午前中には代表質問が行われ、そのトップバッターとして自民党同期の實川隆議員が登壇、知事の政治姿勢として台風15号の際の対応について多くの時間を割いて問いました。

  • 災害対策本部設置が遅れたのはなぜか
  • 知事が非公式にいわば”お忍び”で災害状況の視察を行いし県庁を離れたことは適切か
  • 事務方から被害状況の報告はあったのか
  • 幹部職員と知事自身との連絡体制は取れていたのか
  • 県警のヘリコプターによる空からの被害状況は適切に把握できたのか
  • 職員配備について定められた人員が配置されなかったのはなぜなのか

などなど、その他にも多くの問題が厳しく指摘されました。

これに対して知事は答弁で、自らの行動が不適切であったこと、多くの対応が不十分であったことを認めました。
そして、知事としての政治的責任を問う質問に対しては、給与と期末手当の減額を表明し、改めて県民に寄り添い責任を持って職務にあたることを表明しました。

自民党が森田知事に対してその政治姿勢や対応について厳しく問うのは異例でもあります。
しかし、県内各地を選挙区とする所属議員は、被害の大きさと県民の被災状況を目の当たりにして、県としての対応が不適切であるという思いを強くしていたところであり、既に多方面から森田知事の対応について出されている多くの批判も当然であると理解しています。

今後は、災害対応につての検証も行われていますので、知事自らが改めてあらゆる災害時の対応について適切な指示が行える体制を確立することと、県の全組織についても今回の対応の失敗を繰り返さない体制づくりを強く求めるものです。

そして何よりも、千葉県の最高責任者として知事自らがその責任を果たして、常に正しい政策判断を下して欲しいと強く望むものです。

今後も自民党としては、災害復旧に全力を挙げて被災地の復興と被災された方々の生活の安定に最大限の努力をしてまいります。

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