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2020年8月 5日 (水)

県立高校における未登録の教育財産等の管理方針について

こんばんは、小池正昭です。

今日の千葉県内の新規感染者数は50人でした。
直近7日の1日平均で49.9人となり高い数字です。

私の地元成田市でも20代女性看護師と60代女性の2人が加わり、これまでの累計で21例となり徐々に増加してきています。
病床稼働率の上昇にも懸念が生じ始めていますので、新規感染者の発生を抑制するためのご理解とご協力を更に強めなければなりません。

さて、今年4月「教育長」名で「県立学校における未登録の教育財産等の管理方針について」という通知が発出されたとのことでした。
この件についていくつか意見を頂戴したため、学校現場の実情を確認する目的で地元の成田北高校における状況を一例として参考にすべく視察させていただきました。

この教育長の通知にによると、多くの学校で敷地内に未登録の財産等が部活動の保護者会やPTAによって設置されていることに、監査委員から注意事項として改善が求められているとのことでした。
通知文書によるとその理由は、大きく2点が挙げられています。

  • 敷地内に未登録、未許可の違法建築物等があると校舎の増改築の際に建築許可を受けられないなど支障があること
  • 万が一、崩壊や転倒等に起因した事故の発生により生徒等が負傷した場合、管理責任を問われ大きな問題となりかねない

”確かに”、と納得する内容の通知です。

そしてこの通知を理解した上で学校の現場を見させていただいた次第です。

折しも、成田北高校のグランドでは野球部が大会中で、初戦を見事に突破して次の試合に向けて部員たちが一生懸命に練習中でした。
また、テニス部も炎天下の中で練習に励んでいました。

生徒たちが練習に打ち込む姿に清々しさを感じながらもグランドの各所を見渡すと確かに様々な構築物などが存在しています。
その構造や形態などからしても、保護者会やPTAが”生徒たちのために”との思いで設置したであろうとの想像も容易にできるものもありました。

ただし、どれを見ても既にかなりの年数が経過していることや、部活動において”必要な施設”となっている現実もありました。
用具や砂を保管するための小屋やコンテナ、野球部では練習に必須の防球ネットなど、仮に撤去となると活動にも制約が出るのではないかと感じるものが多くありました。
一方で、老朽化した施設もあり改善や撤去が必要な施設が存在することも理解しました。

県教育庁によれば、未登録財産等の安全について「学校長が必要と判断する」とされています。
そのため、学校側では先ずは安全を第一に考慮して判断しますが、撤去が行われた場合にはその代替施設の手当をどうするのかという問題が生じます。

また、既に使用開始から長い年月を経過しているものが多く、設置した当初の経緯、その後使用を継続している間にその必要性や安全性についてどのような議論があったのか、現在赴任されている先生方ではわからない部分が多くあるようでした。

保護者会やPTAからすると、「県に要望しても整備してくれない」ということで何よりも「生徒たちのため」、「学校のため」との思いで施設等が設置されている現実と、それを長い年月使用させてきたことなど、様々な問題が絡むと感じたところです。

少子化により今後、各県立学校の募集定員を減少させる検討も始まっています。
一方で私立高校では、様々な特色を打ち出し経営努力をしながら施設面の充実も図り、生徒募集に力を入れている側面があります。
この状況からも、今後の県立学校のあり方が問われていると認識していますが、今日の成田北高校の視察で改めて県立学校の施設面の課題を見ることになりました。

千葉県の教育環境を充実させるためには、私立学校への支援が不可欠です。
一方で、県立学校も重要な役割を果たさなければなりません。
そのような思いと、何といっても「教育は国家百年の計」との認識を引き続き強く持って、教育関連の課題を把握しその解決に取り組んでまいりたいと思います。

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