おはようございます、小池正昭です。
珍しく朝方の投稿です。
内容は昨日のものですが、昨日は知事選挙の出陣の内容がメインであったため日をずらして活動の内容をお知らせします。
昨日、千葉市内での知事選挙に係る活動の後に、成田空港会社NAAを訪問しました。
成田空港はこのコロナ禍で大打撃を受けています。
航空関係は、国内で最も影響を受けていると言っても過言ではないかもしれません。
今日も成田空港は閑散としていて、この状況がまさか1年以上続くとは誰も予想もしなかった事態です。
国際航空運送協会IATAによれば、2019年レベルに戻るのは2024年ころになるという予測でしたが、NAA関係者とのお話ではその予測も厳しいのではないかとの事でした。
この状況の中で当然に雇用状況が悪化しています。
コロナ前は、空港関連の雇用意欲が旺盛で有効求人倍率も年々高まってきていましたが、現在はその有効求人倍率も県下で最低レベルに落ち込んでいる厳しい現実があります。
コロナの影響が出始めてからこれまでは、国の制度などによって何とか雇用も維持されてきましたが、コロナ禍が予想以上に長期化し、雇用調整助成金などの国の制度も縮小されていく見通しがあり、今後雇用状況が更に厳しくなるという問題に直面しています。
そのため、千葉県、千葉労働局、産業雇用安定センター、そしてNAAの協力のもと、個人や企業の雇用などを中心に相談を受けつける「ナリタJOBポート」が1月12日に開設されました。
そして今日、その「ナリタJOBポート」を訪問して、運営の状況を視察しました。
曜日別に相談内容が設定されていますが、木曜日の今日は企業向けの日。
産業雇用安定センター千葉事務所の方から状況の説明を受けました。
いよいよ年度末を迎えて各企業にも動きが出て来ているようです。
厳しい現実もありますが、先ずは個人も企業も相談いただき、空港を支えていただいてきた貴重な人材とその雇用を守る支援を関係機関が全力で支援しなければなりません。
機能強化が進められている成田国際空港。
世界に冠たる国際空港として成長発展させていくためには、人材が必要なことは言うまでもありません。
空港づくりはまさに国家プロジェクト。
国も千葉県もハードの整備だけでなく、コロナ後を見据えて人材の確保とその育成を後押ししていくべきです。
空港という特殊性のある産業を持つ千葉県。
その政策は多岐にわたりますが、私としては、現在の雇用問題はもちろん、引き続き成田空港と周辺地域を発展させるために様々な面に関与しながら活動してまいる所存です。
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